ネイティブキャンプを受けまくると英語を話せるようになる?

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ネイティブキャンプを受けまくると英語を話せるようになる?

2024年7月13日

こんにちは。

当記事では、ネイティブキャンプを受けまくると英語を話せるようになるのか解説していきます。

まず結論として、英語を全く話せない・あまり話せない初心者~初級者の方がネイティブキャンプを受けまくっても、英語を話せるようになる可能性は非常に低いです。

その理由は明確で、英語を話すための知識がない状態で、英語の知識を頭の中から引き出して英会話をするレッスンを受けても、前提知識がないため効果的な英語学習ができるはずがないからです。

一方で、英語をある程度は話せる中級者や上級者の方がネイティブキャンプを受けまくることで、英会話能力をブラッシュアップすることは十分に可能と言えます。

つまり、ネイティブキャンプを受けまくるという英語学習法は「英語を話せるレベル ⇒ 更に英語を話せるレベル」という目的であれば有効ですが、「英語を話せないレベル ⇒ 英語を話せるレベル」というプロセスにおいては全く効果が出ない恐れがあるわけです。

英語初心者~初級者の方が英語を話せるようになるために、英会話レッスンを受けまくるというアプローチを取ること自体が間違っていますので、この記事ではその理由やおすすめの英語学習方法についても解説していきます。

本気で英語を話せるようになりたい方や、短期間で英語力を大きく伸ばしたい方はぜひ参考にしてみてください。

 

1.ネイティブキャンプの基本情報

  

ネイティブキャンプは、日本で利用者が最も多いオンライン英会話スクールです。

フィリピン人講師を中心にレッスンを受けられる基本のプレミアムプランは月額7,480円で、レッスンを毎日無制限で受けることができます。

「レッスンの受講回数制限なし」は、大手オンライン英会話スの中ではネイティブキャンプだけで、毎日レッスンをたくさん受けたい方にとってコスパは最高と言えるでしょう。

英語ネイティブ講師からレッスンを受けたい場合は、追加で9,800円の「ネイティブ受け放題オプション」を利用することで、トータル17,280円で無制限にレッスンを受けることができます。

月額17,280円で英語ネイティブからレッスンを無制限で受けられるのも、オンライン英会話業界の中では最安の部類です。

2024年時点で累計登録者数は130万人を突破し、世界120国に12,000人以上の講師が在籍しているなど、その規模は他のスクールの追随を許しません。

リーズナブルな料金でオンライン英会話を楽しみたい人に特におすすめのスク―ルと言えるでしょう。

  

ネイティブキャンプ
入会金
0円
基本料金
プレミアムプラン :7,480円(回数無制限)
ライトプラン   :5,450円(月8回)
チョコっとキャンプ:2,980円(1日10分)
ネイティブ受け放題
基本料金 + 9,800円
カラン受け放題基本料金 + 4,900円
予約用コインネイティブ講師 :500コイン(1,000円)
日本人講師   :400コイン(800円)
非ネイティブ講師:100コイン(200円)~
レッスン時間
5~25分間
講師の国籍
120ヵ国以上・12,000人以上
講師の内訳ネイティブ講師 :約2,200人
日本人講師   :約800人
非ネイティブ講師:約9,000人
教材
無料(カランメソッドのみ有料)
レッスン可能時間
24時間可能
オンライン
オンライン完結

    

なお、家族がネイティブキャンプを利用している場合は、月額1,980円のファミリープランを利用すれば回数無制限でレッスンを受けることが可能です。(実質的に7,480円のプレミアムプランを1,980円で利用可能)

 

2.ネイティブキャンプを受けまくる3つのメリット

ネイティブキャンプを受けまくるメリット

 

まずは、ネイティブキャンプを受けまくるメリットについて見ていきましょう。

 

2-① 実践的な環境で英会話を練習可能

英語を話すための知識がある程度は蓄積されている中級者~上級者の方であれば、ネイティブキャンプで実践的な英会話レッスンを受けまくることで、頭の中の知識を引き出す練習を積み重ねることでよりスムーズに英語を話せるようになる効果が期待できます。

ネイティブキャンプは月額7,480円(プレミアムプラン)+ 月額9,800円(ネイティブ受け放題)= 月額17,280円で英語ネイティブからレッスンを無制限に受けることができるため、コスパはオンライン英会話業界の中でも非常に高いです。

知識を身に付けるインプット学習よりも、身に付けた知識を発信するアウトプット学習の段階にある中級者~上級者の方は、ネイティブキャンプで実践的なレッスンを受けまくるのは一つの学習法と言えるでしょう。

 

2-② ピンポイントで弱点を克服できる

たとえば「canとcan'tの発音の違いがわからない」「willとgoing toの使い分けを教えて欲しい」など、自分が英語を聞き取れない原因や話せない原因が明確な場合、その原因を解決するために英会話レッスンを利用するのは非常に有効です。

講師にネイティブの発音を教えてもらったり、ネイティブが感覚的に使い分けている文法を理論的に教えてもらったりと、一つ一つ英語ができない原因を解決していくことで、徐々に英語の理解度が深まるでしょう。

1つ1つのレッスンの目的意識を明確にしたうえで、弱点を克服するレッスンを受けまくることで、英語力を向上することができます。

 

2-③ 表現・フレーズの幅が広がる

英語ネイティブ講師から英会話レッスンを受けまくることで、ネイティブ特有の表現やフレーズに触れる機会が増えるため、ボキャブラリーが多くなるというメリットがあります。

英語はI think、I think、I thinkと何度も同じ表現を使うことを非常に嫌う言語です。

同じ思うという意味でも、For my perspective、This is just my opinion、I supposeなど言い換えることで自然な英語になります。

たとえばビジネスの会議や出張などで英語を話す機会がある場合は、このような自然な表現を使いこなせるようになることで、より自信をもって英語を話すことができるでしょう。

 

3.ネイティブキャンプを受けまくる4つのデメリット

ネイティブキャンプを受けまくる4つのデメリット

 

続いて、ネイティブキャンプを受けまくるデメリットを確認しましょう。

 

3-① 初心者~初級者には学習効果がほぼない

最も大きなデメリットは、英語を話せない初心者~初級者レベルの人がネイティブキャンプを受けまくっても英語を話せるようにはならないという根本的な問題です。

日本の英会話教室やオンライン英会話スクールの重大な欠陥が、英語を話せるようになるために英語を話すというアウトプット学習のレッスンのみを提供している点です。

ネイティブキャンプ・DMM英会話・レアジョブなど有名なオンライン英会話が近年では人気を博していますが、これらのオンライン英会話に入会しても大半の日本人が英語学習に挫折してしまうのは、英語を話せるようになるためのアプローチとして明確に間違っているからに他なりません。

大人が非母国語を身に付けるプロセスを研究する学問「第二言語習得論」において、英語を話せるようになるためには大量のインプット学習と少量のアウトプット学習を実施する必要があることが明らかにされています。

英語を話せない人は、単語・文法・発音という基礎のインプット学習をしっかり実施した上で、身に付けた知識をアウトプットするという学習の順番が大切であり、いきなりネイティブキャンプを受けまくるというアウトプット学習をしても、インプット学習が欠けているため、学習効果が出ないわけです。

この記事の結論としては、英語初心者~初級者レベルの人は、ネイティブキャンプを受けまくるという勉強法では英語を話せるようにはならないため後ほどご紹介する別の勉強法を選ぶことをおすすめします。

 

3-② 時間を無駄にする

英会話レッスンを受けまくれば英語を話せるようになるという誤解が日本に広まっていますが、インプット学習が欠けている状態で英語を話す練習を続けても自然に話せるようになることはありません。

なぜなら、英語と日本語は根本的に言語構造が異なるため、ゼロから基礎知識を勉強する必要があるからです。

たとえば、関東圏に住んでいる人が大阪弁を勉強するのであれば、「大阪弁を話しまくるレッスン」を受ければ自然と大阪弁が身に付くでしょう。

「おおきに」「けったいな」など標準語とは全く異なる単語はあるものの、同じ平仮名や漢字を使い、同じ文法であり、イントネーションやアクセントは異なるものの、基本的な発音も同じですよね。

ようは、単語・文法・発音という言語を構成する3要素の知識が頭に入っているため、大阪弁を聞いて話すレッスンを受けるだけで大阪弁を話せるようになるわけです。

オランダ・イタリア・ドイツなどヨーロッパ諸国の人が英会話レッスンを受ければ自然と英語が身に付いてしまうのは、同じアルファベットを使う母国語と英語の言語のルーツが似ているからなのです。

つまり、英語を話す機会を提供するオンライン英会話というサービス自体が、英語と言語構造が似ている母国語を持つ人に適したサービスであり、日本語が母国語の日本人には全く適していないサービスということがわかると思います。

まずは英語を話すための知識を身に付ける勉強をすべきことろ、英会話レッスンをたくさんすれば英語を話せるようになるという勘違いでネイティブキャンプを受けまくっても、半年、1年と時間を無駄にする可能性が高いので注意しましょう。

 

3-③ お金を無駄にする

ネイティブキャンプの受講を検討している理由の一つが「安いから」という方もいると思います。

確かに、月額7,480円でフィリピン人講師からレッスン受け放題、月額17,280円でネイティブ講師からレッスン受け放題は業界でも最安レベルの値段設定です。

当記事で後ほどご紹介する英語スクールは総額50万円前後かかるため、「英語学習にそんなお金をかけたくない」と考える方の方が多いことでしょう。

ただし、たとえばネイティブキャンプを1年間受けると、ネイティブ講師からレッスンを受ける場合は17,280円×12ヶ月 = 207,360円と意外とお金がかかります。

しかも、英語初心者~初級者レベルの方の場合、ネイティブキャンプを受けまくっても必要な英語学習が不足しているため、1年間という時間と20万円というお金をかけても英語を話せるようにはならない可能性が非常に高いです。

目先の月額の安さに囚われず、お金をかけるのであれば高品質なサービスを提供している英語スクールを受講して、本当の価値がある自己投資をするのがおすすめです。

 

3-④ めちゃくちゃな文法で話すクセが身に付く

英語の基礎知識がない状態でネイティブキャンプを受けまくると、とりあえずコミュニケーションを成立させようと単語で意味を伝えようとしたり、適当な文法で話すことが多くなります。

このような英会話レッスンを続けていると「英語のコミュニケーションが怖くなくなる」「パッションで意味を伝えられるようになる」といったメリットがあるのは確かです。

しかし、勘違いしてはならないのは、めちゃくちゃな英語でも英会話が成立するのは、講師が意味を汲み取ろうと努力してくれるからです。

たとえば、仕事でめちゃくちゃな英語を話したところで、相手に全く意味が伝わらない可能性が高いですし、相手にされない可能性すらあります。

パッション英語は趣味や友達を話すくらいのレベルであれば問題ないかもしれませんが、キャリアアップや人生の選択肢の幅を広げる目的として英語を話せるようになりたいのであれば、英語の基礎が身に付いていない状態でネイティブキャンプを受けまくるのは辞めた方が良いです。

 

4.ネイティブキャンプを受けまくる以外の勉強法

ネイティブキャンプを受けまくる以外の勉強法

 

ここまで、英語の基礎知識が身に付いている中級者~上級者であれば、ネイティブキャンプを受けまくることで英会話能力がブラッシュアップされ、更に英語力を伸ばせる有効な勉強法であると解説いたしました。

一方で、初心者~初級者にとっては「英語を話せるようにならない」「時間を無駄にする」「お金を無駄にする」など、ネイティブキャンプを受けまくるという勉強法は避けるべきというのも理解できたのではないかと思います。

そこで、次に初心者~初級者の方にネイティブキャンプを受けまくるという勉強法以外のおすすめの英語学習法を解説していきます。

  

4-①【結論】英語コーチングスクールの受講がおすすめ

まず結論として、英語初心者~初級者の方が短期間で英語を話せるようになりたい場合、当サイトではネイティブキャンプを含むオンライン英会話ではなく英語コーチングスクールの受講をおすすめしています。

特にビジネスでも通用するレベルの英語力を身に付けたい方は、言語学の専門家から直接的な指導を受ける方がより理想のキャリアを実現できる可能性が高くなります。

ここからは、コーチングサービスをおすすめする理由について解説していきますので、本気で英語を話せるようになりたい方は参考にしてみてください。

なお、コーチングスクールについて詳しく知りた場合は以下の記事も参考にしてみてくださいね。

 

  

4-② 英語コーチングスクールとは

コーチングスクールは専属コンサルタントがついて「学習プランの作成」「弱点や課題の発見」「課題解決のレッスンやトレーニングの実施」「毎日の自主学習の管理」など、英語学習を総合的にサポートしてくれるスクールです。

独学で英語学習に挫折してしまう大きな原因の一つが、ネイティブキャンプを受けまくるなど間違った方法で勉強に取り組んでいることから学習効果が出ずにモチベーションが下がってしまうこと。

あるいは、継続的な勉強ができずに効果が表れる前に勉強を辞めてしまうこと。

つまり、独学では正しい方法で継続的な英語学習ができないことに起因しています。

一方で、コーチングスクールでは専属コンサルタントが適切な英語学習を指導してくれるほか、毎日の自主学習のサポートもしてくれるため、正しい方法で継続的に英語学習に取り組むことが可能です。

 

4-③ ネイティブキャンプを受けまくっても英語を話せるようにならない

詳しくはこちらの記事(社会人が英語の勉強をゼロから始める最適な方法【2024年最新】)でも解説していますが、ネイティブキャンプを毎日受けまくっても英語を話せるようにはなりません。

前述のとおり、オンライン英会話は身に付けた英語の知識をアウトプットする環境を提供するサービスですが、英語が話せない人は、前提として英語を話すための知識を身に付けるインプット学習が必要不可欠だからです。

大半の人がネイティブキャンプを受けても英語学習に挫折してしまうのは、英語を話すための知識が頭に入っていないのに、頭の中にある英語の知識を引き出す練習をする英会話レッスンに挑戦してしまうからに他なりません。

簡単に言えば、英語学習の順番が明確に間違っているため、英語を話せない人が英会話レッスンを繰り返し受けても効率的に英語を話せるようになるわけがないわけです。

従って、当サイトでは、本気で英語を話せるようになりたい方には、正しい順番で効率的な英語学習ができるコーチングスクールの受講をおすすめしています。

 

4-④ 言語学に基づく英語学習の実施

コーチングスクールはそれぞれ掲げている学習コンセプトが異なりますが、共通しているのは第二言語習得論などの言語学に基づいた英語学習を実施することです。

特に非母国語を第二言語として習得する研究「第二言語習得論」などで効果があるとされる英語学習を実施することで、短期間で効率良く英語を身に付けることが可能になります。

たとえば、おすすめ1位としてご紹介するENGLISH COMPANYでは、国内外の大学や大学院で言語学を修了した専門家から英語トレーニングを受けることができます。

おすすめ2位のLiberty English Academyでは、英語ネイティブが感覚的に身に付けている文法を体系化したグラマーテーブルを学ぶことで、完璧な文法を習得することが可能です。

闇雲にネイティブキャンプを受けまくるのではなく、言語習得の理論に基づいて「英語を話せるようになるための知識」を学ぶことで、短期間で英語を話せるようになることを目指すのがコーチングスクールの特徴となります。

 

4-⑤ 英語指導の専門家に教えてもらう

英語に限らず勉強でもスポーツでも、何かを学ぶ際はその道の専門家に指導してもらうのが最も効率的に上達するのは言うまでもありません。

独学やネイティブキャンプでは「なにを勉強すればいいのか」「どのように勉強すればいいのか」「どれくらい勉強すればいいのか」など、適切な英語学習を実施するのはとても難しいです。

一方、コーチングスクールでは第二言語習得論などの専門的な知識を持っている講師から直接的な指導を受けることが可能となります。

こちらの記事(【超本音で語る】英語コーチングおすすめ22社比較ランキング)では、特に言語習得に関する知識が深い講師が揃っているスクールをご紹介しますので、これまで英語学習に挫折してきた方や、短期間で英語を話せるようになりたい方は、ぜひ興味のあるスクールの無料体験を受けてみてください。

  

5.まとめ:初心者~初級者はネイティブキャンプを受けまくるのはおすすめしない

初心者~初級者はネイティブキャンプを受けまくるのはおすすめしない

 

当記事では、ネイティブキャンプを受けまくると英語を話せるようになるのかについて解説しました。

結論として、英語を全く話せない・あまり話せない初心者~初級者の方がネイティブキャンプを受けまくっても、英語を話せるようになる可能性は非常に低いです。

現時点で英語が話せない方は、オンライン英会話というアウトプット型の英語学習に挑戦しても学習効果はほぼ出ませんので、言語学に基づいてインプット学習をサポートしてくれる英語コーチングスクールの受講を検討してみてください。

興味があるスクールがあれば、色々と無料カウンセリングを受けてみて、最終的にネイティブキャンプを受講するのか、英語指導のプロフェッショナルにサポートしてもらうスクールを受講するのか、自分が最も納得した方法で英語学習を進めるようにしましょう。

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