こんにちは。
当記事ではTOEIC800点は大したことないのか、TOEIC800点の年収や就職・転職への影響から解説していきます。
結論として、TOEIC800点は就職や転職で評価される英語力であるほか、600点や700点と比較して平均年収が高い傾向があります。
「待遇の良い大企業」「海外と関りがあるグローバル企業」「外資系企業」「英語に関わる職業」など、TOEIC800点以上を取得することで理想のキャリアを実現できる可能性が高くなります。
この記事では短期間でTOEIC800点を突破し、900点以上も狙える英語スクールもご紹介しますので、本気でTOEICのスコアを伸ばしたい方はぜひ参考にしてみてください。
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1.TOEIC800点は大したことないか公式データから確認

TOEICを開発しているETS(Educational Testing Service)という機関が、毎年のTOEIC受験者の平均スコアやスコア分布などのデータを公開しています。
まずは客観的なデータからTOEIC800点が大したことないのか確認してみましょう。
1-① 受験者の平均スコア(2021~2023年)
過去3年間の受験者の平均スコアは次の通りです。
受験者数 | Listening | Reading | Total | |
2021年 | 900,684人 | 331点 | 279点 | 611点 |
2022年 | 784,310人 | 331点 | 277点 | 608点 |
2023年 | 746,178人 | 335点 | 278点 | 612点 |
最新の受験者数は約75万人で、平均スコアは612点となっています。
TOEIC800点は平均スコアよりも約200点高いので、高い英語力の持ち主と評価できるでしょう。
1-② 全体のスコア分布
受験者全体のスコア分布を見てみましょう。
人数 | 上位割合 | 偏差値 | |
895点~ | 32,940人 | 4.4% | 67 |
845点~ | 37,564人 | 9.4% | 63 |
795点~ | 51,094人 | 16.2% | 60 |
745点~ | 61,113人 | 24.4% | 57 |
695点~ | 69,803人 | 33.8% | 54 |
645点~ | 77,304人 | 44.2% | 51 |
595点~ | 79,458人 | 54.8% | 49 |
545点~ | 76,739人 | 65.1% | 46 |
495点~ | 68,972人 | 74.3% | 43 |
445点~ | 59,514人 | 82.3% | 41 |
395点~ | 48,915人 | 88.9% | 38 |
345点~ | 37,806人 | 94.0% | 34 |
295点~ | 24,428人 | 97.3% | 31 |
~290点 | 20,528人 | 100% | - |
TOEIC800点以上は受講者の上位16.2%であり、偏差値に換算すると60となります。
上位16.2%であることからも、TOEIC 800点は大したことないとは言えないレベルと言えるでしょう。
2.TOEIC800点は「IIBC AWARD OF EXCELLENCE」対象者

TOEICが公式的に英語力の証明として「IIBC AWARD OF EXCELLENCE」という賞を対象者に表彰しています。
2-① IIBC AWARD OF EXCELLENCEとは
IIBC AWARD OF EXCELLENCEとは、リーディングとリスニングを測定する「TOEIC L & R」、スピーキングとライティングを測定する「TOEIC S & W」、スピーキングを測定する「TOEIC Speaking」を受験し、規定のスコアに到達した人に贈られるTOEIC公式の賞です。
2017年にスタートした賞で知名度はまだ低いですが、英語4技能の総合的な力を示す証であり、もちろん就職や転職の際に履歴書に記載することもできます。
こちらの賞は2021年には503名、2022年には600名、2023年には538名の方のみが受賞しているレベルの高い賞となります。
参考サイト
表彰制度「IIBC AWARD OF EXCELLENCE」のご案内
2-② IIBC AWARD OF EXCELLENCEのスコア基準
IIBC AWARD OF EXCELLENCEを受賞するには、それぞれのテストで既定のスコアに到達する必要があります。
合計スコア | 条件 | |
TOEIC L & R | 800点以上 | リスニング :375点以上 リーディング:425点以上 |
TOEIC S & W | 330点以上 | スピーキング:160点以上 ライティング:170点以上 |
TOEIC Speaking | 160点以上 | TOEIC S & Wのスピーキングが160点未満の場合、 Speaking Testで160点以上を取得 |
TOEIC L & Rのリスニングで375点以上かつリーディングで425点以上を取得し、更にTOEIC S & Wでスピーキングで160点以上かつライティングで170点以上を同時に取得する必要があります。
ただし、TOEIC S & Wのスピーキングが160点に満たなかったとしても、別途TOEIC Speakingを受講して160点以上を取得できれば受賞の条件を満たしたとみなされます。
IIBC AWARD OF EXCELLENCEを受賞するにはスピーキング力やライティング力も求められますが、少なくともリスニング力とリーディング力においてTOEIC800点は「英語の高い実力の持ち主」であることをTOEIC公式が認めている点からも、TOEIC800点は大したことないとは言えないでしょう。
3.TOEIC800点は大したことないかレベル別評価で確認

TOEIC公式が作成しているスコアごとのレベル別評価を見てみましょう。
なお、全ての評価を紹介すると長くなりすぎてしまうため、TOEIC800点以上に関する評価のみ抜粋してご紹介します。
全てのレベル帯の評価が気になる方は公式サイト(レベル別評価の一覧表)の情報をご参照ください。
3-① リスニングセクションのレベル別評価
まずはリスニングセクションの評価はこちらです。
スコア | Strength(長所) |
495~375点 |
|
IIBC AWARD OF EXCELLENCEの受賞条件の一つでもあるリスニングセクション375点以上は最高評価となり、短い会話も長文の聞き取りも含めて、基本的には不自由なく聞き取る力があると評価されています。
3-② リーディングセクションのレベル別評価
次にリーディングセクションの評価は確認しましょう。
スコア | Strength(長所) |
495~425点 |
|
IIBC AWARD OF EXCELLENCEの受賞条件の一つでもあるリーディングセクション425点以上が最高評価となり、基本的な文法ルールから複雑な長文読解まで理解可能なレベルと評価されます。
このように、リスニング375点 + リーディング425点 = トータル800点の実力者は、TOEICの全体のレベル評価において高い力があるとTOEIC公式が公表しているのです。
3-③ TOEIC800点のコミュニケーション能力
TOEIC公式はさらにスコア帯に応じた「コミュニケーション能力レベル」についても公表しています。
こちらはTOEICのスコア帯からどれくらいの英会話能力があるのか試算した評価で、TOEIC800点はレベルBに該当しています。
レベルBはどんな状況でも適切なコミュニケーションができるレベルであり、ビジネスでも十分に通用する英語力があると評価されています。
ただし、ネイティブレベルの流暢さはない・専門的な議論にはついていけないなど弱点もあり、コミュニケーション能力として最高レベルではありません。
日常的なビジネスにおいては問題ないコミュニケーション能力があるものの、グローバル企業で活躍したい場合はTOEIC860点以上が目安になるでしょう。
4.TOEIC800点の年収は大したことない?

年収からTOEIC800点が大したことないのかどうか見ていきましょう。
4-① TOEIC800点台は平均年収845.1万円
日系転職版が調査した「大卒年収調査2022」のTOEICのスコアと平均演習の相関性を表すグラフをご参照ください。
スコア | 平均年収 |
900~990点 | 966.0万円 |
800~899点 | 845.1万円 |
700~799点 | 787.9万円 |
600~699点 | 732.5万円 |
500~599点 | 709.8万円 |
~499点 | 688.3万円 |
こちらの調査は「日経転職版の会員を対象にした大卒者」の平均年収なので、日本全体の平均年収は大きく超える結果となっています。
ただし、傾向としてスコアが上がるごとに平均年収も高くなる相関性が明確にあり、800点台では平均年収845.1万円とかなり高い数字が出ています。
4-② TOEIC800点台は50代で平均年収1,000万円超
同年代のTOEICスコア別の年収を表したデータも見てみましょう。
スコア | 20代 | 30代 | 40代40 | 50代 |
900~990点 | 530.9万円 | 811.3万円 | 1,047.6万円 | 1,387.5万円 |
800~899点 | 501.7万円 | 707.7万円 | 975.1万円 | 1,149.3万円 |
700~799点 | 482.6万円 | 655.6万円 | 875.6万円 | 1,120.1万円 |
600~699点 | 455.1万円 | 630.5万円 | 845.0万円 | 988.3万円 |
500~599点 | 431.4万円 | 597.3万円 | 772.2万円 | 940.3万円 |
~499点 | 436.2万円 | 567.3万円 | 733.6万円 | 910.3万円 |
TOEIC800点台の数値を見ると、平均年収は40代で975.1万円、50代で1,149.3万円と年収1,000万円を超えることという結果が出ています。
平均年収の差は年代が上がるごとに開く傾向があり、たとえば50代でTOEIC800点台と500点以下の人の年収差は239万円もの差が開いているのです。
4-③ 生涯年収が1億円以上差が開く可能性
たとえば20代の時点で800点台の人と500点以下の人が、そのままのスコアでキャリアを過ごした場合、退職金や年金などの福利厚生などを考慮すれば、生涯で得られる賃金に1億円以上の差が生まれる可能性があります。
新卒や20代~30代の転職時にTOEIC800点以上を持っていれば、年収が高い企業に就職・転職して高収入を得られる可能性が高くなります。
一方、TOEICの高スコアを持っていない人は大手企業に就職できなかったり、出世のタイミングが遅れたりして、同年代の平均年収と比べると数百万円の格差が生まれる恐れがあるのです。
もちろん、年収だけがキャリアの全てを決めるわけではありませんが、重要な要素の一つとしてTOEICのスコアと年収に相関性があることを覚えておきましょう。
5.TOEIC800点の就職・転職への影響

次にTOEIC800点が就職や転職の際にどのように有利に働くのか見ていきましょう。
5-① 業界別TOIEC目標スコア
日経転職版の会員データによると、業界別のTOEIC平均スコアは次の表の通りです。
順位 | 業種 | 平均スコア |
1位 | 総合商社 | 835.3点 |
2位 | 投資・投信・投資顧問 | 808.4点 |
3位 | コンサルティングファーム・シンクタンク | 807.5点 |
4位 | 監査法人 | 780.9点 |
5位 | 放送・新聞・出版・映像・音響 | 764.6点 |
6位 | 公社・官公庁・独立行政法人 | 764.5点 |
7位 | 証券会社 | 762.5点 |
8位 | 金融・証券・保険 | 760.8点 |
9位 | 学校・教育 | 760.6点 |
10位 | 医薬・バイオ | 757.2点 |
11位 | IT・ソフトウェア インターネット | 756.5点 |
12位 | 医療・ヘルスケア・介護機器 | 756.1点 |
13位 | Webメディア・サービス | 755.3点 |
14位 | 旅行 | 753.5点 |
15位 | コンサルティング 会計・法律関連 | 752.1点 |
(参考:TOEICスコア調査2022)
こちらは日経転職版の会員データが基になっているため、主に一部上場企業など大企業の在籍者のTOEIC平均スコアとなっており、業界全体の平均スコアよりは高くなっています。
逆に言えば、大企業やグローバル展開している人気企業に就職したい方はTOEIC750点~800点が一つの目安になると言え、TOEIC800点は十分に通用するスコアと言えるでしょう。
5-② 英語は最も重要な知識やスキル
TOEICの公式調査において、ビジネスパーソンにとって最も重要な知識やスキルは英語であると回答した企業が1番多いという結果が出ています。

参考:英語活用実態調査
コミュニケーション能力・問題解決力・リーダーシップ・マネジメント能力などの重要スキルを抑えて英語が1位となっていますので、多くの企業が英語力を求めていることが明らかになっているのです。
英語の実力を証明する資格試験は英検・TOEFL・IELTSなど様々ありますが、日本の企業は特にTOEICのスコアを重視する傾向にありますので、TOEIC800点は高い英語力を示して就職や転職に有利になる材料の一つになります。
5-③ 人柄・熱意・将来性も重視される
大手人材サービス会社「リクルート」が運営している就職みらい研究所の調査では、企業が採用の際に最も重視する項目は人柄・熱意・将来性となっています。

こちらの調査はあくまで採用の際に重視する内容であり、語学力を最も重視する企業は少ないという結果となっています。
先ほどの調査ではビジネスパーソンに最も重要なスキルは英語という結果が出ていたことから、就職や転職の採用では人柄・熱意・将来性が重視され、採用した社員に対して英語のスキルアップを求めるという流れがあることがわかります。
つまり、TOEIC800点のような高スコアを持っていれば必ず就職や転職で採用されるというわけではなく、人柄が良く、その企業に入りたいという熱意があり、将来性があるというのが前提にあって、そのような応募者が多くいる場合に高い英語力が決め手として採用されやすいというイメージです。
従って、TOEIC800点を持っていれば就職や転職に成功するとは言えませんが、英語というスキルが重視されているのは間違いないため、長所の一つとしてTOEIC高スコアを持っている価値は十分にあると言えるでしょう。
6.TOEIC800点を最短期間で突破する方法

続いて最短期間でTOEIC800点を突破するための方法についてご紹介します。
基本的にTOEICの高スコアを取得する勉強法は、目標が700点でも800点でも900点でも変わりません。
スコアの伸びは「勉強時間」×「勉強効率」で決まるため、正しい勉強でTOEIC対策を実施すれば、後は継続して勉強することでスコアはしっかりと伸びていきます。
勉強方法の詳細はこちらの記事(TOEIC 800点を最短で突破する勉強法を解説)で解説していますので、ここでは簡単におすすめの勉強法をご紹介します。
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TOEIC 800点を最短で突破する勉強法を解説
2025/7/5
6-① 基礎学習(英単語)
TOEICの高スコアを取得するには、基礎的な英単語の記憶量を増やす勉強が必要不可欠です。
スコア | 単語数 |
900点 | 10,000語 |
800点 | 8,500語 |
700点 | 7,500語 |
600点 | 5,000語 |
500点 | 4,000語 |
400点 | 3,500語 |
東大合格に必要な英単語の目安が約6,000語と言われていますので、TOEIC 800点以上を目指すには大量の暗記学習が必要であることがイメージできるでしょう。
単語を効率よく記憶するには「エビングハウスの忘却線」と「遅延効果」を踏まえて、1日に50語や100語などできるだけ多くの英単語を覚えて、毎日繰り返し覚えた単語を思い出すという暗記法が有効です。
忘れかけた記憶を思い出す時に強く脳に定着するため、頑張って覚えた大量の単語に毎日触れて忘れないようにするという勉強法がおすすめとなります。
6-② 基礎学習(文法)
文法は「認知文法」と「パターンプラクティス」という勉強法が有効です。
文法の勉強法 | 詳細 |
認知文法 | 文法のルールの暗記ではなく、単語が持っている コアイメージを捉える勉強法 |
パターンプラクティス | 基本的な文法表現のパターン = 文法の型を 定着させるトレーニング |
一般的な文法の勉強は参考書を買って文法のルールと一つ一つ覚えていくやり方ですが、このような勉強では文法のルールを大量に覚える必要があったり、覚えていない文法や変則的な文法には対応できずに実力が伸びない可能性があります。
認知文法でコアイメージを定着させて、パターンプラクティスで文法の型を身に付けることで、文法の正確性と理解の瞬発性を高め、リーディング問題を解くスピードと精度が高まったり、リスニングの正確性が高くなり、TOEICのスコアアップに繋がります。
6-③ リーディングの勉強法
次に短期間でリーディングの実力を伸ばす主な勉強法は次の通りです。
トレーニング | 内容 |
チャンクリーディング | 英文を意味のかたまりごとに理解する |
サイトトランスレーション | 短く区切られた英文を瞬間的に訳して英語の語順で理解 |
音読 | 脳内で文字を音に変換するプロセスを省略するトレーニング |
英文をひとかたまりのチャンクごとに意味を捉える「チャンクリーディング」とチャンクごとに英文を瞬間的に訳していく「サイトトレンスレーション」を組み合わせることで、英文を何度も読み返す「返り読み」のクセをなくし、リーディングの速度と正確性を上げることが可能になります。
また、読解スピードの限界は音読のスピードになるため、音読もリーディングのスキルを伸ばす有効な勉強法です。
6-④ リスニングの勉強法
TOIECのスコアを伸ばすリスニングの主な勉強法は次の通りです。
トレーニング | 内容 |
音声変化の学習 | 英語ネイティブ特有の発音ルールを学習 |
ディクテーション | 聞こえた英文を紙に書き起こし、聞き取れていない 箇所や傾向を発見 |
シャドーイング | 流れる音声に続いてリピートしていくトレーニング |
リスニング学習において重要なのは、英語特有の音声変化を理解することです。
ネイティブは英語を話す時にできるだけ省エネしようと音の脱落・音の連結・音の同化など様々な変化が起きるため、知っている発音との乖離が生まれて聞き取れなくなってしまいます。
そこで、まずは様々な音声変化のルールを勉強した上で、聞き取れていない音声変化を発見する「ディクテーション」や音声変化を身に付ける「シャドーイング」のトレーニングが有効です。
6-⑤【コーチングがおすすめな理由①】言語習得論の専門家による指導
短期間でTOEIC 800点を突破できる勉強法について解説してきましたが、結論として短期間でスコアを伸ばしたい場合はコーチングスクールの受講をおすすめします。
コーチングスクールとは、専属コンサルタントが丁寧に英語学習をサポートしてくれる最新型の英語スクールです。
コーチングスクールについて詳細を知りたい方はこちらの記事(【超本音で語る】英語コーチングおすすめ22社比較ランキング)も参考にしてみてください。
さて、前述の通りTOEICのスコアの伸びは「勉強時間」×「勉強効率」で決まります。
ご紹介した勉強法を実践することで「勉強効率」が上がるため、同じ時間勉強してもよりスコアの伸びが大きくなることが期待できますが、独学で「認知文法」「パターンプラクティス」「チャンクリーディング」「シャドーイング」などのトレーニングを適切に実施することは難しいです。
これらのトレーニングは適切なタイミングで適切な方法で実施しなければ、あまり効果は期待できません。
たとえば、シャドーイングを独学で実施して間違った発音が身に付いてしまったり、認知文法で間違ったコアイメージを持ってしまうと、逆にスコアが落ちる原因となる可能性もあります。
独学では難しいトレーニングだからこそ、英語指導のプロフェッショナルが丁寧に指導してくれるスクールを受講することで、「勉強効率」を最大限に上げることができます。
6-⑥【コーチングがおすすめな理由②】課題の発見と解決
英語学習において重要なことの一つは、弱点や課題を発見して、弱点克服・課題解決のための英語学習を継続することです。
なんとなく効果がありそうだからと勉強法を取り入れて闇雲に勉強しても、自分が英語ができていない部分が解決されないとTOEICのスコアは伸びていきません。
コーチングスクールでは言語習得の専門的な知識があるコーチが弱点や課題を正確に分析して、適切な勉強法をアドバイスしてくれるため、常に正しい勉強をすることで短期間でもスコアを伸ばすことが可能になります。
6-⑦【コーチングがおすすめな理由③】英語を話せるようになる
TOEICはリーディングとリスニングの2技能のテストのため、多くの人はリーディングとリスニング対策を実施します。
もちろん、それでもスコアはある程度は伸びますが、最も効率が良い勉強法は先に英語の核を身に付け、リスニング・リーディング・スピーキング・ライティングの4技能のスキルを身に付けた上で、TOEICのスコアが自然に大幅に伸びることです。
たとえば、TOEIC対策おすすめ1位のLiberty English Academyは「グラマーテーブル」という英文法の核を習得してからTOEIC対策に移ることで、効率的なスコアアップを実現します。
おすすめ2位のENGLISH COMPANYも認知文法・英単語トレーニング・発音トレーニングなどの基礎を丁寧に実施することで、4技能全てが伸びる基礎を固めていきます。
結果として、これらのスクールではTOEICのスコアが伸びるだけでなく、英語を話せるようになる上でTOEICのスコアも伸びるという結果を出すことができます。
せっかく英語を勉強するのであれば、ただTOEICのスコアを伸ばすだけでなく、英語の総合力が身に付く環境で勉強をするのがおすすめです。
結局のところ、TOEICのスコアを伸ばすのは単なる目標であり、高スコアを取得して「ビジネスで活躍したい」「英語に関わる仕事に就きたい」「海外支店で働きたい」など目的を実現することが重要です。
TOEICの高スコアを取得して、満足したり自慢するだけでは全く価値がありません。
その先に英語を話せるようになって仕事で活躍したり、より経験豊かな人生を歩みたいという目的があるのですから、英語の総合的な実力が身に付くスクールを早めに受講することをおすすめしています。
7.TOEIC800点を最短期間で達成できるおすすめのスクール

最後にTOEICのスコアを大きく伸ばしたい方におすすめの英語スクールをご紹介します。
当記事で紹介するのは英語コーチングスクールと呼ばれる、専属コーチがついて丁寧に学習サポートをしてくれるタイプのスクールです。
一般的な英語スクールと比較すると高額ですが、英語を話せるようになる実力が身に付く上で、就職や転職のためなど最短期間で800点の突破を目指したい方や、900点以上のスコアを目指したい方におすすめです。
気になるスクールがあれば、無料カウンセリングを受けてみてください。
コーチングスクールのサービス内容や雰囲気を確認した上で、独学でTOEIC対策を進めるのか、格安のオンライン英会話スクールを選ぶのか、コーチングを受けて英語を話せるようになる実力を身に付けてTOEICのスコアも伸びるという学習をするのか、自分に最も合うやり方でTOEIC対策を進めていきましょう。
1位 圧倒的実績「Liberty English Academy」
入会金 | 55,000円(最大無料のキャンペーンあり) |
コース | TOEIC対策コース |
料金 | ショート :336,000円 ベーシック:576,000円 |
期間 | ショート :3ヶ月 ベーシック:6ヶ月 |
コーチング | 週1回 |
レッスン | 週2回 |
校舎 | 港区三田 |
オンライン | オンライン受講対応 |
英語を最短で完璧にマスターできるグラマーテーブルを生み出した藤川代表が創設したLIBERTY。
ネイティブが感覚的に身に付けている英語の構造や規則をまとめたグラマーテーブルという独自の学習メソッドが、受講生の本質的な英語力の向上を可能とします。
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【体験談】LIBERTY(リバティ)はグラマーテーブルで本物の英語を身に付ける
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コーチング・ トレーニング | 【パーソナルトレーニング】 90日間集中 :週2回×90分(計24回) 180日間集中:週1回×90分(計24回) 【セミパーソナル】 |
校舎 | 【東京】新宿・銀座・神田・恵比寿 【大阪】梅田 【兵庫】神戸 【京都】四条烏丸 |
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校舎 | 【東京】新宿・銀座・恵比寿 【大阪】梅田 |
オンライン | オンライン受講対応 |
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なお、2024年4月からTOEIC L&R TESTコースが一般教育訓練給付制度の対象講座に認定されたため、社会人は78,320円の給付金が支給されるようになりました。
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コース | TOEIC対策プログラム |
料金 | 374,880円 |
期間 | 2ヶ月 |
コーチング | 週1回 |
レッスン | 週2回 |
校舎 | 【東京】 六本木・東京丸の内・新宿三丁目 新宿南口・銀座・日本橋・品川 【神奈川】横浜 【愛知】 名古屋 【大阪】 梅田 【博多】 福岡天神 |
オンライン | オンライン受講対応 |
トライズにはTOEIC対策のスペシャリストが過去の実績データを分析してカリキュラムを構築し、短期間でスコアを大幅に上げることを目指すTOEIC対策プログラムが用意されています。
週1回のコンサルティングで弱点や苦手分野を分析して、オリジナルの学習プランを作成。週2回の個人レッスンでは、英文法やシャドーイングを中心に本質的な英語力を身に付ける指導を実施します。
自主学習時間を1日3時間に設定し、正しい学習方法で必要な量の英語学習をすることにより、受講生は2ヶ月間で平均150点ものスコアアップを達成しています。
プログラムに自信があるからこそ、トライズは最大200点のスコアアップ保証制度を導入しています。
受講前のスコアに応じてスコアアップ目標が設定されており、修了時点で規定スコアに到達しなかった場合は無料で受講期間を1ヵ月延長することが可能です。
また、2025年4月よりTOEIC対策プログラムが一般教育訓練給付制度の対象となりましたので、74,976円の給付金が支給され、実質的に299,904円と割安価格で受講できるようになりました。
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本気で英語を話したいなら「トライズ」
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5位 コスパ最強「マネーイングリッシュ」
入会金 | 無料 |
コース | ベーシックプラン プレミアムプラン |
料金 | 【ベーシックプラン】 月額:54,780円(6ヶ月契約) 月額:65,780円(単月契約) 【プレミアムプラン】 |
コーチング | ベーシックプラン:隔週×40分 プレミアムプラン:週2回×40分 |
レッスン | ベーシックプラン:週3回×40分+文法レッスン プレミアムプラン:週5回×40分+文法レッスン |
オンライン | オンライン完結 |
マネーイングリッシュは「英語で未来を強くする」という独自のコンセプトを持ち、英語を身に付けることで自分の価値と年収を上げ、未来をより豊かにすることを目標としています。
年収と英語力の相関性を指摘し、自己投資としての英語学習をサポートするなど現実的な視点を持っており、未来の人生も含めてサポートする意識をコーチ側も共有している点が大きな特徴と言えます。
基本のベーシックプランは入会金無料。隔週のコーチングと週3回のレッスンで月額54,7800円とコーチングスクールの中では最安の部類。
外国人講師によるマンツーマンレッスンで発音や文法を丁寧に学ぶほか、日本人講師による文法・語法のグループレッスンも毎週あり、基礎的なインプット学習を通して「使える英語の知識」を身に付けることが可能です。
日本人コンサルタントは豊富な英語学習経験や海外経験を持ち、採用条件の一つとしている発音はネイティブレベルという特徴もあります。さらに、外国人講師はフィリピンの老舗語学学校から優秀な人材を雇用しているので、講師の質も担保されています。
ちなみに、専属コンサルタントはモチベーションが上がるからと異性の方が付くことが多く、その辺りも含めて現実主義的で本当に裏表のないサービスを提供してくれます。
なお、TOEICコーチング専門のコースはありませんが、高い次元で英語の総合力を身に付けることでTOEICのスコアが伸びると公式サイトで明言していますので、安心して受講を検討してください。
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8.まとめ:最高の環境でTOEIC800点を目指そう

当記事では、TOEIC800点は大したことないのか、800点の年収や就職・転職への影響について解説いたしました。
TOEIC 800点の平均年収は845.1万円と非常に高く、業種別のTOEICスコアを見てもTOEIC800点は様々な企業の平均スコアを超えているため、就職や転職でも有利になると言えるでしょう。
TOEIC 800点を取得すれば理想のキャリアを実現できる可能性が高くなりますので、就職や転職などに向けてTOEICの高スコアを狙いたい方は、ぜひコーチングスクールの受講を検討してみてください。
せっかく英語を勉強して理想に向かって進もうとする想いがあるのですから、最高の環境で最高の結果を出しましょう。