こんにちは。
当記事では、実際にライザップ英語を体験した私が「ライザップ英語は評判が悪い」という噂について解説していきます。また、実際にライザップ英語を受講した方にインタビューしましたので、リアルな体験談も併せてご紹介していきます。
さて、先に結論から言っておきますと、ライザップ英語を受講するのであれば、私は「ENGLISH COMPANY」か「LIBERTY ENGLISH ACADEMY」の受講をおすすめします。
理由はいくつかありますが、ENGLISH COMPANYやLIBERTYの方がコスパが高いうえに、英語習得までの学習時間が短くて済むからです。
これから、ライザップ英語の悪い評判についてや、なぜENGLISH COMPANYやLIBERTYというスクールがおすすめなのか詳しく話していきますので、本気で英語を話せるようになりたい方はぜひ参考にしてみてください。
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RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)
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1.RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ)の概要・基本料金
パーソナルコーチングによるボディメイクでお馴染みのライザップ。長年培ってきたパーソナルトレーニングの知識・経験を英語コーチングに応用し、専属トレーナーがマンツーマン指導で最適な英語学習をサポートしてくれます。
「結果にコミットする」=「結果を出すこと」を何よりも重視していて、求める学習時間は1日3時間。毎日のように専属トレーナーから英語の「シュクダイ」が出される生活が数ヶ月続きますので、はっきり言って大変です。受講期間中はプライベートの時間も学習に費やす必要がありますし、サボってしまうとトレーナーからすぐに連絡が来ますから。
ですが、英語習得論をベースにしたライザップ独自の英語トレーニングを継続すれば、3ヶ月間でも英語を話せるようになったり、TOEICの点数が飛躍的に上がります。
言語は正しい方法で必要な時間学習すれば必ず習得できる。
「正しい方法で必要な時間の英語学習」をして、効率的に英語力を身に付けることを可能とするのがライザップの専属トレーナーの存在であり、結果にコミットするライザップのコーチングプログラムです。
RIZAP ENGLISH(ライザップイングリッシュ) | ||
入会費 | 55,000円 | |
英会話コース | 2ヶ月 16回 | 437,800円 |
2ヶ月 16回(学割コース) | 297,000円 (注1) | |
3ヶ月 24回 | 580,800円 | |
3ヶ月 24回(ワークデイコース) | 475,200円 (注2) | |
4ヶ月 32回 | 723,800円 | |
TOEIC® L&R TEST スコアアップコース | 2ヶ月 16回 | 437,800円 |
2ヶ月 16回(学割コース) | 297,000円 (注1) | |
3ヶ月 24回 | 580,800円 | |
3ヶ月 24回(ワークデイコース) | 475,200円 (注2) | |
4ヶ月 32回 | 723,800円 | |
セッション回数 | 週2回(月8回) | |
1回のセッション時間 | 50分間 | |
専属トレーナー | 日本人 | |
セッション可能時間 | 7時~23時 | |
オンライン受講 | 可能 | |
校舎 | 銀座・新宿・新橋・渋谷・池袋 |
- 税込み価格
- (注1)
学生証の提示が必要
平日12時~17時開始のセッション - (注2)
平日12時~17時開始のオンラインセッション
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2.ライザップ英語の悪い評判

それでは、早速ライザップ英語の悪い評判について見ていきましょう。
2-① 受講料金が高すぎる
ライザップイングリッシュの受講料は、一番人気の3ヶ月コースで入会金を含めると635,800円となります。
社会人ならば一般教育訓練給付制度という国のキャリアアップ支援制度により10万円の給付金が支給されますが、それでも受講料の総額は535,800円とかなり高額となります。
英語コーチングスクールは「パーソナルトレーニング型」「コーチング & レッスン型」「コンサルティング特化型」の3つのタイプに分類することができまして、ライザップ英語は「パーソナルトレーニング型」のスクールとなります。(参考:英語コーチングとは?サービス内容とスクールの選び方を解説)
パーソナルトレーニング型のスクールは、シャドーイングやディクテーション、瞬間英作文などの勉強法で専属コンサルタントが直接指導してくれるタイプのスクールとなります。
負荷が高いトレーニングを実施するので英語力が劇的に向上する一方、専属コンサルタントが受講生一人ひとりに完全にコミットするため、受講料金が高くなるという特徴があります。
ただ、ライザップ英語の料金が高額になる本質的な原因は「広告宣伝費にお金をかけている」点にあります。
テレビでよく「芸能人が○○kg痩せました!」みたいな番組や広告を見かけますよね。ライザップを知らない人なんて、日本にはほぼいないでしょう。
ライザップグループは莫大な広告費をかけて、マーケティングに成功しているスクールなのです。そして残念なことに、日本人は広告宣伝にとても弱いという国民性があります。サービスの質よりも、芸能人が通っているからとか、有名だからといった理由でスクールを決めてしまう人がとても多いのです。
当然ながら、ライザップ英語の高額な受講料の中には莫大な広告費も含まれています。受講料が高くてもマーケティングに成功しているから、ライザップグループには何千人も何万人も受講生が集まっているのです。
もちろん、ライザップ英語のサービスを否定しているわけではありません。
シンプルに広告費にお金をかければ、その分、受講料にも反映されるので受講料が高額となります。
2-② シュクダイが多すぎる(1日3時間の自主学習)

ライザップ英語は1日3時間の自主学習を受講生に求めます。
1週間に出される「シュクダイ」の量は膨大で、受講期間中はとにかく英語学習に時間を割かなければなりません。
シュクダイは主に市販のテキストを使った英語の音読で、ひたすら次のようなトレーニングを実施します。
- 日本語 ⇒ 英語と音声が流れるので、聞きながら英語で話す
- 英語のみを聞いて、英語で話す
- 日本語のみを聞いて、英語で話す
セッションの度に新しい宿題が出て、毎日勉強した分は必ず専属トレーナーにメールで報告する必要があります。
また、オンライン英会話のCamblyと提携していて、Camblyを利用したテーマスピーチもほぼ毎日行わなければなりません。
ハッキリ言って、毎日3時間英語を勉強すれば、誰でもある程度は英語を話せるようになります。
ライザップ英語とは、専属トレーナーが徹底的に受講生の英語学習時間を管理して、毎日3時間の学習を半強制的に行わせるスパルタ形式で英語の実力を伸ばすスクールなのです。
だから、人によってはかなり辛い・苦しい・キツイとなり、挫折してしまう人もそれなりにいます。
2-③ セッションの曜日と時間が固定

ライザップ英語は週2回のセッションが曜日・時間ともに固定されています。
たとえば、最初に水曜日の19時と土曜日の17時と決めたら、受講期間中はずっとその時間帯でセッションを受ける必要があるため、忙しい社会人にとってはなかなかスケジューリングが厳しいでしょう。
一応、事前に連絡すれば、専属トレーナーの都合がつく限りはセッションの振り替えが可能となります。
ただし、基本的にトレーナーは複数人の受講生を担当しているので、振り替えが難しいことも多く、振り替えができない場合はそのまま欠席となってしまうことになります。
ライザップ英語はセッションの単価が高いので、一回の欠席でも2万円以上の損失となります。
私としては、スケジューリングが柔軟なコーチングスクールの方が、特に忙しいビジネスパーソンにはおすすめです。
2-④ トレーナーの当たり外れが大きすぎる

ライザップ英語のトレーナーの採用基準は、必須条件は「TOEIC800点以上、及びそれに準ずる英語力をお持ちの方」だけとなります。
TOEIC 800点はもちろんそれなりの高スコアですが、じゃあ、他人に英語をしっかり教えられるレベルなのかといえば、わりと微妙なラインです。
ライザップは大規模なコーチングスクールで多くの受講生が通っている分、トレーナーの数も非常に多いです。トレーナーの数が多いということは、それだけトレーナーの質に差が開くということに他なりません。
口コミサイトのライザップ英語の悪い評判を見てみると、とにかく専属トレーナーに対する悪い口コミが目立ちます。もちろん、ライザップ英語にはめちゃくちゃ優秀なトレーナーもいますが、優秀なトレーナーが付いてくれるという保証がありません。
ろくに英語指導の経験もないトレーナーに当たってしまうと、「60万円も受講料を払ったのに、コーチングの質が低すぎる」とモチベーションが下がって、英語学習に失敗してしまう可能性が高くなります。
専属トレーナーは受講生側からは選べないので、良いトレーナーに当たるかどうかが運次第なのはけっこうキツイですよね。
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3.受講生のリアルな体験談|ライザップ英語インタビュー記事

さて、ライザップ英語の卒業生にReLifeが直接インタビューしました。
忖度なしのリアルな体験談を掲載しますので、今までご紹介したライザップ英語の悪い評判を念頭に置きつつ参考にしてみてください。
3-① 受講生のデータ
まず、インタビュー回答者の経歴はこちらとなります。
- 職業 :主婦
- 年代 :40代
- 性別 :女性
- コース:英会話コース
- 期間 :3ヶ月間
3-② ライザップ英語受講前後の英語レベルは?
インタビュー回答者のライザップ英語受講前後の英語レベルは次のとおりです。
受講前 | 受講後 | |
VERSANT | 33 | 41 |
VERSANTは実践的な英会話能力を測定する英語スピーキングテストです。

インタビュー回答者の受講後のVERSANTスコアは41点。これはA2+に分類され、基本的な内容であれば自分の考えを相手に伝えられる力があると判断されるレベルとなります。
ライザップ英語を3ヶ月受講するだけで、日本人の平均的な英語能力を上回り、基本的な英会話ができるようになるので、ライザップ英語には一定の成果があると言えますね。
さて、ここからは具体的なインタビュー内容を見ていきましょう。
3-③ ライザップ英語を受講しようと思ったきっかけは?
受講前は日本で暮らしており、仕事上でも英語はほとんど必要ありませんでした。海外旅行が好きだったため、旅行で使える英語をオンライン英会話で学んでいた程度です。
夫が海外赴任となり引っ越すことになり、また、夫の仕事関連で海外の方とのディナーやレセプションに同伴しなければいけず、海外での生活や日常会話で困らない英語力を身に着けることを目標に始めました。
3-④ ライザップ英語の受講を終えて感じる効果は?
海外の方と英語で会話するということに対する抵抗感は、受講を終えて一切なくなりました。日常会話、海外の方とのディナーで聞き取りもできるようになり、自分が話したいことが瞬発的に出てくるようになりました。
英会話コースでは英語力だけでなく、コミュニケーション力も教わったため、話すときの表情、声、話の内容、文脈など海外でも好まれるコミュニケーション力を知ることができたと思います。
3-⑤ ライザップ英語を選んだ理由は?
ライザップの他に何個かスクールを検討しました。
1つはビジネスに特化した英会話を売りにしているスクールだったため、まず自分には日常英会話の習得が必要と感じてやめました。もう一つ、無料カウンセリングを受けたスクールがありましたが、インプットよりもアウトプットを重視していました。
ライザップに決めた理由としては、インプットを重視していること、受講前後にversantで成長を評価できること、課題が与えられ毎日報告が必要なため、ある程度の強制力をもって英語学習に取組めることです。
3-⑥ 1日の大まかな学習スケジュールは?
日によって学習内容は変わりますが、だいたいこんな感じで毎日の自主学習を進めていました。
- 実践スピーキング:2時間
- 単語:30分
- 瞬間英作文:30分
- 6STEPS:1時間
受講期間中は、毎日最低3時間から4時間ほど英語学習に取り組む必要がありました。
3-⑦ ライザップ英語の「6 STEPS」について教えてください
6ステップは「ディクテーション」「スラッシュリーディング」を実施した内容をLINEで毎回報告していました。
セッションの中では、まず自分で音声を流して「シャドーイング」を実施しました。講師は私のシャドーイングの音声を聞き、私が英語を言えていない箇所について指摘を受け、英語特有の音声変化やリンキング(音の連結)などについて指導を受けていました。
シャドーイングは上手くできた際は1回、上手にできなかった場合は繰り返して実施しました。1回のセッションで2つの文章を実施しました。
また、シャドーイングのあとにリピーティングを実施しました。講師が英文を1行、2行程度流した後、私が英語で同じように繰り返して、リスニングの強化と流れてきた英語を記憶する練習を行いました。これはVERSANT対策になりました。
3-⑧ ライザップ英語の「クイックレスポンス」について教えてください
クイックレスポンスは、unitを2つずつ進めていきました。セッションが始まる前に必ず練習の出来栄えや苦手としている部分などの確認を行い、アドバイスをもらいました。
セッションの中では、講師が2つのunitの中からランダムに日本語の文章をランダムに読み上げたあと、私がすぐに英語で返す練習を行いました。詰まってしまう部分については、なぜ詰まるか(発音なのか、英語が出てこなくてつまっているか)を自分で問題点を見つけるように促されました。
教材のオリジナルの文章が完璧にできている際は、講師がテキストにある日本語の一部分を変えて読み上げ、私が変わった部分を英語に直してすぐに返すという練習も実施しました。(例 私は火曜日に会社に行きます ⇒ 私は水曜日に学校に行きますなど)
まずは会話のパターンを脳に定着させて、そのパターンに単語の変化や、時制の変化、肯定文から疑問文、否定文への変化を組み込む形でトレーニングを実施しました。
3-⑨ ライザップ英語の「実践スピーキング」について教えてください
実践スピーキングは、スピーチのテーマ一覧が与えられており講師がテーマを選択してくれました。
1日目はそれについて3分間程度のスピーチとなるように英文を考え、自分で読み上げて練習を行いました。2日目以降はキャンブリーでネイティブ講師を予約し、講師に「今日は自分のスピーチを聞いてもらい、そのあとに修正をお願いしたい」と伝え、スピーチをしたあと、フィードバックをもらっていました。
キャンブリーの講師の中には原稿をくれたら修正をしてあげると提案をしてくださる方もいたのですが、ライザップ講師より原稿の修正は不要で、自身が考えた表現をその場で修正してもらうように言われました。セッションの日はネイティブから指摘を受け修正した文章を暗記して、講師の前で話しフィードバックをもらっていました。
3-⑩ 普段はコンサルタントとどのようなやり取りをしていましたか?
毎日の学習実施報告を行っていました。
クイックレスポンス:●●分、実践スピーキング●●分と記載して、前回と比較してできるようになった点や苦手としている点などを書き出して報告をしました。
また、ライザップ以外で実施していた英語学習(British Counsil 対面&online)も併せて報告し、総合的に課題と感じていることをLINEに書き込んでいました。その他、使用している教材の英文の中で文法的に不明な点があるとLINEで質問をしていました。
3-⑪ 専属コンサルタントについて詳しく教えてください
私の担当をして頂いたトレーナーの詳細をまとめると、こんな感じです。
- 年齢層:50代
- 英語レベル:ネイティブ
- 指導の上手さ:指導については専門家ではないと感じました。教えてもらっている内容の根拠がいまいちよく理解できないことがあり、質問の回答もあいまいなことがありました。
- 熱意:私が夫の仕事相手である海外の方とのディナーを予定していることを伝えると、数週間前から話す内容について一緒に考えてくださり、実際の会話の練習もたくさん実施してくださり、熱意を感じました。
- レスポンスの良さ:同時に複数の生徒を受け持っていたようで、セッションが多いと話しておりレスポンスは早くありませんでした。1日の学習報告をしてもそれに対する回答がないときもたまにありました。
- 相性:元々、私が文法など含めて根拠をしっかり教わりたいタイプでした。以前にSTRAILでコーチングを受けた際に、大学院で第二言語学を学ばれたきっちりした方が担当で、文法や発音なども細かく丁寧に教えてもらっていました。今回ライザップの担当の講師の方は海外経験が長く、文法などの質問をしても少ししか回答が返ってこなかったため、最初は合わないと感じました。ただ、今回は「英会話」コースであったため、文法を突き詰めるというよりはコミュニケーション力を高めることを重視していると説明され、「話す内容」「表情」「リアクション」などを教えてもらえたので最終的には良かったです。
- 連絡頻度:1日1回
3-⑫ ライザップ英語を受講して感じたメリットは?
ライザップを受講したことの一番のメリットとして、課題をたくさん与えられ、毎日の報告が必要となるため、1日約3時間以上英語を勉強する習慣をつけることができました。英語に触れる時間が増えれば増えるほどやはり英語がすぐに出てくるようになりました。
クイックレスポンスはライザップ特有のメソッドなのかと思いますが、中学生レベルの文法と単語を使って言いたいことを表現できる力が備わりました。
また、キャンブリーと提携していたので、1週間に5日はネイティブと話せたことは良かったです。受講前後の比較をversantを使って点数で見れたことで自分がどの程度成長できたか知れたことも大きなメリットでした。
3-⑬ ライザップ英語を受講して感じたデメリットは?
私が担当された方についての意見ですが、講師の質に対して授業料が高すぎると感じました。
私は2年前にSTRAILを受講しており、コーチングを受けたのが2回目であるため、どうしても前のスクールと比較してしまうのですが、STRAILのスクールの講師の質が良いと感じていたため、それなりの第二外国語学習における知識を持っている人が良かったと感じます。
ライザップの講師もとても良い方で柔軟に私に合った学習を提案してくれていましたし、通常のセッション時間をオーバーしてたくさん取り組んでくれましたが、日々のLINEの対応とセッションでクイックレスポンスやシャドーイング、英作文のチェックを実施するだけで高額な授業料は今後払えないと感じました。
3-⑭ ライザップ英語はどのような人におすすめ?
課題が与えられ、毎日報告しなければいけないため、講師が常に見てくれているという面では自分で勉強に取り組むことが苦手な方にはおすすめできるスクールだと思います。
ただ、課題の量が割と多いため、受講期間は集中して英語学習に取組める方におすすめします。仕事の繁忙期などに重なったり、与えられた課題をきちんとこなせない場合は学習効果もでないため、お勧めしません。
あとは料金が高いため、ライザップの長期継続は厳しいと感じました。そのため、3か月後に大事なプレゼンがある、海外転勤が決まっている、などなど明確な目標があって集中的に取り組みたい方におすすめします。
3-⑮ ライザップ英語のコスパに関してどう思う?
料金は前述のとおりですが、「講師が伴走する」というテーマがあり専属のコーチがついて目標の確認などをしっかり行ってはくれますが、課題のチェックやアドバイスだけでこの料金は高すぎると感じます。
英語の知識がそんなに高くなくても講師ができると感じてしまいました。
結局は自分が集中して3ヶ月取り組むことができるかどうかが「効果」につながるため、サービスの内容として料金が割に合ってないと感じます。
3-⑯ 総評
インタビューの内容を簡潔にまとめると、ライザップ英語の受講期間中は1日に3時間以上の英語学習が必要となり、達成できればそれなりの学習効果は認められるが、一方でサービス内容に対する料金の高さや専属トレーナーの質には不満があるといった内容でした。
こうやって見ると、ライザップ英語の悪い評判とリアルな体験談の内容はほぼほぼ一致していますね。
「とにかく学習量が多い」「専属トレーナーは『英語指導』のプロではない」「料金が高い」という点は、ライザップ英語を受講するならば覚悟する必要があると言えるでしょう。
ちなみに、インタビューで登場したコーチングスクール「STRAIL」は、これからご紹介するENGLISH COMPANYと同じ会社が運営しているスクールです。ようは、ENGLISH COMPANYの専属トレーナーの質が非常に高いので、私はENGLISH COMPANYをおすすめしているというわけです。詳細は後述しますね。
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4.ライザップ英語の実績はどうなの?

さて、ここまでライザップ英語の悪い評判や卒業生の体験談について見てきましたが、もう少し客観的な実績データについて検証してみたいと思います。
その上で参考になるのが、厚生労働省が公開している一般教育訓練給付制度の実績データです。
4-① 一般教育訓練給付制度とは
「教育訓練給付制度」とは、キャリアアップを支援する厚生労働省管轄の公的な制度です。厚生労働省が指定する講座を受講した場合、手続きをすれば受講料の20%(最大10万円)が給付されるかなりお得な制度となっています。(参考:一般教育訓練給付制度対象のオンライン英会話・TOEIC通信コース)
厚生労働省は複数の英語コーチングスクールの講座を、一般教育訓練給付制度の対象に認定しており、ライザップ英語もその一つとなります。
さて、国の検索システムで対象講座の実績データを確認することができますので、国が公表している客観的な実績データを確認してみましょう。
4-② ライザップ英語は目標達成率が高い
厚生労働省の一般教育訓練給付制度の検索システムから、ライザップ英語の認定講座の令和2年度の実績を抽出してみました。
スクール | 対象講座 | 受講料金 | 目標 | サンプル数 | 目標達成率 |
ライザップ | 英会話 (3ヶ月) | 535,800円 | Versant 55 - 80 | 7人 | 85.7% |
英会話 (4ヶ月) | 678,800円 | Versant 55 - 80 | 2人 | 100% | |
TOEIC (3ヶ月) | 535,800円 | TOEIC 645 - 694 | 34人 | 76.5% | |
TOEIC (4ヶ月) | 678,800円 | TOEIC 645 - 694 | 8人 | 87.5% |
ライザップ英語のサンプル数は少なめですが、それでも目標達成率は平均して80%を超えていますので、ライザップ英語をしっかりと受講すれば、英語力が身に付くのは事実と言えますね。
ライザップ英語は前述のとおり評判が悪い側面も多いですが、シンプルに実績だけ見れば目標を達成できる人が多いと評価することができます。
5.私がENGLISH COMPANYかLIBERTYをすすめる理由

さて、ここまででライザップ英語の悪い評判、つまり、デメリットは以下のようにまとめることができます。
- 受講料金が高すぎる
- 勉強時間が長すぎる(シュクダイが多い)
- 曜日・時間が固定でスケジューリングが厳しい
- トレーナーの当たり外れが大きい
ライザップ英語の良い部分は徹底的なパーソナルトレーニングで受講生の英語レベルを引き上げ、しっかりとトレーニングに付いていくことができれば目標を高い確率で達成できることです。
そこで、ライザップ英語のデメリットを全て解決しつつ、実績としても優秀なスクールがあれば良いと思いますよね。
その条件を満たすスクールがENGLISH COMPANYかLIBERTY ENGLISH ACADEMYとなります。
まず、それぞれのスクールの概要を見てみましょう。
5-① 言語習得のプロフェッショナル集団「ENGLISH COMPANY」
入会金 | 55,000円 |
コース | 【パーソナルトレーニング】 90日・180日 【セミパーソナル】 |
料金 | 【パーソナルトレーニング】 90日:561,000円 180日:679,800円 【セミパーソナル】 |
期間 | 【パーソナルトレーニング】 90日:3ヶ月 180日:6ヶ月 【セミパーソナル】 |
コーチング・ トレーニング | 【パーソナルトレーニング】 90日:週2回 180日:週1回 【セミパーソナル】 |
校舎 | 関東:新宿・銀座・神田 関西:梅田・神戸・四条烏丸 |
オンライン | オンライン受講対応 |
教育事業の大手企業「株式会社ベネッセホールディングス」のグループ会社であり、企業としての信用度が非常に高い「ENGLISH COMPANY」。「学びを合理的でクールなものに」というコンセプトで運営されている、超効率的な英語学習を実現したコーチングスクールです。
ENGLISH COMPANYはスパルタな英語学習ではなく、科学的根拠に基づく効率的な学習を掲げています。1日3時間の自主学習を求めるスクールが多い中、ENGLISH COMPANYの目安の学習時間は1日1~1.5時間。課題・弱点の発見と課題解決・弱点克服のピンポイント学習により、最小限の努力で最大限の成果を出せるのが魅力です。
「1日3時間の学習をすれば、誰だってそれなりに英語ができるようになりますよ。ですが、私たちENGLISH COMPANYは、少ない学習時間で英語を話せるようになってもらうのが英語コーチングの本質だと考えています。だって、できるなら少ない時間で英語を習得できた方が絶対に良いですよね?」
このように話すENGLISH COMPANYのトレーナー陣は、第二言語習得論、認知言語学、応用言語学、言語心理学など「言語習得」の専門知識を国内外の大学・大学院で修めており、トレーナーの言語に関する専門性は他のスクールの追随を許しません。
セミパーソナルコースでは、少人数制のグループトレーニングを実施。最安月額44,000円という圧倒的にリーズナブルな価格で最高峰のトレーニング & コーチングを受けることができますし、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨しお互いのレベルを高め合うことがもできますよ。
3ヶ月でTOEICのスコアが300点以上伸びている口コミも多数あり、実績も申し分なし。がっつりとマンツーマンのトレーニングを受けるならパーソナルトレーニングコースを、予算抑えめでリーズナブルに少人数のトレーニングを受けるならセミパーソナルコースを選びましょう。
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【取材】ENGLISH COMPANYは効果なし?|イングリッシュカンパニー
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5-② 圧倒的な実績を誇る「Liberty English Academy」
入会金 | 55,000円(最大無料のキャンペーンあり) |
コース | TOEIC対策コース TOEFL iBT/IPT対策コース IELTS対策コース |
料金 | ショート :316,800円 |
期間 | ショート :3ヶ月 ベーシック:6ヶ月 アドバンス:9ヶ月 |
コーチング | 週1回 |
レッスン | 週2回 |
校舎 | 港区(三田) |
オンライン | オンライン受講対応 |
英語を最短で完璧にマスターできる「藤川メソッドグラマーテーブル」を生み出した藤川恭宏氏が創設したLiberty English Academy。
英語ネイティブが感覚的に身に付けている英語の構造や規則をまとめた「グラマーテーブル」という独自の学習メソッドで本質的な英語力を身に付けられます。「グラマーテーブル」はTESOL教育(英語を第二言語とする人への英語教授法)の最高峰とされるコロンビア大学ティーチャーズカレッジで独自性が認められるほどの有用性を持ち、外交官や国際弁護士、大学教授が学びに来るほど。
英語の「核」はverbにあり、verbの役割を理解すれば英語4技能すべてが短期的・効率的に上達するという理論に基づき、週2回のレッスンで本質的な英語力の習得を目指します。
LIBERTYは実績が圧倒的で、短期間の受講でもTOEIC 900点台・TOEFL 100点以上・IELTS 7.0以上達成者が続出してます。ハーバードやコロンビア、イエール、スタンフォードなど世界トップ大学・大学院の合格者も多数輩出し、高レベルな英語力を身に付けられることが実績として証明済み。英会話目的の受講ももちろん可能です。
受講料は6ヶ月間のコースで入会金を含めて約55万円。働いている方は一般教育訓練級制度が利用可能で、国から10万円が支給されます。従って合計金額は約45万円・月額7~8万円程度なので、この金額が出せるのであれば私は間違いなくLIBERTYをおすすめします。50万円くらい就職や転職や昇進すればすぐにでも取り返せますし、英語ができるようになれば人生の幅が更に広がるのですから。
無料カウンセリングで「グラマーテーブル」について色々と聞けるので、ぜひ体験してみてください。教養のあるエリートな英語ネイティブが使う英語の本質を分かりやすく伝えてくれますので。
ちなみに、無料カウンセリング受ける際には「このブログ(ReLife)の記事を読んで入会金が最大で無料になるキャンペーンがあるって知りました」と伝えてみてくださいね。入会金が通常より安くなると思います。
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【体験談】LIBERTY(リバティ)はグラマーテーブルで本物の英語を身に付ける
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6.ライザップ英語とENGLISH COMPANY & LIBERTYの比較

それでは、具体的にライザップ英語とENGLISH COMPANYやLIBERTYの比較をしてみましょう。
6-① 受講料金の比較
まずは料金を比較してみます。
スクール | コース | 受講料 | 期間 | トレーニング | トータルの トレーニング時間 |
イングリッシュ カンパニー | パーソナル トレーニング | 561,000円 | 3ヶ月 | 週2回 (1回90分) | 2,160分 |
セミ パーソナル | 264,000円 | 6ヶ月 | 週1回 (1回120分) | 2,880分 | |
リバティ | TOEIC TOEFL IELTS | 428,000円 | 6ヶ月 | 週2回 (1回90分) | 4,320分 |
ライザップ ![]() | 英会話 TOEIC | 535,800円 | 3ヶ月 | 週2回 (1回50分) | 1,200分 |
- ※LIBERTYとライザップの受講料金は一般教育訓練給付制度で支給される10万円を差し引いた金額です。
表を見れば分かる通り、ENGLISH COMPANYやLIBERTYの方が受講料が安いうえにトレーニング時間が長いので、単純にコスパが高いです。
ライザップ英語は1回のトレーニングが50分なのに対して、ENGLISH COMPANYやLIBERTYは90分。受講料金はそこまで大きく変わりませんが、トレーニングの時間に2倍の差があるので、シンプルにトレーニングをたくさん積めるENGLISH COMPANYやLIBERTYの方がおすすめですし、あえてライザップ英語を選ぶ必要もないかな、というのが個人的な感想です。
さらに言えば、ENGLISH COMPANYは少人数のグループで実施するセミパーソナルコースもがあります。受講料金はさらに安くなり、初級コースならば月額44,000円で受講できます。
ハイレベルなトレーニングを受けたいけれど、予算が厳しいという方は、ENGLISH COMPANYのセミパーソナルコースもおすすめです。
6-② 勉強時間の比較
続いて勉強時間を比較してみましょう。
ENGLISH COMPANYの特徴は「高密度トレーニング」であり、自主学習時間が短くても英語を習得できるトレーニングを実施してくれます。LIBERTYに関しても、オリジナル学習メソッドの「グラマーテーブル」で超効率的な英語学習ができます。
一方、ライザップ英語は1日3時間の自主学習をスパルタで乗り切らせるコーチングを実施します。
英語習得にはおよそ1,000時間の学習が必要とも言われていますが、ENGLISH COMPANYやLIBERTYはその1,000時間を700時間とか500時間に圧縮してくれるような超効率的な学習方法で指導してくれるイメージで、ライザップ英語は徹底的なコーチングで1,000時間の英語学習をやり切らせるイメージです。
ENGLISH COMPANYの担当者に取材した時も「英語コーチングの本質は長時間の学習をやらせることではなく、短時間でいかに結果を出すかである」と明言されていました。LIBERTYも公式サイトに「英語学習の詰め込みは必要がない」と明記されています。
英語コーチングを検討している方は仕事で忙しいビジネスパーソンが多いと思いますし、同じ成果が出るならば学習時間が短い方が良いに決まってますので、私はENGLISH COMPANYかLIBERTYをおすすめしているのです。
6-③ トレーニング日程の決め方の比較
続いて、週2回のトレーニング日程の決め方を比較してみましょう。
ライザップ英語は受講期間中、トレーニングの曜日と時間帯が全て固定となります。一度、水曜日の19時・土曜日の17時と決めたら、基本的に決めたトレーニング枠を変更することはできません。
一方、ENGLISH COMPANYは、受講生が前々週の土曜日までにWeb上で予定を入力し、前週の水曜日に予定が確定する仕組みとなります。もし急な予定が入った場合でも、パーソナルトレーニングコースであれば前日22:00までなら振替が可能です。
LIBERTYについては、事前に「通学月曜日の19時半~21時」「オンライン水曜日の21時10分~22時40分」とレッスン枠を決めますが、レッスン開始の3時間前までならいつでも振り替え可能です。なので、仕事でトラブルが起きたとか、急に会食の予定が入ったといった場合でも、柔軟に対応してもらえます。
トレーニング枠をフレキシブルに決められるのと、トレーニングの振り替えも可能であることから、ENGLISH COMPANYやLIBERTYは仕事で忙しいビジネスパーソンも受講しやすいスクールとなります。
6-④ 専属トレーナーの比較
最後に、専属トレーナーを比較してみましょう。
応募要項の必須条件についてもENGLISH COMPANYの方がTOEICの点数が高いのですが、特筆すべき点は、ENGLISH COMPANYのトレーナーは言語習得の専門家であることです。
ENGLISH COMPANYのトレーナーは応用言語学、言語心理学、第二言語習得、認知言語学など、国内外の大学・大学院で言語習得の周辺領域を修得しています。
ENGLISH COMPANYは英語オタクが揃っているとも言われており、トレーナーの言語習得に関する知見が非常に深いのも大きな魅力なのです。
なお、LIBERTYに関しては世界大学ランキングで10位前後を獲得しているコロンビア大学に認められた「グラマーメソッド」を開発した藤川代表に直接コーチング & レッスンしてもらえます。大げさではなく、日本でも最高レベルの英語教育を受けられると思います。
6-⑤【結論】ENGLISH COMPANYかLIBERTYがおすすめである
このように、それぞれのスクールを様々な観点から比較したところ、私はENGLISH COMPANYかLIBERTYの方がおすすめだと思っています。
もちろん、ライザップ英語のサービスを否定するつもりは全くありません。
ただ、ライザップグループは「ダイエット」「ゴルフ」「料理」「英語」など、儲かる事業に手を出しているマーケティング戦略に長けた企業なのであって、英語習得の専門企業というわけではありません。
一方、ENGLISH COMPANYはもともと京都の学習塾として創業しており、現在は大手教育事業を手掛けているベネッセグループの一員となっているので、「教育」への知見が非常に深いスクールとなります。
LIBERTYに関しては、厚生労働省のデータを見ても日本でも圧倒的な実績を誇る英語スクールの一つであることがわかり、レッスンの質の高さは疑いようがありません。
せっかく英語を学ぶのであれば、英語学習に最高の環境で英語を学んで欲しいというのが私の素直な気持ちです。
7.まとめ:最高の環境で最高の結果を出そう

当記事ではライザップ英語の評判が悪いという噂について解説しました。
私としてはENGLISH COMPANYかLIBERTY ENGLISH ACADEMYの方がおすすめですが、もちろん、最後に決めるのはあなた自身ですので、ぜひですね、気になるスクールは色々と雨量カウンセリングを受けてみて、自分に合うスクールを受講するようにしてくださいね。
他にもおすすめのコーチングスクールがありますので、興味がある方は関連記事の方も読んでみてください。
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