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TOEFLは何点からすごい?スコア別の英語レベルを解説

2023年5月13日

こんにちは。

TOEFL iBTとは、海外留学やグローバル企業・外資系企業への就職を目指す方の英語力を測定するテストの一種類です。

日本ではTOEICや英検が有名ですが、世界的には英語4技能(リーディング・リスニング・ライティング・スピーキング)のレベルを総合的に図るTOEFLの方が信用性が高く、英語に関わる勉強や仕事、生活をしたい人には必須の試験と言えます。

当記事では、難易度の高いTOEFLは何点からすごいと言えるのか、スコアの目安や各レベルの英語能力について詳しく解説していきます。

併せて、TOEFLのスコアを効率よく伸ばすおすすめの英語スクールもご紹介しますので、本気でTOEFLの高スコアを取得したい方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

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【英語コーチング】TOEFL対策におすすめのコーチングスクール6選

  

目次

1.TOEFLは何点からすごい?オフィシャル基準と実際のスコア

基準

  

「TOEFLスコアは何点からすごいのか」について、客観的な指標となるのが公的機関であるETS(Educational Testing Service)が定めたスコアレンジです。

ETSはTOEFLを主催する米国の教育関連企業で、TOEFLの公式テスト運営・開発を行っています。ETSが定めるTOEFLスコアのレンジと各レベルの説明は以下の通りです。(参照:TOEFL iBTスコアを理解する

 

1-①  ETSが定める英語4技能のスコアレンジ

ETSが定めているオフィシャルのスコアレンジは,こんな感じです。

 

リーディングAdvanced (24–30)High-Intermediate (18–23)Low-Intermediate (4–17)Below Low-Intermediate (0–3)
リスニングAdvanced (22–30)High-Intermediate (17–21)Low-Intermediate (9–16)Below Low-Intermediate (0–8)
ライティングAdvanced (25–30)High-Intermediate (20–24)Low-Intermediate (16–19)Basic (10–15)Below Basic (0–9)
スピーキングAdvanced (24–30)High-Intermediate (17–23)Low-Intermediate (13–16)Basic (7–12)Below Basic (0–6)

  

ちょっと分かりづらいので、ざっくりとまとめると以下の表がイメージしやすいと思います。

 

 

初心者

 初級

中級

上級

リーディング0-3点4-17点18-23点24-30点
リスニング0-8点9-16点17-21点22-30点
ライティング0-9点10-19点20-24点25-30点
スピーキング0-6点7-16点17-23点24-30点

  

1-② トータルスコアの評価基準

続いて、TOEFLのトータルスコアの評価基準を見てみましょう。

  

  • 0-30点:英語の理解が非常に低く、内容を理解できないことが多いレベル。英語をイチから学び直す必要あり。
  • 31-60点:英語を少しだけ理解できるレベル。簡単な会話はできるが、日常生活での英語コミュニケーションには不十分。英語の基礎から再度学習し直す必要あり。
  • 61-90点:英語を比較的に流暢に話すことができ、日常的なコミュニケーションなら支障がないレベル。ただし、高度な専門用語を使う英会話や研究論文の読解に苦労する可能性があり、継続的な学習が必要。
  • 91-100点:高度な英語力を持っていると判断される。研究論文など専門的な内容の文書の読み書きができ、複雑な英会話にも対応可能。ただし、完璧に理解できるわけではなく、より高度な英語力を求められる場合もあるため、さらなる学習の継続が重要となる。
  • 101-120点:ネイティブスピーカーレベル。英語を母国語とする人にも引けを取らない。英語を完璧に理解し、自由自在に話すことができ、専門用語や論文などの文書もなんなく対応可能。

 

1-③ TOEFLは101点からすごいと言える

TOEFL 101点以上のスコアを持つ人は、ビジネスや研究分野におけるコミュニケーションにおいて優れた英語能力を発揮できるレベルです。

学術論文の執筆や高度な専門用語を使ったプレゼンテーションもこなすことができ、日本人などの非英語ネイティブに対して英語を指導できる英語力が身に付いているといえるでしょう。

TOEFL 101点以上を取得するためには、英単語、文法や語彙力だけでなく、幅広い知識や文化的な背景も必要であり、論理的な思考を英語で表現できる力がなければなりません。

もちろん、「TOEFLは何点からすごい!」という客観的な基準はありませんし、明確な線引きも難しいのですが、一般的には101点以上からは高度な英語を持っていると評価されるかと思います。

  

1-④  TOEFL受験者のスコア分布状況

公的機関の基準がわかったところで、TOEFLの実際の受験者のスコア分布状況も見てみましょう。

少し古いデータですが、2019年にETSが公表したデータによると、TOEFL iBT受験者の平均スコアは71点とのこと。ただ、受験者の国籍によってスコア分布に違いがあります。たとえば、アジア圏の受験者は平均的にスコアが低く、日本人受験者の平均スコアは60点代後半となっています。一方、北米や欧州圏からの受験者は高いスコアを取ることが多い傾向にあります。

TOEFLのスコア分布については、最も多い割合を占めるのは60~78点のIntermediate(中級)レベルで、次に多いのが78~93点のHigh Intermediate(中上級)レベルです。

Expert(ネイティブ)レベルに到達する受験者は全体の約5%に留まっているので、やはり101点以上が一つの大きな基準と言えるでしょう。

  

1-⑤ TOEFLのスコアと大学の出願条件

海外の大学は非英語ネイティブに対して、出願の際にTOEFLやIELTSのスコアを求めるのが一般的です。特に、世界大学ランキング上位10位以内の大学に入学するためには、かなり高いスコアが求められます。

世界大学ランキング上位10位にランクインしている大学と、それぞれのTOEFL iBTの目安スコアを紹介しますので、参考にしてみてください。

  

世界大学
ランク
大学TOEFLIELTS
1位オックスフォード100点7.0
2位ハーバード80点6.5
3位ケンブリッジ100点7.0
4位スタンフォード100点7.0
5位マサチューセッツ
工科大学
100点7.5
6位カルフォルニア
工科大学
90点7.0
7位プリンストン100点7.5
8位カリフォルニア大学
バークレー校
90点7.0
9位エール大学100点7.0
10位インペリアル・カレッジ
ロンドン
100点7.0

  

多くの大学がTOEFL 100点を最低ラインに設定していることから、留学生に対して英語での授業や論文執筆に対応できるレベルを求めていることがわかります。

TOEFL以外にもIELTSやCambridge English Qualificationsなどの英語試験のスコアが認められている大学も多いですが、基本的に求める英語レベルは変わりません。

気になる海外の大学がある場合は、しっかりと出願条件を確認するようにしておきましょう。

 

1-⑥ TOEFLスコアは日本の就職に有効である

日本の企業は一般的にTOEICのスコアを求めますが、近年ではTOEFLのスコアも英語力を示す指標として受け入れられてきています。特に、外資系企業やグローバル企業の就職を希望する場合、TOEFLやIETLSが必要条件となることもあります。

外国人とのコミュニケーションが頻繁に発生するため、読み書きだけの英語レベルの指標となるTOEICでは不十分と考える企業もあるからですね。

そもそも、TOEFLは英語4技能を測定する難易度の高いテストのため、総合的な英語力の高さをアピールすることが可能となります。選考の際に有利になることがあるため、留学希望者だけでなく、外資系企業やグローバル企業への就職・転職・キャリアアップを考えている方にもTOEFLの受験はおすすめと言えますね。

   

2. TOEFLのスコア別の英語レベルと基本対策

スコア別の詳細評価

 

続いて、もう少しスコアの幅を狭めて、TOEFLのスコアを英語レベルの関係性を具体的に見ていきましょう。

人によって苦手分野や弱点は異なりますので、一概にこれをすべきと言う対策はありませんが、参考として基本的な対策の指針もあわせてご紹介しますね。

 

2-① TOEFL 50点以下

TOEFLスコアが50点以下の場合、正直、英語力はかなり低いと言えます。

基本的な単語と英文法の知識が不足しており、簡単な挨拶や日常会話すらできない場合もあります。このレベルの英語力では、海外での生活はもちろん、海外旅行すら難しいと感じる可能性が高く、英語を用いたビジネスにおいては、基本的なコミュニケーションすらままならないでしょう。

基本的な英語力が不足していると考えられるので、まずは基本的な単語の語彙を増やす、中学生レベルの文法ルールを学び直すなど、基礎を固めることが大切です。また、アルファベットの発音記号をイチから学び直すのも有効です。

 

2-② TOEFL 50点~60点

TOEFLスコアが50点から60点の場合、英語に関する基礎的な知識はあるものの、コミュニケーション能力には限界があると言えます。

簡単なフレーズや単語を使ってなんとか日常会話をすることができますが、流暢な会話はできず、相手の言っていることを理解するのにも苦労する場合が多いでしょう。英語での読み書き能力も限られていて、シンプルな文章であれば理解できますが、複雑な文法が絡む文章や専門的な用語が含まれる文章は理解できないことがあります。

基本的なフレーズや表現については理解しているものの、文法的なミスや発音の問題があることが多いため、基礎的な文法の理解を深めたり、単語量をさらに増やす勉強をしましょう。

TOEFLのリーディングパートでは専門的な文章の読解能力が求められますので、各分野の基礎的な単語の記憶や、複雑な文法構造を理解することが重要です。スピーキングパートでは流暢な英語で発言する能力が求められますので、50点以上からはアウトプットの機会を徐々に増やしていくのもおすすめです。

  

2-③ TOEFL 60点~70点

TOEFLスコア60~70点は日本人の平均的な英語レベルです。

学校教育や受験勉強などを通して、少し高度な英語表現を理解することが可能となります。簡単な英文の読解や聞き取りはスムーズにこなせ、簡単な会話やメールのやり取りもできるようになりますが、まだまだ正確な文法での読み書きや会話は苦手であり、複雑な文章の読解や長い文章の英語の聞き取りには不安があるレベルです。

ここから点数を上げていくためには、TOEFLの問題に対する理解力も求められます。単語、文法、発音などの基礎スキルに加えて、リスニングやリーディングではスピード感を持って正確に理解し、スピーキングやライティングでは問題に対して的確かつ論理的な回答を意識していきましょう。

特にスピーキングやライティングでは自分の意見を述べる必要があるので、自己表現力を向上させるため、ディスカッションやエッセイの作成などを増やしていき、英語講師に添削 & フィードバックしてもらうのが有効です。

一般的に、日本人にとってはTOEFL 60点~70点が一つ目の壁とされています。このレベルからスコアを上げるには独学だとかなり難しくなってくると思いますので、効率的なスコアアップを目指すのであればTOEFL対策コースがある英語コーチングスクールなどの受講をおすすめします。

   

2-④ TOEFL 70点~80点

TOEFLスコアが70点を超えてくると、基礎的な英語力が身に付いていると評価されます。

ざっくりと、TOEFL 70点-80点レベルの英語スキルはこんな感じです。

 

 

スキルの特徴

リーディング一般的なトピックに関する記事や論文を理解できる
ただし、複雑な文章構造や専門用語を含むと理解が難しい場合あり
リスニング一般的なトピックに関する会話や講義を理解できる
ただし、ネイティブの強いアクセントや早いスピードの英会話にはついていけない場合あり
ライティング基本的な文法や表現を用いて、日常的な文章や簡単なレポートを書くことができる
ただし、複雑な文法や語彙を使用する場合には、誤りが生じる可能性あり
スピーキング日常的な会話や簡単なプレゼンテーションができる
ただし、複雑な文法や語彙を使用する場合には、誤りが生じる可能性あり

  

日常生活でのコミュニケーションは問題なく行えますが、複雑なレベルの読解や英会話はまだ難しレベルと言えます。このレベルからは、より高度な英語力を身につけるための学習が必要となってきます。

専門性の高い英単語の量を増やしつつ、スピーキング・ライティングのアウトプットスキルにおいては、文法の正確性・表現の広さ・論理性・的確な反論力などを鍛えていきましょう。英語スクールで指導経験が豊富な講師からレッスンや添削を積極的に受けるのがおすすめです。

また、TOEFLのテストの時間配分に慣れることが重要なので、模擬試験を解いて自分のペースを把握し、タイムマネジメントスキルを向上させるなど、テクニック面もあわせて勉強すると良いでしょう。

  

2-⑤ TOEFL 80点~90点

80点から90点のスコアを取得できるようになると、英語で基本的なコミュニケーションが十分に可能と判断できます。

ある程度の日常会話やビジネス上の簡単なコミュニケーションなら問題なくできるでしょう。このレベルになると、本やネットにおける英語での情報収集やビジネスメールのやりとりも可能となります。ですが、まだまだ英語に不慣れな部分も残っていて、単語や文法の知識が完璧に身に付いているとは言えないため、90点以上を目指す場合は、改めて基礎をしっかりと固める必要があります。

TOEFLの読解問題は難易度が高いものが多く、正確な理解が求められます。様々な専門分野の英文や新聞、学術論文を読むなどしてボキャブラリーを増やし、TOEFLと似た文体に慣れることも役立つでしょう。

また、文法力の強化はTOEFLで高得点を取得する上で必須です。英語の基本文法を完全に理解し、文法の基本的な型を脳にインプットすることで、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングすべての正確性を底上げすることを目指しましょう。

  

2-⑥ TOEFL 90点~100点

TOEFLスコアが90点から100点レベルになると、英語のスキルはさらに向上します。具体的には以下のことならできるレベルと言えます。

  

  • ネイティブスピーカーと同じように、自然なリズムとアクセントで英語を話せる
  • スピーチやプレゼンテーションなど、公の場で明確に自分の意見を伝えることが可能
  • 長い文章を読解可能。また、文脈に基づいて単語の意味を推測する力もある
  • 複雑な文法構造を理解し、正確な文法で文章を書くことが可能
  • 語彙力が豊富であり、自分の意見を多様な語彙で表現することができる
  • コミュニケーションがスムーズとなり、会話が続くようにフォローアップの質問をすることもできる
  • 英語で書かれた本や映画などのメディアを楽しめる

 

TOEFL 100点は、海外の大学・大学院が留学生に求める英語レベルであり、日常的なコミュニケーションはもちろん、英語の講義を理解・レポートや論文を提出・ディスカッションに参加することが可能と言えます。

ただし、特定の専門用語や業界用語に慣れていない場合もあるなど、状況や内容によっては英語の理解や意思疎通が難しくなる可能性もあるため、ここからは更に専門性や複雑性を高める学習が求められます。

基礎的な学習についてはほぼ問題ないレベルと言えるので、日常的かつ継続的に英語に触れる時間を増やしていきましょう。

  

2-⑦ TOEFL 100点~110点

TOEFLスコアが100点以上になると、あらゆるビジネスシーンや学術的な場面でも積極的にコミュニケーションを取ることが可能となります。

グローバル企業や外資系企業に勤めている場合であれば、通常のコミュニケーションに加えて、チームのリーダーシップを取ったり、マネジメントを行うこともできるでしょう。学術的な分野においても、論文や研究発表のために必要なスキルは十分に身に付いていると言えます。

このレベルから更に英語力を向上させるためには、様々な英語の専門書やディスカッションに触れるなどして、より高度な語彙や表現力を身に付けることを意識しましょう。

 

2-⑧ TOEFL 110点~120点

最後に、TOEFLスコアが110点以上になると、ネイティブスピーカーのように自然であると評価されます。英語圏の大学院に入学し、研究者向けの論文の執筆なども問題なく行えるようになります。英語におけるコミュニケーションもなんら問題はなくなるでしょう。

   

3. TOEFLスコアは何点からすごいと明確には言えない

何点から凄い

 

さて、ここまでオフィシャルな基準と平均的なスコア分布について見てきましたが、結局のところ、TOEFLの目標スコアは「何点からすごい!」というよりは、自分の明確な目標を達成するために「何点のスコアが必要なのか」を考えることが非常に重要となります。

 

3-① 海外の大学・大学院は最低スコアを設定

前述の通り、海外留学を目指す場合、TOEFLスコアは非常に重要な役割を果たします。

なぜなら、大学や大学院に出願する際にTOEFLもしくはIELTSのスコアの提出が求められることが多いからです。

TOEFLの最低基準を満たしていなければ、そもそも留学先の大学や大学院へ出願する資格さえないのですから、90点とったから凄い、100点とったから凄い、ではなく、しっかりと募集要項を見て、最低基準のスコアの達成を目指しましょう。

 

3-② 移住の際に必要となる場合がある

たとえば、将来、海外への移住をしたいと考えている方も多いと思いますが、移住先として人気のある国はビザ申請に際に英語力を求めることも多いです。その際、TOEFLのスコアの利用できる国もあります。

たとえば、2016年、ニュージーランドにビザを申請する場合においてTOEFLのスコアの利用が認められました。過去2年以内にTOEFL 79点以上のスコアを取得していれば、英語力の証明として利用することができます。

国によってはTOEFLのスコアが使えないこともあり、TOEFLを持っていれば安心というわけではありません。ただ、英語4技能を測定するTOEFLで高得点を取れる力があれば、IELTSや他の英語試験でも高得点を取れる力が身に付いていますので、TOEFLの勉強は移住に十分に役立つと言えます。

逆に言えば、読み書きしか勉強しないTOEICは他国ではほぼ無価値な指標なので、就職にしろ留学にしろ移住にしろ、海外での短期的・長期的な関りを求めている方はTOEFLの勉強をして損をすることはまずありません。

 

3-③  目標スコアを設定するために大切なこと

TOEFLの試験を受ける上で大切なのは、TOEFLの目標スコアを先に決めることではなく、あたなの目的を先に決めることです。

たとえば、留学したい大学・大学院・ビジネススクールの候補が決まれば、必要なTOEFLのスコアは自然と決まります。

人間は漠然とした目標を持っていても、すぐにモチベーションが下がってしまう生き物です。反対に、明確な目的が定まっていれば、その目的を達成するための目標のクリアに向って努力できるのもまた人間です。

まずは、自分の人生で何を成し遂げたいのか決めましょう。TOEFLが何点からすごい、なんて考え方は必要ありません。そもそも、他人から褒められるためにTOEFLを勉強するわけではありませんからね。自分の人生をより充実させ、あなたの価値を高めるためにTOEFLという試験があるにすぎないのです。

 

4.TOEFLスコアがすごい人に共通する特徴とは?

すごい人

 

さて、ここからはTOEFLのスコアがすごい、つまり、イメージとして100点以上の人に共通する特徴について見ていきたいと思います。

  

4-① コツコツ努力している

TOEFLのスコアが高い人は、受験前などの短期的な英語学習だけでなく、長期的な努力を惜しみません。継続的な学習と積み重ねが重要であることは言うまでもなく、英語の総合的な力を測定するTOEFLで高スコアを取得するためには、それ相応の努力が必要となります。

とはいえ、海外留学や就職・転職などを目指している方は、目標達成までの期間が明確に決まっていて、2年も3年も時間をかけられないという方も多いと思います。

そこでおすすめなのが英語コーチングスクールです。英語コーチングスクールであれば、もちろん受講前のスコアにもよりますが、TOEFL 100点を半年前後を目安に達成することが可能となります。

理由についてはこちらの記事(参照:【英語コーチング】TOEFL対策におすすめのコーチングスクール6選)を参考にしてみてください。

 

4-② 英語に親しんでいる人が多い

帰国子女や留学経験者はもちろん、英語圏の文化や洋画、洋楽、海外のドラマなどに長く親しんでいる人は、英語をより自然に習得しやすく、TOEFLスコアも高くなると言う話もあります。

そもそも、なぜ日本人にとって英語が難しいのかと言えば、日本語と英語は明確に言語のルーツが異なるからです。文法の順番を大切にするインド・ヨーロッパ語族の英語と、文法の順番が入れ替わっても「て・に・を・は」の助詞がしっかりしていれば文章として成立する日本語は、根本的に言語の構造が異なるため、英語を聞き取るのも話すのも書くのも難しいわけです。

このあたりはこちらの記事(参照:Liberty English Academy(リバティ)の評判・口コミは?|魅力を紹介)を参考にしてください。

ここで気を付けたいのは、英語を勉強するために洋画や洋楽、海外のドラマを利用して勉強をすすめようとすることです。長い間、ずっと慣れ親しんでいる人はともかく、一から英語を学ぶのに英語のドラマや音楽を聴くと言うのは、ただの遠回りです。何年も時間をかけて英語を学ぶ余裕がある人はそれでも構いませんが、効率良くTOEFLのスコアアップを目指す場合は、素直に英語スクールを受講するのが間違いなく良いです。

 

4-③ 自主学習ができる人

TOEFLのスコアが高い人は、自分自身で学習計画を立て、自己学習に取り組むことができます。

また、自分で自分の英語ができない弱点や課題などの原因を発見でき、その原因を解決するための適切な学習を実施することで、段階的・継続的に英語力を伸ばしていくことが可能な人と言えます。

たとえば、受験勉強をイメージしてみてください。

多くの人は塾や予備校に通いますが、たまに独学で東大や京大に合格する人がいます。それは、自分がどの分野のなにが苦手で、どのように勉強すれば点数が伸びるのか理解して勉強ができるからです。ようは、自己分析能力に秀でている人と言えます。

ほとんどの人は、自分の弱点や苦手分野を正確に把握することも、弱点や苦手分野を克服するための正しい勉強をすることもできません。あなたが独学で東大や京大などの一流大学に合格できたならば独学でTOEFLも高スコアを目指すことができるかもしれませんが、もしそうでなければ、素直に英語指導のプロフェッショナルに丁寧にサポートしてもらった方が英語力は遥かに早く伸びるでしょう。

 

5.おすすめの英語スクール

おすすめの英語スクール

 

最後におすすめの英語スクールを厳選してご紹介します。

本気でTOEFLの高スコアを目指したい方におすすめするスクールなので、受講料を基準にはしていません。もしかしたら受講料が高いと感じるかもしれませんが、実力が身に付くという観点では間違いなくおすすめできるスクールを厳選しています。

気になるスクールがあれば無料カウンセリングを受けてみてください。スクールの雰囲気やサービス内容がよくわかりますからね。

   

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  • 54 ⇒ 104(S氏・6ヶ月)
  • etc.

  

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校舎六本木・東京丸の内・新宿・銀座
横浜・名古屋・大阪梅田
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教育事業を手掛けるトライオン株式会社が運営する英語コーチングスクール「TORAIZ(トライズ)」。

2023年に3ヶ月集中でスコアを大幅に上げることを目的としたTOEFL対策特化プログラムが新設されました。週1回のコンサルティングで弱点や苦手分野を発見・分析し、週3回の英語ネイティブとのマンツーマンレッスンで、日本人の鬼門となる「スピーキング」と「ライティング」を中心に英語4技能を網羅的に習得することが可能となります。

自主学習時間を1日3時間に設定し、「正しい学習方法で」「必要な量の英語学習を」することにより、受講生は3ヶ月間でもスコアを大きく伸ばすことができます。

また、自信があるからこそ、トライズはTOEFLスコア「15点アップ」の保証制度を導入。初期スコアにもよりますが、受講前のスコアから15点アップしなかった場合、無料で受講期間を1ヵ月延長してくれる保証付きなのも魅力的です。

TOEFL対策に熟知した専属コンサルタントと専属ネイティブコーチの複数人体制によるサポートはトライズならではの特徴。高スコアを目指している方で、ネイティブコーチと徹底的にレッスンを積み重ねることで英語レベルを上げたい方におすすめのプログラムです。

  

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3位 グループでTOEFLのスコアを競う「PRESENCE(プレゼンス)」

入会金30,000円
コースTOEFL iBT TEST 105点コース
TOEFL iBT TEST 90点コース
TOEFL iBT TEST 70点コース
料金

105点コース:202.000円
 90点コース :192.000円
 70点コース :182.000円

期間2ヶ月
コーチング週1回
レッスンなし
校舎港区(表参道)
オンラインオンライン受講対応

    

日本で最初にできた語学コーチングスクールである「PRESENCE」。

英語学習に積極的な意欲を持ち、仲間と切磋琢磨し、多様な価値観に出会う場を求めている人のサポートを掲げるスクールです。週1回、2時間というコーチングスクールの中で最も長いコーチング時間が確保されているのが特徴。校舎で対面受講できますが、オンラインももちろん対応しています。

特筆すべき点は、5人前後のグループコーチング制度を採用していること。クラスメイトの存在はお互いにモチベーションを高め、時に不安や悩みも共有できる心強い仲間となります。クラスメイトが仕事で忙しくても学習しているのに、自分だけサボるわけにはいかないという意識がスコアアップに大きく繋がったという評判も多数。進捗テストの結果はクラスで共有・順位付けをされるので、ライバル意識が刺激されて学習意欲が高まる仕組みになっているのが魅力です。

    

コース受講前平均スコア受講後平均スコア平均スコアアップ
105点コース85.3点95.6点10.3点
90点コース72.0点86.6点14.8点
70点コース54.1点54.1点14.9点

  

全て2ヶ月コースなので、2ヶ月間で10~15点上がるイメージ。実績としては申し分ないですね。

たとえば105点コースでは、「単語」「文法」「英語脳」の基礎トレーニングを徹底。週次で模試を実施して弱点分析、改善を繰り返すことで「ライティング」「リスニング」共に満点水準の28点以上の取得を目指します。「スピーキング」では構文増強、各タスクの汎用的なモデルアンサーの暗記、「ライティング」ではタスク毎で得点アップに欠かせないスキルの習得により合計50点を目指していきます。

日本人コーチはニューヨークでのMBA取得者、英国大学のTESOL修士課程卒業者、海外留学経験者、マルチリンガル、大手企業で英語を使ったビジネスに携わっていたなど、圧倒的な英語学習の知見があります。もちろん、TOEFL対策に熟知したコーチが在籍しているので、安心してTOEFL対策の指導を受けることができますよ。

一人でレッスンを受けるよりも、グループコーチングでクラスメイトと一緒に勉強したい方におすすめのスクールです。

 

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4位 米国最先端のカリキュラム「バークレーハウス」

入会金22,000円
コースTOEFLスコアアップコース
料金目標 10UP:298,000円
目標 20UP:578,000円
目標 30UP:748,000円
目標 40UP:978,000円
(体験レッスンから7日以内に入会した場合の料金)
コーチング常駐カウンセラーに相談可
レッスン目標 10UP:10回(20時間)
目標 20UP:20回(40時間)
目標 30UP:30回(60時間)
目標 40UP:40回(80時間)
校舎新宿区(市ヶ谷)
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次にご紹介するのは、日本で初めてアメリカ留学への正規留学を実現させた実績を持つ「バークレーハウス」。外務省などの官公庁や他国と連携している政府機関、多数の大手企業がレッスンを導入している非常に信頼のある英語スクールです。

バークレーハウスでは、TOEFL指導歴20年以上のTOEFL対策エキスパートDiego講師が監修したプログラムのもと、マンツーマンレッスンでスコアアップを目指します。レッスン講師は日本人と英語ネイティブが在籍。リーディング対策の文法や細かい部分は日本人講師から、スピーキングやリスニング対策はネイティブ講師から指導を受けるなど、目的に合わせて最適なレッスンを受けることが可能です。

講師全員が定期的にTOEFLを受験することで最新の傾向を掴んでいる上、TOEFL120点(満点)取得者の講師も在籍しているので、まさにTOEFLに特化したレッスンを受けることができるスクールと言えます。

また、自由度が高いのもバークレーハウスの魅力。例えば20UPコースならば20回のレッスンを好きなタイミングで受けられるので、1~2ヶ月間の超短期集中でスコアアップを実現させることも可能ですし、忙しい方は週1回のレッスンでじっくりと学習に取り組むこともできます。

常駐している日本人カウンセラーのサポートを受けながら、受講生一人ひとりが自分の弱点克服・課題解決のためのカリキュラムを組んで効率的な学習ができるのも強み。カウンセラーもTOEFLスコア保持者なので、的確なサポートで目標スコア達成を目指せるスクールです。

 

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校舎有楽町・新宿・六本木・神田秋葉原
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「短期」集中で英語力を飛躍的に向上させ、「長期」的な成長へと繋げるコーチングサービスを提供する「PROGRIT」。

1日に3時間の勉強時間を設定し、専属コンサルタントのサポート・進捗管理のもと自主学習を進めていきます。こう言うと短期間の「詰め込み型」の学習方法と思われがちですが、本質は別のところにあります。

プログリットの学習カリキュラムは科学的な理論に基づいており、第二言語習得論を応用した独自理論「英語の5ステップ」が学習のベースにあります。「音声知覚」「意味理解」「概念化」「文章化」「音声化」という5つの脳内処理のプロセスを鍛えることで、英語4技能すべてのレベルが満遍なく向上。TOEFLのスコアを総合的に伸ばすことが可能となります。

例えば、徹底的なシャドーイングの実施。専属コンサルタントが毎日、音声添削をしてくれます。シャドーイングを続ければ「音声知覚」が養われますが、これは、自分が発音できる音でないと聞き取ることが難しいという脳の特性に基づいたレッスン。

正確なシャドーイングを毎日繰り返すことで、スピーキングはもちろん、リスニング力も並行して鍛えられる。同時に英語を「意味理解」し「文章化」しているのだから、リーディングにもライティングにも繋がる。このように、それぞれのスキルが紐づいいた本質的なトレーニングを積むことで、各スキルの学習効果がより表れやすくなるのがプログリットの特徴です。

ただ、私の個人的な意見を言うと、プログリットの3ヶ月コースで約60万円の受講料を払うくらいならば、LIBERTYのベーシックコースの方が圧倒的におすすめです。LIBERTYは6ヶ月コースが約45万円受講できますし、実績もLIBERTYの方がありますから。

もちろんコーチング方法やレッスン形式の好みは人によって違いますので、それぞれの無料カウンセリングを受けてみて、サービス内容や雰囲気をぜひ確かめてみるのが安心だと思います。

 

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6.まとめ:最高の環境で、最高の結果を出そう

まとめ

 

当記事ではTOEFLは何点からすごいのか、という視点から解説いたしました。

重要なのはTOEFLの点数で何点を取るのかではなく、あなたの人生の目的を達成するために、TOEFLのスコアが何点必要となるかです。

もし、海外留学やグローバル企業への就職・転職・キャリアアップ、海外移住などの目標があり、その目標を実現するためにTOEFLのスコアが必要となるのであれば、最高の環境で最高の結果を出しましょう。

ぜひ、ご紹介した英語スクールの受講を検討してみてくださいね。

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