こんにちは。
当記事では、大人からの英語のやり直し・学び直しの順番や効率的な勉強法を解説していきます。
大人になってからでは英語は話せるようにならないと諦めかけている方も多いかもしれませんが、正しい方法で英語を勉強すれば英語は話せるようになります。
ただし、逆に言えば間違った取り組み方をしたり、自分の英語レベルや目標とはそぐわない英語学習をすると、いつまでも学習効果を感じずに挫折してしまうかもしれません。
この記事では、大人からの適切な英語のやり直し・学び直しに適切な英語学習サービスもご紹介しますので、短期間で実力を伸ばしたいという強い気持ちがある方は併せて参考にしてみてくださいね。
1.大人からの英語のやり直し・学び直しでやってはいけないこと

まずは、大人からの英語のやり直し・学び直しでやってはいけないことを見ていきましょう。
1-① 色々な教材を買いこむ
単語帳・文法テキスト・リスニング教材など、本屋やネットショップには多くの参考書が並んでいます。
口コミや評判で高評価を得ている参考書は多くありますが、効果的だという評判を見るとつい買いたくなって教材が積みあがってしまっている人も多いのではないでしょうか。
しかし、英語学習においては様々な教材に手を付けるよりも、一冊を何度も繰り返し読み解く方が効果的と言われています。
目移りしてしまう気持ちも分かりますが、もし参考書を買って独学で勉強を進める場合は、これと決めた一冊の参考書を何度も解いて知識の定着を図るようにしましょう。
1-② オンライン英会話に挑戦
ネイティブキャンプやレアジョブなど格安のオンライン英会話サービスは人気を集めていますが、大人の初心者がオンライン英会話に挑戦しても挫折する可能性が非常に高いです。
オンライン英会話は実践的な環境で知識をアウトプットする場として最適ですが、前提として単語・文法・発音の基礎知識が必要不可欠です。
英語のやり直し・学び直しが必要な大人は基礎知識が不足しているため、アウトプット学習の段階にいません。
インプット学習を実施しつつ補助的にオンライン英会話を利用するのであれば効果的ですが、オンライン英会話を続けたから英語を話せるようになるというのは良くある誤解なので注意しましょう。
1-③ 英語に触れる量を増やす
洋画や海外ドラマを字幕なしで見る・英語のニュースを聞く・英語学習系のYoutubeチャンネルを視聴するなど、英語に触れる機会を増やすことで英語の勉強をしようと考えている大人も多いと思います。
ですが、ただ英語に触れる時間を増やすだけでは英語コミュニケーション能力は上達しません。
たとえば洋画を勉強の題材にするとしても、登場人物の台詞の発音がなぜ聞き取れなかったのか、どのような音声変化が起きているのか、なぜそのような文法構文になるのかなど、一つ一つの台詞やナレーションを丁寧に学ぶ必要があります。
勉強の題材として好きな洋画や興味のあるニュースなどを利用するのはモチベアップに繋がりますが、英語に触れるだけでは勉強した気分になるだけですので、あくまで基礎学習の教材の一つとして利用するようにしましょう。
1-④ 不定期で勉強する
大人になると仕事や育児などで日々が忙しく、日頃の疲れから特に平日はなかなか英語学習に取り組む気持ちにならないと思います。
ですが、たとえば週末の土日だけ3時間勉強するなど間隔を空けて勉強すると知識がなかなか定着せず、忘れては覚えてを繰り返すことになり、なかなか効果的な英語学習ができない可能性が高いです。
毎日1時間だけでも勉強するなどコツコツと積み重ねていくことで知識が定着していきますので、大人になって英語のやり直し・学び直しをする場合は英語学習の習慣化を意識して取り組みましょう。
1-⑤ 中長期的な学習計画を立てない
中長期的な学習計画を立てずになんとなく勉強をスタートしてしまうのも、英語学習が上手くいかない要因の一つとなります。
1年で英語を仕事でも使えるレベルで話せるようになりたい場合は、毎日2~3時間の適切な内容の勉強を継続する必要があります。
最初の数ヶ月はインプット学習を重点的に行い、その後はシャドーイングやチャンクリーディングなどのトレーニングを実施するなど、その時々の自分のレベルに合わせて段階的な勉強に取り組まなければ、効率良く実力を伸ばすことができません。
なんとなく勉強を続けるのではなく、目標達成期限に合わせて学習計画を立てて勉強を続けるようにしましょう。
1-⑥ 短期的な学習効果を期待する
大人が英語のやり直し・学び直しを始めて1ヶ月そこらでは学習効果を実感できない可能性が高いです。
自分では1ヶ月頑張って勉強したつもりでも全く英語が話せないとなると学習意欲が低下して挫折に繋がるリスクがありますが、英語が話せるようになるには相応の勉強時間が必要であると理解して勉強に取り組みましょう。
後ほどご紹介しますが、英語コーチングサービスを利用するなどして正しい英語学習に取り組めば、3ヶ月~6ヶ月のプログラムを完遂することで高い学習効果を実感できるはずです。
最初の知識を身に付ける段階が効果を感じられずに辛い期間と言われていますが、その期間を乗り越えることでどんどん実力が身に付いていくことが期待できますので、諦めずに勉強を継続する意識が大切となります。
2.大人からの英語のやり直し・学び直しで大切なのは目的の明確化

大人からの英語のやり直し・学び直しをするにあたり、最初のステップとして英語を勉強する目的・達成したいレベル・達成するまでの時期を明確化することが非常に大切です。
なぜなら、目標レベルや期限によって英語学習へのアプローチが大きく変わってくるからです。
2-① 目的の明確化
英語を勉強する目的はモチベーションに大きく影響します。
趣味として英語を勉強したいのか、仕事に英語が必要なのか、将来のキャリアをより良いものにするために英語を話せるようになりたいのか、人によって目的は様々です。
目的を明確にすれば達成したい英語レベルや達成したい期限が自然と見えてきますので、まずは英語をやり直したい・学び直したいという行動の原動力となる目的を明確にしましょう。
2-② 目標レベルの明確化
次に大切なのはどれくらいのレベルの英語力を目指したいのかです。
日常会話や海外旅行に行った時に少し話せるくらいで良いのであれば、独学でゆっくりと英語を勉強するのも選択肢の一つでしょう。
一方で、ビジネスで通用する英語力を身に付けたい・留学がしたい・スラスラと英語を話せるようになりたいなど、高い英語レベルを目指すのであれば、独学は難しいと言えます。
英語力の伸びは「勉強効率」×「勉強時間」で決まるため、適切な勉強を実施しなければどれだけ勉強しても学習効果を実感することができません。
仕事でも使えるレベルの英語力を身に付けるには、正しい勉強法を実施した上で6~1年は勉強期間が必要になりますので、言語学に基づいて指導を受けられる英語コーチングサービスの利用をおすすめします。
2-③ 達成期限の明確化
目標の英語レベルに達成したい時期を明確にすることも大切です。
ビジネスレベルの英語を身に付けたいとしても、それが10年後でも大丈夫なのであれば独学で勉強するのも良いかもしれません。
逆に1年後など短期間で目標を達成したい場合は勉強効率を最大化することが重要なので、本質的な英語を身に付けられるコーチングスクールの受講をおすすめします。
3.大人からの英語のやり直し・学び直しの鍵

続いて、大人からの英語のやり直し・学び直しの際に押さえておくべきポイントを確認しましょう。
3-① 勉強スタイルを確立する
目標レベルや目標期限を設定したら、次に勉強スタイルを確立しましょう。
たとえば、英語を話せない大人が1年で仕事でも通用する英語レベルを目指すのに独学で勉強するのはかなり無謀と言えます。
短期間で結果を出したいのであれば、第二言語習得研究に基づいて効率的な英語学習をサポートしてくれる英語コーチングサービスを利用するなど、英語指導のプロから学んだ方が良いのは明らかです。
逆に気楽な気持ちで日常英会話ができるくらいのレベルを目指すのに、英語コーチングのように毎日2~3時間の勉強が必要なサービスを利用しては、モチベーションが追い付かずに挫折してしまうリスクが大きいでしょう。
独学・オンライン英会話・英会話教室・英語コーチングなど英語学習のスタイルは様々ありますが、目標レベルと達成期限を考慮して、自分に合うサービスを利用することがポイントの一つです。
3-② インプットとアウトプットのバランスを意識
大人からの英語のやり直し・学び直しにおいて大切なのは、インプット学習とアウトプット学習のバランスを意識することです。
たとえば、英語を話せない大人がオンライン英会話に挑戦して失敗する原因は、オンライン英会話は知識を発信するアウトプット学習であり、基礎知識を身に付けるインプット学習が不足してしまうからです。
英語を学び直す順番は、インプット学習による知識の習得が最初であり、十分な知識を身に付けた上でアウトプット学習を実施するのが望ましいです。
いきなりアウトプット学習をしても発信する知識がない状態なので上手くいきませんので、まずはインプット学習を丁寧に実施する意識が大切です。
3-③ 勉強の習慣化
大人からの英語のやり直し・学び直しにおいて勉強の習慣化もポイントの一つです。
たとえば土日だけ勉強を頑張ってみたり、思い立った時に勉強するだけでは英語は上達しません。
知識を定着させるためには毎日1時間でも良いので継続して勉強する意識が大切です。
また、特に独学の場合は英語を学び直して1ヶ月や2ヶ月程度では学習効果を実感できない可能性が高いため、最初はモチベーションの維持が難しいという側面があります。
しかし、そこで勉強を諦めてしまうと結局英語を話せるようにならずに挫折してしまうでしょう。
英語はどれほど適切な勉強を心がけても効果を実感できるまでそれなりの時間がかかりますので、すぐに効果が出ることを期待せずに継続的に勉強することが大切です。
4.大人からの英語のやり直し・学び直し【大切なこと】

それでは、日本語とは全く構造が異なり、言語の互換性がない英語を身に付けるためには、どのようなアプローチが必要なのか。
結論としては、「英語を英語として理解する」という勉強法がとても大切となります。
4-① 単語・文法・発音が基本
英語を学び直すにあたり、大切なのは単語・文法・発音の基礎学習を丁寧に行うことです。
どれだけ複雑で難しい文章も、英語を更生する要素は単語・文法・発音の3つです。
もちろん、中学生で学ぶ簡単な単語から専門的な論文に登場するような難しい単語までありますし、シンプルな文法もあればネイティブが使うような複雑な文法もあります。
発音もアメリカ・イギリス・オーストラリアなど国によって違う部分もありますし、住んでいる地域によっても訛りなどがあるため、聞き取りやすい発音もあれば聞き取りづらい発音もあるでしょう。
しかし、難易度の差こそあれ、英語を構成する要素を細かく分解すれば単語・文法・発音となり、それぞれの基礎がしっかりしていれば、ビジネスで問題ないくらいの英会話コミュニケーション能力は身に付くわけです。
ただ、ここで問題となるのは、単語・文法・発音という重要な基礎の勉強法です。
日本の学校教育には大きく2つの問題があり、1つ目は単語・文法が「英語を無理やり日本語に当てはめる暗記学習に偏っている」こと。
そして2つ目は、発音の学習が圧倒的に不足していることが挙げられます。
4-② 単語は暗記学習からイメージ学習へ
前提として、単語の暗記は必要不可欠です。
英語の暗記量が増えて語彙が豊富になるだけでも、リーディングやリスニングのスキルはある程度は伸びます。
ただし、大切なのは学校教育のようにただ英単語の意味を日本語で覚えるだけでなく、英語のイメージを捉える覚え方をすることです。
たとえば、「see」「look」「watch」はそれぞれ「見る」と覚えるのが普通ですよね。
この3つの英単語を日本語に翻訳するなら、「見る」という日本語を当てはめることになります。
ただし、「see」「look」「watch」はそれぞれ持っているイメージが異なります。
「see」は、何かが自然と視界に入ってくるイメージ。
「look」は、意識的に対象に視線を走らせるイメージ。
「watch」は、対象に意識を向けるイメージと、それぞれ英単語が持つニュアンスが違うわけです。
すると、たとえば「I saw the guy」なら男が視界に入ってきたイメージで「その男を見かけた」となり、「I looked at the guy」なら意識して「その男に視線を向けた」となり、「I watched the guy」なら男が何をしているのか見続けたというイメージで「その男の挙動を見た」といった意味になります。
このように、英単語にはそれぞれコアイメージがあるのですが、学校や塾・予備校などではイメージを教えるのではなく、単純に英単語の意味を日本語に訳す勉強やテストを実施しますよね。
これでは、英語が本来持っているイメージを捉えることができず、英会話で相手が話す意味を理解できなかったり、誤解してしまったり、自分が英語を話す時も適切に考えを伝えられなかったりと、様々な弊害が出てきてしまうわけです。
英語の学び直し・やり直しをするにあたって、中学校や高校で習ったように英語を単純に日本語に変換して暗記するだけでは、結局、本質的な英語力というものが身に付きません。
単語学習一つとっても、ただ英語を日本語に当てはめて覚えるのではなく、英語が持つイメージを捉える勉強がとても大切となります。
単語を覚える際に英英辞典が効果的と言われるのも、英英辞典は英単語が持つイメージを説明しているため、英語を英語として覚えることがきるからなのです。
4-③ 言語学に基づく文法学習
文法に関しても、基礎文法を暗記すること自体はとても重要です。
文法は読む・聞く・書く・話すの4技能全てに大きく関わる重要な要素であり、英語の根幹とも言えます。
英語と日本語は語順など文法構造が全く異なることが、英語が難しいと感じてしまう大きな原因の一つでもあります。
文法の暗記自体は重要なのですが、中学校の文法テキストをただやり直すといった暗記に偏る勉強法では、リスニングやスピーキングなどの向上には繋がらず、本質的な英語力も身に付きません。
それでは、どのような文法学習が大切なのかと言えば、先ほどの単語学習と同じく英語を英語として学ぶ勉強です。
たとえば、中学校で「have + 過去分詞」という過去完了形を習いますよね。
この時、「have + 過去分詞」の組み合わせは①継続「ずっと~している」、②経験「~したことがある」、③完了「~したところだ」という3つの意味があって、文脈から推測して3つの意味から選ぶと覚えるのが一般的です。
ですが、このように単語の組み合わせと意味を一つ一つ暗記していくと「覚える量が膨大になる」「英語のニュアンスと日本語のニュアンスに違いが出て不自然」「変則的な文法に対応できない」など多くのデメリットが生じてしまいます。
一方、言語学の理論の一つの認知文法では「have + 過去分詞」を継続・経験・完了という3つの意味に分類するのではなく、「have + 過去分詞」は「過去から現在まで連続して動作・状況が繋がっている」というイメージで捉えます。
とある過去の地点を表すのではなく、haveが過去から現在まで「持っている」という連続するイメージさえ理解しておけば、リーディングやリスニングの際に、「have + 過去分詞」を継続か経験か完了か日本語に当てはめて翻訳する必要がなくなり、英語が持つイメージそのままに文章を理解することが可能になるわけです。
英語ネイティブは単語や文法のコアイメージに従って感覚的に英語を使っているため、認知文法を学ぶことでネイティブ感覚の文法を理解することができるようになり、英語を英語として理解できるようになります。
単語や文法の意味や規則を日本語で覚えれば、テストや受験で高得点を取れるようになるかもしれませんが、実践で使える英語、つまり、英語を話せるようにはなりません。
日本人は学生時代に1,000時間以上勉強しても全く英語を話せない人が多いのは、結局、英語を日本語で無理やり覚えるという暗記学習のスコアを競い合っているだけで、本質的な英語学習が全くできていないからというわけです。
4-④ 英語の音を大切にする
日本の学校教育ではあまり発音の学習をしませんが、発音は英語を身に付ける上で必須の勉強内容です。
英語の学び直し・やり直しというよりは、学校では発音に関する勉強をほとんどしてこなかったからこそ、イチから発音をしっかりと勉強する必要があります。
なぜ発音が重要なのかと言えば、英語の音を聞き取る = リスニングの際に発音の知識が身に付いているかどうかが重要だからです。
読めば簡単に理解できる文章でも、ネイティブが話すとなぜか全く聞き取れないのは、「記憶している発音」と「実際の発音」に乖離があるからに他なりません。
たとえば、「When did you arrive in Japan」という文章を読む場合、多くの人は「ウェン ディドゥ ユー アライブ イン ジャパン」と発音すると思います。
ですが、実際の英会話では「ウェン ディヂュ アライヴィン ジャパン」と単語の音の省略・連結・変化などがたくさん発生します。
すると、 ディヂュという音とdid youが結びつかなかったり、アライヴィンという音とarrive inが結びつかなかったりして、相手が何を言っているのか全く分からないという状態になってしまうわけです。
このように、一つ一つの単語の発音を覚えるだけでなく、文章として話される英語、つまり、単語と単語が組み合わさって起こる様々な音声変化を覚えないと、英語の聞き取りが全くできません。
このように、英語を学び直すにあたって、これまでほとんど勉強してこなかった「文章として話される実際の英語の発音」を勉強することがとても重要になってきます。
5.大人からの英語のやり直し・学び直し【コーチング】

この記事の結論としては、大人からビジネスでも通用する英語力をできるだけ短期間で身に付けたい方や趣味やなんとなくではなく、本気で英語を話せるようになりたい方は、コーチングスクールの受講をおすすめします。
5-① 英語コーチングスクールとは
従来の英会話教室や近年では人気のオンライン英会話は、「英語を話す」というアウトプット学習に焦点を当てた学習を実施します。
一方で、コーチングスクールは専属のコンサルタントが学習プランの作成・弱点や課題の発見・課題解決のレッスンやトレーニング・毎日の自主学習の管理など、主にインプット学習のサポートを重視します。
ここまで解説してきたとおり、英語学習のやり直し・学び直しにおいて、英語を英語のまま理解する正しい方法としての単語・文法・発音の勉強がとても大切です。
この単語・文法・発音のインプット学習を丁寧にサポートしてくれるのがコーチングスクールなので、英語の学び直しに最適なサービスとなっています。
5-② 言語学に基づく勉強の実施
コーチングスクールはそれぞれの学習メソッドがありますが、共通しているのは第二言語習得論などの言語学に基づいた英語学習を実施することです。
日本のこれまでの英語学習は英語を無理やり日本語で理解しようとするから本質を捉えられないと解説してきましたが、非母国語を第二言語として習得する方法を研究した第二言語習得論などで効果があるとされる英語学習を実施することで、短期間で効率良く英語を身に付けることが可能になります。
たとえば、おすすめ1位としてご紹介するENGLISH COMPANYでは、国内外の大学や大学院で言語学を修了した専門家から英語トレーニングを受けることができます。
おすすめ2位のLiberty English Academyでは、英語ネイティブが感覚的に身に付けている文法を体系化したグラマーテーブルを学ぶことで、完璧な文法を習得することが可能です。
単語・文法・発音をただ暗記するのではなく、理論に基づいて「英語を話せるようになるための知識」として学ぶことで、英語を話せるようになることを目指すのがコーチングスクールの特徴となります。
5-③ 英語指導の専門家に教えてもらう
英語に限らず何かを学ぶ際には、その道の専門家に指導してもらうのが最も効率的に上達するのは言うまでもありません。
独学では「何を勉強すればいいのか」「どのように勉強すればいいのか」「どれくらい勉強すればいいのか」など適切な英語学習を実施するのはとても難しいです。
一般的な英会話教室やオンライン英会話でも、言語学を学んだプロ講師はなかなか在籍していないのが現状です。
一方、コーチングスクールでは第二言語習得論などの専門的な知識を持っている講師から直接的な指導を受けることが可能となります。
この記事では、特に言語習得に関する知識が深い講師が揃っているスクールをご紹介しますので、短期間で高い目標を達成したい方は受講を検討してみてください。
6.大人からの英語のやり直し・学び直しにおすすめのスクール
大人からの英語のやり直し・学び直しにおすすめの英語コーチングスクールをランキング形式で紹介しますので、気になるスクールがあればぜひ無料カウンセリングを受けてみてください。
1位 言語習得の専門家によるトレーニング「ENGLISH COMPANY」
入会金 | 55,000円 |
コース・期間・料金 | 【パーソナルトレーニング】 90日間集中 :561,000円 180日間集中:679,800円 【セミパーソナル】 |
コーチング・ トレーニング | 【パーソナルトレーニング】 90日間集中 :週2回×90分(計24回) 180日間集中:週1回×90分(計24回) 【セミパーソナル】 |
校舎 | 【東京】新宿・銀座・神田・恵比寿 【大阪】梅田 【兵庫】神戸 【京都】四条烏丸 |
オンライン | オンライン受講対応 |
日本の教育事業の最大手「ベネッセ」のグループ企業であり、「学びを合理的でクールなものに」というコンセプトで運営されているENGLISH COMPANY。
ビジネス英語を超効率的に習得するという点において、全ての英語スクールの中で圧倒的におすすめです。
ENGLISH COMPANYはスパルタな英語学習ではなく、科学的根拠に基づく効率的な学習を実施します。1日3時間の自主学習を求めるコーチングスクールが多い中、ENGLISH COMPANYの目安の学習時間は1日1~1.5時間。
課題・弱点の発見と課題解決・弱点克服のピンポイント学習により、最小限の努力で最大限の成果を出せるため、仕事で忙しい方にこそ非常におすすめなスクールです。
「1日3時間の学習をすれば、誰だってそれなりに英語ができるようになります。ですが、私たちENGLISH COMPANYは、少ない学習時間で英語を身に付けてもらうのが英語コーチングの本質だと考えています。だって、できるなら少ない時間で英語を習得できた方が絶対に良いですよね?」
このように話すENGLISH COMPANYのトレーナー陣は、第二言語習得論・認知言語学・応用言語学・言語心理学など言語習得の学問領域を国内外の大学で修めており、トレーナーの言語習得に関する専門性は他のスクールの追随を許しません。
なお、2024年4月よりパーソナルトレーニングコースが一般教育訓練給付制度の対象講座に認定されたため、社会人は実質的に10万円割引とお得に受講できるようになりました。
また、予算が厳しい方は1クラス最大5人のセミパーソナルコースもおすすめ。最安月額44,000円でENGLISH COMPANYの最高峰のトレーニングを受けられるほか、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨してレベルを高め合うこともできます。
ぜひ無料体験を受けてみて、ENGLISH COMPANYのトレーニングのレベルの高さを実感してみてください。
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【取材】ENGLISH COMPANYは効果なし?|イングリッシュカンパニー
イングリッシュカンパニーの割引・入会金無料キャンペーンについて
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2位 TOEIC・TOEFL・IELTSで圧倒的な実績「Liberty English Academy」
入会金 | 55,000円(最大無料のキャンペーンあり) |
コース | TOEIC対策コース TOEFL iBT/IPT対策コース IELTS対策コース |
料金 | ショート :336,000円 ベーシック:576,000円 アドバンス:792,000円 |
期間 | ショート :3ヶ月(計24回レッスン) ベーシック:6ヶ月(計48回レッスン) アドバンス:9ヶ月(計72回レッスン) |
コーチング | 週1回 |
レッスン | 週2回×90分 |
校舎 | 三田(東京都港区) |
オンライン | オンライン受講対応 |
ENGLISH COMPANYと並んでおすすめなスクールが、英語を最短で完璧にマスターできる「藤川メソッドグラマーテーブル」を生み出した藤川恭宏氏が創設したLiberty English Academy。
TOEIC・TOEFL・IELTSのスコアを伸ばしたい方であれば、ENGLISH COMPANY以上におすすめしたいスクールです。もちろん、ビジネス英会話目的の受講も可能です。
LIBERTYでは、英語ネイティブが感覚的に身に付けている英語の構造や規則をまとめた「グラマーテーブル」という独自の学習メソッドで本質的な英語力を身に付けられます。
「グラマーテーブル」はTESOL(英語を第二言語とする人への英語教授法)の最高峰とされるコロンビア大学ティーチャーズカレッジで独自性が認められるほどの有用性を持ち、外交官や国際弁護士、大学教授が学びに来るほど。
英語の「核」はverbにあり、verbの役割を理解すれば英語4技能すべてが上達するという理論に基づき、週2回のレッスンで本質的な英語力の習得を目指します。
LIBERTYは特に資格試験の実績が圧倒的で、短期間の受講でTOEIC 900点台・TOEFL 100点以上・IELTS 7.0以上の達成者が続出してます。
ハーバード・コロンビア・イエール・スタンフォードなど世界トップ大学・大学院の合格者も多数輩出し、高レベルな英語力を身に付けられることを実績として証明済み。
受講料は6ヶ月間のベーシックコースで入会金を含めて約60万円。社会人は一般教育訓練給付制度を利用できますので、国から10万円が支給されます。
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【体験談】LIBERTY(リバティ)はグラマーテーブルで本物の英語を身に付ける
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3位 高品質なコンサルティング「STRAIL(ストレイル)」
入会金 | 55,000円 |
コース | ビジネス英語コース TOEIC L&R TESTコース 初級者コース |
料金 | 336,600円 |
期間 | 3ヶ月 |
コーチング | 週1回×60分 |
校舎 | 【東京】新宿・銀座・恵比寿 【大阪】梅田 |
オンライン | オンライン受講対応 |
ENGLISH COMPANYと同じ経営母体を持つコンサルティング特化型スクール「STRAIL(ストレイル)」。
ENGLISH COMPANYがコーチングとトレーニングの両輪で英語力を伸ばすのに対し、ストレイルは言語習得の専門家によるコンサルティングを受けながらの自主学習がメインとなります。
「学びを合理的でクールなものに」というコンセプトも変わらず、毎日の自主学習時間が1~1.5時間の超高密度学習により、3ヶ月集中で英語力を伸ばすことが可能です。
ストレイルでは英語力をフェーズごとに捉え、該当するフェーズごとに最適な学習を実施するストレイルメソッドを採用。
第二言語習得論に基づいた段階的なインプット学習でリーディングとリスニングを強化し、フェーズが上がってきたらスピーキングとライティングを鍛えていくことで、効率的に英語力を伸ばしていきます。
また、国内外の大学で言語習得の学問を専攻した専門知識を持つコンサルタントが揃っていて、医師が症状から病気の原因を特定して処方箋を決めるように、受講生の英語が苦手な原因をピンポイントで特定し、課題解決に最適な学習方法を提示。
常に最適な学習を継続することで、最短期間で本質的な英語力を身に付けることができるのが大きな魅力です。
コンサルティングに特化している分、受講料金がリーズナブルである上、ビジネス英語コースとTOEICコースは教育訓練給付制度の利用で78,320円の給付金が支給されるため、総額313,280円という格安料金でコーチングを受けることができます。
予算を抑えつつ、効率的にビジネス英語を身に付けたり、TOEICのスコアを伸ばしたい方におすすめのスクールです。
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【英語コーチング特化】STRAIL(ストレイル)の効果や評判を紹介
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4位 1年間で本物の英語力を身に付ける「TORAIZ(トライズ)」
入会金 | 55,000円 |
コース | スピーキング本科・英語初心者・ビジネス英語上級 TOEIC対策・TOEFL対策・IELTS対策 英語プレゼン特化・実践ファシリテーション インターナショナルスクール対策 ワーホリ準備英語 |
料金 | 337,580~1,695,100円 |
期間 | 3ヶ月~12ヶ月 |
コーチング | 毎週 / 隔週 |
レッスン | プライベート:週0~5回 グループ :受け放題 |
校舎 | 【東京】 六本木・東京丸の内・新宿・新宿三丁目 新宿南口・銀座・日本橋・品川 【神奈川】横浜 【愛知】 名古屋 【大阪】 梅田 【福岡】 福岡天神 |
オンライン | オンライン受講可能 |
教育事業を手掛けるトライオン株式会社が運営する英語コーチングスクール「トライズ」。
一番人気のスピーキング本科は1日3時間・1年で1,000時間の学習が目安であり、求める勉強量はコーチングスクールの中でも随一です。
商社・外資系コンサル・IT・メーカー・製薬・医療・金融など幅広い業種のビジネスパーソンが受講しており、ビジネス英語やTOEIC・TOEFL・IELTSなどの試験を集中して学ぶ環境が整っています。
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マネーイングリッシュは「英語で未来を強くする」という独自のコンセプトを持ち、英語を身に付けることで自分の価値と年収を上げ、未来をより豊かにすることを目標としています。
年収と英語力の相関性を指摘し、自己投資としての英語学習をサポートするなど現実的な視点を持っており、未来の人生も含めてサポートする意識をコーチ側も共有している点が大きな特徴です。
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週3回の外国人講師によるマンツーマンレッスンで発音や文法を丁寧に学ぶことができるほか、日本人講師による文法・語法のグループレッスンも毎週あり、インプット学習を通して「使える英語の知識」を身に付けることが可能です。
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日本人コンサルタントは英語学習経験や豊富な海外経験を持ち、特に採用条件の一つとしている発音はネイティブレベルという特徴もあります。さらに、外国人講師はフィリピンの老舗の語学学校から優秀な人材を雇用しているので、講師の質も担保されています。
ちなみに、専属コンサルタントはモチベーションが上がるからと異性の方が付くことが多く、その辺りも含めて現実主義的であり、本当に裏表のないサービスを提供してくれます。
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7.大人からの英語のやり直し・学び直し【メリット】

最後に英語学習のモチベーションを高めるためにも、大人からの英語のやり直し・学び直しのメリットを見ていきましょう。
7-① 収入アップ
英語ができるようになることで分かりやすいメリットの一つが収入が高くなることです。
日系転職版が調査した「大卒年収調査2023」のTOEICスコアと平均年収の相関表をご参照ください。
スコア | 平均年収 |
900~990点 | 966.0万円 |
800~899点 | 845.1万円 |
700~799点 | 787.9万円 |
600~699点 | 732.5万円 |
500~599点 | 709.8万円 |
~499点 | 688.3万円 |
こちらの調査は「日経転職版の会員を対象にした大卒者」の平均年収なので、日本全体の平均年収は大きく超える結果となっています。
TOEICスコアが上がるごとに平均年収も高くなる相関性が明確にあり、800点台では平均年収845.1万円とかなり高い数字が出ています。
英語ができるようになれば、待遇が良い大企業やグローバル企業への転職・昇格・海外手当てが貰える駐在への抜擢など、収入がアップするチャンスが大きく広がります。
もちろん収入がキャリアの全てではありませんが、一つの指標として「英語ができるほど収入が高くなる傾向」は日本では顕著に見られますので、英語学習のモチベーションに繋げてみましょう。
7-② 理想のキャリアの実現
英語ができないだけで諦めなければならないことは多くあります。
憧れの企業や職種で働くことを断念したり、希望の部署に異動させてもらえなかったり、海外の研修や転勤の候補から外れてしまったりと、やはり英語ができる人がキャリアにおいて優先されるシチュエーションは多くあります。
英語ができるようになれば、それだけでもキャリアの選択の幅は広がり、理想のキャリアを実現できる可能性は高くなります。
自分のやりたいことが英語に関わる人は、ぜひこの機会に自分の人生を豊かにするためにも英語の勉強を始めてみましょう。
7-③ 人生経験が豊かになる
英語ができるようになると、今まで避けていたことも前向きに取り組めるようになります。
たとえば、海外旅行に気軽に行けるようになったり、海外の方が多い都心や観光地のカフェ・レストラン・雑貨屋さんなどで働くことができたり、英語の映画やドラマを楽しめるようになったり、洋書を読めるようになったり、海外のYoutuberの配信を楽しめるようになったりと、英語ができるようになることで様々なことが楽しめるようになります。
新しい価値観に出会ったり、自分の世界を広げるチャンスにも出会えるようになりますので、より豊かな生活を送るためにも英語の学び直しをするのはとてもおすすめです。
7-④ 情報収集の質が高まる
たとえば、IT関連・世界情勢・為替や株価などの経済など、英語の情報の方が速くて正確な場合が非常に多いです。
日本語しか理解できないと、すでに情報の価値がなくなっているタイミングでしか情報を得られなかったり、誤訳した日本語の情報を掴んでしまう可能性もあります。
英語のまま情報を得られるということは、より価値が高いタイミングで正確な情報を掴めるようになるので、知的好奇心が高い方や専門的な仕事をしている方にとっても非常に大きなアドバンテージとなります。
7-⑤ 自己肯定感が高まる
特に周りに英語ができる人が多い環境で仕事や生活をしている場合、英語ができないだけで自己肯定感が低くなってしまっている方も多いと思います。
会社の同期が英語ができたり、新しく入ってきた後輩が英語がペラペラだと、自信がなくなってしまう方もいるでしょう。
ですが、ハッキリ言ってしまえば、英語はただの「コミュニケーションツール」です。
正しい方法で学べば誰でも英語を話せるようになるはずなのに、いつまでも英語学習を避けて自己肯定感が低いまま、仕事や生活で劣等感を抱くのももったいないです。
英語ができるようになるだけで自己肯定感が高まれば、仕事などもより積極的に楽しめるようになりますので、ぜひこの機会にコーチングスクールを受講するなどして、本気で英語の勉強を始めてみましょう。
8.まとめ:大人からの英語のやり直し・学び直しは本質的な勉強をしよう

当記事では、大人からの英語のやり直し・学び直しを丁寧に解説しました。
結論として、従来の暗記学習に偏った方法ではなく、英語を英語として理解し、英語を話す知識として単語・文法・発音などの基礎学習を実施することがとても大切です。
ただし、これまで英語学習に挫折してきた方や英語初心者の方は、このような本質的な英語学習は難しいと思います。
短期間で英語を話せるようになりたい方やビジネスでも通用するような英語力を身に付けたい方は、ぜひ当記事でご紹介した英語スクールの受講を検討してみてください。
せっかく英語を勉強する気持ちがあるのであれば、最高の環境で最高の結果を出しましょう。