英語上級者の伸び悩みを解決するおすすめスクール5選

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コーチングスクール

英語上級者の伸び悩みを解決するおすすめスクール

2024年7月5日

こんにちは。

当記事では、英語上級者の伸び悩みを解決してくれるおすすめの英語スクールを厳選してご紹介します。

グローバルリーダーとして活躍したい方、外資系企業で働いている方、海外転勤が控えている方などは、ある程度は英語を話せるものの「自分の考えを正確に伝えられない」「相手を納得させる論理展開が苦手」「話の一貫性に欠けてしまう」など、英語上級者なりの悩みを抱えている方も多いと思います。

このサイトでご紹介するスクールは、英語上級者が更に英語力を高めることをサポートするハイレベルなスクールです。

ビジネスで英語ネイティブと対等に渡り合うためにも、英語上級者で伸び悩みを感じている方は、ぜひ当記事を参考にしてみてください。

 

1.英語上級者が伸び悩みを感じる原因はスピーキング

英語上級者が伸び悩みを感じる原因はスピーキング

 

伸び悩みを感じている英語上級者は、基本的にスピーキングに課題を感じていると思います。

言い換えれば、もっと自由自在に英語を話せるようになりたいという願望と現在の英語レベルにギャップがある状況ではないでしょうか。

もう少し具体的に、伸び悩みを感じている英語上級者の現状を見ていきましょう。

 

1-① CEFR B2とC1の壁

英語コミュニケーション能力の国際基準「CEFR」で表わすと、B2からC1のステップアップが大きな壁に感じる人が多いです。

  

CEFR特徴
C2聞いたり読んだりした、ほぼ全てのものを容易に理解することができる。
いろいろな話し言葉や書き言葉から得た情報をまとめ、根拠も論点も一貫した方法で再構築できる。
自然に、流暢かつ正確に自己表現ができる。
C1いろいろな種類の高度な内容のかなり長い文章を理解して、含意を把握できる。
言葉を探しているという印象を与えずに、流暢に、また自然に自己表現ができる。
社会生活を営むため、また学問上や職業上の目的で、言葉を柔軟かつ効果的に用いることができる。
複雑な話題について明確で、しっかりとした構成の詳細な文章を作ることができる。
B2自分の専門分野の技術的な議論も含めて、抽象的な話題でも具体的な話題でも、
複雑な文章の主要な内容を理解できる。
母語話者とはお互いに緊張しないで普通にやり取りができるくらい流暢かつ自然である。
幅広い話題について、明確で詳細な文章を作ることができる。
B1仕事、学校、娯楽などで普段出会うような身近な話題について、標準的な話し方であれば、
主要な点を理解できる。
その言葉が話されている地域にいるときに起こりそうな、たいていの事態に対処することができる。
身近な話題や個人的に関心のある話題について、筋の通った簡単な文章を作ることができる。
A2ごく基本的な個人情報や家族情報、買い物、地元の地理、仕事など、
直接的関係がある領域に関しては、文やよく使われる表現が理解できる。
簡単で日常的な範囲なら、身近で日常の事柄について、単純で直接的な情報交換に応じることができる。
A1具体的な欲求を満足させるための、よく使われる日常的表現と基本的な言い回しは理解し、
用いることができる。
自分や他人を紹介することができ、住んでいるところや、誰と知り合いであるか、
持ち物などの個人的情報について、質問をしたり、答えたりすることができる。
もし、相手がゆっくり、はっきりと話して、助けが得られるならば、簡単なやり取りをすることができる。

参照:ブリティッシュ・カウンシル

 

B1は日常的な会話や自分の仕事についてなど、身の回りの内容についてはある程度は話せるレベルです。

一方、C1は専門的な内容や学術的な内容など広い話題に対応でき、ネイティブとも議論できるレベルと評価されます。

日本では一般的にCEFR B1でも「英語を話せる」と周りから評価されますが、ネイティブと対等にコミュニケーションするのは難しく、このB1からC1へのレベルアップが英語上級者の大きな壁と言えます。

CEFR C1を他の英語資格と比較すると、英検1級・TOEFL 110点以上・IELTS 7.0以上と非常に高度な英語レベルであり、英語上級者の中でも一部の人しか到達していないレベルであることがわかります。

 

1-② TOEIC 900点台でも話せない

一般的にTOEIC 900点台は英語上級者と評価されます。

TOEIC 900点台を取得していれば、就職や転職の際に英語力が原因で落とされることはまずないですし、昇格や海外転勤などのキャリアアップでも有利に働く武器の一つになるのは間違いでしょう。

ですが、TOEICはあくまでリーディング・リスニングの2技能を測定するテストであり、実践的な英語コミュニケーション能力を示すものではありません。

受験では英語が得意科目であったり、TOEIC 900点台は取れるのに、英会話になると上手く話せなくなってしまうという悩みを抱えている日本人はとても多いです。

TOEIC 900点台という英語上級者が英語を話せないという伸び悩みを抱えている場合は、これまでの英語学習から離れてスピーキング・ライティング能力を伸ばす勉強が必要になります。

 

1-③ 簡単な受け答えは問題ないが議論ができない

英語上級者になれば、仕事の電話対応や日常生活の簡単な受け答えは問題なくできることでしょう。

一方で、議論になると自分の考えを正確に伝えられない、相手に意図が伝わらない、スラスラと話せないなど、もどかしさや悔しさを感じてしまうこともあるのでしょうか。

また、ネイティブ相手に自信をもって会話するのはまだ難しいと感じる方もいると思います。

簡単なコミュニケーションはできるものの、複雑な議論になるとついていけないというのも、伸び悩みを感じている英語上級者の課題と言えます。

 

1-④ 勉強法が分からない

英語上級者レベルから更に英語力を伸ばすための勉強法が分からない方もいるかと思います。

TOEIC 900点から950点に伸ばす勉強を続けたり、ネイティブキャンプやDMM英会話などのオンライン英会話を続けたりしても、いまいち英語コミュニケーション能力が伸びている気がしないのではないでしょうか。

英語をスラスラと話せるようになったり、複雑な構文の英語を自由に話せるようになるには、これまでの英語学習とは角度を変えたスピーキング能力の向上に繋がるトレーニングが有効となります。

 

2.英語上級者の伸び悩みを解決する勉強法

英語上級者の伸び悩みを解決する勉強法

 

続いて、伸び悩みを感じている英語上級者の具体的な勉強法を解説していきます。

 

2-① 英語をスラスラと話せるために必要な要素

「英語をスラスラ話せる」というのは基準が曖昧ですよね。

そこで、英語4技能を測定するIELTSのスピーキングの採点基準を見てみましょう。

   

採点基準内容
fluency & coherence
(流暢さ・一貫性)
・目立った努力を行わずもしくは一貫性を失わずに詳細に話すことができる
・言葉が理由で時折言いよどむことがあり、繰り返しや言い直しがある
・幅広い連結詞や談話標識(文と文との論理的関係を示すことば)を柔軟に使用できる
lexical resource
(語彙力)
・様々なテーマを論じる際に柔軟に語彙を使用できる
・一般的でない熟語も使用でき、表現や単語同士の組み合わせにも配慮できるが、
 不適切な選択をする場合もある
・必要に応じ効果的に言い換えを行える
grammatical range
(文法力)
・ある程度の柔軟性を持って幅広い複雑な構文を使用できる
・間違いの全くない文章を話せることも多いが、文法エラーは依然として存在する
pronunciation
(発音)
・幅広い発音の特性を使用できるが、コントロールは不安定
・特性を効果的に使用できる場合もあるが、一定していない
・概ね理解しやすいが、個々の単語の発音の間違いや不明瞭な音が時おり混じる

参考:Band_Descriptors_for_IELTS_Speaking_test

 

こちらの基準は、CEFR C1レベルに該当する「IELTS 7.0」に求められる能力です。

IELTSの採点基準は「流暢さ・一貫性」「語彙力」「文法」「発音」の4つの要素であり、これら全てを満たすことで英語をスラスラと話せるレベルと評価されるわけです。

ネイティブとも問題なくコミュニケーションできるIELTS 7.0は、細かな文法ミスや発音の不明瞭さは残っているものの、関係詞や代名詞を使いこなして主部と述部が複数ある複雑な構文で話せたり、豊富な語彙や言い回しで話すことが可能なレベルです。

英語上級者で伸び悩みを感じている方は、この「流暢さ・一貫性」「語彙力」「文法」「発音」の4要素を伸ばすことで、英語コミュニケーション能力を向上させる勉強が必要になると言えます。

 

2-② 独学に限界がある

英語学習に限らず、勉強でもスポーツでも何でも上達するには、今の自分の弱点や課題を正確に分析して、その弱点や課題を解決する適切な勉強や練習を実施することですよね。

英語上級者で伸び悩みを感じている方でも、なぜ自分が伸び悩んでいるのか原因を自分で突き止めることができて、その原因を解決する適切な英語学習を自分で続けることができれば、独学でも伸び悩みを解決できるはずです。

逆に言えば、伸び悩んでいる原因を正確に分析できなかったり、その原因を解決できる具体的な勉強法が分からないから、伸び悩んでしまっているわけですね。

リスニング能力やスピーキング能力を伸ばすトレーニングは、ディクテーション・シャドーイング・サイトトランスレーションなど様々ありますが、これらのトレーニングを独学で行ってもなかなか英語コミュニケーション能力が伸びないのは、弱点や課題を解決する適切な勉強ではない可能性が高いからと言えます。

つまり、伸び悩んでいる英語上級者がまずすべきなのは、自分の弱点の発見や分析と、その弱点を伸ばす適切な勉強を知るところから始める必要があります。

 

2-③ コーチングスクールがおすすめな理由

当記事でコーチングスクールの受講をおすすめる理由は大きく2つあります。

1つ目は、コーチングスクールでは専属コンサルタントが受講者の英語ができない原因を特定し、その原因を解決する具体的な勉強法をアドバイスしてくれること。

つまり、伸び悩みを感じている英語上級者が取り組むべき勉強をピンポイントで教えてくるため、短期間で効率良く英語能力を伸ばすことができます。

そして2つ目は、それぞれのスクールが明確なコンセプトを掲げていることです。

具体的に5つのスクールのコンセプトを確認しましょう。

  

スクール内容
EC Premium週1回のトレーニングセッションで受講者の伸び悩んでいる課題や
弱点部分を分析し、解決するための具体的な勉強内容を提示
ベリタスパーソナルコーチングまたはグループクラスで、自分の意見を「論理的に」
「堂々と」「シンプルな表現で」伝えることができる能力を習得
LIBERTY・「グラマーテーブル」で完璧な文法を身に付ける
・speaking & Writingレッスンでネイティブの教養人が使うレトリックや
 英米人が好む表現・ボキャブラリーを実践形式で習得
スマートメソッド80回のレッスンで一貫性・流暢さ・音韻・表現の幅・やりとり・正確性の
6項目を身に付ける
トライズ専属のネイティブコンサルタントとネイティブコーチのサポートで、
Versant 58点以上を目指す

 

これらのスクールは、英語を話せるようになるために「論理性」「一貫性」「流暢さ」「ボキャブラリー」などを身に付けて、正しい文法で英語を話せるようになることを目指します。

一般的な英会話教室やオンライン英会話では、このような「正確な英語で論理的に議論する」という目的を掲げていないため、グローバルリーダーとして活躍できる本物の英語力を身に付けるためには、やはり英語の専門家からレベルの高い指導を受けるのが間違いありません。

  

3-④ 英語上級者の伸び悩みを解決するおすすめスクール

具体的にはこちらの記事(中級者・上級者におすすめのスクール14選)でおすすめのスクールをご紹介しておりますので、本気で英語を話せるようになり方はぜひ参考にしてみてください。

 

 

興味があるスクールがあれば無料カウンセリングを受けてみて、スクールの雰囲気やサービス内容を確かめてみてくださいね。

    

3.英語上級者の伸び悩みはインプットとアウトプットの両立で解決

英語上級者の伸び悩みはインプットとアウトプットの両立で解決

 

伸び悩みを感じている英語上級者はスピーキングを伸ばしたい方が多いという話をしてきましたが、「流暢さ・一貫性」「語彙力」「文法」「発音」などのスキルを伸ばすためには、インプット学習とアウトプット学習をバランスよく実施することが大切です。

 

3-① 非母国語を習得する学問「第二言語習得論」

第二言語習得論は、非母国語を習得するプロセスを研究する学問です。

ENGLISH COMPANYやトライズが第二言語習得論をベースとした学習メソッドを確立しているほか、LIBERTYの創設者でありグラマーメソッドを開発した藤川代表も世界大学ランキング最上位のコロンビア大学で第二言語習得論を学んでいます。

第二言語習得論では、英語を効率良く身に付けるには大量のインプット学習と少量のアウトプット学習が有効であり、インプットとアウトプットの比率は7:3~8:2が良いとされています。

日本人が英語学習において伸び悩んでしまうのは、圧倒的なインプット学習不足に起因しているわけです。

当記事でおすすめした英語スクールは、ENGLISH COMPANYは1日1.5時間、ベリタスは週15時間(1日約2時間)、LIBERTYは1日1.5時間、トライズは1日3時間と、毎日の自主学習時間の目安を設定。

この自主学習で実施するインプット学習をいかに効率良く実施するのかをコンサルタントがアドバイスしてくれるため、効率良く英語力を伸ばすことができます。

 

3-② 英語を話せるようになるための文法学習

そもそも日本人にとって英語の習得が難しいのは、日本語と英語は言語のルーツが異なるため、根本的に言語構造が異なるからです。

文法が全く異なるからこそ、一貫性をもって流暢に正確な言葉で英語を話すのが難しいわけです。

言い換えれば、一貫性をもって流暢に正確な言葉で英語を話すためには文法のインプット学習が必要不可欠となります。

それでは、中学校や高校で習う文法のテキストを何周も繰り返して基礎的な文法を習得すれば自然に英語を話せるようになるのかと言えば、そうでもありません。

なぜなら、従来の日本の文法学習は、英語を日本語の言語構造に無理やり当てはめて学ぶというやり方であり、文法の基盤となる英語の構造や規則を身に付けることができないからです。

もっと言えば、文法の詰め込み学習をするだけでは、英語という言語を本質的に理解することはできないわけです。

そこで、たとえばLIBERTYでは、ネイティブが感覚的に使っている文法を体系的に整理した「グラマーテーブル」を受講期間の前半に学ぶことで、英語ネイティブのように話せる文法力を身に付けます。

そして、受講期間の後半でスピーキングのアウトプット学習を積み重ねることで、身に付けた文法で自然な英語を話せるようになるというプログラムです。

ENGLISH COMPANY Premiumでは認知文法を学び、文法が持つコアイメージを身に付けることで、ネイティブ感覚の文法を理解することを目指します。

このように、英語上級者で伸び悩みを感じている方は、ただ文法テキストを復習するのではなく、ネイティブが感覚的に話している文法の構造や規則を身に付ける勉強が非常に有効です。

このような文法学習の進め方はスクールによって異なるため、興味があるスクールの無料体験をそれぞれ受けてみて、自分が最も納得できたスクールを受講するのがおすすめです。

 

3-③ 一貫性・論理性・正確性などを意識したアウトプット学習

インプット学習で単語や文法を身に付けたら、実践的なアウトプット学習で「頭の中の知識を引き出す特訓」をすることも大切です。

ENGLISH COMPANY Premiumは週1回のトレーニング、ベリタスは週1~2回のディスカッションレッスン、LIBERTYは週2回のスピーキング & ライティングレッスン、スマートメソッドは週5回のレッスン、トライズは週3回のレッスンとそれぞれアウトプット学習の機会を設けています。

そして、それぞれなスクールが論理性・一貫性。正確性・流暢さ・シンプルな表現または表現の多様性など「実践的な議論を意識したレッスン」をしてくれます。

ただ英会話レッスンを繰り返すだけではなく、グローバルリーダーとして活躍するための高度な英語能力を身に付けるアウトプット学習をできるため、当記事では英語に伸び悩んでいる上級者にはコーチングスクールの受講をおすすめしています。

 

4.まとめ:英語上級者の伸び悩みは適切な学習で解決

英語上級者の伸び悩みは適切な学習で解決

 

当記事では、英語上級者の伸び悩みを解決してくれるおすすめの英語スクールを5校に厳選してご紹介しました。

グローバルリーダーとして活躍したい方、外資系企業で働いている方、海外転勤が控えている方など、高い英語コミュニケーション能力を身に付けてキャリアで活躍した方は、ぜひ当記事でご紹介した英語スクールの無料カウンセリングを受けてみてください。

それぞれのスクールは異なるコンセプトで英語学習を進めていきますので、色々と体験してみて、自分に最も合うと感じたスクールを受講するよにしましょう。

やっぱり、自分が最も納得できたスクールを受講するのが、学習効果もモチベーションも高まりますから。

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