こんにちは。
当記事では、英会話教室に通うことは意味がないと言われる本当の理由について解説していきます。
日本にはベルリッツ・駅前留学NOVA・ECC外語学院・シェーン英会話など有名な英会話教室が多くあり、これらの英会話教室の受講を検討している方も多いと思います。
結論から言えば、英語初心者や英語が苦手な方が英会話教室を受講するだけでは、2~3年程度ではほとんど英語を話せるようにはならない可能性が高いです。
なぜなら、週1回・40~50分の英会話レッスンで英語を頑張って話すだけでは、効果的な英語学習ができないからです。
もちろん、英会話教室が全く意味がないというわけではなく、英語レベルや目的によっては英会話教室が効果的な人もいますが、英語が話せない人が短期間でビジネスでも通用するような英語力を身に付けるサービスとしては不向きと言えます。
この記事では、なぜ英会話教室を受講しても英語を話せるようにならないのかを解説し、本気で英語を話せるようになりたい方におすすめのスクールも紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.英会話教室は意味ない?英会話教室のサービス内容の特徴
英会話教室が意味ないと言われる理由を理解するために、まずは英会話教室のサービスの特徴を確認しましょう。
1-① ネイティブ講師と日本語厳禁のレッスン
英会話教室では基本的にネイティブ講師と「日本語厳禁」、つまり英語のみで英会話レッスンをします。
それぞれの英会話教室の学習理論をまとめてみましたので、参考にしてみてください。
教室 | 理論 | 特徴 |
GABA | CLT | Communicative Language Teaching |
SFG | Systemic Functional Grammar | |
NOVA | ダイレクト メソッド | 英語だけのレッスンで英語を母国語のように習得 |
スパイラル メソッド | 同じ表現を何度も聞いて使って理解することで、 学習内容の定着を図る | |
ベルリッツ | ベルリッツ メソッド | ・英語で物事を考えられるように英語のみでレッスン ・レッスンでは「話す」「聴く」に集中 ・文法・語彙は、会話の実践演習の中で身に付ける |
イーオン | All English | レッスン中は英語のみで会話 |
シェーン英会話 | 直接教授法 | ネイティブ講師が英語を英語で教える |
このように、有名な英会話教室はどこも「英語のみのレッスン」を実施しており、ネイティブ講師との英会話の中で文法・語彙・表現を学んだり、コミュニケーションスキルの向上を目指します。
1-② 週1回・40分の英会話レッスン
英会話教室の基本プランでは、週1回・40分~50分の英会話レッスンを実施します。
それぞれの英会話教室のマンツーマンレッスンの頻度と料金をまとめたので、こちらも参考にしてみてください。
入会金 | 受講料金 | レッスン 回数 | レッスン 時間 | レッスン 単価 | |
GABA | 33,000円 | 35,200円/月 | 月4回 | 40分 | 8,800円 |
NOVA | 0円 | 23,100円/月 | 月4回 | 40分 | 5,775円 |
ベルリッツ | 33,000円 | 340,000円 | 40回 | 40分 | 8,500円 |
イーオン | 11,000円 | 11,550円 | 1回 | 50分 | 11,550円 |
ECC外語学院 | 22,000円 | 22,000円 | 1回 | 80分 | 22,000円 |
シェーン英会話 | 22,000円 | 29,700円/月 | 月4回 | 40分 | 7,425円 |
英会話教室のレッスン単価は1回40~50分あたり8,000円前後とかなり高めです。
月額3万円前後の受講料金に対して、受けられるサービスが週1回の英会話レッスンのみと考えると、かなり割高と感じる方もいるでしょう。
1-③ 年間受講料金は約40万円以上
仮にそれぞれの英会話スクールを1年間、2年間、3年間受講した場合の受講料金は以下の通りです。
入会金 | 1年間 | 2年間 | 3年間 | |
GABA | 33,000円 | 422,400円 | 844,800円 | 1,267,200円 |
NOVA | 0円 | 277,200円 | 554,400円 | 831,600円 |
ベルリッツ | 33,000円 | 408,000円 | 816,000円 | 1,224,000円 |
イーオン | 11,000円 | 577,500円 | 1,155,000円 | 1,732,500円 |
ECC外語学院 | 22,000円 | 1,100,000円 | 2,200,000円 | 3,300,000円 |
シェーン英会話 | 22,000円 | 356,400円 | 712,800円 | 1,069,200円 |
仮に週1回のマンツーマンレッスンを続けた場合、入会金と教材費を含めると1年間で40万円以上、2年~3年と通う場合は100万円以上かかることになります。
大手の英会話教室の日本人スタッフには営業ノルマが課されている場合も多く、英語が話せるようになるまでどんどんレッスンの追加や延長を提案されることもあります。
強引な営業や仲良くなったスタッフの勧誘を断り切れない人だと英語が話せないまま100万円以上のお金が必要になる場合もあるので、費用対効果をしっかりと見極めるのが肝心です。
1-④ 自主学習のサポートがない
英会話教室では基本的に自主学習のサポートはありません。
教室に常駐している日本人スタッフが勉強のアドバイスやレッスンのサポートをしてくれる場合もありますが、受講生一人ひとりに深くコミットしてくれるわけではありませんので、レッスン以外の勉強は自主性に委ねられます。
一人で勉強するのが苦手な方・家では勉強に集中できない方・自主学習で何を勉強すればいいのか分からない方などは、上手く勉強を進められずに英会話教室に通っているのに学習効果が出ない恐れもあります。
2.英会話教室は意味がないと言われる本当の理由
英会話教室のサービスの特徴がわかったところで、なぜ英会話教室が意味ないと言われるのか、その本当の理由について見ていきましょう。
2-① 日本人の英語力は世界87位(2023年)
前提として、私たち日本人は英語が非常に苦手な傾向があります。
スイスに本社を構える「EFエデュケーション・ファースト」という語学学習や留学事業を営む国際機関が英語能力指数というデータを毎年公表しています。
こちらのデータでは、2023年の日本人の英語能力は調査対象の世界113か国中87位となっています。(参照:EF EPI | EF English Proficiency Index | EF Global Site)
日本人は英語能力が非常に低い国であることが客観的なデータとして示されているわけですね。
2-② 日本人が英語が苦手な原因
日本人は小学校・中学校・高校・大学と義務教育や高等教育で10年以上も英語を勉強しているのに、なぜここまで英語能力が低いのか。
その大きな原因は、英語と日本語の言語のルーツが根本的に異なることに起因していると考えられます。
先ほどの表で英語能力が高い国を見ると、英語と言語のルーツが同じか近い国が上位を占めています。
Very high proficiency | High proficiency | ||
1位 | オランダ | 13位 | ポーランド |
2位 | シンガポール | 14位 | フィンランド |
3位 | オーストリア | 15位 | ルーマニア |
4位 | デンマーク | 16位 | ブルガリア |
5位 | ノルウェー | 17位 | ハンガリー |
6位 | スウェーデン | 18位 | スロバキア |
7位 | ベルギー | 19位 | ケニア |
8位 | ポルトガル | 20位 | フィリピン |
9位 | 南アフリカ | 21位 | リトアニア |
10位 | ドイツ | 22位 | ルクセンブルク |
11位 | クロアチア | 23位 | エストニア |
12位 | ギリシャ | 24位 | セルビア |
- | - | 25位 | マレーシア |
- | - | 26位 | チェコ |
- | - | 27位 | ナイジェリア |
- | - | 28位 | アルゼンチン |
- | - | 29位 | 香港 |
- | - | 30位 | スイス |
英語と言語系統が最も近いと言われるオランダ語やドイツ語話者はランキング1位と10位であり、その他にも英語と言語の親和性が高いスウェーデン語・ノルウェー語・ポーランド語・ルーマニア語などの話者は軒並み高順位にランキングしています。
逆に、英語と最も離れた言語と言われる日本語・中国語・韓国語・アラビア語を母国語に持つ国のランキングは、韓国49位、UAE71位、カタール73位、中国82位、日本87位、パレスチナ92位、ヨルダン96位、イラク106位、サウジアラビア108位、イエメン110位と軒並み低い順位となっているのです。
つまり、英語と言語構造が似ている母国語の人は英語力が高く、英語と言語構造が似ていない母国語の人は英語力が低いという傾向は、考えてみれば当たり前ですが、顕著に表れるのが表から読み取れます。
2-③ 英会話教室が意味ある場合
さて、オランダ語・ドイツ語・北欧諸国の言語などは、英語と単語や文法などの言語構造が似ているため、最初からある程度は英語の知識が頭に入っている状態と言えます。
そのため、英語と言語が近いヨーロッパ諸国の人たちは、英会話教室で英会話レッスンというアウトプット学習をするだけで、簡単に英語が身に付いてしまうわけです。
たとえば、関東在住の方が大阪弁を話せるようになることを想像してみてください。使う言葉やイントネーションは違うものの、同じ日本語で文法構造も同じなので、わざわざ座学で大阪弁を座学で一から勉強する必要なんてありませんよね。
大阪弁教室に通って、関西人とたくさん大阪弁を話せば、自然と大阪弁が身に付くはずです。
つまり、自分の母国語と似通っている言語を習得するのであれば、単語・文法・語彙などのインプット学習があまり必要なく、最初から実践的な会話レッスンでどんどん学べばいいわけです。
2-④ 英会話教室が意味ない場合
一方で、英語という日本語とかけ離れた言語を習得する場合ですが、私たちの頭の中には英語の単語・文法・語彙・発音などの知識が不足しているため、そもそも英語のみでコミュニケーションをするという英会話レッスンが成立しません。
英会話レッスンを成立させるために、前提として英語をある程度は話せる知識を身に付けないと話にならないわけです。
日本にある多くの英会話教室が採用している「英語だけで英語を母国語のように習得するレッスン」というのは、英語と言語の親和性が高い国の人たちに最適な勉強法であって、そもそも日本人の英語初心者には適さないわけですね。
たとえば、アメリカに本社を構えるベルリッツは世界中に英語教室があって、世界中で同じ教材を利用し、世界中でベルリッツ・メソッドという英語のみのレッスンを実施しています。
これは、英語と近い言語を持つ欧州諸国では高い効果を発揮していると想像できますが、日本人の学習スタイルには適していないと言えます。
他の英会話教室も英語のみのレッスンをしていますが、やはり、それは世界で効果があると評価されているのであって、日本にそのまま学習メソッドを輸入したところで、意味がないとは言わないまでも、日本人には最大限の効果は発揮されないわけです。
逆に言えば、日本の英会話教室やオンライン英会話教室に通って本当に英語が話せるようになるのであれば、日本が英語力ランキングで113か国中87位なんてことにはなっていないでしょう。
日本人の英語力の低さが、日本の英語教育の質が低いことを如実に表しているのです。
2-⑤ 目的次第では英会話教室に意味あり
前述の通り、そもそも英語が話せない日本人がいきなり英会話教室のレッスンに挑戦しても、あまり効果を発揮しません。
ですが、目的次第では日本人でも英会話教室に通うメリットが十分にあります。
たとえば、すでに英語が話せる中上級者の方であれば、対面で英語ネイティブと実践的な英会話レッスンをすることで英語コミュニケーション能力をブラッシュアップすることができます。
これは、英語と母国語が似ている欧州の方が英会話教室でレッスンを受けると効果があるのと同じ理屈ですね。
単語・文法・発音などの知識がある程度身に付いている方ならば、頭の中にある知識をアウトプットする英会話レッスンを繰り返すことで、英語を話すスキルが身に付くわけです。
また、英語初心者や英語が苦手な人が英語に触れるきかっけだったり、趣味として英会話を楽しむといった目的としても有効と言えます。
1年や2年でビジネスでも通用するような英会話スキルを身に付けるには不向きですが、単語を繋げてコミュニケーションする力を養う、ネイティブ相手にも怖がらずに話せるようになるなど、英語への興味を深める環境としてはとてもおすすめです。
3.英会話教室は意味がないを避ける方法
続いて、英会話教室は意味がないを避ける方法について解説していきます。
3-① 目的に合った英会話教室を選べていない
様々英語学習サイトで、英会話教室で効果的な勉強をするためには、「レッスンの目的意識を明確化しよう!」「レッスン以外の自主学習をしっかりしよう!」「レッスンでは積極的に英語を話そう!」「英語学習を習慣化しよう!」といったアドバイスがありますが、全て的外れです。
そもそも、英語初心者や英語が話せない方は、自分が英語を話せない原因やその解決方法が分かりません。レッスンで何を学べば英語を話せるようになるのか分からない状態で、レッスンの目的意識を明確化できるはずがありません。
自主学習についても同じです。自分が英語を話せない原因を解決するための最適な勉強がわからないのに、レッスン以外の自主学習を一人で実施できるわけがないのです。
もし、原因を正確に発見できたり、解決する勉強方法を一人でも実施できるのであれば、そもそも英会話教室に通う必要がないですし、独学でとっくに英語を話せるようになっているはずです。
レッスンでは積極的に英語を話そうと言われたところで、そもそも頭の中に英語の知識が不足しているのですから、正確な文法で正しい英語を話せるはずがありません。ないものを出せと言われたって、ないものはないから出せないのは当たり前です。
そして、英語に苦手意識があったり、効果的な勉強法がわかれなければ、英語学習のモチベーションが上がりません。モチベーションがなければ、勉強の習慣化もとても難しいものになります。
つまり、英語を話せるようになりたい人は、そもそも「英語のみの英会話レッスン」「自主学習のサポートがない」という特徴を持つ英会話教室を選ぶのが間違っていると言えます。
3-② 正しいサービスを提供するスクールを選ぼう
結論として、英語が話せない人が英語を話せるようになるためには、「レッスンの目的意識を明確化してくれる」「効果的な自主学習をするサポートをしてくれる」「英語を話すための知識を身に付ける = インプット学習を実施する」「英語学習の習慣化を手伝ってくれる」といったサービスを提供するコーチングスクールの受講がおすすめです。
コーチングスクールとは、英語指導の専門的な知識を持つ講師が専属でつき、英語学習を総合的にサポートしてくれるタイプの英語スクールです。
コーチングスクールは日本語と英語が根本的に構造が異なる言語であることを踏まえた上で、「第二言語習得論」という非母国語を効率良く身に付ける理論に基づいたコンサルティングやトレーニングを実施してくれます。
一般的な英会話教室は「英語のみで英会話レッスンをする」という、母国語が英語に近い人に最適な英語学習サービスを提供しています。
一方で、コーチングスクールは「英語を話すための知識を習得する」という、母国語とは全く言語構造が異なる第二言語を身に付けるのに最適な英語学習サービスを提供しています。
この違いを理解すれば、英語が話せない人が英語を話せるようになるためには、英会話レッスンを実施する英会話教室やオンライン英会話ではなく、英語を話す前提知識を習得するコーチングスクールの受講が適していることが分かるかと思います。
3-③ なぜコーチングスクールは意味があるのか
前述の通り、コーチングスクールは第二言語習得論など言語学に基づいて「日本人が英語を身に付けるのに最適な英語学習」をサポートしてくれます。
日本人が英語を身に付けるためには、単語・文法・発音などの基礎学習が欠かせません。
しかも、ただ単語・文法・発音を暗記するだけでなく、単語をイメージで捉えたり、ネイティブが感覚的に使っている文法を体系的に身に付けたり、ネイティブが会話をする時の自然な音声変化を理解したりと、英語を話せるようになるための本質的な基礎学習が大切です。
第二言語習得論では、人間が非母国語を効率的に習得するための勉強の順番を明らかにしており、まずはインプット学習でしっかりと知識を身に付けるための専門的なコンサルティングやトレーニングを受けることが可能となります。
そして、英語学習には時間がかかることを踏まえた上で、自主学習で何を勉強すればいいのか、どのように勉強すればいいのかを、学習プランを作成した上で、日々の英語学習をチャット・ライン・専用アプリなどでサポートしてくれます。
結果として、「目的意識が明確な勉強の実施」「自主学習のサポート」「継続的な英語学習」「英語を話せるようになるための知識の習得」といった、英語初心者や英語が苦手な人にとって必要なサービスを総合的に受けられるわけです。
従って、英語を本気で話せるようになりたいのであれば、英会話レッスンして自主学習は受講生に任せるというスタイルの英会話教室ではなく、自主学習の質を高めてしっかりと必要な知識を身に付けられるコーチングスクールの受講がおすすめとなります。
4.英会話教室とコーチングスクールを比較
おすすめのコーチングスクールをご紹介したところで、最後に一般的な英会話教室とコーチングスクールの違いを比較しましょう。
なお、コーチングスクールの詳細はこちらの記事(【超本音で語る】英語コーチングおすすめ22社比較ランキング)もご参照ください。
4-① 料金比較
英会話教室は週1回のレッスンを1年間で約40万円の受講料金がかかります。
英会話教室では基本的に受講期間が長期的になるため、2年、3年と受講が続けば軽く100万円以上の出費となります。
一方、コーチングスクールは3ヶ月~6ヶ月で約50万円です。
受講期間が短いのでコーチングスクールの方が料金が高く見えますが、コンサルティングやトレーニング以外にも学習プランの作成・自主学習のサポート・学習状況の進捗管理・毎日のチャットサポートなど様々なサポートが受けられるため、総合的に考えればコスパはとても高いです。
しっかり自己投資をして高品質なトレーニングやレッスンを受けたい方はENGLISH COMPANYやLiberty English Academy、受講料金を安く抑えて自主学習メインで進めたい場合はSTRAILの受講がおすすめです。
4-② 学習メソッドの違い
英会話教室はベルリッツ・メソッドや直接教授法などによる「英語のみのレッスン」を実施します。
一方、たとえばENGLISH COMPANYやSTRAILは第二言語習得論に基づく専門的な英語学習を実施します。
また、Liberty English Academyでは英語ネイティブが感覚的に身に付けている文法体系をまとめたグラマーテーブルを学ぶことで完璧な文法を身に付けます。
このように、コーチングスクールでは言語学に基づいて、英語を話せるようになるための知識を効率的に身に付ける英語学習をすすめるとい違いがあります。
4-③ 自主学習の違い
英会話教室では基本的に自主学習のサポートが一切ありません。
そのため、毎日どれくらい勉強すればいいのか、何をどのように勉強するべきか、全て自主性に委ねられるため、効果的な英語学習ができずに挫折してしまう方が非常に多いです。
コーチングスクールでは逆に自主学習の質を重視し、自主学習で何を勉強するのかを明確にするためにコンサルティングを実施し、自主学習の進捗や効果を確かめるために日々のサポートがあります。
英語が身に付くスピードは自主学習の効率に大きく左右されるからこそ、自主学習の効率を最大限に高めて、最終的には専属コンサルタントのサポートがなくても一人で英語学習ができる力が身に付くのがコーチングスクールのサービスです。
4-④ 講師の違い
英会話教室は一般的にネイティブ講師が採用されています。
ネイティブ講師の採用基準は厳しく、指導経験が豊富な講師も多く在籍していますが、「英語のみの英会話レッスンをする」というサービスの性質上、文法や語法などを細かく日本語で教えてもらうことができません。
また、講師側も日本語が堪能ではない場合も多く、英語学習の疑問点や悩みをうまく解決できない恐れもあります。
一方のコーチングスクールでは第二言語習得論などの言語学を大学や大学院で学んだ方など、日本人が英語を身に付ける方法に詳しい講師が揃っています。
Liberty English Academyは世界大学ランキングでも最上位のコロンビア大学の大学院で言語習得論を修めた藤川代表が講師を務めたり、ENGLISH COMPANYやSTRAILでは言語学を専門的に学んだ講師が揃っていることが公式サイトでも確認できます。
日本人として英語を身に付ける方法に熟知しているという観点からもコーチングスクールの受講をおすすめしています。
5.まとめ:英会話教室を意味ないにしないためにはスクール選びが大切
当記事では、英会話教室が意味ないと言われる本当の理由について解説してきました。
改めて結論としては、英語のみで英会話レッスンをするというサービス自体が、英語の知識がある程度は頭の中にある人に最適であり、英語を話せない人が英語を話せるようになるためのサービスとしては不適切と言えます。
もし、本当に英語を話せるようになりたいのであれば、日本人が非母国語の英語を身に付けるためのサービスを提供しているコーチングスクールの受講を検討してみてください。
興味があるスクールがあれば、ぜひ無料カウンセリングを受けてみて、それぞれのスクールのサービス内容や雰囲気を確かめてみましょう。
せっかく英語を勉強したいという気持ちがあるのですから、最高の環境で最高の結果を出しましょう。