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IELTS

IELTS 5.5レベルはどれくらい?TOEIC・TOEFL・英検と比較換算

2024年5月10日

こんにちは。

当記事ではIELTS 5.5レベルがどれくらいか、TOEIC・TOEFL・英検など他の資格試験と比較換算してわかりやすくお伝えします。

また、IELTS 7.0以上を目指したい人におすすめの勉強法や英語スクールもご紹介しますので、本気で留学を目指している方や外資系企業で働きたい人などはぜひ参考にしてみてくださいね。

 

1.IELTS 5.5レベルについて

IELTS 5.5レベルについて

 

まずは、IELTS 5.5レベルについて見ていきましょう。

 

1-① IELTS 5.5レべルは日本人の平均よりやや下

2024年のIELTSの平均スコアは以下の通りです。

    

ReadingListeningWritingSpeakingOA
日本6.15.95.55.55.8
中国6.25.95.55.45.8
韓国6.36.35.65.86.0
ドイツ7.77.96.37.47.4
フランス7.17.05.96.66.7
イタリア7.37.05.96.66.8
フィリピン6.87.36.16.86.8
タイ6.16.45.55.96.0
ベトナム6.36.25.75.76.1

参考:IELTS Average Score Trends

 

日本人の受験者の平均スコアはOverallで5.8です。

アジアの傾向として特にWritingとSpeakingのスコアが低く、OA平均が6.0前後になっています。

一方、英語と言語が近いドイツ・フランス・イタリアなどのヨーロッパ諸国は全体的に平均スコアが高い傾向があります。

 

1-② IELTS 5.5レべルは基本的な英会話が可能

IELTS 5.5レベルを定性的な評価で表わすと、日常的なコミュニケーションやビジネスの決まった内容のメールや電話対応なら可能なレベルと言えます。

具体的には、海外旅行で買い物や食事はできたり、日常業務のメールの返信や電話の簡単なやり取りはできます。

また、英語の映画やドラマなどは字幕なしで部分的になんとなく理解できる程度です。

自分が分からない分野の雑談やビジネスの商談・交渉などは難しく、ネイティブを相手にスムーズなコミュニケーションも困難でしょう。

日本人はIELTS 5.5~6.0のスコア帯が最も多く、IELTS 6.0が一つの壁とも言われており、独学で伸び悩み始めるスコア帯でもあります。

  

1-③ IELTS 5.5レベルでできること

正直に言えば、日本人平均よりやや低いIELTS 5.5レベルでできることはそれほど多くありません。

たとえば、オーストラリアやニュージーランドのファウンデーションコース(大学に入学する準備のためのコース)の入学条件として、IELTS 5.5~6.0が設定されています。

また、海外の私立カレッジや専門校の入学条件としてIELTS 5.5が求められることもあります。

ただし、アメリカ・イギリス・カナダなどにある有名な一流大学は基本的に留学者に対してIELTS 7.0以上のスコアを求めることが多く、IELTS 5.5では出願すらできない可能性が高いです。

また、就活や転職でIELTSのスコアを記載するにしても、IELTS 5.5では日本人の平均よりやや下のレベルなので「英語力が高い」と評価されることもないでしょう。

海外の大学やビジネススクールに入学したり、グローバル企業や外資系企業で活躍したい場合は、少なくともIELTS 6.5以上、できればIELTS 7.0を目指したいところです。

 

2.IELTS 5.5レベルをTOEIC・TOEFL・英検と比較換算

IELTS 5.5レベルをTOEIC・TOEFL・英検と比較換算

  

IELTSとTOEIC・TOEFL・英検の比較換算表は、文部科学省が公表している換算表が参考になります。

 

2-① IELTS・TOEIC・TOEFL・英検のスコア換算表

こちらが文部科学省が公表している英語試験のスコア換算表となります。

   

CEFRTOEFLIELTSTOEIC英検
C2-8.5~9.0--
C195~1207.0~8.01845~1990
L&R:945~990
S&W:360~400
1級
B272~945.5~6.51560~1840
L&R:785~940
S&W:310~360
準1級
B142~714.0~5.01150~1555
L&R:550~780
S&W:240~310
2級
A2- 625~1145
L&R:225~545
S&W:160~240
準2級
A1- 320~620
L&R:120~220
S&W:80~160
3級

(参考:文部科学省 各資格・検定試験とCEFRとの対照表

 

こちらのスコア比較表は、英語コミュニケーション力を示す国際標準規格「CEFR」をベースに換算されています。

 

2-② 国際標準規格のCEFR

CEFRとは、英語コミュニケーション力を示す国際標準規格です。

 

CEFRとは

「Common European Framework of Reference for Languages: Learning, teaching, assessment」の頭文字をとった略称であり、2001年に欧州議会で発表された「言語能力の共通の国際標準規格」。

単に言えば、英会話がどれくらいか通じるのか判定するために設けられた国際的な基準であり、A1~C2の6段階で英会話能力が評価される。

   

IELTSは1989年にイギリスで開発されたテストです。

一方、英検(1963年)やTOEIC(1979年)は日本で開発され、TOEFL(1964年)はアメリカで開発されているため、本来なら開発目的や問題の内容が全く異なる試験を客観的に比較することはできません。

しかし、近年のグローバル化に伴って世界の英語試験を統一の基準で評価しようという流れが生まれました。

そこで、CEFRという国際標準規格が開発され、TOEIC・TOEFL・IELTS・英検などのテスト形式も内容もバラバラの資格試験が、CEFRを基準に相対評価できるようになったのです。

 

2-③ CEFRの6段階評価

文部科学省のスコア比較表もCEFRを統一基準として評価されています。

具体的には、CEFRはA1~C2の6段階で評価されており、TOEFL・IELTS・TOEIC・英検などの資格試験のスコアがCEFRのどのランクに分類されているかで、スコアを比較換算することが可能です。

     

CEFR習熟度
C2
  • 聞いたり読んだりした、ほぼ全てのものを容易に理解することができる。
  • いろいろな話し言葉や書き言葉から得た情報をまとめ、
    根拠も論点も一貫した方法で再構築できる。
  • 自然に、流暢かつ正確に自己表現ができる。
C1
  • いろいろな種類の高度な内容のかなり長い文章を理解して、含意を把握できる。
  • 言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。
  • 社会生活を営むため、また学問上や職業上の目的で、
    言葉を柔軟かつ効果的に用いることができる。
  • 複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の詳細な文章を作ることができる。
B2
  • 自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、
    複雑な文章の主要な内容を理解できる。
  • 母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ自然である。
  • 幅広い話題について、明確で詳細な文章を作ることができる。
B1
  • 仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、
    標準的な話し方であれば、主要な点を理解できる。
  • その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、
    たいていの事態に対処することができる。
  • 身近な話題や個人的に関心のある話題について、
    筋の通った簡単な文章を作ることができる。
A2
  • ごく基本的な個人情報や家族情報、買い物、地元の地理、仕事など、
    直接的関係がある領域に関しては、文やよく使われる表現が理解できる。
  • 簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄について、
    単純で直接的な情報交換に応じることができる。
A1
  • 具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と
    基本的な言い回しは理解し、用いることができる。
  • 自分や他人を紹介することができ、住んでいるところや、誰と知り合いであるか、
    持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答えたりすることができる。
  • もし、相手がゆっくり、はっきりと話して、助けが得られるならば、
    簡単なやり取りをすることができる。

 

こちらの表の通り、CEFRのランク帯でおおよその英会話コミュニケーション能力が分かります。

 

2-④ IELTS 5.5レベルはCEFR B2

IELTS 5.5はCEFRで換算するとB2レベルとなり、自分の専門分野であれば流暢かつ自然に会話できるレベルと評価されています。

しかし、CEFR B2は形式的にIELTS 5.5~6.5と広いスコア帯が該当しておりますが、この中でも最低レベルのIELTS 5.5では専門的な内容を問題なく話せるレベルとは言えないのが正直なところです。

分類上はCEFR B2ですが、あくまでIELTS 5.5は日常的な会話や身の回りの業務に関して対応できるレベルの英会話力と考えておきましょう。

 

2-⑤ IELTS 5.5レベルはTOEIC L&R 785点~940点

次にIELTS 5.5レベルをTOEIC L&Rに換算すると785点~940点のスコア帯となります。

ただし、IELTSは英語4技能の試験である一方、TOEIC L&Rは2技能の試験のため、「TOEIC L&R 785点~940点とTOEIC S&W 310点~360点の2.5倍」の合計点である1,560点~1,840点がIELTSと同レベルのスコアとなります。

ようは、IELTS 5.5レベルのリーディングとライティングがTOEIC L&R 785点~940点レベルというわけですね。

IELTS 5.5~6.5がTOEIC L&R 785点~940点なので、イメージとしてはIELTS 5.5はTOEIC 800点レベルのリーディング力とリスニング力があると言えるでしょう。

 

2-⑥ IELTS 5.5レベルはTOEFL 72点~94点レベル

続いて、IELTSとTOEFLのスコアを比較すると、IELTS 5.5レベルはTOEFL 72点~94点レベルと評価されています。

TOEFLの日本人平均点が74点前後と言われているので、日本人の平均点でイメージするならIELTS 5.8 = TOEFL 74点と言えます。

IELTS 5.5はこのレベル帯では最も低いスコアなので、TOEFLに換算すると72点くらいのイメージです。

 

2-⑦ IELTS 5.5レベルは英検準1級レベル

最後にIELTS 5.5を英検で比較換算すると、およそ英検準1級レベルと言えます。

英検準1級は大学中級程度と評価されており、日常的な会話や自分が知っている分野における専門的な内容であれば話をできたり、理解可能なレベルと評価されています。

 

3.IELTS 5.5レベル以上を目指すための勉強法

IELTS 5.5レベル以上を目指すための勉強法

 

続いて、IELTS 5.5レベル以上を目指すための勉強法を解説していきます。

 

3-① 目標レベルがIELTS 6.0以上であればコーチングの受講がおすすめ

まず結論から言いますと、留学のためなどIELTSのスコアが6.0~7.0必要になる場合は、素直にIELTS対策を実施しているスクールの受講をおすすめします。

その理由は、IELTSのOAで高スコアを取るためには日本が苦手意識を持つスピーキングやライティングでもスコアを伸ばす必要があるからであり、IELTS対策のプロから指導してもらった方が効率よくスコアを伸ばせるからです。

また、重要なことはリーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4技能は独立した技能ではないことです。

もちろん、それぞれのスキルを身に付けるための勉強法はありますが、まず英語の核を身に付けた上で自然に枝葉の4技能が総合的に伸びるという勉強法が最も効率が高いです。

逆に言えば、スピーキングが苦手だからオンライン英会話でスピーキング対策をしよう、ライティングが苦手だから英文の添削をしてもらおう、といったスキルごとの勉強は非効率的でOAのスコアが伸びにくい可能性があります。

たとえば、当サイトでIELTS対策おすすめランキング1位としてご紹介しているLiberty English Academyでは、グラマーテーブルという英語ネイティブが感覚的に身に付けている文法をまず最初に身に付けることで、4技能を最速での伸ばしてスコアアップを目指します。

コーチングスクールでは英語が苦手な弱点や課題を発見し、解決するための本質的な勉強を実施していくため、短期間でも大きくスコアアップすることが可能です。

詳しくはこちらの記事(IELTS対策におすすめのコーチングスクール・塾・予備校15選)でも解説していますので、IELTS 6.0以上を本気で目指している方はぜひ参考にしてみてください。

 

 

3-② IELTS 5.5レベル以上を目指すリーディング対策

IELTSのリーディングは全部で40問あります。

1問につき1点加算され、その合計点でバンドスコアが決まります。

バンドスコアを達成するための、目安となる点数の以下の通りです。

   

バンドスコア正解数(40点満点)
7.532点~34点
7.030点~31点
6.526点~29点
6.023点~25点
5.518点~22点
5.016点~17点

 

リーディングのバンドスコアで6.0を狙うなら23~25点、6.5を狙うなら26~29点、7.0を狙うなら30~31点が必要になってきます。

リーディングでバンドスコア5.5レベル以上を目指すのであれば、まずは英単語の語彙力が必須です。

英単語は記憶量が多いほど有利であり、単語を覚えていれば覚えているほど意味を理解できるようになるわけですから、リーディングのスコアを伸ばす基礎として英単語の勉強をしっかりと行いましょう。

IELTS 5.5レベルであれば、英単語と基礎的な文法をしっかりと勉強するだけでも十分に目指せるレベルです。

IELTS 6.0以上を目指す場合は、英語の長文を正確に速く読み解く力も必要になってきます。

英文を意味の塊ごとに捉える「チャンクリーディング」・英語の語順で理解する「サイトトレンスレーション」・英語の速読力を上げる「音読」など、リーディングを伸ばす勉強法は様々あります。

ただし、このトレーニングが効果がありそうだからと勉強法を選ぶのではなく、自分のレベルを上げるために最も最適な勉強をすることが重要なため、弱点や課題を発見してくれる英語コーチングの受講をおすすめしています。

  

3-③ IELTS 5.5レベル以上を目指すリスニング対策

IELTSのリスニング問題も全部で40問であり、バンドスコアの決まり方やバンドスコアを達成するための目安となる点数もリーディングと同じです。

   

バンドスコア正解数(40点満点)
7.532点~34点
7.030点~31点
6.526点~29点
6.023点~25点
5.518点~22点
5.016点~17点

 

リーディングでバンドスコア5.5以上を目指すのであれば、音源の英語の発音に慣れることが大切です。

IELTSはイギリス英語が流れるほか、様々な国のネイティブスピーカーの音声も使用されます。

ネイティブの英語は音声変化が多く、私たちが知識として持っている発音と音源のリズム・アクセント・イントネーションなどが合わないと音を聞き取れないため、しっかりと音声変化の知識を身に付けましょう。

IELTS 5.5レベルを目指すのであれば、比較的簡単な最初のセクションでスコアを稼ぐだけで達成できるはずです。

ただし、IELTS 6.0~6.5を目指すのであれば、大学の講義のテーマになるような社会・政治・生物・科学・宇宙など幅広いテーマの音源を聞き取る力が必要になってきます。

さらにIELTS 7.0以上を目指すのであれば、専門的な内容を正確に理解する力が求められますので、専門的な英単語の記憶量を増やすのはもちろん、長文を聞き取るために英語を日本語に訳して理解するのではなく、英語を英語のまま理解する力を身に付ける必要があります。

 

3-④ IELTS 5.5レベル以上を目指すスピーキング対策

IELTSのスピーキングは試験官と1対1で行い、4つの採点基準でバンドスコアが決まります。

   

採点基準内容
fluency & coherence流暢さ、一貫性
lexical resource語彙力
grammatical range文法力
pronunciation発音

 

スピーキングは単純に正解・不正解でスコアを付けることができないため、担当する試験官の採点によってスコアが決定されます。

スピーキングのバンドスコアで5.5レベルを目指すのであれば、基本的な文法は正確であり、間違いはあるものの意味をしっかりと伝えられれば十分に目指せるスコアです。

流暢なスピーキング能力は必要ありませんので、ゆっくりでも良いのではっきりと正確な文法で話すことを意識しましょう。

バンドスコア6.0以上は独学で達成するのは難しく、一般的な日本人レベルで英語が問題なく話せるレベルが必要になってきます。

具体的には、短文で終わらすのではなく、関係詞や接続詞を使って長い文章を話せる力が必要であり、そのテーマを議論するのに十分な語彙を使いこなす力も求められます。

6.0レベルはまだ不正確さや間違いがあるものの、ある程度は複雑な文章で内容をしっかりと明確に伝える力が必要です。

そして、バンドスコア7.0以上では英語圏の大学で授業についていけるレベルとなり、幅広い語彙力・長い文章でも主張が崩れない一貫性・正確な文法・ある程度は自然な発音など、「一般的な日本人としては英語がペラペラ」なレベルであることが求められます。

スピーキングの勉強法は語彙を増やしたり、シャドーイング・瞬間英作文・パターンプラクティスなどで文法の型を頭に入れたりする勉強法が効果的ですが、正直、独学では限界があると思います。

スピーキング力を伸ばすためには、独学やオンライン英会話を利用するのではなく、コーチングスクールで単語・文法・発音を含む基礎力を身に付けながらIELTS対策のプロに指導してもらうのがおすすめです。

 

3-⑤ IELTS 5.5レベル以上を目指すライティング対策

IELTSのライティング問題は、タスク1とタスク2の2問が出題されます。

ライティングの採点基準はスピーキングと同じく4つあり、以下の基準でバンドスコアが決まります。

   

採点基準
課題の達成度
一貫性
語彙力
文法

 

ライティングはバンドスコア5.0~5.5までは取りやすい一方、6.0以上の高得点を取るのは難しいセクションでもあります。

バンドスコア5.5を目指すのであれば、まずは指定された文字数を満たすようにしっかりと書くことを優先しましょう。

もちろん、文法や文脈が正確なことが望ましいですが、内容がめちゃくちゃでもない限り、制限時間内にタスク1で150語、タスク2で250語以上の文章を書くことができれば、5.5を達成することは十分に可能です。

ライティングの勉強法としては、基本構成として導入 ⇒ 本論 ⇒ 結論という型を作り、様々なテーマで多くのエッセイを書いてライティングの知識を増やしていくようにしましょう。

IELTSのライティング問題では質問に対して明確に答える必要があり、特にタスク1では客観的に回答することが大切となってきます。また、与えられたトピックに対して自分の結論を明確に主張し、その主張を裏付ける根拠を記載することが重要です。

もちろん、幅広い語彙や正確な文法も重要なのですが、既定の文字数を満たし、質問に明確に答え、論理的であり一貫性があることがライティングでは重要なので、何度も添削をしてもらい、英語の知識をアウトプットする力を身に付けましょう。

 

4.IELTS 5.5レベル以上にコーチングをすすめる理由

IELTS 5.5レベル以上にコーチングをすすめる理由

 

次にIELTS対策になぜコーチングがおすすめなのか、その理由を具体的に解説していきます。

もちろんIELTS 6.5や7.0が独学で不可能とは言いませんが、短期間で効率的にスコアを伸ばし、目標を達成する可能性を可能な限り高めたいのであれば、素直にIELTS対策のプロから指導してもらう方がおすすめです。

  

4-① IELTS対策に特化したコース

IELTSは世界で年間250万人以上が受講している一方、日本人の年間受講者数は約3万人と日本では馴染みが薄い試験です。

日本では受験者が少ないということはニーズが少ないため、IELTS対策を専門に行っているスクールが少ないのが現状です。

しかし、コーチングスクールにはIELTS対策の知識が深い専門家が在籍しており、海外留学など目標を見据えたIELTS対策を実施してくれます。

しかも、一般的な英語スクールとは異なり、専属コンサルタントがオリジナルのカリキュラムを作成して丁寧にIELTS対策をサポートしてくれるため、目標達成までモチベーションを維持して学習することが可能になります。

  

4-② 「原因」の発見と「解決」をするコーチング

IELTSのスコアを効率よく伸ばすためには、4技能のどのスキルに弱点や課題があるのか分析し、弱点克服・課題解決のための適切な学習を継続する必要があります。

しかし、一般的な英語塾やオンライン英会話でIELTS対策する場合、マンツーマンで受講生の苦手ポイントを分析してくれるわけではないため、体系的なカリキュラムで勉強することになり、漠然としたIELTS対策になってしまいます。

結果として効果的な学習ができずにスコアも伸びず、IELTS対策に挫折してしまう方も非常に多いです。

一方、コーチングスクールでは、専属コンサルタントが弱点や課題を正確に分析し、第二言語習得論をベースに弱点や課題を解決するための適切な学習方法を指導してくれます。

常に英語力を伸ばすための効果的な学習を継続できるため、遥かに効率的にIELTSのスコアを伸ばすことが可能となるのです。

  

4-③ 英語4技能を短期集中で伸ばす

IELTSのスコアを伸ばすためには4技能全ての力を上げなければならず、苦手な分野・弱点があれば克服しなければなりません。

そこで、大半の人は「スピーキングが苦手だから、安いオンライン英会話スクールで会話の練習をしよう」「ライティングを伸ばすために、市販の教材で作文を練習しよう」と、個々のスキルを伸ばそうとします。

ですが、実はこのような勉強のやり方はとても非効率的です。

なぜなら英語4技能は独立したスキルではないからです。

それぞれのスキルは枝葉のようなもので、幹から枝分かれしているに過ぎません。木の幹の部分、すなわち、英語の「核」となる部分を身に付ければ、枝葉のスキルの向上速度が飛躍的に高まります。

これこそが、本質的な英語力の習得を意味します。

たとえば、先ほどご紹介したLiberty English Academyの「グラマーテーブル」のように、最初に英語の「核」を身に付けてからIELTS対策に移ることで、短期間でも効率的なスコアアップが実現するということです。

格安の英会話スクールや市販の教材は「試験対策のために4技能をどう上げるか?」という視点しかありません。それでは「見たことがある問題は解けるけれど、見たことがない問題は解けない」とい状態になりかねません。

本質的な英語力が身に付いているからこそ、どのような問題にも対応でき、結果としてIELTSのスコアが上昇します。

  

4-④ 自主学習の効率が上がる

コーチングの特徴の一つは、英語学習の方法そのものを身に付けることができます。

IELTS対策にあたって、スクールでレッスンを受ける時間よりも自主学習時間の方が圧倒的に長くなります。

つまり、IELTSのスコアを伸ばすためには、自主学習をいかに効率的に行うかが重要となるわけです。

コーチングスクールでは、自分に合った効率的な英語学習のノウハウを学ぶことで、英語ができない「原因」の発見と、原因を「解決」するための学習を自分一人でする力が身に付きます。

そのため、コーチング・レッスン・自主学習の組み合わせで短期集中でスコアアップを目指せるのです。

 

4-⑤ IELTSの指導実績が豊富

IELTS対策に特化した英語スクールが少ないのは前述の通りで、IELTS対策に精通している講師が在籍し、IELTS対策特化プログラムを提供しているスクールはなかなか見当たらないのが現状です。

しかし、たとえばLiberty English Academyでは創設者の藤川代表から直接「グラマーテーブル」のレッスンを受けることができ、トライズではIELTS対策に精通したネイティブ講師とのマンツーマンレッスンがあるなど、IELTSに熟知した講師から英語を学ぶことができるのが何よりの魅力となります。

その道のプロフェッショナルから英語を学ぶことは、「英語習得者の学習方法の再現性」があります。

英語を身に付けた講師から直接の指導を受けることで、効率的なスコアアップが実現するというのも大きな魅力と言えるでしょう。

  

4-⑥ 留学サポートがある

コーチングスクールの中には、留学サポートがあるスクールもあります。

たとえば、Liberty English Academyでは海外の大学選び・出願手続き・入学手続きまで手伝ってくれると公式サイトに明記されています。

留学希望者の方や留学に興味がある方は、ただIELTS対策を実施している英語スクールよりも、「IELTSの高スコアを取得して留学を実現できる」ところまでサポートしてくれるコーチングスクールの受講をおすすめします。

 

5.まとめ:最高の環境でIELTS 5.5レベル以上を目指そう

最高の環境でIELTS 5.5レベル以上を目指そう

 

当記事では、IELTS 5.5レベルはどれくらいか、TOEIC・TOEFL・英検と比較換算してご紹介しました。

併せて、IELTS 5.5レベル以上を目指す勉強法やおすすめのスクールもご紹介しましたので、興味があるスクールがあれば無料カウンセリングを体験してみてくださいね。

せっかくIELTSの高スコアを取得して留学したい・理想のビジネスキャリアを実現したいなどの目標があるのですから、最高の環境で最高の結果を出しましょう。

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