ECC外語学院のTOEIC L&R TEST集中コースについて

こんにちは。

当記事では、大手英会話教室「ECC外語学院」を利用したTOEIC対策についてご紹介します。

結論として、ECC外語学院では通学受講で「TOEIC L&R TEST 集中コース」の受講が可能です。

ただし、ECC外語学院のTOEIC短期集中コースはサービス量に対する料金が少し高めだったり、TOEIC 800点以上を目指す人には不向きなどのデメリット部分もあります。

短期集中で200～300点以上のスコアアップを目指したい方やTOEIC 800点以上が目標の方はLiberty English Academyのようなコーチングタイプのスクールの受講もおすすめです。

この記事では、ECC外語学院のTOEIC対策コースの特徴や強みを解説した上で、他のおすすめのTOEIC対策スクールもご紹介しますので、特に短期集中でTOEICのスコアアップを目指している方はぜひ参考にしてみてくださいね。

　

公式サイト

ECC外語学院

　　

　

１．ECC外語学院 TOEIC L&R TEST集中コースの基本情報

　

まずはECC外語学院のTOEIC TEST集中コースの基本情報を確認しましょう。

　

1-①　ECC外語学院の概要　

ECC外語学院は1962年に創業した日本でも老舗の英会話教室の一つで、国内に約150ヵ所の校舎がある大手のスクールです。

これまで累計900万人以上の受講生がECC外語学院で学び、法人の導入実績も多数あるなど、信用と実績は他の英会話教室とは一線を画していると言えるでしょう。

「ECCキッズ」「ECCジュニア」「ECC外語学院」「ECCオンライン」など幼児からシニア世代まで幅広い年齢層向けに様々なサービスを展開しており、ECC外語学院にTOEIC TEST集中コースがあります。

TOEIC TEST集中コースは、日本人のバイリンガル講師から主にグループレッスンでTOEIC対策を学び、10週間の短期集中でTOEICのスコアアップを目指します。

受講料金は少し高めですが、就職・転職・昇進などのキャリアアップのために短期集中でスコアアップを目指したい方におすすめのプログラムです。

　

1-②　TOEIC TEST集中コースの基本情報・料金

続いて、TOEIC TEST集中コースの基本情報や料金体系を確認しましょう。

　　

　　　　

TOEIC集中コースは目標スコア「500点」「500点～695点」「700点～800点」の3段階に分かれており、自分の英語レベルに合ったレッスンを受けることが可能です。

なお、入会金と受講料金のほかに諸経費と教材費が発生しますので、詳しい金額は無料体験を受講する際に質問しておくようにしましょう。

　　

２．ECC外語学院 TOEIC L&R TEST集中コースの特徴・強み

　

続いて、ECC外語学院のTOEIC集中コースの特徴や強みを見ていきましょう。

　　

2-①　目標スコアでクラスが分かれている

ECC外語学院のTOEIC集中コースは目標スコアでクラスが分類されており、受講前の英語レベルや目標レベルに合わせて適切なレッスンを受けられるという強みがあります。　

　　

　

過去6ヶ月以内に受験したTOEICのスコアを参考にクラスを分けているので、ECC外語学院のTOEIC集中コースの受講を検討している方は、予めTOEICを受験して自分の現在スコアを確認しておくようにしましょう。

　　

2-②　日本人バイリンガル講師によるレッスン

ECC外語学院のTOEIC集中コースの強みの一つは、日本人のバイリンガル講師からレッスンを受けられる点です。

バイリンガル講師なので単語・文法などの基礎的な部分は日本語で丁寧に説明してくれる一方、発音や英語の独特な表現などはネイティブ並みの知識で教えてくれるため、質の高いレッスンを受けることができるでしょう。

　

2-③　専任カウンセラーのサポート

ECCが外語学院では、バイリンガル講師からTOEIC対策のレッスンを受けられるだけでなく、専任の日本人カウンセラーが英語学習をサポートしてくれます。

レッスンに関する悩みや不安を相談できたり、TOEIC対策の学習カリキュラムを一緒に作成してくれたりと、目標スコアの達成に向けて細かなサポートを受けられるため、モチベーションを維持してTOEIC対策に集中できるのも強みの一つです。

　

2-④　短期集中でスコアアップを目指せる

ECCが外語学院のTOEIC集中コースは1回160分とレッスン時間が長いのも特徴です。

一般的な英会話教室は1回のレッスンが50～60分ですが、1回160分のレッスンを週1回・合計10回と短期的に受けることで、約3ヶ月という短期集中でTOEICのスコアアップが期待できます。

　　

2-⑤　スコアアップ保証制度

ECC外語学院のTOEIC集中コースの「Standard」と「Advanced」のクラスには、2ターム連続で同時に受講した人を対象に100点アップのスコアアップ保証制度が付いています。

過去6ヶ月以内に受講したスコアより100点以上アップしなかった場合、保証制度の条件を満たしていれば、無料でもう1ターム受講することが可能となります。

なお、1タームは160分×10回なので、160分×20回のレッスンの申し込みが必要になる点は注意しましょう。

　

公式サイト

ECC外語学院

　　

　

３．ECC外語学院 TOEIC L&R TEST集中コースのデメリット

　

ECC外語学院のTOEIC集中コースの特徴や強みを見てきましたが、次にデメリット部分についても確認しましょう。

　

3-①　受講料金は高め

ECC外語学院のTOEIC集中コースは、160分×10回のグループレッスンで15,000円（入会金）+140,800円（受講料金）+約10,000円（教材費）で約165,000円の費用がかかります。

さらに管理費などの諸経費も月額で発生するため、トータルで約20万円弱の予算が必要となります。

100点のスコアアップ保証制度を利用するには2タームの受講が必要であることから、目標スコアを着実に達成するためには更に140,800円の受講料金を足して約35万円の受講料金がかかる可能性があります。

約35万円の予算をかけるのであれば、TOEIC対策専門でTOEICのスコアアップ実績が豊富なスクールも受講可能なので、後ほどご紹介するTOEIC対策におすすめのスクールの受講もECC外語学院と併せて検討してみてください。

　　

3-②　グループレッスン（個別カリキュラムなし）

ECC外語学院のTOEIC集中コースはグループレッスンで開催されます。

グループレッスンは受講料金が安くなるというメリットがある一方で、基本的にスクール側が用意したカリキュラムに沿って授業が進行するため、一人ひとりの弱点や課題を全て解決できるとは限りません。

TOEICを効率良くスコアアップするには、苦手分野の発見と解決を適切に実施することが大切ですが、グループレッスンのみのECC外語学院ではカリキュラムに合わなかった場合、スコアが伸び悩むリスクがあります。

一応、TOEIC対策のマンツーマンレッスンも用意されていますが、1回のレッスンが22,000円と高額のため、何度もマンツーマンレッスンを受けると受講料が高額になるというデメリットに注意しましょう。

　

3-③　週1回×10回のレッスンでは大幅なスコアアップは難しい

160分のレッスンを週1回×10回で合計1,600分（約27時間）のTOEIC学習をするだけでは、大幅なスコアップは期待できません。

人によって異なりますが、一般的にTOEICのスコアは1時間の勉強で1点アップが目安と言われています。

たとえば、3ヶ月で200点のスコアアップを目指す場合は200時間の勉強が目安となり、200時間- 27時間 = 173時間の自主学習が必要になってくるわけです。

この173時間の自主学習でいかに効率良くTOEIC対策をするかで短期集中のスコアアップが実現できるか決まるわけですが、ECC外語学院にはレッスン以外の自主学習のサポートはあまり期待できないため、結局は個人のやる気やモチベに左右されてしまうというデメリットにも気を付けなければなりません。

　

3-④　自主学習のサポートがない

前述の通り、ECC外語学院のTOEIC集中コースではあまり自主学習のサポートは期待できません。

自主学習の質を上げて短期集中でスコアを伸ばすためには、受講生一人ひとりの課題を分析し、課題を解決するための自主学習の内容をアドバイスしたり、進捗状況を確認したりと丁寧なサポートが大切です。

英語初心者やTOEICのスコアが伸び悩んでいる方は「どのようなTOEIC対策をすればいいか分からない」という悩みや不安を抱えていると思いますので、このような方は専属コンサルタントが自主学習をサポートしてくれるコーチングタイプのスクールの受講がおすすめです。

　　　

3-⑤　オンライン受講不可

ECC外語学院のTOEIC集中コースはオンラインでは受講できません。

ECC外語学院の校舎が自宅や会社の近くに教室がない場合や、学校や仕事のスケジュールの都合で通学受講が大変な方は、他のTOEIC対策が可能なスクールを選ぶか、オンライン受講できるスクールの受講を検討してみましょう。

　　

3-⑥　保証制度の利用条件が厳しい

「Standard」と「Advanced」のクラスは、2ターム連続で受講した人を対象に100点アップのスコアアップ保証制度が付いていますが、保証制度の利用条件は注意する必要があります。

　　　

　

全レッスンにおいて無遅刻・無欠席・無早退かつ全ての単語テストや小テストの正答率が90%以上と、保証制度の利用条件は非常に厳しいため、2ターム受講すれば必ずスコアアップ保証制度が適用されるわけではない点に注意しましょう。

　

４．ECC外語学院 TOEIC L&R TEST集中コースよりおすすめスクール

　

ここまでECC外語学院のTOEIC集中コースの特徴や強み、デメリット部分についても解説してきましたが、「初心者レベルからでもTOEICのスコアを大きく伸ばしたい方」や「TOEIC 700点・800点・900点以上の高スコアを目指したい方」は、専属コンサルタントがTOEIC対策を総合的にサポートしてくれるコーチングタイプのスクールがおすすめです。

コーチングサービスがおすすめな理由も解説し、ECC外語学院とサービスを比較していきますので、ぜひ参考にしてください。

なお、TOEIC対策におすすめなスクールが知りたい場合は、こちらの記事（【TOEICコーチング】最高峰のコーチングスクール16選）も参考にしてみてくださいね。

　

　　

4-①　専属コンサルタントのサポート

TOEICの高スコアを短期間で達成するためには、スコアで伸び悩んでいる弱点部分や課題を分析して、弱点克服・課題解決のために適切な対策を実施する必要があります。

コーチングスクールはTOEIC対策に特化したコースがあり、TOEICの指導に熟知したコンサルタントが専属で付いてくれます。

専属コンサルタントは受講生一人ひとりの弱点や課題を客観的に分析し、第二言語習得論などの言語習得論をベースに「学習プランの作成」「弱点や課題を言語学の知見から解決する勉強法をアドバイス」「定期面談で進捗状況の確認・学習プランの修正」など適切な対策をサポートしてくれます。

結果として自主学習の質が最大化し、独学や英会話教室を利用するよりも、遥かに効率的にTOEICのスコアを伸ばすことが可能になります。

　　　

4-②　TOEIC対策の専門知識を持つ日本人コンサルタント

ECC外語学院にもTOEIC集中コースがあり、TOEIC対策に詳しい講師が在籍していますが、第二言語習得論など言語学の専門的な知識がある講師は多くは在籍していません。

英語と日本語は言語のルーツが根本的に異なるため、日本人が英語を第二言語として身に付けるのは非常に難しいと言われています。

TOEIC対策が可能なコーチングスクールでは、日本人への英語指導の実績が豊富なコンサルタントが第二言語習得論などの言語学をベースにTOEIC対策をサポートしてくれる点からもおすすめです。

　

4-③　TOEIC対策の客観的な実績

厚生労働省が管轄している一般教育訓練給付制度のデータを確認すると、コーチングスクールは客観的に高い目標達成率を残していることがわかります。

当サイトでおすすめしているスクールのデータを抽出しましたので、参考にしてみてください。

　　

• LIBERTYは入会金無料キャンペーン込みの受講料金
• 令和4年度の実績
• 参考：教育訓練給付制度［検索システム］

　

たとえばLIBERTYはTOEIC 895点以上の目標達成率が約90%と非常に高い実績を誇っています。

TOEIC対策の客観的な実績データがあるスクールの方が信用度が高く、目標スコアを達成できる可能性も高いと言えるでしょう。

コーチングスクールはECC外語学院と比較すると受講料金は高めですが、就職・転職・昇格・海外転勤など理想のキャリアを実現するためにTOEICの高スコアを目指したい方には、価値のある自己投資とし受講を検討してみてください。

　

５．ECCオンラインのTOEIC L&R対策について

　

ECCグループには、通学受講のECC外語学院の他にオンライン完結サービスの「ECCオンライン校」があります。

これまでご紹介してきたECC外語学院のTOEIC TEST集中コースやコーチングスクールと比較するとスコアアップは期待できませんが、どうしても予算を安く抑えたい場合は、オンライン校の受講も検討してみてください。

　

5-①　ECCオンライン校のTOEIC対策の料金

まずはECCオンラインを利用する場合の料金を確認しましょう。

　　　

　

ECCオンラインのTOEIC対策は、TOEIC対策専用教材を購入してフィリピン人講師からレッスンを受けます。

人気プランは月8回のレッスンで月額4,620円と、ECCオンライン校はリーズナブルな価格で受講することが可能です。

　

5-②　ECCオンライン校のTOEIC対策教材は3種類

ECCオンラインでは英語レベル別に3種類の教材が用意されています。

　　　

　

こちらの教材はAmazonで事前に購入する必要があります。

教材がないとTOEIC対策のレッスンを受けられないので、ECCオンラインでTOEIC対策をする場合は必ず事前に購入するようにしましょう。

　

5-③【注意点①】フィリピン人講師のみ

ECCオンライン校のTOEIC対策はフィリピン人講師のみ対応しています。

日本人講師からはTOEIC対策のレッスンを受けられないため、特に英語初心者の方は日本語で説明して欲しい部分も英語で聞き取る必要があることから、レッスンが大変に感じる可能性があるので注意しましょう。

　

5-④【注意点②】レッスン内容を自分で決める必要あり

ECCオンライン校のTOEIC対策は「Vocabulary」「Grammar」「Listening」「Reading」の4種類から学びたいカテゴリーを自分で選択してレッスンを受ける必要があります。

TOEICのスコアが伸び悩んでいる方や英語が苦手な方は、そもそもどのカテゴリーを選べば良いのか分からずになんとなくレッスンを受けてしまい、非効率なTOEIC対策に陥る可能性があります。

　

5-⑤【注意点③】自主学習のサポートはない

ECC外語学院のTOEIC TEST集中コースと同じく、ECCオンライン校にも自主学習のサポートはありません。

従って、ECC外語学院のデメリットと同じく、英語初心者やTOEICのスコアが伸び悩んでいる方には適さないサービスと言えます。

ある程度は自主学習で勉強を進めることができて、自分の弱点や課題が明確な人には、ピンポイントで語彙・文法・リスニングなどを対策できるECCオンラインの受講が可能です。

　

６．まとめ：ECC外語学院 TOEIC L&R TEST集中コースの無料体験を受けてみよう

　

当記事では、ECC外語学院のTOEIC TEST集中コースについて解説いたしました。

ECC外語学院のTOEIC集中コースは3ヶ月集中でスコアアップを目指すプログラムであり、日本人バイリンガル講師からレッスンを受けられたり、目標スコアに応じた適切なレッスンを受けられるという強みがあります。

一方で、グループレッスンで非効率的なTOEIC対策になる可能性や自主学習のサポートがないというデメリットもあります。

これらの強みやデメリット部分を考慮に入れつつ、TOEIC 700点・800点・900点以上の高スコアを取得して本気で理想のキャリアを実現したい方は、自己投資をしてTOEIC対策の実績があるコーチングスクールの受講も検討してください。

TOEIC対策におすすめなスクールが知りたい場合は、こちらの記事（【TOEICコーチング】最高峰のコーチングスクール16選）も参考にしてみてくださいね。

　

　

公式サイト

ECC外語学院