大学生のTOEIC平均点|大学生はTOEIC何点からすごい?

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大学生のTOEIC平均点|大学生はTOEIC何点からすごい?

2024年3月23日

こんにちは。

当記事では大学生のTOEIC平均点や大学生はTOEIC何点からすごいと評価されるのかについて解説します。

大学生がTOEICの高スコアを取得する大きなメリットは、就職の際にTOEICの高スコアがアピールポイントになり、有利に働くことが多いからです。

近年では採用の足切りにTOEICのスコアが設定されていることも多く、TOEIC 700点や750点以上を持っていないと応募することさえできないこともあります。

大学生のTOEIC平均点を大幅に上回ることで希望の職種に就ける可能性が高くなりますので、本気でTOEICの高スコアを目指している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

 

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1.大学生のTOEIC平均点

大学生のTOEIC平均点

 

まずは、大学生のTOEIC平均点について詳しくご紹介していきます。

なお、参考データはTOEICの公的機関であるETS(Educational Testing Service)のスコア分布データ(TOEIC L&R 公式データ)です。

参考データは2023年に公表された総括データ(TOEIC Program DAA2023)ですが、平均スコアなどの数字は年度で多少は変わりますのでご注意ください。

 

1-① 大学生のTOEIC平均点

結論として、大学生のTOEIC平均点はリスニング318点・リーディング269点の合計588点です。

  

 受験人数リスニングリーディング合計
小学校174人381点274点655点
中学校770人352点258点610点
高校12,068人291点218点508点
高専15,012人280点203点483点
短大3,630人281点201点482点
大学281,122人318点269点588点
大学院29,132人336点294点630点
語学学校2,751人310点255点565点
専門学校6,423人301点213点514点

  

TOEIC全体の平均点が608点なので、全体の平均点より大学生の平均点は若干低いくらいとなります。

 

1-② 大学生のTOEIC平均点(学年別)

次に、大学1年生・2年生・3年生・4年生と学年別のTOEIC平均点を確認しましょう。

  

 受験人数リスニングリーディング合計
大学1年生27,223人297点247点545点
大学2年生45,603人312点259点571点
大学3年生125,163人319点271点591点
大学4年生75,576人327点277点603点

  

学年別の平均点は大学1年生が545点・大学2年生が571点・大学3年生が591点・大学4年生が603点となります。

受験人数が急増するのが大学3年生からなので、多くの大学生は就活を見据えてTOEICを受験しているのが分かります。

 

1-③ 大学生のTOEIC平均点(学部別)

次に大学生の学部別のTOEIC平均点を見ていきましょう。

 

 受験人数リスニングリーディング合計
教育・美術・言語
文学・音楽・心理学
66,993人331点270点601点
社会・国際
法律・政治
44,880人333点282点614点
会計・ビジネス
経済・財政・貿易
マーケティング
43,359人324点274点597点
農業・数学
データサイエンス
物理・統計
50,183人305点260点565点
保険・医療15,103人317点272点589点
工学・建築72,231人296点247点543点
その他9,401人301点233点534点

 

最もTOEICの平均点が高い学部は文系の中でも社会学・法学・政治学という結果になっています。

 

1-④ 出身大学別スコアランキング

実際に各大学の出身者別の平均スコアデータがありますので、そちらも参考にしてみましょう。

2022年の日経転職版の調査によりますと、出身大学別のTOEIC平均スコアは以下の通りとなります。

  

順位

大学

平均スコア

順位

大学

平均スコア

1位国際基督教大学889.0点21位立教大学724.4点
2位東京大学848.2点22位九州大学722.3点
3位東京外国語大学847.7点23位獨協大学717.3点
4位上智大学827.9点24位関西学院大学715.8点
5位一橋大学813.9点25位大阪市立大学714.6点
6位慶應義塾大学799.1点26位同志社大学710.9点
7位京都大学795.7点27位明治学院大学709.7点
8位早稲田大学784.7点28位立命館大学708.8点
9位関西外国語大学781.3点29位中央大学708.5点
10位
大阪大学772.6点30位明治大学703.8点
11位青山学院大学771.0点31位法政大学700.6点
12位筑波大学761.4点32位千葉大学698.5点
13位南山大学757.6点33位広島大学694.5点
14位名古屋大学754.6点34位東京理科大学687.2点
15位東京工業大学752.1点35位成蹊大学682.7点
16位神戸大学744.4点36位関西大学676.3点
17位学習院大学742.5点37位神奈川大学649.0点
18位横浜国立大学729.7点38位専修大学644.2点
19位北海道大学729.0点39位日本大学642.3点
20位東北大学726.6点40位東洋大学626.8点

(参考:TOEICスコア調査2022

 

日本には約800校の大学があり、上位40校の大学出身者がTOEIC 600点を突破しています。

ただし、こちらのデータはあくまで日経転職版の会員データが基になっており、全体的にスコアが高く出ているため、実際の各大学の平均スコアはこちらのデータよりも低いスコアであると考えられます。

 

2.大学生のTOEIC目標スコア

大学生のTOEIC目標スコア

  

次に、大学生のTOEIC目標スコアについて見ていきましょう。

 

2-① 大学生のTOIEC目標スコア(業種別)

日経転職版の会員データによると、業種別のTOEIC平均スコアは次の表の通りです。

 

順位

業種

平均スコア

1位総合商社835.3点
2位投資・投信・投資顧問808.4点
3位コンサルティングファーム・シンクタンク807.5点
4位監査法人780.9点
5位放送・新聞・出版・映像・音響764.6点
6位公社・官公庁・独立行政法人764.5点
7位証券会社762.5点
8位金融・証券・保険760.8点
9位学校・教育760.6点
10位
医薬・バイオ757.2点
11位IT・ソフトウェア
インターネット
756.5点
12位医療・ヘルスケア・介護機器756.1点
13位Webメディア・サービス755.3点
14位旅行753.5点
15位コンサルティング
会計・法律関連
752.1点

(参考:TOEICスコア調査2022

 

こちらのデータも日経転職版の会員データが基になっているため、一部上場企業などの大企業に在籍している方の平均スコアとなっており、業界全体の平均スコアより高くなっていると考えられます。

逆に言えば、一部上場企業などの大企業やグローバル展開している人気の企業に就職したい方は、TOEIC750点~800点が一つの目安になると言えます。

 

2-② 大学生のTOIEC目標スコア(職種別)

次に大学生のTOEIC目標スコアの参考として社会人の職種別のTOEIC平均スコアを見ていきましょう。

 

 リスニングリーディング合計
海外393点338点731点
教育382点331点713点
法務364点328点692点
財務361点324点684点
経営363点317点679点

  

海外に関わる職種・部門に就いている人はやはり最も高いTOEIC平均スコアとなっています。

しかも、こちらのデータは社会人のTOEIC受験者全体のスコア平均なので、一部上場企業などの大企業に限定すれば、平均スコアは更に高くなると推測できます。

グローバル展開している大企業に就職したい場合は、TOEIC 800点台を一つの目安にすると良いでしょう。

 

3.大学生はTOEIC何点からすごい?

大学生はTOEIC何点からすごい?

 

次に大学生はTOEICが何点から凄いのか解説していきます。

 

3-① 学生のTOEICスコア分布

まずは学生のTOEICのスコア分布を確認してみましょう。

大学生のみのデータはないため、学生全体のスコア分布をご紹介します。

  

 

最も多いスコア帯はTOEIC 545~595点で、受験者の11.4%が500点台後半のスコア帯となっています。

 

3-② 学生のTOEICスコアを偏差値換算

次に学生のTOEICスコア分布を偏差値に換算してご紹介します。

 

 上位%偏差値
895点~2.6%69以上
845点~5.9%65以上
795点~10.9%62以上
745点~17.5%59以上
695点~25.9%56以上
645点~36.0%53以上
595点~47.2%50以上
545点~58.6%48以上
495点~69.5%45以上

  

「すごい」というのは主観的な評価なので明確に何点と言うことはできませんが、TOEIC 800点以上で偏差値62以上、850点以上で偏差値65以上なので、イメージとしてはTOEIC 850点以上から上位5%の実力者と言えます。

 

3-③ TOEICスコアとコミュニケーション能力レベル

大学生がTOEIC何点からすごいという評価に関して、TOEIC公式サイトの「スコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」が参考になります。

 

コミュニケーション能力レベル

 

TOEIC 860点以上のスコア帯はレベルAに分類され、非英語ネイティブとして十分な英語の実力が身に付いていると評価されます。

大学生だけでなく、社会人もTOEIC 860点以上を取得できる人は「英語ができる人」というイメージが付いています。

TOEIC 860点以上のスコア保持者は、ほぼ全ての大手企業の採用基準をクリアできますので、就活を有利に進めたい・英語を使う企業に入りたい・待遇の良い大企業に就職したいなど、キャリアアップを目指している方は、TOEIC 860点を目安にすると良いでしょう。

 

4.大学生でTOEIC平均点以上を目指すならコーチングがおすすめ

大学生でTOEIC平均点以上を目指すならコーチングがおすすめ

 

就職などのキャリアアップに利用するために短期間でTOEICのスコアを大きく伸ばしたい方は、英語コーチングスクールの受講がおすすめです。

コーチングスクールは、受講生一人ひとりに英語指導のプロフェッショナルな専属コーチが付いて、英語学習を丁寧にサポートしてくれる最新型の英語スクールです。

勉強で忙しい大学生や仕事で忙しい社会人でも数ヶ月間でTOEICのスコアを200~300点伸ばすことが可能なため、近年では非常に人気を集めたいるタイプのスクールとなります。

 

4-① 原因の分析と解決は難しい

独学で自分にとって最適なTOEIC対策を実施するのは難しいものです。

大半の人が「こういう勉強方法の方が楽そう」「こっちの方がお金がかからない」「Youtubeを見て勉強しよう」など、感情に流されてなんとなく勉強方法を選びがちです。

正直に言えば、単語・文法・発音などの基礎学習をコツコツと勉強するのは面倒ですよね。すぐに学習効果が表れてTOEICのスコアが伸びるわけもないので、モチベーションの維持も難しくなります。

ですが、TOEICで800~900点を取得できる力を身に付けるためには、基礎から英語ができない原因を正確に分析して、その原因を解決するための最適なトレーニングを毎日継続することが必要です。

そして多くの人はまずは基礎学習が必要であり、めんどうでも地道な学習から逃げずに毎日勉強を継続しなければなりません。

コーチングスクールでは、第二言語習得論に精通したプロ講師がカウンセリングを通して英語が苦手な原因を正確に分析し、その原因を解決する適切なトレーニングを実施してくれます。

そして、弱点克服・課題解決のための学習プランを作成して毎日の勉強の内容を明確にしてくれるため、自分にとって必要な英語学習を適切に実施する習慣を身に付くため、短期間でも大きくTOEICのスコアがアップするのです。

 

4-② 専属コーチがサポート

コーチングスクールでは専属コーチが付いてくれて、専用の学習カリキュラムの作成から日々の学習アドバイスまで丁寧にTOEIC対策のサポートをしてくれます。

専属コーチはTOEIC満点取得者など英語指導のプロフで、自身が英語学習を通して英語を身に付けた経験から「英語習得者の学習方法の再現性」があるやり方でサポートしてくれます。

カウンセリングやチャットサポートを通して、本質的な英語力を伸ばすためのシャドーイングやチャンクリーディングなど独学では難しいトレーニングを実施してくれるため、短期間でもスコアが数百点伸びるレベルで英語力が身に付く人も多いです。

コーチングスクールは受講料金が一般的なスクールより高額ですが、数十万円の自己投資でTOEICのスコアが伸びた方が人生の選択肢が広がり、今後数十年の人生が大きく変わるチャンスも生まれます。

理想のキャリアを実現したい・達成したい目標がある・絶対に入りたい企業があるという気持ちが強い人や、TOEICのスコアを伸ばしたい理由が明確な人は、コーチングスクールの受講を検討してみてください。

 

5.大学生でTOEIC平均点以上を目指せるスクール

大学生でTOEIC平均点以上を目指せるスクール

  

最後にTOEICのスコアを大きく伸ばしたい方におすすめのスクールをご紹介します。

当記事で紹介するのは英語コーチングスクールと呼ばれる、専属コーチがついて丁寧に学習サポートをしてくれるタイプのスクールであり、短期間でTOEIC 200点~300点以上のスコアアップを達成したい方におすすめです。

気になるスクールがあれば、ぜひ無料カウンセリングを受けてみてください。

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6.まとめ:最高の環境でTOEICの高スコアを目指そう

 

当記事では、大学生のTOEIC平均点や大学生はTOEIC何点からすごいかについて解説してきました。

結論としては、大学生の平均点は588点ですが、何点からすごいかと言われると、偏差値62以上の800点以上や、偏差値65以上の850点以上が一つの目安となります。

また、英語コミュニケーション力レベルAと評価されるTOEIC 860点以上を取得することで、非常に高い評価を受けることでしょう。

TOEIC 800点以上を取得するためには、英語が苦手な原因の分析と解決するための最適な学習を継続することが大切です。

そのような効果的なトレーニングは独学ではなかなか難しいため、短期間で確実に英語の実力を身に付けてスコアを伸ばしたい方は、ぜひコーチングスクールの受講を検討してみてくださいね。

受講料金が高いスクールも多いですが、なにより大切なのはTOEICの高スコアを取得して、あなたの理想や目標を達成することです。

せっかく英語を勉強する気持ちがあるのですから、最高の環境で最高の結果を出しましょう。

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