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社会人が英語の勉強をゼロから始めるのに大切なこと

2022年10月13日

こんにちは。

当記事では、社会人が英語の勉強をゼロから始める場合の効率的な学習方法をご紹介します。

結論から言うと、短い期間で趣味レベルではなくしっかりと英語を身に付けたい方は、最新型の英語コーチングスクールの受講がおすすめです。理由はシンプルで、独学やオンライン会話スクールを受講するよりも短期間で効率的に英語を学習することができるから。コーチングスクールでは、英語を第二言語として習得した方の「学習方法の再現性」があるため、ゼロからスタートする場合でも確実なレベルアップが可能となります。

英語学習においてとにかく大切なのは、学習の順番を間違えないこと。つまり、その時の自分にとって常に最適な学習を継続することで、ゼロからでも効率的に英語を習得できるのです。

「どのように英語の勉強を始めたら良いか分からない」「できるだけ効率的に英語を身に付けたい」という方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 

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目次

1.ゼロから英語勉強を始める社会人が最初にすべきこと

英語学習

 

英語学習をゼロからやり直すにあたり、なんとなく安いオンライン英会話を始めてみたり、市販の教材やYOUTUBEなどの学習メディアを利用して独学で始める方は非常に多いです。

しかし、「思うように学習効果が出ない」「TOEICのスコアが上がらない」「講師と何を話せばよいのか分からない」と英語学習が上手くいかず、だんだんとモチベーションが下がって挫折してしまう。このような経験を持っている方もとても多いのも事実です。

では、なぜ英語学習が上手くいかないのかといえば、学習の順番を把握していないから。実は第二言語習得論という科学的な立論において、英語を母国語としない大人が言語を学習する順番はすでに分かっています。

 

1-① 英語を学習する順番は単語・文法・発音

第二言語習得論において、非母国語の言語を学ぶ順番は以下のような図で表わせます。

  

基礎知識0基本文法・基本語彙
レセプティブ
スキル
(受容能力)
リーディング1ゆっくり読めば理解できる
2素早く読める
リスニング3音声知覚ができている
4理解の処理が素早くできる
5記憶にとどめておける
プロダクティブ
スキル
(産出能力)
スピーキング
ライティング
6正確に話し、書くことができる
7流暢に話し、書くことができる
8複雑に話し、書くことができる

 

英語を「書く」「話す」能力は、知識をアウトプットする行為です。

アウトプットするためには英語の知識が必要であり、まずはインプット学習で「読む」「聞く」ための知識を習得する学習をすべきです。さらに言えば、読めない英語の意味を聞いても理解できないのは当たり前なので、英語読むために必要な「単語」や「文法」を最初に学ぶべきであり、読んで理解できる英語を聞き取るために「発音」を学ぶ必要があります。

このように、英語を習得するというゴールに到達するためには、自分のレベルに合った最適な学習を実施することが大切。ゼロから英語の学習を始める方は、土台となる「単語」「文法」「発音」の基礎スキルを身に付けることが本当に重要なのです。

 

1-② オンライン英会話スクールで失敗する理由

オンライン英会話スクール

  

月額1万円程度で毎日英会話できるオンライン英会話スクールが増えてきましたが、ゼロから英語学習を始める方が挑戦してもかなりの割合で挫折してしまいます。

理由はもうお分かりだと思いますが、英語を「話す」という行為は先ほどの表でいえばフェーズ6~8のプロダクティブスキルにあたります。フェーズ0~5の基礎学習・レセプティブスキルの学習を飛び越えて、いきなり発展的な内容に挑戦しようとするのだから上手くいくわけがないのです。

ただ、初心者でもオンライン英会話スクールの有効的な利用方法はあります。たとえば基礎スキルの「発音」をひとつづつ外国人講師から教えてもらうとか、覚えたい文法・イディオムを明確に設定して、その表現方法について学ぶといった、その日に習得するスキルを明確にする学習方法は非常に有意義です。

つまり、英会話という高フェーズの学習ではなく、基礎学習やフェーズ1~5のインプット学習を意識することが大切なのです。

       

2.英会話の際の脳内プロセスを理解する

脳内プロセス

 

「単語」「文法」「発音」の学習が本当に大切だということを、別の視点からもお伝えしようと思います。同じく第二言語習得論において、英会話をする際の脳内処理のプロセスは5つあるとされています。

  

音声知覚音を聞き取る
意味理解聞いた音を脳内で理解する
概念化脳内で話したいことをイメージ
文章化話したいことを英語に言語化
音声化言語を口で話す

     

この5つのプロセスは脳内のデータベースにリンクしていて、そのデータベースに「英語を話すための知識」を蓄えるのがインプット学習です。

 

2-① 英語の勉強をゼロから始めるには「発音」が大切

たとえば、英語をゼロから勉強を始める方は「音声知覚」が非常に苦手、つまり、英語を聞き取れない状態であると言えます。本当に簡単な英語でさえ聞き取れないのは、聞き取った英語の音と脳内データベースにインプットされている発音に乖離があることが原因です。

具体的には「first of all」という英語。「ファースト」「オブ」「オール」とそれぞれの英語を知っている方は多いと思いますが、実際の英会話では「ファストバゥル」とかなり早口で発音されます。

firstのtとofのoが、ofのfとallのaがそれぞれリエゾン(連結)し、ofは「オ」ではなく「ア」に近い発音。お祭りの「festival」に似た発音になるのですが、この発音を知らないと「フェスティバル? お祭り?」なんて頭が混乱してしまいます。英会話では音の連結や脱落、変化が頻繁に発生するので、実際に使われる発音を知らなければ、簡単な英語でさえ全く聞き取れません。

音を聞き取るには、英語を聞く学習ではなく、英語の発音を脳に定着することから始めることが必要なのです。

   

2-② 英語の勉強をゼロから始めるには「文法」が大切

文法の大切さ

  

英語を「話す」という行為は、脳内処理の「概念化」「文章化」「音声化」にあたります。

話したいことを脳内でイメージし、イメージを文章にして、口で言葉を発声するというプロセスを踏むわけですが、特に大切なのは「文章化」の部分。というのも、実際の発音がネイティブレベルでなくても英語話者は聞き取って意味を理解してくれますが、文法が間違っている場合、全く意味が伝わらないからです。

その理由は言語の成り立ちにあります。英語はスペイン語やフランス語、イタリア語と並んでインド・ヨーロッパ語族に属する言語であり、句構造文法、いわゆる「語順支配型」の言語。アルファベットで構築された「主語」「述語」「目的語」などの単語を並べる順番が重要で、この順番が正確でなければ意味が成立しません。

「I like football」は通じますが、「Like I football」「Like football I」「Football I like」は意味が全く通じないのです。

一方、日本語は依存文法、いわゆる「てにをは支配型」と呼ばれます。「主語」「述語」「目的語」の語順を崩しても、助詞の「てにをは」さえしっかりしていれば、意味は伝わえる言語構造になっています。

「私はサッカーが好きです」「好きです私はサッカーが」「好きですよサッカーが私は」「サッカーが私は好きです」。どれも意味が通じますよね。

日本人は言語の特性上、文法をあまり意識しませんが、英語ではそれが致命的な弱点になります。英語を正確に相手に伝えるには、英語と日本語の互換性がないことを認識し、英語の基礎文法を定着させることがとても大切なのです。

 

3.英語学習における単語と文法の重要性

英語学習

 

「理論の話しばかりでしつこいし読むのが疲れた!」と思われるかもしれませんが(笑)、英語学習における「単語」と「文法」の重要性は本当に本当に高いので、もう少しだけお話します。

第二言語習得論においてフェーズ0・基礎学習の「単語」「文法」ですが、英会話の際の「文章化」で必要だというお話をしましたが、そもそも「読む」「聞く」「話す」「書く」の英語4技能全てのスキルに必要不可欠です。

これも言語構造の違いに起因しますが、英語と日本語では語順が明確に違いますよね。英語は「主語」「述語」が先に来て、その後に「目的語」などの装飾が色々と付いてきますが、日本語は「主語」のあとに「目的語」が来て、最後に「述語」が来ます。

つまり英語の一文を日本語に翻訳するには、英語を全て聞き取る必要性があります。ですが、それは意味理解の致命的な遅れになります。さらに言えば、単語を聞き取った瞬間に意味を理解できなければ、「この単語の意味ってなんだっだけな」なんて考えているうちに会話はどんどん進んでしまいます。

「読む」なら時間をかければ良いかもしれませんが、英会話の際に「聞く」場合、相手の英語が終わってから日本語に翻訳して理解すると、会話のテンポが悪くなりますし、長い会話になると相手の話しについていけなくなってしまいます。

レセプティブスキルの「読む」「聞く」がスムーズに行えるようになるためには、英語を英語の順番で「瞬時に」理解する必要があります。瞬発性を養って、実際の英会話に使えるようにするためには、単語と文法を徹底的に定着させるしかありません。

英語ができるようになる=英会話でスムーズにコミュニケーションができるようになるためには、瞬間的に英語の語順で理解し、英語の語順で話すことが大切で、それを可能とするのは単語と文法のインプット学習ということです。

 

4.社会人が独学でゼロから英語勉強を始める場合

独学

 

英語スクールを受講する金銭的な余裕がちょっと厳しい方や一人での学習に自信がある方は独学で勉強をすると思いますが、前述の通りゼロから始める場合は「単語」「文法」「発音」を徹底的に学習することが大切です。

 

4-① 英単語の学習方法

英単語の学習は一冊の単語帳を徹底的に繰り返すのがおすすめ。脳の性質上「様々な単語に出会う」ことよりも「短い期間で同じ単語に何回出会うか」の方が記憶に残りやすいからです。

たとえば、一年前の団体旅行ツアーで三日間一緒に行動した人を全員思い出すことは難しいでしょう。ですが、一年間、仕事で毎朝3分間だけ話す人がいるとしたら確実に記憶に定着しているはずです。

心理学者のエビングハウスが提唱したエビングハウスの忘却線において、一時記憶は一時間後には「56%」忘れ、一日後には「66%」忘れると言われています。しかし、毎日復習することで記憶への定着率を上昇させることが可能となります。

1日に10個ずつ単語を覚えても一ヶ月後にはほぼ忘れてしまいますが、1日に100個の単語を覚えて毎日復習すれば、ほぼ全ての単語が記憶に定着します。できるだけ同じ単語に出合う感覚を短くすることが記憶するコツということです。

 

4-② 社会人におすすめの英単語帳

クラウドソーシングを利用して、社会人になってから英語学習をやり直している人を対象にアンケート調査をしたところ、使用している英単語長の割合は以下のグラフの通りとなりました。

  

(ReLife独自調査・有効回答86人)

 

1位が旺文社の「ターゲット1900」、2位がアルクの「キクタン Basis」、同率3位が朝日新聞の「金のフレーズ」とZ会の「速読英単語」となりました。

このうち、どれか一冊は持っている方も多いのではないでしょうか。

英単語帳は複数冊を頑張って暗記するよりは、一冊を完璧にマスターする方が遥かに効果的です。自分に合う単語帳ならなんでもイイと思いますので、独学で頑張る場合は、すでに持っている単語帳を復習してみてください。

 

4-③ 文法の学習方法

 

英文法の学習におすすめなので、いわゆる認知文法と呼ばれる手法です。その文法が持っている「コアイメージ」を理解することで、一つ一つの英文法を丸暗記しなくても、イメージから意味を理解し使いこなせるようになっていきます。

たとえば、「come out」という動詞+前置詞の塊ですが、辞書で調べてみると「~という結果になる」「姿を現す」「出場する」「発芽する」「出版される」などなど、ニ十個くらいの日本語訳があります。たった一つの英熟語に十個もニ十個も日本語訳があって、それを延々と一つずつ記憶なんてしていたら時間がいくらあっても足りませんし、英語ができるようにもなりません。

ではどうするべきかといえば、「come out」には「出てくる」というコアイメージがあり、このコアイメージを頭に入れておくのです。そうすれば、「They'll come out ahead in the competition」なんて英文も「優位に立つ」とか「得をする」なんて日本語訳を記憶しなくても、「出てくる」コアイメージがあれば、競争から前に出てくる、つまり競争の優位に立つだろう、得をするだろうって意味が理解できるわけです。

「the stain on his shirt will come out」も同じで、「汚れや染みが落ちる、消える」という日本語訳を記憶しなくても、シャツから染みが「出てくる」コアイメージさえ掴んでおけば、シャツから染みが落ちるという意味がすぐに分かります。

このように英語のコアイメージを理解しておくことで、英文法が自然と身に付いていきます。

 

4-④ 社会人におすすめの文法テキスト

文法テキストについても、勉強をやり直している社会人を対象にアンケート調査をしてみました。使用率が高い文法テキストは次のグラフの通りです。

  

(ReLife独自調査・有効回答86人)

 

1位が桐原書店の「Forest」、2位がアルクの「キク英文法」、3位が桐原書店の「Next Stage」、4位が東進ブックスの「一億人の英文法」となりました。

受験などで英語を勉強したことがある方は、これらの参考書を持っている方もいると思います。

文法テキストも単語帳と同じく、何冊も買って頑張るよりも一冊を極めた方が英語力がぐんと伸びます。基本的な英文法を独学で学びたい場合は、大手出版社の文法テキストを試してみましょう。

  

4-⑤ 発音の学習方法

発音

  

発音学習におすすめなのは、一つはフォニックスやIPAなど発音の基礎を丁寧に学ぶことです。

  

フォニックス英語圏の子供が英語の読み書きを学ぶために
開発された発音と文字の規則
IPAæやɑのような国際発音規則

   

アルファベットや単語の発音を舌の動きや唇の形、息の吐き出し方など基礎から学び、正しい発声方法を理解することで、その発音を聞き取れるようになります。「話す」ためではなく「聞く」ために発音学習がとても大切なのです。

もう一つはシャドーイングです。シャドーイングは英語の音声とほぼ同時に音声の真似をして話すトレーニングで、イントネーションやリズム、強弱、リダクション(音の脱落)やリンキング(音の連結)が身に付くため、有用な発音トレーニングとなります。

ただ、シャドーイングは正しいやり方で実施すれば学習効果が非常に高い反面、実は英語初心者にとってはかなり難しい英語学習方法でもあります。音声と同じように発音していると自分では思っても、本当に正しい発音で話しているかどうか、自分には分かりません。初心者が独学でシャドーイングを実施する場合には、マンブリング(音声を聞きながら口の中で呟く)やシンクロリーディング(英文を確認しながらシャドーイング)など、ステップを踏んで丁寧に実施したり、まずはフォニックスやIPAなど発音の基礎を学んでおくことがおすすめです。

 

5.社会人が英語勉強をゼロから始めて失敗しないコツ

英語学習

 

大人になってから英語学習をやり直そうとしても、多くの方は挫折してしまいます。英語学習が上手くいくためのコツも紹介しますね。

 

5-① 目標を明確にする

人間は具体的な目標を持っている時と持っていない時のモチベーションの差が非常に大きい生き物です。目標が明確でない場合、なんのために英語学習をしているのか分からないのですから、やる気が出ないのも自然な話ですよね。

「憧れの会社に入る」という目標を達成するために「TOEIC900点以上」を目指す。

「海外転勤」という目標を達成するために「ビジネス英語の習得」を目指す。

「昇格して年収を上げる」という目標を達成するために「TOEIC800点以上」を目指す。

人それぞれ目標と達成条件は異なりますが、具体的な目標を掲げて英語学習に邁進することが、モチベーションを維持して取り組む一つのコツと言えます。

 

5-② 適切な方法で継続学習する

英語学習

 

明確な目標はメンタル的な要素ですが、適切な英語学習を継続すると言う行動も非常に大切です。

今までお話ししてきた通り、英語レベルによってフェーズが分かれていて、自分が現在いるフェーズに最適な学習が効率的な英語力の向上に繋がります。単語も文法も覚えていないのにスピーキングに挑戦しても効果は出ずらいですし、発音が身に付いていないのに英語を聞く学習を続けても聞き取れるようにはなりません。

単語・文法・発音という基礎をベースに、「リーディング」「リスニング」「スピーキング」「ライティング」のスキルを上げるために必要な学習を継続することで学習効果が大きくなるのです

 

5-③ 自己分析を正しく行う

英語学習においてもう一つ大切なことは、英語ができない「原因」を明確にし、原因を「解決」するための学習を実施することです。

リスニングができないのであれば、原因は音声知覚か意味理解にあります。音声知覚が課題だと分かれば発音の学習を増やすべきですし、意味理解が追い付いていないのであれば、リーディングに戻って単語や文法を復習すべきです。

なんとなくの英語学習では効果は表れづらいのが現実です。自分はなぜ英語ができないのか。できない原因を特定できたら、解決するための最適な学習をすることでレベルが一段階上がります。自分にとって必要な英語学習の継続がとても大切ということです。

 

6.英語コーチングスクールをおすすめする理由

英語コーチング

 

記事の冒頭に記載しましたが、社会人が英語勉強をゼロから始める場合、私は「独学」でも「オンライン英会話スクールの受講」でもなく、最新型の英語コーチングスクールの受講をおすすめします。

 

6-① 初心者では原因の分析と解決が難しい

これまで単語・文法・発音の学習方法や、適切な英語学習について話してきましたが、英語初心者にとって最適な英語学習を継続することはかなり難しいです。

どうしても、「こういう勉強方法の方が楽そう」「こっちの方がお金がかからない」「とりあえずYOUTUBEを見て勉強しよう」といった感じで、感情に流されてなんとなくの手法を取ってしまいがちですから。だって、正直、単語や文法をコツコツと勉強するのって面倒ですよね。しかも、いきなり効果が表れるわけでもないので、モチベーションの意地も難しい。

ですが、初心者が英語ができない原因は単語の語彙不足だったり、文法が頭に入っていなかったり、発音を知らなかったりと、基礎的な部分に原因があります。英語力を身に付けるためには、これらの原因を解決する勉強が必要です。

 

6-② 初心者は独学で効率的な学習ができない

英語初心者

 

当サイトで独自のアンケート調査をしたところ、単語帳にしても文法テキストにしてもみんなバラバラですし、リスニング教材にいたっては、NHKラジオ、BBCなどの海外のニュースサイト、フレンズやフルハウスなどの海外ドラマ、吹き替え・字幕なしの洋画、ディズニーアニメ、英語教材の付録のCDなどみんな好き好きに英語学習をしていました。

じゃあ、それで初心者が英語を話せるようになるのかといえば、残念ながらなっていないのです。

ほとんどの英語初心者は結局、自分にとって最適な学習方法、すなわち、自分が英語がなぜできていないのかという原因を解決する学習を独学で行うことができないのです。

というか、それができるなら今ごろ、みんな英語を話せるようになっています。

もちろん、独学を否定するわけではありません。独学でも英語を話せるようになる人はいます。ただ、そんな人は極少数で、なんとなく教材を選んで、なんとなく英語を勉強するだけでは、英語はいつまで経っても話せるようにはならないというのは、英語を話せる日本人が少ない現状が証明していると言えます。

  

6-③ 英語コーチングでは専属トレーナがサポートしてくれる

英語コーチング

 

英語コーチング系のスクールでは、専属トレーナーが付いてくれて、学習カリキュラムの作成から日々の学習アドバイスまで徹底的にサポート。専属トレーナーは英語指導のプロフェッショナルで、自身が英語学習を通して英語を身に付けた経験から「英語習得者の学習方法の再現性」があるやり方でサポートしてくれます。

本来、言語というものは誰でも習得できるものですが、やり方が間違っているから身に付かない。ですが、適切な指導のもとで正しい学習を実施すれば、英語は必ず話せるようになります。

単語・文法・発音といった地味なトレーニングをしますし、受講料もかかります。ですが、独学やオンライン英会話スクールよりも遥かに短い期間で英語力を伸ばすことが可能となります。

お金を節約して時間をかければ、一人でも英語は少しずつ身に付いていくかもしれません。ですが、数万円~数十万円の投資で短期間で英語が身に付いた方が人生の選択肢が広がります。どちらを選ぶのも人それぞれの自由ですが、私は時間の方がとても大切だと思います。

最期におすすめの英語コーチングスクールを紹介しますので、気になるスクールがあれば無料カウンセリングだけでも受けてみてください。英語学習について、それぞれのスクールのやり方を教えてくれますので。

 

7.おすすめの英語コーチングスクール

ここからは、20校以上のスクールを取材・体験・調査してきた経験から、おすすめのスクールを4校に厳選してご紹介します。

 

Liberty English Academy

    

入会金55,000円(最大無料のキャンペーンあり)
コースTOEIC対策コース
TOEFL iBT/IPT対策コース
IELTS対策コース
料金

ショート :316,800円
ベーシック:528,000円
アドバンス:776,160円

期間ショート :3ヶ月
ベーシック:6ヶ月
アドバンス:9ヶ月
コーチング週1回
レッスン週2回
校舎港区(三田)
オンラインオンライン受講対応

 

英語を最短で完璧にマスターできる「藤川メソッドグラマーテーブル」を生み出した藤川恭宏氏が創設したLiberty English Academy。

英語ネイティブが感覚的に身に付けている英語の構造や規則をまとめた「グラマーテーブル」という独自の学習メソッドで本質的な英語力を身に付けられます。「グラマーテーブル」はTESOL教育(英語を第二言語とする人への英語教授法)の最高峰とされるコロンビア大学ティーチャーズカレッジで独自性が認められるほどの有用性を持ち、外交官や国際弁護士、大学教授が学びに来るほど。

英語の「核」はverbにあり、verbの役割を理解すれば英語4技能すべてが短期的・効率的に上達するという理論に基づき、週2回のレッスンで本質的な英語力の習得を目指します。

LIBERTYは実績が圧倒的で、短期間の受講でもTOEIC 900点台・TOEFL 100点以上・IELTS 7.0以上達成者が続出してます。ハーバードやコロンビア、イエール、スタンフォードなど世界トップ大学・大学院の合格者も多数輩出し、高レベルな英語力を身に付けられることが実績として証明済み。英会話目的の受講ももちろん可能ですし、基礎文法レッスンがあるので英語をゼロから始める初心者にも非常におすすめです。

受講料は6ヶ月間のコースで入会金を含めて約55万円。働いている方は一般教育訓練級制度が利用可能で、国から10万円が支給されます。従って合計金額は約45万円・月額7~8万円程度なので、この金額が出せるのであれば私は間違いなくLIBERTYをおすすめします。45万円くらい就職や転職や昇進すればすぐにでも取り返せますし、英語ができるようになれば人生の幅が更に広がるのですから。

無料カウンセリングで「グラマーテーブル」について色々と聞けるので、ぜひ体験してみてください。教養のあるエリートな英語ネイティブが使う英語の本質を分かりやすく伝えてくれますので。

ちなみに、無料カウンセリング受ける際には「このブログ(ReLife)の記事を読んで入会金が最大で無料になるキャンペーンがあるって知りました」と伝えてみてくださいね。入会金が通常より安くなると思います。

  

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【セミパーソナル】
初級:264,000円
中級:231,000円
上級:240,900円

期間【パーソナルトレーニング】
  90日:3ヶ月
180日:6ヶ月

【セミパーソナル】
初級:6ヶ月
中級:3ヶ月
上級:3ヶ月

コーチング・
トレーニング
【パーソナルトレーニング】
  90日:週2回
180日:週1回

【セミパーソナル】
初級:週1回
中級:週1回
上級:週1回

校舎関東:新宿・銀座・神田
関西:梅田・神戸・四条烏丸
オンラインオンライン受講対応

         

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8.まとめ:社会人でもゼロから英語は身に付けられる

まとめ

 

英語を短期間で効率的に身に付けるためには、正しい順番・適切な方法で学習を継続することです。順番や方法を間違えたまま続けても非効率で時間がかかってしまいますし、モチベーションも下がってしまいます。

もちろん独学でも良いですし、独学に自信がない方や確実に結果を求めたい方はコーチングスクールの受講を検討してくださいね。せっかく英語学習を始めようという強い気持ちがあるのであれば、最高の環境で最高の結果を出しましょう。

 

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