こんにちは。
当記事では、大手英会話教室「NOVA(ノバ)」を利用したIELTS対策について解説いたします。
NOVA(ノバ)はIELTSに準じた「NOVAスコア」を採用していることから、常に自分の英語力とIELTSのスコアを比較することが可能なスクールです。
ただし、IELTS対策コースはないため、NOVA(ノバ)でIELTSに特化したレッスンを受けることは難しいと言えます。
NOVA(ノバ)を受講することでNOVAスコアのアップ = IELTSのスコアアップが副次的に期待できますが、短期集中でしっかりとIELTSのスコアを伸ばしたい方は、IELTS対策の専門的なコースが用意されているLiberty English Academyのようなスクールの受講がおすすめです。
この記事では、駅前留学NOVA(ノバ)以外のおすすめのIELTS対策スクールもご紹介しますので、IELTSのスコアアップを目指している方はぜひ参考にしてみてくださいね。
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1.駅前留学NOVA(ノバ)の基本情報
英会話教室NOVA(ノバ)の評判は悪い?サービスの特徴を解説
2024/12/18
まずは駅前留学NOVA(ノバ)の基本情報を確認しましょう。
1-① NOVA(ノバ)の概要
「駅前留学」と「ノバうさぎ」でお馴染みのNOVAは、1981年に創業した老舗の英会話教室です。
駅前留学の名の通り、全国の主要駅の近くに教室を構えており、教室数は約300校と日本でも大手の英会話教室となります。
NOVA(ノバ)は2007年10月に経営破綻したニュースが記憶にある方もいると思いますが、会社更生法の適用を受けて経営再建を果たしており、現在は堅実経営をもとに問題なく運営されているので安心しましょう。
NOVA(ノバ)の最大の特徴は、大手英会話教室の中でも受講料金が安いことです。
時間割固定のグループレッスンならば、月額11,000円で月4回のレッスンとリーズナブルな価格で受講できます。
基本的に外国の講師からレッスンを受けるため「駅前留学」の名の通り、まるで留学しているような環境で英語を学ぶことができるでしょう。
1-② NOVA(ノバ)の基本情報・料金
続いて、NOVA(ノバ)の基本情報や料金体系を確認しましょう。
駅前留学NOVA(ノバ) | |
商号 | 株式会社NOVAランゲージカンパニー |
本社所在地 | 東京都品川区東品川2-3-12 シーフォートスクエアセンタービルディング 10F |
代表者 | 代表取締役社長 隈井恭子 |
入会金 | 22,000円 |
固定プラン | 少人数グループ:11,000円 (月4回) マンツーマン :23,100円~(月4回) |
フリープラン | 少人数グループ:11,000円~(月4回~) マンツーマン :29,700円~(月4回~) |
レッスン時間 | 1回40分間 |
講師の国籍 | ネイティブなど |
校舎 | 全国に約300校 |
オンライン | オンライン受講対応 |
NOVA(ノバ)では最大5人までの少人数グループレッスンか講師と1対1のマンツーマンレッスンのどちらかを選ぶことができます。
なお、入会金と受講料金の他に教材費や月会費が別途かかります。
地域によって金額が異なるため、詳しい費用は無料体験レッスンを受ける際に問い合わせてみてください。
2.駅前留学NOVA(ノバ)の「NOVAスコア」について
続いて、NOVA(ノバ)で採用されているNOVAスコアについて解説していきます。
2-① NOAV(ノバ)はレベルチェックテストを実施
NOVA(ノバ)では無料体験レッスンを受ける際に、ネイティブ講師とレベルチェックテストを実施します。
内容は自己紹介・短い雑談・リスニングテストといったもので、15分程度で終わる内容です。
NOVAスコアは「Accuracy(正確性)」「vocabulary(語彙)」「pronunciation & intonation(発音 & イントネーション)」「fluency(流暢さ)」「comprehension(理解力)」の5項目の基準があり、それぞれの項目で20個のチェックリストが設定されています。
5項目 × 20個 = 100個のチェックリストについてネイティブ講師ができている、できていないを判別し、NOVAスコアを出すという仕組みになっています。
2-② NOVAスコアはIELTSに準拠
NOVAスコアの100個のチェックリストはIELTSに準じて作られています。
IELTSのスピーキングセクションは「fluency & coherence(流暢さ・一貫性)」「lexical resource(語彙力)」grammatical range(文法力)」「pronunciation(発音)」の4つの採点基準でスコアが算出され、先ほどのNOVAスコアとほぼおなじ採点項目となっています。
NOVAスコアはIELTSに準拠した項目で評価されるため、NOVAを受講してNOVAスコアが上がれば、IELTSのスピーキングのバンドスコアも伸びることが期待できると言えるでしょう。
2-③ NOVAスコアとIELTSスコアの比較表
具体的に、NOVAスコアとIELTSスコアはおおよそ次の通り対応しています。
NOVAレベル | NOVAスコア = IELTS | 内容 |
9 | 8.0~9.0 | 日本語と同じように話せる |
8 | 7.5~8.0 | ビジネスでも使える |
7 | 5.5~7.0 | 日常会話は難なく話せる |
6 | 4.0~5.0 | リラックスして話せる |
5 | 0~3.5 | 会話の基礎をマスター |
NOVA(ノバ)のレッスンはNOVAレベル別に5段階に分かれており、対応するレベルのレッスンを受ける仕組みです。
たとえば、レベルチェックテストでNOVAスコア 5.0だった場合はIELTS 5.0と同等のスピーキング力と評価され、NOVAレベル6のクラスに分類されいます。
レベルチェックテストは定期的に実施され、NOVAスコアが5.5 = IELTS 5.5に評価が上がったら、NOVAレベル7のレッスンを受けるといったように、常に自分の英語レベルに合ったレッスンを受けられるのがNOVA(ノバ)の特徴です。
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3.駅前留学NOVA(ノバ)でIELTS対策は可能か
続いて、NOVA(ノバ)でIELTS対策が可能かどうか見ていきましょう。
3-① IELTS対策コースはない
前提として、NOVA(ノバ)にはIELTS対策コースはありません。
IELTS対策専用の教材やカリキュラムが用意されておらず、IELTS対策の担当として採用されている講師もいないため、基本的にはNOVA(ノバ)でIELTSに特化したレッスンは受けられないと言えます。
3-② スピーキングのバンドスコアの伸びは期待できる
NOVA(ノバ)にはIELTS対策コースはありませんが、NOVAスコアはIELTSの採点基準に準拠されています。
NOVA(ノバ)のレッスンを受けることで文法の正確性・語彙の豊富さ・発音の自然さ・会話の流暢さなどが伸びるため、自然とIELTSのスピーキングセクションのバンドスコアの伸びが期待できるでしょう。
つまり、IELTSに対応したレッスンでスコアを伸ばすというよりは、英会話コミュニケーション能力が伸びることでIELTSのスコアも上がる可能性が高いということです。
3-③ IELTSのスコアが伸びた実績
NOVA(ノバ)を受講したことで、実際にIELTSのスコアが伸びたという受講生の声が公式サイトに掲載されています。
こちらの受講生はNOVA(ノバ)のマンツーマンレッスンの受講で特訓したとのことです。(参考:駅前留学NOVA【公式】英会話スクール・英会話教室)
IELTS対策が可能な講師が在籍している校舎では、IELTS対策が可能と言えるでしょう。
NOVA(ノバ)の公式サイトには各校舎の電話番号が掲載されているため、自宅や会社の近くの校舎に電話でIELTS対策のレッスンが可能かどうか問い合わせてみてくださいね。
3-④ マンツーマンレッスンを選択
IELTS対策目的でNOVA(ノバ)を受講する場合は、マンツーマンレッスンを選ぶのがおすすめです。
グループレッスンでは基本的にIELTS対策を専門とした内容ではなく、一般的な英会話目的でのレッスンになります。
最大5人のグループレッスンでは1人あたりの英語を話す時間が少なく、効率的なスピーキング対策を実施するのは難しいでしょう。
IELTSは英語特有の論理展開や一貫性を保った意見を述べつつ、文法の正確性、自然な発音、豊富な語彙を求められる難易度の高い試験です。
マンツーマンでしっかりと出来ていない部分を指摘してもらい、フィードバックをもとにスピーキングを改善していくレッスンを受けるようにしましょう。
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4.駅前留学NOVA(ノバ)を利用したIELTS対策のデメリット
ここまで駅前留学NOVA(ノバ)を利用したIELTS対策についてご紹介しましたが、結論としてNOVA(ノバ)を利用したIELTS対策はあまりおすすめはしません。
その理由についても見てきましょう。
4-① IELTS対策コースがない
NOVA(ノバ)は評価基準がIELTSに準拠したNOVAスコアを採用しているものの、IELTS対策に特化した教材やカリキュラムでレッスンを受けられるわけではありません。
IELTS対策コースがあるスクールでは、専用の教材を利用して英語4技能を伸ばすプログラムを受けられるため、IELTSのオーバーオールのスコアアップを目指したい場合は、IELTS対策専用のコースを受講するのがおすすめです。
4-② スピーキングセクションの対策がメイン
NOVA(ノバ)は英会話教室であり、基本的にはスピーキング能力の向上を目指すレッスンを受けることになります。
しかし、IELTSは英語4技能を測定する難易度の高い試験であり、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4技能を総合的に学ばなければオーバーオールのスコアアップは期待できません。
特に日本人にとって鬼門となるライティングはIELTSの指導に長けた講師から添削を何度も受けるなどのレッスンも必要になってきます。
スピーキングのみに集中してレッスンを受けたい場合はNOVAの受講も選択肢の一つになりますが、基本的には4技能を対策できるIELTS対策コースの受講がおすすめです。
4-③ 教室受講にこだわる必要はない
NOVA(ノバ)でIELTS対策を検討している方は、自宅や会社の近くにNOVAの教室があるなど、教室受講にこだわっているかもしれません。
しかし、近年では様々なIELTS対策コースをオンラインで受講することが可能であり、わざわざ通学して対面受講することにこだわる必要はないと言えます。
仕事も勉強もリモートワークが主流となってきていますが、環境さえ整えばオンライン完結にしたところで勉強効率は変わりません。
それどころか、着替えや通学・通勤の時間を節約できたり、自宅でストレスなくレッスンを受けられるなど、オンライン受講ならではの強みもあります。
もちろん、教室受講の方が気合が入る方や勉強に集中できるという方もいると思いますが、通学受講にこだわらずにIELTS対策のオンライン受講も視野に入れて検討してみましょう。
4-④ IELTS対策の専門知識がある講師がいない(少ない)
NOVA(ノバ)には、IELTS対策コースはなく、基本的に英会話目的のスクールのため、IELTS対策の専門的な知識がある講師は少ないと言えます。
もちろん、ネイティブ講師であればスピーキング対策を実施してくれる可能性もありますし、NOVAスコアがIELTSに準拠していることから、スピーキングセクションのバンドスコアの伸びは期待できるかもしれません。
しかし、英語4技能をバランスよく鍛えてオーバーオールのスコアを効率良く伸ばすためには、やはりIELTSの指導の実績がある講師の方が安心です。
IELTSのスコアアップを目指すのであれば、IELTSの専門知識があり、どのような対策をすればスコアが伸びるか熟知している講師が在籍しているスクールの受講を検討してみましょう。
4-⑤ マンツーマンはコスパ低め
NOVA(ノバ)はグループレッスンの受講料金は安いスクールですが、マンツーマンは月4回×40分のレッスンで月額23,100円とコスパとしては低めと言えます。
入会金22,000円や月会費も発生するため、NOVAでIELTS対策としてマンツーマンレッスンを受講し続けるのは料金面からはあまりおすすめしません。
たとえば、NOVA(ノバ)で1年間マンツーマンレッスンを受けると約30万円の受講料金がかかるため、この金額を支払うのであれば、IELTS対策を専門的に実施しているスクールの受講の方がコスパが高いと言えるでしょう。
5.駅前留学NOVA(ノバ)よりおすすめIELTS対策スクール
結論として、IELTSの高スコアを目指したい方や短期集中でスコアを伸ばしたい方は、専属コンサルタントがIELTS対策を総合的にサポートしてくれるコーチングタイプのスクールがおすすめです。
なお、IELTS対策におすすめなスクールはこちらの記事で詳細をまとめていますので、こちらの記事(IELTS対策におすすめのコーチングスクール・塾・予備校15選)も参考にしてみてくださいね。
IELTS対策におすすめのコーチングスクール・塾・予備校15選
2024/10/1
5-① 専属コンサルタントのサポート
IELTSの高スコアを取得するためには、英語4技能の弱点や課題を分析して、弱点克服・課題解決のために適切なIELTS対策を実施する必要があります。
コーチングスクールはIELTS対策に特化したコースがあり、IELTSの指導に熟知したコンサルタントが専属で付いてくれます。
そして、弱点や課題を客観的に分析し、第二言語習得論などの言語習得論をベースに「学習プランの作成」「適切な自主学習のアドバイス」「定期面談で進捗状況の確認」「弱点や課題に合わせて学習プランの修正」などIELTS対策を丁寧にサポートしてくれます。
結果として自主学習の質が最大化し、独学や英会話教室を利用するよりも、遥かに効率的にIELTSのスコアを伸ばすことが可能になります。
5-② 英語4技能を効率よく伸ばす学習メソッド
IELTSのスコアを伸ばすために、多くの人は「リスニングを伸ばしたいから英語をたくさん聞く」「スピーキングを伸ばしたいから英会話レッスンをたくさん受ける」「ライティングを伸ばしたいから、英作文をいっぱい書く」などスキルごとの対策を実施します。
スキル特化した対策も必要ですが、最初からスキルごとの勉強をしてもスコアの伸びが期待できない可能性が高いです。
その理由は、英語4技能は独立したスキルではないからです。
それぞれのスキルは枝葉のようなもので、幹から枝分かれしているにしか過ぎません。
木の幹の部分、すなわち、英語の「核」を身に付けることで、枝葉のスキルの向上速度が飛躍的に高まります。
たとえば、Liberty English Academyの「グラマーテーブル」のように、最初に英語の「核」を身に付けてから具体的にIELTS対策を実施することで効率的なスコアアップを期待できます。
5-③ IELTS対策の実績がある日本人コンサルタント
NOVA(ノバ)は基本的に外国人講師がレッスンを受け持ちますが、第二言語習得論などの言語学の専門知識がある講師は多くは在籍していません。
英語と日本語は言語のルーツが根本的に異なるため、日本人が英語を第二言語として身に付けるのは非常に難しいと言われています。
日本人に英語を教えるためには、日本人特有の英語学習で挫折しやすい点や英語ができないポイントを理解している必要があります。
IELTS対策が可能なコーチングスクールは、日本人への指導実績が豊富なコンサルタントが第二言語習得論などの言語学をベースにIELTS対策をサポートしてくれる点からもおすすめです。
5-④ IELTS対策の客観的な実績
厚生労働省が管轄している一般教育訓練給付制度のデータを確認すると、前述のLiberty English AcademyはIELTSの目標スコア7.0の達成率が85%以上と非常に高い実績を誇っています。
スクール | 対象講座 | 受講料金 | 目標 | 受験人数 | 達成人数 | 目標達成率 |
LIBERTY | IELTS対策 | 476,000円 (4-6ヶ月) | IELTS 7.0 以上 | 91人 | 78人 | 85.7% |
(オンライン) | 476,000円 (4-6ヶ月) | IELTS 7.0 以上 | 103人 | 90人 | 87.4% |
- 入会金無料キャンペーン込みの受講料金
- 令和4年度の実績
- 参考:教育訓練給付制度[検索システム]
IELTS対策の客観的な実績データがあるスクールの方が信用度が高く、目標スコアを達成できる可能性も高いと言えます。
LIBERTYはNOVA(ノバ)と比較するとトータルの受講料金は高いですが、留学や就職・転職・海外転勤など理想のキャリアを実現したい人には価値のある自己投資としてコーチングスクールがおすすめです。
5-⑤ 留学サポートがある
たとえば、Liberty English AcademyではIELTS対策だけでなく、大学選定・出願手続き・入学手続きなどのサポートやエッセイ添削・現地の住居選定などIELTSの受験から留学まで総合的なサポートを受けることが可能です。
6.まとめ:駅前留学NOVA(ノバ)にはIELTS対策コースはない
当記事では、NOVA(ノバ)のIELTS対策について解説いたしました。
NOVA(ノバ)はIELTSに準じたNOVAスコアを採用しているため、レッスンを受けることでIELTSのスピーキングのバンドスコアの伸びも期待できます。
ただし、IELTS対策のプログラムが用意されているわけではないため、IELTS対策に特化したレッスンを受けるのは難しいでしょう。
IELTSの高スコアを取って留学や就職など本気で理想のキャリアを実現したいのであれば、ぜひ自己投資をしてIELTS対策の高い実績があるスクールの受講も検討してみましょう。
こちらの記事(IELTS対策におすすめのコーチングスクール・塾・予備校15選)にIELTS対策におすすめのスクールをまとめてありますので、興味があるスクールがあればぜひ無料カウンセリングを受けて、スクールの雰囲気やサービス内容を確かめてみてくださいね。
IELTS対策におすすめのコーチングスクール・塾・予備校15選
2024/10/1
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