こんにちは。
当記事では、英検準1級にギリギリ合格するには何点必要なのか、何問正解で合格するかについて解説していきます。
実際に英検準1級にギリギリで合格した人の報告を集計してデータにまとめましたので、参考にしてみてください。
また、英検準1級にギリギリ合格するだけではなく、先で英検1級にも合格したいという高い目標を達成したい人におすすめの英語スクールもご紹介しますので、併せて参考にしてみてくださいね。
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1.英検準1級の基本情報
まずは、英検準1級の基本情報について確認しましょう。
英検準1級 | |
利用目的 | 英語能力の証明など |
開発国 | 日本 |
スコア | 1次試験:2,250点満点 2次試験: 750点満点 合計:3,000点満点 |
合格点 | 1次試験:1,792点 2次試験: 512点 合計:2,304点 |
合格率 | 約16% |
技能 | リスニング・リーディング スピーキング・ライティング |
傾向 | 日常・ビジネス・専門分野 |
費用 | 9,800円 (2024年度) |
受験人数 | 約7万人 / 年 |
実施回数 | 3回 / 年 |
期限 | 半永久的 |
英検全体の受験者数は年間約400万人と日本では非常にメジャーな資格試験ですが、英検準1級の受験者数は年間約7万人とかなり少ない割合となっています。
そのうえ、英検準1級の合格率は約16%・年間合格者数は約1万人と非常に狭き門です。
英検準1級を持っている日本人は少ないので、高校受験・大学受験・就職・転職・昇格などにおいてアドバンテージになるのは間違いなく、英語力のアピールとしても優秀な資格となります。
2.英検準1級の採点方式・合格ライン
次に、英検準1級の採点方式と合格ラインについて詳しく解説していきます。
2-① 英検は2016年に採点方式がCSEスコアに変更
英検は2016年に採点基準が「英検CSEスコア」という基準に変更しております。
英検CSEスコア
正式名称:Common Scale for English
グローバル化に伴い、日本で開発された実用英語技能検定・アメリカで開発されたTOEFL・イギリスで開発されたIELTSなど、世界各国の英語試験の国際的な統一基準が必要になったことで生まれたスコア方式。
CSEスコアの導入により、国際標準規格であるCEFRを基準にして、英検・TOEIC・TOEFL・IELTSなど他の英語試験とスコア比較が可能になった。
英検はもともと日本独自の採点基準で合格・不合格を決めていましたが、2016年に国際標準規格のCEFRに対応したCSEスコアを導入したことで、世界的に見て自分がどれくらいの英語力なのか客観的な数値で確認できるようになりました。
英検2級にギリギリ合格するラインを理解するためには、この英検CSEスコアについて理解する必要があります。
2-② 英検準1級にギリギリ合格するCSEスコア
結論として、英検準1級の最低合格点は1次試験が1,792点、2次試験が512点の合計2,304点です。
CEFR | 英検CSE | E英検3級I | E英検準2級 | E英検2級 | E英検準1級 | E英検1級 |
C2 | 3,300-4,000 | 満点 3,400点 | ||||
C1 | 2,600-3,299 | 満点 3,000点 | 合格最低点 2,630点 | |||
B2 | 2,300-2,599 | 満点 2,400点 | 満点 2,600点 | 合格最低点 2,304点 | ||
B1 | 1,950-2,299 | 満点 2,200点 | 合格最低点 1,980点 | |||
A2 | 1,700-1,949 | 合格最低点 1,728点 | ||||
A1 | 0-1,699 | 合格最低点 1,456点 |
(参考:英検CSEスコアとは)
基本的に英検準1級合格者は合格ラインのCSEスコア2,304点付近に多くいますので、英検準1級は国際標準規格のCEFR B2レベル = ビジネスでも通用する英語力の持ち主と評価されます。
ただし、英検準1級の合格点は2,304点~3,000点と幅が広く、CSEスコア2,600点以上で合格した人はCEFR C1レベル = ネイティブともストレスなく議論できるレベルであり、すでに英検1級に合格できる英語力の持ち主であることが分かります。
このように、英検CSEスコアを導入したことで、英検の等級に関係なく客観的に実力を評価できるようになりました。
2-③ 英検準1級の問題構成と配点
次に英検準1級の問題構成と配点について確認しましょう。
試験形式 | 大問 | E出題形式I | E問題数 | 素点 | ECSEスコア | E合格ライン |
リーディング | 大問1 | 短文の語句空所補充 | 25 | 25 | 750 | 1,792 |
大問2 | 長文の語句空所補充 | 6 | 6 | |||
大問3 | 長文の内容一致選択 | 10 | 10 | |||
ライティング | 大問4 | 英作文 | 1 | 16 | 750 | |
リスニング | 第1部 | 会話の内容一致選択 | 12 | 12 | 750 | |
第2部 | 文の内容一致選択 | 12 | 12 | |||
第3部 | Real-Life形式の 内容一致選択 | 5 | 5 | |||
一次試験合計 | - | - | 69 | 86 | 2,250 | 1,792 |
スピーキング | 自由会話 | - | 3 | 750 | 512 | |
ナレーション | 1 | 15 | ||||
受験者自身の意見を問う質問 | 4 | 20 | ||||
二次試験合計 | - | - | 5 | 38 | 750 | 512 |
合計 | - | - | 79 | 124 | 3,000 | 2,304 |
(参考:準1級の試験内容)
英検準1級に合格するためには、一次試験で満点2,250点の約80%の1,792点以上、二次試験で満点750点の約68%の512点以上を取得する必要があります。
このように記載すると、一次試験は素点で86点中、約80%の69点。
二次試験は素点38点中、約68%の26点を取れることができれば合格と思えますが、注意点が2つあります。
この注意点を理解しておかないと、どれくらい問題に正解すれば英検準1級に合格になるのか仕組みが分からないため、次に注意点について解説していきます。
3.英検準1級は何問正解でギリギリ合格できるか
英検準1級は何問正解でギリギリ合格できるかは、結論から言えば、受験した回によって変わります。
なぜギリギリの合格ラインが毎回変わってしまうのかについて、解説していきまます。
3-① 各技能バランスよく正解する必要性
英検CSEスコアが導入される前の2015年までの英検1級は、苦手な技能があっても、得意な技能でスコアが取れれば合格できる採点基準でした。
たとえば、リーディング41点満点、ライティング16点満点、リスニング29点満点という配分で、86点満点で69点が合格ラインとすると、極端な話、ライティングが超苦手で0点だったとしても、リーディングとリスニングで69点以上に正解すれば合格となっていたのです。
ですが、このような採点基準では、英検の本来の「英語4技能の総合的な力を測定する」という目的に合いません。
そこで、CSEスコアが導入されて各技能の配分が750点に統一されたことで、たとえばリスニングが0点だと、リーディングとライティングで全問正解したとしても1,500点しか取得できず、合格ラインの1,792点に届かない採点基準に変更されたのです。
つまり、どんなに苦手な技能があったとしても、CSEスコアに換算して750点・750点・292点とある程度はスコアを取る必要があるため、英語4技能をバランスよく勉強し、苦手分野をなくす英語学習が必要不可欠となります。
3-② 受験する回によって何問正解すれば合格か変わる
英検CSEスコアの大きな特徴は、同じ正答数であっても受験する回によってスコアが変わることです。
CSEスコアを基準にすれば、一次試験は2,250点中、約80%の1,792点以上を取得すれば合格となります。
ですが、素点で考えると、一次試験の86点中、約80%である69問以上に正解すれば合格となるわけではありません。
なぜこのようなことが起きるのかと言えば、その回のテストの難易度や受験者のレベルによって1問当たりのスコアが変わるからです。
たとえば、試験の難易度が極端に難しい回の場合、受験者の正答率が大きく下がり、それだけ1問当たりのスコアの比重が高くなって、素点で86点中55点くらいの正答率でも合格することがあります。
逆に、試験が非常に簡単な時は、受験者の正答率が大きく上がり、それだけ1問当たりのスコアの比重が小さくなって、86点中65点取れても不合格となる場合もあるわけです。
英検準1級でギリギリ合格を狙うにしても、リーディングで何問以上、リスニングで何問以上という「何問正解すれば合格か」という計算が全くできないため、周りが正解できる問題は落とさず、それに加えて周りが間違ってしまう問題もできるだけ正解数を増やすという本質的な英語力を身に付けることが重要となるのです。
4.英検準1級にギリギリ合格・不合格の例
実際に、ツイッターやブログなどでスコアを開示している人の中から、英検準1級にギリギリ合格した方やギリギリ不合格の人の素点とCSEスコアをまとめたので参考にしてみてください。
4-① ギリギリ合格の人の素点とCSEスコア
まずは、ギリギリ合格の人の素点とCSEスコアです。
受験回 | リーディング | リスニング | Eライティング | 一次試験 | |||||||
正答数 | 正答率 | CSE | 正答数 | 正答率 | CSE | 正答数 | 正答率 | CSE | 素点 | CSE | |
2023年度 第3回 | 33/41 | 80% | 635 | 17/29 | 59% | 599 | 11/16 | 69% | 579 | 61 | 1,813 |
2023年度 第2回 | 28/41 | 68% | 605 | 15/29 | 52% | 590 | 12/16 | 75% | 613 | 55 | 1,808 |
2022年度 第3回 | 26/41 | 63% | 592 | 13/29 | 45% | 569 | 14/16 | 88% | 662 | 55 | 1,823 |
2022年度 第2回 | 32/41 | 78% | 608 | 20/29 | 69% | 599 | 12/16 | 75% | 595 | 64 | 1,802 |
2021年度 第3回 | 28/41 | 68% | 591 | 18/29 | 69% | 616 | 12/16 | 75% | 586 | 58 | 1,793 |
2021年度 第3回 | 32/41 | 78% | 612 | 12/29 | 41% | 571 | 13/16 | 81% | 615 | 57 | 1,798 |
2021年度 第3回 | 35/41 | 85% | 634 | 19/29 | 66% | 624 | 11/16 | 69% | 559 | 65 | 1,817 |
2021年度 第1回 | 35/41 | 85% | 651 | 19/29 | 66% | 604 | 11/16 | 69% | 570 | 60 | 1,825 |
消しちゃったので再掲
— zeon@英語学習中エンジニア (@geoeigo) February 5, 2024
英検準1級一次、ギリギリ合格していました!
2次対策頑張ります! pic.twitter.com/YJLHyiGiGj
英検準1級一次試験、合格してました!手応えはあったんですが、ギリギリ落ちてるかなというかんじだったので、結果見た時は驚きました笑2次試験の対策はこれから急ピッチでやらなきゃいけないですが、頑張ります!#英検準1級 #英語勉強 #勉強垢 pic.twitter.com/Mct3VioNtH
— ショータ@勉強垢 (@Shota_study716) October 23, 2023
この前受けた英検準1級の結果が出ました。
— 秋山HB(はーべー) HERBST-BERG (@herbstberg) June 19, 2023
やっと合格~~°˖☆◝(⁰▿⁰)◜☆˖°♪
とはいえ、まだ1次をクリアしただけ。
でも正しく練習すれば合格できる!!
何より去年のCBTテストの面接では合格点を取れてたからファイト!!
それにしても読解とリスニングのCSEスコアが予想よりも高くてビックリ…。 pic.twitter.com/1qYpe7qq28
英検準1級一次試験受かりました!
— ハムさん (@bz429ryo2) October 24, 2022
かなりギリギリだけど、初受験にしてはよく頑張りました😄
ただ、1900点後半がザラにいるので、やはりツイッターはおかしい。。。 pic.twitter.com/QrmlE40kXz
英検準1級を目指している皆さん。ギリギリ中のギリギリのスコアを叩き出したので公開します。希望持ってね🫧#英検準1級 #ギリギリ合格 #英検 #勉強垢始めました #勉強垢 #英語 #英語学習 pic.twitter.com/y3krQOuEW2
— まるてぃ。🫧☁️ (@ppaz_034) July 14, 2022
英検準1級1次受かった!!😭😭😭😭
— ちき (@kou__uuok) June 20, 2022
めっちゃギリギリ…笑笑
リスニングの自己採で無理かもって思ったけど耐えた😭😭😭
2次頑張る!!!! pic.twitter.com/BQsK7uc8cm
英検準1級 1次試験 合格💮
— 33$ふみやん【便所の草/buffalo】 (@fumiyan_geko) June 20, 2022
ライティング大爆死してて、死んだ!
て思ったけどギリギリ持ちこたえた!!!笑
リーディングとリスニングで
ゴリ押すっていう特殊な形に。。。
2次試験も頑張りまーす🚕 pic.twitter.com/BAk5GJxp80
英検準1級、1次試験合格しました🥺ギリギリだけど🥲頑張って勉強したけどリーディングやっぱりできない😨 pic.twitter.com/Jg2M42fyTe
— Raeraptor🦖レイラプトル (@Rieko_ymgtA) February 7, 2022
英検準1級の1次試験結果を見つけました。
— 石木 (@ishikigatakai) September 1, 2021
リスニングが66%でリーディングが85%と20%近くも違うのに、CSEスコアを見るとたった47点しか変わらない😅 pic.twitter.com/gzqZCR3KHc
素点が50点台でもギリギリで合格している人もいますので、受験する回によっては素点60点を下回っても合格する可能性があることが分かります。
4-② ギリギリ不合格の人の素点とCSEスコア
次に、ギリギリ不合格の人の素点とCSEスコアです。
受験回 | リーディング | リスニング | Eライティング | 一次試験 | |||||||
正答数 | 正答率 | CSE | 正答数 | 正答率 | CSE | 正答数 | 正答率 | CSE | 素点 | CSE | |
2023年度 第3回 | 29/41 | 71% | 612 | 14/29 | 48% | 576 | 11/16 | 69% | 579 | 54 | 1,767 |
2022年度 第3回 | 25/41 | 61% | 588 | 12/29 | 41% | 561 | 13/16 | 81% | 629 | 50 | 1,778 |
2021年度 第1回 | 33/41 | 80% | 626 | 13/29 | 45% | 560 | 11/16 | 69% | 574 | 57 | 1,760 |
2020年度 第1回 | 31/41 | 76% | 613 | 21/29 | 72% | 606 | 11/16 | 69% | 560 | 63 | 1,779 |
英検準1級を初めて受けましたが落ちました。writingが12あればギリギリ受かってたと思いますが勉強不足でした。
— タカヒロ (@wnwnwnc) February 5, 2024
ライティングとリスニングの点を上げれば受かると思うので、この2つを重点的に伸ばして次回の試験で受かりたいと思います!
ただ従来型の試験を受けるかS-CBTにするか悩み中。 pic.twitter.com/tUsYYstaKm
中2娘による6月英検準1級は、余裕で合格する皮算用が、まさかのギリギリ不合格。サピックス平均偏差値65.2からの桜蔭不合格(今の学校に進学して正解だったが)と同じく味わい深い。日本一有名な英検準1級不合格者の保護者として、敗因分析をしたい。#中学受験#サピックス#鉄緑会#英検準1級 pic.twitter.com/ssS1Mqgpp9
— 『戦記』2022年中学受験の後 (@SenkiWork) June 19, 2023
英検準1級の結果。紙できた。
— 柳家ももひき★主にインデックス投資と英語と日常 歯列矯正中 (@risho88113784) June 17, 2021
知っとるわ!とおもたけど。
去年と同じ回を受けたときの方がリスニングよくて。
そのときのCSEスコアなら受かってるのに!とか、たらればなことをうじうじ考えてしまいますな。
まあまた、ゆるゆるやっていきますか。 pic.twitter.com/renbkjJtj2
英検準1級
— Aratori TP theory (@aratori) September 17, 2021
2回目2020-1 不合格 以下PCテスト
CSE:2278
RLWS:76/72/62/53%https://t.co/UUnqi7aT2s
素点50点台でも合格する場合がある一方で、60点台を取っていても不合格となる受験回があることが分かりました。
このように、受験する回によって素点から算出されるCSEスコアに大きな差がありますので、一概に素点で合否を判別することができない点に注意しましょう。
4-③ 公式見解は正答率7割
最後に英検公式の見解として、英検準1級に合格するためには「各技能7割程度」が目安と公表されています。
上記の理由により、正答数の目安を提示することはできませんが、2016年度第1回一次試験では、1級、準1級は各技能での正答率が7割程度、2級以下は各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格されています。
英検CSEスコアでの合否判定方法について
正答数にするとリーディングが41点中28点、リスニングが29点中20点、ライティングが16点中10点が合格の目安となります。
しかし、先ほどのギリギリ合格者・不合格者の素点からも分かる通り、7割取れたから合格というわけではありませんので、7割程度というのはあくまで参考の正答率という認識に留めておきましょう。
5.英検準1級にギリギリ合格・不合格のデータ分析
先ほどの英検準1級ギリギリ合格・不合格のデータから分かることをまとめましたので、参考にしてみてください。
5-① 素点55点で合格・素点63点で不合格の例がある
受験する回によっては、素点が50点台後半でも合格する場合がある一方で、60点台前半でも不合格になる場合があることが分かりました。
これは、受験する回によって難易度や正答率が変わるため、素点1点当たりのCSEスコアが変動することと、リーディング・リスニング・ライティングは問題数が異なるため、素点1点当たりのスコアの比重が異なることに起因していると考えられます。
特にライティングは配点が16点と少ないため、1点あたりのCSEスコアが大きくなることから、ライティングで素点を落とすと不合格に直結しやすくなる点に注意しましょう。
5-② ライティング対策が特に重要
前述の通り、ライティングは1点あたりのCSEスコアが大きいため、ライティングでいかにスコアを落とさないかが英検準1級に合格する一つのポイントになると言えます。
たとえば、2021年度3回のライティングのスコアを見てみますと、11点でCSEスコア559点、12点でCSEスコア586点、13点でCSEスコア615点と、素点1点でCSEスコアが約30点も変わっていることが分かります。
ライティングの素点が2点違うだけでCSEスコアが約60点も変わることから、ライティング問題では極力平均以上のスコアを稼ぐことで、ギリギリ不合格を回避できる可能性が高まると言えるでしょう。
逆に言えば、リーディングやリスニングで多少は問題を落としてしまっても、ライティングの出来が良ければ合格する可能性が高いので、特にリーディングやリスニングが苦手な方はライティング対策をしっかりと行うのが良いでしょう。
5-③ 正答率が50%以下の技能があっても合格可能
リスニングの素点が13点 = 正答率45%だったり、12点 = 正答率41%だったとしても合格している人もいます。
このような人は、ライティングで素点13点 = 正答率81%や14点 = 正答率88%を取得していますので、リーディングやリスニングが苦手だったり失敗してしまったりしたとしても、ライティングで挽回可能なことがわかりますね。
5-④ 全ての技能で7割正解しても不合格の場合がある
リーディングの素点が31点 = 正答率76%、リスニングの素点が21点 = 正答率72%、ライティングの素点が11点 = 正答率69%、全体で63点 = 正答率73%とバランスよく7割正解しても、受験する回によっては不合格となっている人がることも先ほどの表から分かります。
この場合、その回の全体的な正答率が高く、なおかつ配点が高いライティングでスコアを伸ばせなかったのが不合格の原因と考えられます。
このように、全体的に7割という正答率でも不合格の可能性があるため、正答率を意識するのではなく、みんなが正解できる問題は必ず正解することと、1点あたりの比重が大きいライティングでスコアをできるだけ落とさないようにするのがギリギリ不合格を避ける鍵と言えるでしょう。
6.英検準1級の難易度
続いて、英検準1級の難易度について確認しましょう。
6-① 英検準1級大学中級程度
英検公式サイトでは、英検準1級を大学中級程度と評価しています。
級 | レベル | 特徴 |
1級 | 大学上級程度 | 英検の試験において最終目標となる級。広く社会生活で求め られる英語を十分理解し、また使用できることが求められる。 |
準1級 | 大学中級程度 | 最終目標である1級の手前まで着実に力をつけているレベル。 社会生活で求められる英語を十分理解し、また 使用できる ことが求められる。 |
2級 | 高校卒業程度 | 準2級までしっかりつけてきた力を実生活の様々な分野で応用 できる力を身につけている級。 社会生活に必要な英語を理解し、使用できることが求められる。 |
準2級 | 高校中級程度 | 5級・4級・3級と着実に英語の基礎力を身につけ、基本的な 応用力として次の段階へつながる重要な級。日常生活に必要な 英語を理解し、使用できることが求められる。 |
3級 | 中学卒業程度 | 5級・4級で習得してきた基礎力の集大成の級。 身近な英語を理解し、使用できることが求められる。 |
4級 | 中学中級程度 | 英語の学習を始めて最初の目標となる5級の次に目指す級。 簡単な英語を理解することができ、それを使って表現する ことが求められる。 |
5級 | 中学初級程度 | 英語の学習を始めて最初の目標となる級。初歩的な英語を 理解することができ、それを使って表現することが求められる。 基礎的でかつ重要な内容が出題される。 |
(参考:英検について)
ここで言う大学中級程度とは、一般的な大学2~3年生の英語力という意味ではありません。
社会性の高い内容を理解し、そのテーマについて自分の考えを伝えられるレベルです。
簡単に言えば、中学校や高校の授業を英語で聞き取り、英語で意見を話せるレベルと言えば、相当な英語力が求められることがわかります。
6-② 英検準1級に必要な単語は7,500~9,000語
英検準1級に合格するには、目安として7,500~9,000語の語彙が必要と言われています。
英検 | 単語数 | TOEIC | 単語数 |
1級 | 12,000~15,000語 | 990点 | 13,000語以上 |
準1級 | 7,500~9,000語 | 900点 | 10,000語以上 |
2級 | 約5,100語 | 800点 | 8,500語以上 |
準2級 | 約3,600語 | 700点 | 7,000語以上 |
3級 | 約2,100語 | 600点 | 5,000語以上 |
4級 | 800~1,300語 | 500点 | 4,000語以上 |
5級 | 約600語 | 400点 | 3,500語以上 |
東大合格レベルの英単語量の目安が約6,000語なので、英検準1級は非常に多い語彙が必要であると言えます。
しかも、英検準1級は専門的な分野の問題が多く出ますので、日常生活では全く使わないような英単語を大量に記憶する必要があります。
英検準1級に合格するためにも、研究論文やアカデミックな専門書をスラスラと読むことができる語彙を身に付けることを意識しましょう。
6-③ 社会性の高い分野に対応できる英語力
英検の公式サイトでは、英検準1級に合格するためには社会性の高い分野に対応できる力が必要と示唆しています。
審査領域 | 詳細 |
読む | 社会性の高い分野の文章を理解することができる |
聞く | 社会性の高い内容を理解することができる |
話す | 社会性の高い話題についてやりとりすることができる |
書く | 社会性の高い話題についてまとまりのある文章を書くことができる |
社会性の高い分野として、主に芸術・文化・歴史・教育・科学・自然・環境・医療・テクノロジー・ビジネス・政治などのテーマから問題が出題されます。
また、シチュエーションは主に家庭・学校・職場・地域(各種店舗・公共施設を含む)・電話・アナウンス・講義など多岐に渡ります。
このように、英検準1級は幅広いテーマかつシチュエーションの問題を理解し、作文したり質疑応答する総合的な英語力が求められるため、合格率16%という非常に高い難易度を誇っているのです。
7.英検準1級合格におすすめのコーチングスクール
まずは、おすすめの英語コーチングスクールを3校に厳選してご紹介します。
スクール | コース | 入会金 | 受講料金 | 期間 |
LIBERTY | TOEIC・TOEFL・IELTS | 55,000円 (最大無料) | 476,000円 | 4-6ヶ月 |
ENGLISH COMPANY | パーソナル | 55,000円 | 561,000円 | 3ヶ月 |
セミパーソナル中級 | 231,000円 | 3ヶ月 | ||
セミパーソナル上級 | 242,000円 | 3ヶ月 | ||
ENGLISH COMPANY 大学受験部 | 英検対策コース | 55,000円 | 396,000円 | 3ヶ月 |
トライズ | 英語コーチング本科 | 1,199,100円(入会金込み) | 12ヶ月 |
LIBERTYには英検対策コースはありませんが、英検対策も可能なので無料カウンセリングを申し込む際に「英検準1級取得目的」と記載しましょう。
ENGLISH COMPANYはパーソナルトレーニングが少人数グループトレーニングかの違いで受講料金が変わります。学生向けの英検対策も実施しているので、こちらも無料体験の際に英検準1級取得目的であることを伝えましょう。
また、ENGLISH COMPANY大学受験部では中高生特化型の英検対策プログラムがスタートしましたので、学生の方は大学受験部の英検対策コースの受講を検討してみてください。
トライズは英検対策コース自体は2023年に停止しましたが、英検対策目的の受講も可能です。
それでは、各スクールの詳細をご紹介していきますので、興味があるスクールがあればぜひ無料体験を受けてみてくださいね。
1位 資格試験に圧倒的におすすめ「Liberty English Academy」
入会金 | 55,000円(最大無料のキャンペーンあり) |
コース | TOEIC対策コース TOEFL iBT/ITP対策コース IELTS対策コース (英検対策も可能) |
料金 | ショート :336,000円 ベーシック:576,000円 アドバンス:792,000円 |
期間 | ショート :3ヶ月 ベーシック:6ヶ月 アドバンス:9ヶ月 |
コーチング | 週1回 |
レッスン | 週2回 |
校舎 | 三田(東京都港区) |
オンライン | オンライン受講対応 |
英語を最短で完璧にマスターできる「藤川メソッドグラマーテーブル」を生み出した藤川恭宏氏が創設したLiberty English Academy。
英語ネイティブが感覚的に身に付けている英語の構造や規則をまとめた「グラマーテーブル」という独自の学習メソッドで本質的な英語力を身に付けられます。
「グラマーテーブル」はTESOL教育(英語を第二言語とする人への英語教授法)の最高峰とされるコロンビア大学ティーチャーズカレッジで独自性が認められるほどの有用性を持ち、外交官や国際弁護士、大学教授が学びに来るほど。
英語の「核」はverbにあり、verbの役割を理解すれば英語4技能すべてが短期的・効率的に上達するという理論に基づき、週2回のレッスンで本質的な英語力の習得を目指します。
LIBERTYは実績が圧倒的で、短期間の受講でもTOEIC 900点台・TOEFL 100点以上・IELTS 7.0以上達成者が続出してます。
ハーバードやコロンビア、イエール、スタンフォードなど世界トップ大学・大学院の合格者も多数輩出し、高レベルな英語力を身に付けられることが実績として証明済み。
英検対策コースはありませんが、無料カウンセリングの際に英検1級取得目的と伝えることで、英検1級対策が可能です。
受講料は6ヶ月間のコースで入会金を含めて約60万円。働いている方は一般教育訓練級金制度を利用できますので、国から10万円が支給されます。
また、無料カウンセリング受ける際に「このブログ(ReLife)の記事を読んで入会金が最大で無料になるキャンペーンがあるって知りました」と忘れずに伝えてくださいね。入会金が最大で無料になります。
入会金無料キャンペーンを利用すれば、総額約48万円・月額約8万円。この金額が出せるのであれば間違いなくLIBERTYをおすすめします。50万円くらい就職や転職や昇進すればすぐにでも取り返せますし、英語ができるようになれば人生の幅が更に広がるのですから。
無料カウンセリングで「グラマーテーブル」について色々と聞けるので、ぜひ体験してみてください。教養のあるエリートな英語ネイティブが使う英語の本質を分かりやすく伝えてくれますので。
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2位 言語習得の専門家によるトレーニング「ENGLISH COMPANY」
入会金 | 55,000円 |
コース・期間・料金 | 【パーソナルトレーニング】 90日間集中 :561,000円 180日間集中:679,800円 【セミパーソナル】 |
コーチング・ トレーニング | 【パーソナルトレーニング】 90日間集中 :週2回×90分(計24回) 180日間集中:週1回×90分(計24回) 【セミパーソナル】 |
校舎 | 【東京】新宿・銀座・神田・恵比寿 【大阪】梅田 【兵庫】神戸 【京都】四条烏丸 |
オンライン | オンライン受講対応 |
日本の教育業界の最大手「ベネッセホールディングス」のグループ企業であり、企業としての信用度が非常に高い「ENGLISH COMPANY」。
「学びを合理的でクールなものに」というコンセプトで運営されている、超効率的な英語学習を実現したコーチングスクールです。
ENGLISH COMPANYはスパルタな英語学習ではなく、科学的根拠に基づく効率的な学習を実施します。1日3時間の自主学習を求めるコーチングスクールが多い中、ENGLISH COMPANYの目安の学習時間は1日1~1.5時間。
課題・弱点の発見と課題解決・弱点克服のピンポイント学習により、最小限の努力で最大限の成果を出せるため、仕事で忙しい方にこそ非常におすすめなスクールです。
「1日3時間の学習をすれば、誰だってそれなりに英語ができるようになります。ですが、私たちENGLISH COMPANYは、少ない学習時間で英語を身に付けてもらうのが英語コーチングの本質だと考えています。だって、できるなら少ない時間で英語を習得できた方が絶対に良いですよね?」
このように話すENGLISH COMPANYのトレーナー陣は、第二言語習得論・認知言語学・応用言語学・言語心理学などの学問領域を国内外の大学で修めており、トレーナーの言語習得に関する専門性は他のスクールの追随を許しません。
ENGLISH COMPANYは特定の試験対策コースはありませんが、英検準1級取得目的と伝えることで英検対策が可能です。無料体験を受ける際に、カウンセラーに英検目的であることを伝えてくださいね。
また、2024年4月よりパーソナルトレーニングコースが一般教育訓練給付制度の対象講座に認定されたため、社会人は実質的に10万円割引とお得に受講できるようになりましたので、コスパの観点からもおすすめです。
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3位 中高生特化の英検対策「ENGLISH COMPANY大学受験部」
入会金 | 55,000円 |
コース | 大学受験コース(高校生対象) 英検対策コース(中学生・高校生対象) |
料金・期間 | 3ヶ月コース:396,000円 6ヶ月コース:419,100円 |
トレーニング | 3ヶ月コース:週2回(1回90分) 6ヶ月コース:週1回(1回90分) |
校舎 | 【東京】銀座・恵比寿 【大阪】梅田 |
オンライン | オンライン受講対応 |
2位でご紹介したENGLISH COMPANYの中高生専用ブログラム「大学受験部」。
2024年度より中高生特化型の英検対策パーソナルジムとして、英検新形式に対応した英検対策プログラムがスタートしました。
「学びを合理的でクールなものに」というコンセプトは変わらず、科学的な根拠に基づいて英検対策に特化した効率的なコーチング & トレーニングを受けることができます。
毎日の学校や塾の宿題などがあり、英検対策ばかりに時間をかけられないなど、できるだけ短時間の勉強で結果を出したい中学生・高校生の方は、ENGLISH COMPANY大学受験部の英検対策コースの無料体験を受けて、高品質な英語トレーニングを体験してみましょう。
公式サイト
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4位 1年間で本物の英語力を身に付ける「トライズ」
入会金 | 55,000円 |
コース | 英語コーチング本科 英語初心者 ビジネス英語上級 TOEIC対策プログラム TOEFL対策 IELTS対策 英語プレゼン/学会発表 実践ファシリテーション 発音クリニック インターナショナルスクール対策 ワーホリ準備英語 |
料金 | 299,900~1,580,100円 |
期間 | 3ヶ月~12ヶ月 |
コーチング | 毎週 / 隔週 |
レッスン | プライベート:週0~5回 グループ :受け放題 |
校舎 | 【東京】 六本木・東京丸の内・新宿 銀座・日本橋 【神奈川】横浜 【愛知】 名古屋 【大阪】 梅田 【福岡】 福岡天神 【沖縄】 沖縄 |
オンライン | オンライン受講可能 |
教育事業を手掛けるトライオン株式会社が運営する英語コーチングスクール「トライズ」。
商社・外資系コンサル・IT・メーカー・製薬・医療・金融など幅広い業種のビジネスパーソンが受講しており、ビジネス英語やTOEIC・TOEFL・IELTSなどの試験を集中して学ぶ最高の環境が整っています。
英検対策コースは2023年に停止してしまいましたが、英語コーチング本科やビジネス上級英語コースで英検対策が可能です。
トライズでは、専属のネイティブ講師によるマンツーマン英会話レッスンを受けられるのが大きな魅力。ネイティブ講師は大学や省庁での指導実績もあるプロフェッショナルであり、ハイレベルなレッスンを継続することで確実に英語力の向上が見込めます。
マンツーマンレッスンの他、グループレッスンは受け放題で、実践形式のアウトプット学習が非常に多いのも特徴です。日本人専属コンサルタントが毎日の英語学習を徹底的にサポートしてくれるので(ビジネス上級の場合は専属コンサルタントも英語ネイティブ)、短期間で英語力を伸ばすことが可能となります。
英検対策に熟知した専属コンサルタントと専属ネイティブコーチが在籍しているため、LIBERTY、ENGLISH COMPANYと並んでトライズの受講も検討してみてくださいね。
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本気で英語を話したいなら「トライズ」
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8.英検準1級合格におすすめのオンライン英会話スクール
次に、英検準1級に合格するためのおすすめのオンライン英会話スクールをご紹介していきます。
それぞれのスクールで無料体験レッスンを受けることができますので、実際のレッスンを受けてみて、自分に最も合うスクールを受講するようにしましょう。
8-① 試験対策に特化「mytutor」
入会金 | 0円 |
コース・料金 | 月 8回コース: 6,980円 月12回コース: 8,980円 月16回コース:10,980円 月20回コース:12,980円 月30回コース:19,980円 |
レッスン時間 | 25分間 |
期間 | 月額制 |
オンライン | オンライン完結 |
マイチューターは英検・TOEIC・TOEFL・IELTSなど試験対策に特化したオンライン英会話スクールです。
その魅力はなんといっても、講師陣の質が非常に高い点。
マイチューターは講師の採用基準が非常に厳しく、英語の4技能のレベルが高いのはもちろん、政府公認の英語教師資格者が多く採用されているため、格安のオンライン英会話スクールの中でも圧倒的に質のが高いレッスンを受けることができます。
また、お気に入りの講師を定期的に予約確保できる担任制を採用しているため、レッスンの継続性と段階性が担保されているのもポイント。
英検対策に特化した教材やカリキュラムの種類も豊富で、特定のスキルに特化してレベルを上げることも、英語4技能を総合的に学ぶことも可能です。
月額約11,000円で月16回のレッスンを受講できるのでコスパも抜群のため、できるだけ予算を抑えたい方はマイチューターの受講を検討してみましょう。
公式サイト
mytutor
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8-② 毎年合格50人以上「ウィリーズ英語塾」
入会金 | 無料 |
コース | 英検1・準1級準備コース |
料金 | 【レッスン1回25分】 週1回:3,630円 週2回:6,380円 週3回:8,993円 週4回:11,605円 週5回:13,805円 【レッスン1回50分】 |
期間 | 月額制 |
レッスン | 1回25分 or 50分 |
オンライン | オンライン完結 |
ウィリーズ英会話は「繰返しトレーニング」をベースに、理論的なトレーニングで英語力を身に付けるオンライン英会話スクールです。
音声認識・文章認識・意味理解・要約・発話・文章という6つの力を意識した「WiLLiesメソッド」により、英語4技能の苦手分野や伸ばしたい領域を戦略的に効率よく伸ばすことが可能に。
常に目的意識を明確にしたトレーニングを積んでいくので、英検1級という難関資格でも一歩ずつ着実に合格に近づくことができます。
半年以上の継続率87%・英検1級合格は毎年50人以上と高い実績を誇っており、大手航空会社や証券会社など多数の大企業とも提携している信頼度抜群のスクールとなります。
お気に入りの講師が担任となって英検1級合格まで併走してくれるため、最後まで諦めずに挑戦することができるでしょう。
一般的なオンライン英会話スク―ルとは異なり、科学的な理論をベースにしっかりとしたプログラムを組んで英検1級対策を進めていくため、高い合格率を誇るおすすめのスクールとなります。
受講料金も月額1万円前後とリーズナブルなので、英検1級対策のオンライン英会話スクールとしては特におすすめです。
公式サイト
ウィリーズ英語塾
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8-③ スキル対策におすすめ「スモールワールド」
スモールワールドオンライン英会話の口コミや評判を紹介
2024/4/17
入会金 | 無料 |
料金 | 3,300円~45,100円 |
期間 | 特になし(ポイント制度) |
レッスン | 1回25分 |
オンライン | オンライン完結 |
スモールワールドオンライン英会話は、目的やライフスタイルに合わせて講師やレッスン内容を決めることができる利用しやすいスクールです。
格安でフィリピン人講師とレッスンするスクールが多い中、スモールワールドは日本人講師や英語ネイティブ講師がメインなのが特徴的。
日本人講師であれば海外在住でネイティブに近い英語レベルにあり、英語ネイティブ講師であれば日本語を話せるなど、かなりハイレベルなレッスンを受講できます。
料金はポイント制で、月に10~15回のレッスンを受ける場合は月額料金が1万5千円くらいのイメージ。レッスンのレベルを考えるとコスパは非常に良いと言えるでしょう。
スモールワールドは「英検対策」「発音特化」「リスニング特化」「スピーキング特化」など、目的がハッキリしたレッスンを受講できるので、レッスンの目的を明確化することが可能に。
お気に入りの講師を見つけやすいシステムとなっていますので、相性の良い講師と英検1級合格という目標に向かって進んでいきましょう。
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スモールワールドオンライン英会話
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8-④ ライティングを集中強化「ベストティーチャー」
入会金 | 0円 |
コース | 英検対策コース |
料金 | 16,500円 |
レッスン時間 | 25分間 |
期間 | 月額制 |
オンライン | オンライン完結 |
ベストティーチャーは、日本人が苦手とする「ライティング」「スピーキング」のスキルを鍛えるために、英語で話したいことを書くことから始めるオンライン英会話スクールです。
ベストティーチャーでは英語4技能を総合的に伸ばすことが可能ですが、特に「ライティング」が苦手な人におすすめ。
英文添削 ⇒ 添削内容の確認 ⇒ 英会話レッスンというプロセスを踏むので、英作文の能力がどんどん向上していきます。
講師の国籍は60ヵ国以上と多様な英語に触れることができ、24時間いつでも受講することも可能です。
英検対策コースは月額16,500円。1日に複数回レッスンを受けることもできますので、リーズナブルな受講料でガンガンレッスンをこなして英語力を伸ばしていきたい方におすすめなスクールです。
公式サイト
ベストティーチャー
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8-⑤ バイリンガルから学ぶ「ワールドトーク」
入会金 | 無料 |
料金 | お手軽 :3,300円 基本 :5,500円 イチ押し:6,600円 集中 :11,000円 徹底 :22,000円 |
期間 | 月額制 |
レッスン | 1回25分 |
オンライン | オンライン完結 |
ワールドトークは講師経験・海外経験が豊富な日本人講師がメインのオンライン英会話スクール。
講師の97%が日本人で、発音や文法などの細かいスキルから英語の理論的な部分まで日本語で丁寧に説明してくれるので、特に英語初心者・初級者レベルの方の英検対策におすすめです。
日本人とはいえバイリンガル講師が非常に多く、帰国子女や海外在住の方も多数在籍。ネイティブレベルの質の高いレッスンを受けることが可能であり、英語の知識が深い講師から本質的な英語を学べるので、間違いなく実力が身に付くスクールとなります。
オンライン英会話レッスンは目的が曖昧になりがちで効果的な英語学習をできない場合が多いですが、ワールドトークでは「発音」「文法」「英作文」など目的がハッキリしたレッスンを受講できます。
英検1級の合格に足りないスキルを中心に教えてもらうことで、目的意識を明確にした英検対策を行うことができるでしょう。
日本人講師が学習カリキュラムの作成や目標設定の相談に乗ってくれたり、英語の勉強方法そのものをアドバイスしてくれますので、日々の英語学習の質も向上します。
6,600円のイチ押しプランでは月に約10回ほどレッスンを受けられますので、格安で日本人講師から学びたい方はワールドトークの受講を検討してみましょう。
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オンライン英会話スクール「ワールドトーク」
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9.英検準1級合格におすすめの英語教室・英語塾
次に、英検準1級取得におすすめのレッスン重視の英語教室・英語塾をご紹介します。
英検準1級対策ができる英語教室は少ないため、ここでは3校に厳選してご紹介します。
9-① 指導経験豊富なプロ講師「ケドテック(KEdTeck)」
入会金 | 16,500円 |
コース | 英検対策プログラム |
料金 | 英検対策5級~準1級:9,900円 / 回 英検対策1級 :13,200円 / 回 |
レッスン | 1回60分 |
オンライン | オンライン完結 |
ケドテックは、英検・TOEIC・TOEFL・IELTS・SATなどの英語の資格試験に特化したオンライン英語塾です。
「質の高い英語教育をより多くの方へ」というコンセプトで設立されており、その特徴はケドテックに在籍する講師全員が資格試験に精通しており、指導経験が豊富なことです。
ケドテックではレッスンの継続性を重視しており、基本的に担任制で1人の講師とマンツーマンで英検対策を実施。日本語と英語のどちらの言語でも授業を受けることができるため、実践的なレッスンを受けることも可能です。
また、ケドテックでは専任の日本人カウンセラーがついてくれるのも大きな魅力です。英検対策の学習内容や悩みについていつでも相談することができ、常にサポートしてくれる環境のため、レッスンのみならず自主学習の効率も上げることができます。
英検1級対策は1回のレッスンが13,200円と格安のオンライン英会話と比較すると高額ですが、カウンセラーのサポートを受けつつ、プロの講師のレッスンで英語4技能を総合的に伸ばしたい方におすすめです。
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ケドテック(KEdTeck)
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9-② 短期集中・直前対策「ECC外語学院」
入会金 | 22,000円 |
コース | 英検直前対策 |
料金 | 【グループレッスン】 1次対策:33,000円 2次対策:16,500円 【マンツーマン】 |
レッスン | 1回80分~ |
オンライン | オンライン受講可能 |
ECC外語学院は2022年に創業60周年を迎え、国内に約150ヵ所の校舎がある日本でも最大手の英会話スクールです。
長く日本の英語教育をリードしてきた老舗のスクールで、その信用と実績は他の英語教室の追随を許しません。子どもからシニア世代まで幅広い年齢層の様々なニーズに対応したコースが用意されていて、数多くの受講生が英語力の伸ばしています。
ECC外語学院の特徴は、ECCの独自メソッドにあります。
基本的にはグループレッスン主体で、初心者は人前で大きな声を出すことで英語を話すのが恥ずかしい・英語が怖いという「メンタルブロック」を外し、自信を持って話せるようになっていく手法を取ります。
英検対策としては、日本人バイリンガル講師か外国人講師かを選ぶことができ、担任制で一人ひとりの語学力向上に合わせた弱点補強をしてくれるため、英語に自信がない人でも安心して受講できるでしょう。
試験のタイミングに合わせた無駄のない短期集中型なので、試験直前のスキルアップ対策としても優秀なコースとなります。
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ECC外語学院
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9-③ 短期間で集中レッスン「アルプロス」
入学金 | 33,000円 |
コース・料金 | 【1ヶ月集中プログラム】 100レッスン:440,000円/月 116レッスン:510,400円/月 【週末集中プログラム】 【エグゼクティブ・プログラム】 |
レッスン時間 | 50分間 |
講師 | 日本人/ネイティブ |
校舎 | 【東京】新宿 |
オンライン | オンライン受講対応 |
アルプロスは海外留学に強く、10年以上にわたって英検対策コースを実施しています。
英検対策を含めた各英語試験のスコアアップ実績や海外・国内大学の合格実績が非常に豊富で、資格・試験対策を目的とした社会人や学生から非常に人気を集めている総合英語塾です。
短期間で集中的にレッスンを実施するのがアルプロスの大きな特徴の一つで、最短1ヶ月の超短期集中でカリキュラムが設計されており、一般的な英語塾・予備校の1ヶ月~3ヶ月相当のレッスン時間を1週間で消化することも可能となります。
英検対策はグループレッスンとマンツーマンレッスンのどちらも選択することができるため、予算や受験スケジュールに合わせて、自分に合うスタイルを選ぶようにしましょう。
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10.まとめ:最高の環境で英検準1級に合格しよう
当記事では、英検準1級にギリギリ合格するためには何点必要か、何問正解で合格できるかについて解説してきました。
結論としては、各技能で満遍なく7割以上の正答率が目安となりますが、受験する回によって難易度や正答率が変わってきますので、その時次第で何問正解する必要があるかも変わってきます。
英検準1級のギリギリ合格を目指すのではなく、地力で確実に合格できる本質的な英語力を身に付けることを意識しましょう。
最後にご紹介したスクールで興味があるスクールがあれば、ぜひ無料体験を受けてみてください。
色々と体験してみた上で、最終的にスクールを受講するのか、独学を選ぶのか、自分が最も納得できるやり方で勉強するようにしましょう。