こんにちは。
当記事では、英語コーチングスクールのストレイル(STRAIL)とプログリット(PROGRIT)のどちらがおすすめか解説していきます。
結論から言いますと、「料金」「講師の質」「効率」などのあらゆる側面からストレイルの受講をおすすめします。
もちろん、どちらのスクールにも魅力はありますが、コンサルティングの受講時間が同じなのに料金が約2倍違うため、ストレイルの方がコストパフォーマンスが高いです。
ストレイルとプログリットはサービス内容が似ているので迷っている方も多いと思いますので、興味がある方はぜひ参考にしてみてくださいね。
公式サイト
STRAIL(ストレイル) :https://strail-english.jp
PROGRIT(プログリット):https://www.progrit.co.jp
1.ストレイルとプログリットの特色
英語コーチングスクールの中でも大手のストレイルとプログリット。
どちらのスクールも受講生1人ひとりに専属コンサルタントがつき、自主学習を丁寧にサポートしてくれる「コンサルティング特化型」のスクールとなります。
一見すると似たサービスを提供していますが、実は様々な面で違いがありますので、それぞれ詳しく見ていきましょう。
1-① ストレイル(STRAIL)の概要
ストレイル(STRAIL)は「学びを合理的でクールなものに」というコンセプトで運営されている超高密度学習が特徴のスクールです。
日本最大手の教育事業「ベネッセホールディングス」のグループ企業であるスタディハッカーが運営しているので教材やカリキュラムの質が高く、企業の信用度はあらゆるスクールの中でも非常に高いです。
ストレイルは英語力をフェーズごとに捉え、該当するフェーズごとに最適学習を実施するストレイルメソッドを採用。
第二言語習得論に基づいた科学的アプローチによるインプット学習でリーディング・リスニングを強化し、フェーズが上がってきたらリスニング・ライティングを鍛えていくことで、英語4技能の効率的なスキルアップを目指します。
ストレイルには国内外の大学・大学院で言語習得の周辺領域を修了した専門知識を持つコンサルタントが揃っているのも大きな魅力。
医師が症状から病気の原因を特定して処置方法を決めるように、受講生の英語が苦手な原因を特定し、課題解決に最適な学習方法=処方箋を提示。
常に最適な学習を継続することで、最短期間で本質的な英語力を身に付けることを可能とします。
STRAIL(ストレイル) | |
入会金 | 55,000円 |
コース | ビジネス英語コース TOEIC L&R TESTコース 初級者コース |
受講料 | 297,000円 |
受講期間 | 3ヶ月 |
コーチング形式 | マンツーマン |
コーチング頻度 | 週1回 |
コーチング時間 | 1回60分 |
コンサルタントの国籍 | 日本人 |
校舎 | 【東京】新宿・銀座・恵比寿 【大阪】梅田 |
営業時間 | 平日:13:00~22:00 休日:10:00~19:00 |
オンライン | オンライン受講可能 |
- 税込み価格
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1-② プログリット(PROGRIT)の概要
「短期」集中で英語力を飛躍的に向上させ、「長期」的な成長へと繋げるコーチングサービスを提供するプログリット(PROGRIT)。
プログリットは科学的な理論に基づいたアカデミックなアプローチで学習するスクールです。第二言語習得論をベースに、英会話をする際の脳内処理を5つのプロセスに切り分け、英語が聞き取れない・話せないプロセスがどこにあるのか追求・解決していきます。
プログリットでは「5ステップのどこが弱点か」「なぜできていないのか」を分析するために、専属コンサルタントが音声添削でシャドーイングを毎日添削し、徹底的に発音やリスニングの弱点を発見し、克服するためのトレーニングを実施します。
毎週のコンサルティングでは専属コンサルタントがシャドーイングや瞬間英作文のテストを行い、「正しい発音で話しているか」「正しい語順で話しているか」をチェック。
弱点や苦手分野があれば、弱点克服・課題解決のために学習プランを修正し、毎日の英語学習に反映させます。
音声から正しく英語を身に付けていく。これがプログリットの英語学習の本質と言えるでしょう。
受講料金はコーチングスクールの中でもトップクラスに高いですが、専属コンサルタントの付きっきりのサポートを受けられるのが特徴のスクールです。
PROGRIT(プログリット) | |
入会費 | 55,000円 |
ビジネス英会話コース 初級者コース TOEIC® L&R TESTコース | 2ヶ月(8週間) : 380,600円 |
3ヶ月(12週間): 544,500円 | |
6ヶ月(24週間):1,069,200円 | |
TOEFL iBT® TEST/IELTSコース | 3ヶ月(12週間): 577,500円 |
6ヶ月(24週間):1,102,200円 | |
コーチング形式 | マンツーマン |
コーチング頻度 | 週1回 |
コーチング時間 | 1回60分 |
コンサルタントの国籍 | 日本人 |
校舎 | 【東京】有楽町・新宿・六本木・品川 神田秋葉原・池袋・渋谷 【神奈川】横浜 【大阪】梅田 【愛知】名古屋 【兵庫】神戸三宮 |
オンライン | オンライン受講可能 |
- 料金は全て税込み価格
- 初心者コースは2ヵ月・3ヶ月コースのみ
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2.ストレイルとプログリットの全体比較
まずはストレイルとプログリットの全体的なサービスを比較します。
ストレイル | プログリット | |
コース | ビジネス英語 TOEIC L&R TEST 初級者 | ビジネス英会話 初級者 TOEIC L&R TEST TOEFL iBT TEST/IELTS |
入会金 | 55,000円 | 55,000円 |
料金 | 297,000円 | 380,600円~1,102,200円 |
受講期間 | 3ヶ月 | 2 / 3 / 6ヶ月 |
コンサルティング | 週1回 / 60分 | 週1回 / 60分 |
国籍 | 日本人 | 日本人 |
校舎 | 【東京】新宿・銀座・恵比寿 【大阪】梅田 | 【東京】 有楽町・新宿・六本木・品川 神田秋葉原・池袋・渋谷 【神奈川】横浜 【大阪】 梅田 【愛知】 名古屋 【兵庫】 神戸三宮 |
営業時間 | 平日:13:00~22:00 休日:10:00~19:00 | 平日:12:30〜21:00 土日: 9:30〜18:00 |
オンライン | 全コース可能 | 全コース可能 |
週1回・60分のコンサルティングを受けて、学習アドバイスに従い自主学習メインで進めていく点でストレイルとコンサルタントは同じサービスと言えます。
ですが、詳細を確認すると異なる部分も多いので、「料金」「コンサルタントの質」「自主学習時間」「教材」「サポートの手厚さ」の5つのポイントから見てみましょう。
3.ストレイルとプログリットの料金比較
まずはストレイルとプログリットの料金比較を見ていきましょう。
3-① 基本料金の比較
基本料金の比較表はこちらとなります。
ストレイル | プログリット | |
入会金 | 55,000円 | 55,000円 |
料金 | 297,000円 | 基本 :544,500円 TOEFL/IELTS:577,500円 |
総額 | 352,000円 | 基本 :599,500円 TOEFL/IELTS:632,500円 |
受講期間 | 3ヶ月 | 3 ヶ月 |
表の通り、プログリットはストレイルの約2倍の受講料金がかかります。
両方とも週1回・60分間のコンサルティングを実施しますので、基本的なサービス量は変わりません。
従って、単純にプログリットの受講料金が約2倍も高いと言えます。
3-② ストレイルの受講料金が安い理由
同程度のサービス量なのに約2倍の料金差があるのは、主にマーケティング戦略が異なることに起因しています。
プログリットは本田圭佑さんやカズレーザーさんなどの有名人を起用してマーケティングに力を入れています。多くの人は「知名度が高い」「有名人が利用している」ことに安心感を覚えて、料金が高くても信用する傾向にあります。
もちろん、マーケティングが上手いのは企業の戦略として正しいのですが、広告宣伝費は受講料金に反映されます。
結局、マーケティングコストは受講者が負担するため、プログリットの受講料金は非常に高額となるわけです。
一方でストレイルは有名人を起用したマーケティングは行っていません。
主に受講者の口コミや評判の高さから受講生が集まっているスクールであり、広告宣伝費の削減に成功しているため、受講料金がリーズナブルな範囲に収まっていると言えます。
同じサービスを利用するのに倍の金額を支払うのはもったいないので、料金の側面から言えば、3ヶ月で約60万円のプログリットよりも、3ヶ月で約30万円のストレイルをおすすめします。
3-③ 一般教育訓練給付制度の利用
ストレイルの「ビジネス英語コース・TOEICコース」とプログリットの「ビジネス英会話・TOEICコース」は、一般教育訓練給付制度の対象に認定されています。
一般教育訓練給付制度は、社会人のキャリアアップを支援する国の制度。厚生労働大臣が指定する講座を受講した場合、手続きをすれば受講料の20%(最大10万円)が給付されるお得な給付制度です。
一般教育訓練給付制度を利用した場合の実額は、以下の通りです。
コース | 入会金 | 料金 | 給付金 | 合計金額 | |
ストレイル | ビジネス英語 | 55,000円 | 297,000円 | △70,400円 | 281,600円 |
TOEIC | 55,000円 | 297,000円 | △70,400円 | 281,600円 | |
プログリット | ビジネス英会話 | 55,000円 | 544,500円 | △100,000円 | 499,500円 |
TOEIC | 55,000円 | 544,500円 | △100,000円 | 499,500円 |
どちらのスクールでも一般教育訓練給付制度を利用できるため、ストレイルの実額は約28万円、プログリットの実額は約50万円となります。
教育訓練給付制度を利用すると、ストレイルは30万円以内でコーチングサービスを受けられるため、プログリットと比べてかなりお得に受講することができます。
公式サイト
STRAIL(ストレイル) :https://strail-english.jp
PROGRIT(プログリット):https://www.progrit.co.jp
4.ストレイルとプログリットのコンサルタントの比較
次に受講期間中、マンツーマンで英語学習をサポートしてくれる専属コンサルタントの質について比較してみましょう。
4-① 募集要項の違い
それぞれのスクールの募集要項を確認したのでご覧ください。
募集要項 | |
ストレイル | ・TOEIC 850点以上 |
プログリット | ・TOEIC 800点以上 |
ストレイルはTOEIC基準で850点以上、プログリットは800点以上なので、ストレイルの方がTOEICの基準が50点高いです。
従って、ストレイルの専属コンサルタントの方が平均的に英語レベルが上と言えますが、違いはそれだけではありません。
4-② 求める人物像の違い
ストレイルは言語習得の専門家が揃っていて、国内外の大学・大学院で応用言語学、第二言語習得論、心理言語学などの学問を修了した人が集まっています。
求める人物像も英語の専門的な知識を非常に重視しています。実際にストレイルに取材したところ、英語が大好きな英語オタクが多く、休憩時間にも英語について話し合っているそうです。
一方、プログリットはコミュニケーション能力・明るさ・活発さなどのコミュニケーション能力やパッションを重要視している印象です。
後述しますが、コンサルタントに求める人物像はストレイルとプログリットのコンセプトにも影響しており、ストレイルは効率重視、プログリットはスパルタ重視という学習方法の違いがコンサルタントの人物像にも影響しています。
結論としては、言語習得の専門家から効率的に英語を学びたいのであればストレイル、パッションや情熱重視の指導を受けたいならばプログリットがおすすめです。
5.ストレイルとプログリットの自主学習時間の比較
ストレイルとプログリットはどちらもコンサルティング特化型のスクールで、自主学習をメインに英語学習を実施します。
ですが、求める勉強量は大きく異なり、ストレイルは1日1.5時間の学習を求めるのに対し、プログリットは1日3時間の学習を設定しています。
なぜ自主学習時間が2倍違うのかと言えば、スクールのコンセプトが明確に違うからです。
ストレイルは学びを合理的なものにというコンセプトのもと、「最小限の努力」で「最大の成果」を引き出すことを目的とします。言語習得の専門家による質の高いアドバイスに沿って勉強を進めていくため、非常に効率的に英語を身に付けることができます。
一方、プログリットは1日3時間の自主学習を徹底的に管理して、コンサルタントが毎日3時間の学習内容を細かくチェックするスパルタ指導をします。
イメージとしては、目標レベルに到達するために1,000時間の勉強が必要だとしたら、ストレイルは言語習得の知見から1,000時間を700時間や500時間に短縮し、プログリットは学習管理により1,000時間の勉強を受講生にやり遂げさせるイメージです。
ストレイルやプログリットの受講を検討している方はビジネスパーソンが多いと思いますが、仕事や予定で忙しい中、毎日3時間もの学習時間を捻出するのはなかなか厳しいですよね。
英語学習の効率性という観点からも、ストレイルの方がストレスなく受講できると思います。
6.ストレイルとプログリットの専門性の比較
ストレイルもプログリットも第二言語習得論に基づいたコンサルティングを実施しますが、第二言語習得研究の深さに大きな違いがあると言えます。
実はストレイルもプログリットも、実施する学習内容自体に大きな違いはありません。
たとえば、シャドーイング・瞬間英作文・音読・多読・チャンクリーディング・英単語の暗記など、日々の自主学習でやることはそれほど変わらないのです。
ただし、「どのタイミングで」「どのトレーニングを」「どのように実施するか」という課題発見と課題解決の精度が、ストレイルはあらゆるコーチングスクールの中でも非常に高いと言えます。
その理由は、前述の通りストレイルは言語習得論の専門家が集まっているという人的アドバンテージがあるからです。
プログリットは「英語力の伸び=学習生産性×投下時間」と捉えており、50時間よりも100時間、100時間よりも200時間と、勉強にかけた時間の分だけ伸びるというコンセプトがベースにあります。
だから1日の学習時間が3時間に設定されており、スパルタ的な管理体制で毎日3時間の自主学習を徹底させます。
一方、ストレイルのコンサルタントは第二言語習得論の専門性を持っているため、課題発見の精度が群を抜いて高いスクールです。
決まった学習カリキュラムがあるだけでなく、コンサルタントの専門性をベースに、受講生一人ひとりに対して細かく課題を特定していきます。
英語学習に限らず、勉強は苦手分野や課題の発見と、弱点克服・課題解決の勉強の繰り返しです。
ストレイルの専門家は、原因の発見と原因の解決を適切に実施してくれるので、1日1.5時間の高密度学習で十二分に学習効果を実感することができるのです。
言い換えれば、勉強の「質」重視であればストレイルが、勉強の「量」重視であればプログリットがおすすめと言えるでしょう。
7.ストレイルとプログリットの教材の比較
教材に関しても違いがあり、ストレイルもプログリットも受講生のレベルや目標に応じて使用する教材は変わってきます。
ストレイル | |
ストレイル | オリジナル教材 市販教材 |
プログリット | 市販教材 |
ストレイルは経営母体のベネッセグループと教材を共同開発しているため、市販の教材とあわせて、非常に高品質なオリジナル教材を使用して学習していきます。
オリジナル教材はTOEICの公式教材を第二言語習得論の知見からアレンジしたものや、音読用のショートエッセイなどがあります。
一方でプログリットは市販の教材のみの使用となります。
英語学習を効率化するストレイル独自の教材を利用できるという点でも、ストレイルの方がより言語習得論に基づいた専門的な学習ができると言えるでしょう。
8.ストレイルとプログリットのサポート体制の比較
最後にストレイルとプログリットの学習サポートの手厚さについて比較します。
前述の通り、プログリットは1日3時間の自主学習を徹底的に管理します。専属コンサルタントとは「恋人以上に連絡を取る」と言われるくらい、毎日の学習をサポートをしてくれるのがプログリットの大きな特徴です。
たとえば、学習の開始前と終了後にLINEでメッセージを送る必要があります。
これは、学習計画通りに進められているかチェックするためです。カリキュラムに遅れが生じている場合、週1回のコンサルティングで生活習慣を見直したり、計画を修正することもあります。
また、音声添削の頻度も豊富で、毎日シャドーイングの音声を送ってはコンサルタントからフィードバックをもらって、シャドーイングの精度を高めていきます。
ストレイルもアプリを利用して学習進捗状況の確認や日々の学習で生じた疑問の解消などを行いますが、プログリットほど密着したサポートを受けるわけではありません。
一人だと英語学習に集中する自信がない方や、サボり癖があるため誰かに徹底的に管理されていないとモチベーションを保てないと自覚している方は、プログリットの方がおすすめのサービスと言えるでしょう。
9.まとめ:無料カウンセリングを受けて比較しよう
当記事では、ストレイルとプログリットの違いを比較いたしました。
結論としては、「料金」「コンサルタントの質」「自主学習時間」「教材」に軍配が上がるストレイルの受講を私はおすすめします。
ただ、もちろんスパルタ重視のプログリットのサービスの方が合う人もいるでしょう。
ストレイルがおすすめというのは私の意見ですし、最終的にどちらのサービスが合うかはその人次第となりますので、ぜひどちらのスクールの無料カウンセリングも受けてみてください。
無料カウンセリングを受ければ、サービス内容やスクールの雰囲気が良く分かります。
どちらのスクールの無料カウンセリングも受けてみて、自分で納得したスクールを受講するのが最もモチベーションが高まりますし、最後までやり遂げることができるでしょう。
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