QQ English（イングリッシュ）のIELTS対策の特徴や強みについて

こんにちは。

当記事では、大手オンライン英会話サービス「QQ English」を利用したIELTS対策の特徴や強みについて解説します。

QQ EnglishにはIELTSのスピーキング対策専用のカリキュラムが用意されており、スピーキングセクションのバンドスコアを集中的に伸ばすのに適したレッスンを受けることが可能です。

ただし、QQ Englishではリーディング・リスニング・ライティングを含めた4技能を総合的に対策できるわけではないため、IELTSのオーバーオールで6.5や7.0といった高スコアを目指したい方にはあまりおすすめではありません。

短期間でIELTS OA 6.5や7.0を取得したい方は、IELTS対策の専門的なコースが用意されているLiberty English Academyのような資格対策特化スクールの受講も検討してみましょう。

この記事では、QQ EnglishのIELTS対策をご紹介した上で、他のおすすめのIELTS対策スクールもご紹介していきますので、IELTSのスコアアップを目指している方はぜひ参考にしてみてくださいね。

　　

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１．QQ EnglishのIELTS対策の基本情報

　

まずはQQ Englishの基本情報を確認しましょう。

　

1-①　QQ Englishの概要　

QQ Englishは、2009年に開始したオンライン英会話サービスです。

基本的にオンライン英会話は非正規雇用の講師を採用しているため、講師の質に大きなバラつきがあるというデメリットがありますが、QQ Englishは在籍している1,700名以上の講師全員を正社員として雇用しているという強みがあります。

さらに、QQ Englishは講師全員に国際的な英語教授法「TESOL」の習得を義務付けているのもポイント。

TESOLは英語が非母国語の人に対して英語を上手く教える指導法で、TESOL修了者は非ネイティブの日本人に英語を指導する力が備わっています。

QQ Englishは他のオンライン英会話サービスと比べて講師の質が高く、難易度の高いIELTS対策としても高品質なレッスンを受けられるのが魅力と言えるでしょう。

　

1-②　QQ EnglishのIELTS対策の基本情報・料金

続いて、QQ EnglishのIELTS対策の基本情報や料金体系を確認しましょう。

　　

　　　　

QQ Englishは、毎月のポイント付与数に応じて月額料金が変わる仕組みです。

　

1-③　IELTS対策レッスンのポイント消費について

QQ Englishは教師の指導レベルやレッスン時間によって消費ポイントが異なり、IELTS対策レッスンを受けるためには1レッスンで最低150ポイントが必要になります。

たとえば月額11,980円で1,500ポイントを購入した場合、毎回150ポイント消費の講師を選べば10レッスン受けられますが、毎回180ポイント消費の講師を選んだ場合は、8回しかレッスンを受けることができません。

指導スキルや実績が高い講師ほど消費ポイントが高い傾向にあるため、講師を選んで質の高いレッスンを受ける場合は、少し多めの予算が必要になる点は注意しましょう。

　

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２．QQ EnglishのIELTS対策の特徴・強み

　

続いて、QQ EnglishのIELTS対策の特徴や強みについて見ていきましょう。

　

2-①　言語学のエキスパートが監修したカリキュラム

QQ EnglishのIELTS対策のカリキュラムは、イギリスの名門「オックスフォード大学」やロンドン大学で言語学や言語心理学を学び、両大学で修士号を取得した言語学のエキスパートが監修しています。

IELTSのスピーキング対策としてカリキュラムは40回のレッスンで構成されており、全レッスンが本番形式の模擬試験の形式を取っています。

言語学の知見からスコアアップに効果的な内容が盛り込まれており、IELTSの受験に慣れていない方はもちろん、スピーキングのバンドスコアが伸び悩んでいる方にもおすすめのカリキュラムと言えるでしょう。

なお、月額11,980円のコースで1,500ポイントが付与されるため、毎回150ポイントの講師を選べば毎月10回のレッスンを受けられます。

この場合、40回のレッスンをこなすのに4ヵ月かかるため、カリキュラムを修了するまでの見込み予算は11,980円×4ヵ月 = 47,920円です。

　

2-②　講師の質が高い

前述の通り、QQ Englishは講師全員が国際的な英語教授法「TESOL」を習得しており、採用後も継続的に指導スキルを高めるトレーニングを受けていることから、他のオンライン英会話サービスと比較しても講師の質が高いのが特徴です。

さらに、IELTS対策が可能な講師は約100人に限定されており、しっかりとしたIELTS対策の知識がある講師からレッスンを受けられる環境が整っています。

他のオンライン英会話サービスでは講師の質のバラつきが大きく、レッスンの質が講師の質に左右されるというデメリットを抱えておりますが、QQ EnglishではIELTS対策が可能な講師から言語学に基づいたカリキュラムで高品質なレッスンを受けれれるという強みがあります。

　

2-③　AI testで無料でスピーキング能力を測定

2023年11月にQQ Englishの新サービス「AI Test」が追加され、QQ Englishのアカウントがあれば無料で月5回までスピーキング能力の診断が可能になりました。

出題されるトピックに英語で回答することで「発音」「イントネーション」「流暢さ」「文法」「語彙力」の5項目をAIが診断し、スコアやフィードバックが提示された診断レポートを受け取ることができます。

IELTSのスピーキングセクションは、「流暢さ・一貫性」「語彙力」「文法力」「発音」の4つの採点基準でスコアが算出されることから、QQ EnglishのAI Testの診断項目は非常に参考になるでしょう。

実際、診断レポートには英語レベルがCEFRとIELTSのスコアで表示され、現時点で自分はどれくらいのスピーキング力があるのか、強みや弱みはどこにあるのかといった課題を見つけることができます。

定期的に無料でスピーキング能力を測定して、自分の立ち位置を正確に知ることができるのもQQ Englishの魅力の一つと言えるでしょう。

　

2-④　限定的なライティング対策が可能

QQ EnglishのIELTS対策に特化したカリキュラムはスピーキングセクションのみですが、QQ Englishの一般的なカリキュラムやツールを利用することで、限定的なライティング対策を実施することが可能です。

たとえば、QQ Englishの人気No.2の「トピックカンバセーション」では、写真描写やトピックに関するディスカッションを通して、幅広い英単語やKey Sentenceを学びつつ、論理的に一貫性をもって自分の意見を伝える練習をします。

こちらのカリキュラムでは、レッスンの際に英文添削の要望を伝えれば、エッセイの作文を講師に添削してもらうことができます。

IELTSに特化したライティング対策ではありませんが、文法の正確さ・語彙や表現の豊富さ・英語特有の論理展開などを学ぶことができるでしょう。

また、「Writing teacher」という無料の文章添削ツールを1日5回まで、1回の上限300ワードで利用することができます。

入力した英文をAIが添削してくれるため、簡単なライティング添削として利用してみるのもおすすめです。

　

2-⑤　初心者はカランやR.E.M.Sも有効

QQ EnglishのIELTS対策コースはスピーキングのバンドスコア4.5以上またはTOEIC 550点以上と日本人の平均的なスピーキング能力が求められます。

英語初心者～初級者の方はIELTSのカリキュラムに挑戦する英語レベルに達していない場合がありますが、QQ EnglishにはカランメソッドやR.E.M.Sなどのスピーキング能力やリスニング能力を鍛える専用カリキュラムが用意されています。

ある程度はIELTSの勉強に時間をかけられる人は、まずはカランやR.E.M.Sといった人気カリキュラムを受講してスピーキング能力の基礎を向上を目的としたレッスンを受けることも可能です。

　　

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３．QQ EnglishのIELTS対策のデメリット

　　

続いて、QQ Englishを利用したIELTS対策のデメリットについても確認しましょう。

　　

3-①　スピーキング対策のカリキュラムしかない

大きなデメリットの1つは、QQ Englishでは基本的にスピーキング対策しかできないことです。

IELTSは英語4技能を総合的に測定する試験であり、スピーキング能力が伸びても他のスキルでスコアを取れなければ、IELTSのオーバーオールで高スコアを取得することはできません。

他のカリキュラムやツールを利用して限定的なライティング対策などは実施できるものの、オーバーオール 6.5や7.0といった高スコアを目指したいのであれば、4技能を全体的に学べるカリキュラムが用意されているスクールの方がおすすめと言えます。

　

3-②　自主学習のサポートが少ない

QQ Englishを含むオンライン英会話はレッスンを提供するサービスが主体であり、自主学習をサポートしてくれるわけではありません。

たとえIELTS対策の40回のカリキュラムをこなして40回×50分=2,000分のスピーキング対策を実施したとしても、さらにリーディング・リスニング・ライティングの自主学習が必要となります。

しかし、初心者～初級者レベルの方やIELTSのスコアが伸び悩んでいる方は、自主学習で何を勉強すればいいのか、どのようにIELTS対策を進めていけばスコアが伸びるのか、わからない方も多いと思います。

従って、短期間で確実にIELTSのオーバーオールのスコアを伸ばしたい場合は、専属コンサルタントが付いて自主学習も含めてサポートしてくれるLiberty English Academyのようなコーチングタイプのスクールの受講がおすすめです。

　

3-③　レッスンの質を高めるには予算が必要

QQ Englishは講師の質が高いことが特徴のスクールであり、平均的にレベルの高いレッスンを受けられるでしょう。

しかし、IELTS対策が可能な講師の中でも、やはり指導経験・スキル・実績には違いがあり、経験豊富な講師からレッスンを受けるためには、多めのポイントを消費しなければなりません。

たとえば月額11,980円で1,500ポイントを購入し、指導実績が豊富な180～190ポイントの講師を選択すると、月に7～8回しかレッスンを受けられません。

レベルの高いスピーキング対策をしたい場合は、予算と相談しつつ、ポイント消費が多い講師を選択することも視野に入れる必要があります。

　

3-④　継続的な対策ができない可能性

QQ Englishの人気講師は予約がとりづらく、毎回同じ講師からレッスンを受けられない可能性があるのもデメリットの一つです。

IELTS対策の質を高めるためには、自分の英語レべルや現状の課題・弱点部分などを理解している講師から継続的にレッスンを受けるのが良いです。

しかし、毎回のレッスンでコロコロと講師が変わってしまうと、その都度レッスンの進め方が変わってしまったり、自分のことをあまり知らない講師から形式的なレッスンを受けざるを得ないリスクが出てきます。

　　　　

４．QQ EnglishよりおすすめのIELTS対策スクール

　

結論として、IELTSのオーバーオールで高スコアを目指したい方や短期集中でスコアを伸ばしたい方は、専属コンサルタントがIELTS対策を総合的にサポートしてくれるコーチングタイプのスクールがおすすめです。

なお、IELTS対策におすすめなスクールはこちらの記事で詳細をまとめていますので、こちらの記事（IELTS対策におすすめのコーチングスクール・塾・予備校15選）も参考にしてみてくださいね。

　

　　

4-①　専属コンサルタントのサポート

IELTSの高スコアを取得するためには、英語4技能の弱点や課題を分析して、弱点克服・課題解決のために適切なIELTS対策を実施する必要があります。

コーチングスクールはIELTS対策に特化したコースがあり、IELTSの指導に熟知したコンサルタントが専属で付いてくれます。

そして、弱点や課題を客観的に分析し、第二言語習得論などの言語習得論をベースに「学習プランの作成」「適切な自主学習のアドバイス」「定期面談で進捗状況の確認」「弱点や課題に合わせて学習プランの修正」などIELTS対策を丁寧にサポートしてくれます。

結果として自主学習の質が最大化し、独学や英会話教室を利用するよりも、遥かに効率的にIELTSのスコアを伸ばすことが可能になります。

　　　

4-②　英語4技能を効率よく伸ばす学習メソッド

IELTSのスコアを伸ばすために、多くの人は「リスニングを伸ばしたいから英語をたくさん聞く」「スピーキングを伸ばしたいから英会話レッスンをたくさん受ける」「ライティングを伸ばしたいから、英作文をいっぱい書く」などスキルごとの対策を実施します。

スキル特化した対策も必要ですが、最初からスキルごとの勉強をしてもスコアの伸びが期待できない可能性が高いです。

その理由は、英語4技能は独立したスキルではないからです。

それぞれのスキルは枝葉のようなもので、幹から枝分かれしているにしか過ぎません。

木の幹の部分、すなわち、英語の「核」を身に付けることで、枝葉のスキルの向上速度が飛躍的に高まります。

たとえば、Liberty English Academyの「グラマーテーブル」のように、最初に英語の「核」を身に付けてから具体的にIELTS対策を実施することで効率的なスコアアップを期待できます。

　　

4-③　IELTS対策の実績がある日本人コンサルタント

QQ EnglishにはTESOL修了者が揃っており、オンライン英会話の中でも質が高い講師が在籍していることは間違いありませんが、第二言語習得論などの言語学の専門知識がある講師は多くは在籍していません。

日本人に英語を教えるためには、日本人特有の英語学習で挫折しやすい点や英語ができないポイントを理解している必要があり、フィリピン人講師よりも日本人講師の方がより日本人の英語に対する苦手意識や課題を理解していると言えます。

IELTS対策が可能なコーチングスクールには、日本人への指導実績が豊富な日本人コンサルタントが第二言語習得論などの言語学をベースにIELTS対策をサポートしてくれる点からもおすすめです。

　

4-④　IELTS対策の客観的な実績

厚生労働省が管轄している一般教育訓練給付制度のデータを確認すると、前述のLiberty English AcademyはIELTSの目標スコア7.0の達成率が85%以上と非常に高い実績を誇っています。

　　

• 入会金無料キャンペーン込みの受講料金
• 令和4年度の実績
• 参考：教育訓練給付制度［検索システム］

　

IELTS対策の客観的な実績データがあるスクールの方が信用度が高く、目標スコアを達成できる可能性も高いと言えます。

LIBERTYはQQ Englishと比較するとトータルの受講料金は高いですが、留学や就職・転職・海外転勤など理想のキャリアを実現したい人には価値のある自己投資としてコーチングスクールがおすすめです。

　

4-⑤　留学サポートがある

たとえば、Liberty English AcademyではIELTS対策だけでなく、大学選定・出願手続き・入学手続きなどのサポートやエッセイ添削・現地の住居選定などIELTSの受験から留学まで総合的なサポートを受けることが可能です。

　

５．まとめ：QQ EnglishはIELTSのスピーキング対策が可能

　

当記事では、QQ EnglishのIELTS対策について解説いたしました。

QQ Englishでは質の高いカリキュラムに基づいてスピーキング対策を実施できるという強みがありますが、英語4技能を全体的に伸ばすサービスとしては不向きであると言えます。

スピーキングに特化してバンドスコアを伸ばしたい場合はQQ Englishの受講もおすすめですが、オーバーオールで6.5や7.0などの高スコアを目指している場合は、IELTS対策の実績があるコーチングスクールの受講も検討してみてくださいね。

こちらの記事（IELTS対策におすすめのコーチングスクール・塾・予備校15選）にIELTS対策におすすめのスクールをまとめてありますので、興味があるスクールがあればぜひ無料カウンセリングを受けて、スクールの雰囲気やサービス内容を確かめてみましょう。

　　

　　　　　　

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