こんにちは。
当記事では、日本にいながら英語ペラペラまで何年かかるか解説し、留学なしでもペラペラになる方法をご紹介します。
結論として、日本にいながら英語ペラペラに最速でなるためには、英語コーチングスクールの受講を強くおすすめします。
コーチングスクールとは、受講生一人ひとりに専属コンサルタントが付き、丁寧に英語学習をサポートしてくれる最新型の英会話教室です。
他のサイトでは「オンライン英会話で英語をたくさん話そう!」「英語で独り言をつぶやこう!」「毎日、英語に触れよう!」「他国の人に囲まれた環境に身を置こう!」などと書かれていますが、どれも的外れです。
英語は適当に勉強しても身に付きませんし、精神論で上達するものでもありません。
日本にいながら英語ペラペラになるためには、適切な学習方法を継続することが必要不可欠となります。
この記事では、日本にいながら英語ペラペラになる方法とコーチングスクールがおすすめな理由を丁寧に解説し、おすすめのスクールもご紹介しますので、本気で英語ペラペラになりたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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1.日本にいながら英語ペラペラの基準
次に、英語ペラペラの基準について確認しましょう。
1-① 英語ペラペラの基準を明確にする
英語ペラペラと言っても、人によってイメージするレベルが異なりますし、表現としても曖昧です。
まずは、目標とする英語レベルを明確にするためにも、英語ペラペラの基準を明確にしましょう。
具体的には、英検・TOEFL・IELTS・VERSANT・CEFRのようなスピーキング能力が求められる資格試験のスコアを目標にするのが分かりやすいです
目標が明確であれば、どのような英語学習がどれくらい必要かわかり、英語ペラペラまで何年かかるかも明確になります。
1-② 英語ペラペラの基準はネイティブレベルにはしない
英語ペラペラといっても、いきなり英語ネイティブレベルを目指すのはおすすめしません。
なぜなら、いきなり現在レベルとかけ離れた目標を掲げると、目標達成が不可能のように思えて挫折してしまうからです。
多くの人はネイティブの英語を正確に聞き取ることができて、言いたいことを正確に話せる英語レベルがあれば十分なはずです。
ネイティブ並みの発音や会話スピードまで身に付ける必要なく、コミュニケーションに問題がないリスニング・スピーキングが身に付けば英語に対する苦手意識がなくなり、仕事で英語をバリバリと使うことができるようになります。
英語ができない人は、「英語ができたら仕事に前向きに取り組めるのに」「英語ができたら会議や出張も怖くないのに」「英語ができたら自信を持てるのに」と、頭の中で英語を話せる自分を想像しては、英語が話せない現実とのギャップに苦しんでいるのではないでしょうか。
このような悩みや苦しみを抱えているのであれば、「英語ペラペラ」=「英語で問題なくコミュニケーションできるレベル」の英会話力を身に付けることを、まずは当面の目標にしましょう。
ネイティブレベルを目指す場合は英語学習に何年もかかりますが、コミュニケーションできるレベルを目指すのであれば、コーチングスクールの受講により、数ヶ月~半年でも十分に達成可能です。
1-③ 英語ペラペラの基準
次に、英語ペラペラの具体的な基準を確認しましょう。
下の表は文部科学省が公表している英語レベルの比較表です。
CEFR | TOEIC | 英検 | TOEFL | IELTS |
C2 | - | - | - | 8.5-9.0 |
C1 | 945点~ | 1級 | 95-120点 | 7.0-8.0 |
B2 | 785~940点 | 準1級 | 72-94点 | 5.5-6.5 |
B1 | 550~780点 | 2級 | 42-71点 | 4.0-5.0 |
A2 | 225~545点 | 準2級 | - | 3.0 |
A1 | 120~220点 | 3-5級 | - | 2.0 |
(参考:試験団体のデータによるCEFRとの対照表)
この表だけだとちょっと分かりづらいので、さらに具体的にペラペラの基準を見ていきましょう。
1-④ 英語ペラペラの基準(CEFR)
CEFRは「外国語の学習・教授・評価のためのヨーロッパ言語共通参照枠」と呼ばれ、言語の枠や国境を越えて、外国語の運用能力を同一基準で測定する国際標準です。
簡単に言えば、英会話能力の習熟度がどれくらいかを国際的に示す基準となります。
さて、CEFRではA1~C2の6段階の英会話力を次のように設定しています。
CEFR | 習熟度 |
C2 |
|
C1 |
|
B2 |
|
B1 |
|
A2 |
|
A1 |
|
(参考:各資格・検定試験とCEFRとの対照表)
CEFRのC1とC2は「熟練した言語使用者」に分類され、本当の意味で英語ペラペラと評価されるレベルとなります。
1-⑤ 日本にいながら英語ペラペラはCEFR B2を目安にしよう
たとえば、CEFR C1と同じレベルの英検1級・TOEFL 100点・IELTS 7.0は海外の大学に留学できる英語レベルであり、ネイティブの講義を問題なく受講できたり、ネイティブと活発に議論できるレベルとなります。
もちろん、最終的にこのレベルの英語力を身に付けるのを目標とするのが望ましいですが、いきなり英語で様々な専門分野についてペラペラと議論できるレベルに到達するのが難しいのは言うまでもありません。
まずは現実的な目標として「自立した言語使用者」と評価されるCEFR B2レベルを目指しましょう。
CEFR B2は、自分の専門分野なら複雑な議論できるレベルです。
このレベルであれば、仕事など自分に関係がある分野であれば問題なく英会話ができますので、多くの人の「英語ができない悩み」が解決された状態と言えます。
2.日本にいながら英語ペラペラまで何年かかる?
次に、日本にいながら英語ペラペラまで具体的に何年かかるか見ていきましょう。
2-① 日本にいながら英語ペラペラに必要な時間(CEFR基準)
イギリスのケンブリッジ大学が公表している英語の習熟度と学習時間の関係性を示すデータによると、CEFRの各レベルに到達するために次のと学習時間が必要とされています。
CEFR | レベル | 学習時間 |
C2 | Proficiency | 1,000 ~ 1,200 |
C1 | Advanced | 700 ~ 800 |
B2 | First | 500 ~ 600 |
B1 | Preliminary | 350 ~ 400 |
A2 | Key | 180 ~ 200 |
A1 | Movers | 90 ~100 |
(参考:Guided learning hours – Cambridge English Support Site)
ただし、このケンブリッジ大学の指標は欧州の英語力をベースに必要な学習時間を計算されており、日本人の場合はさらに3.7倍の学習時間が必要と言われています。
なぜならスペイン語・フランス語・オランダ語・イタリア語など欧州の言語は、英語と同じインド・ヨーロッパ語族に属しており、アルファベットを使用する英語と言語のルーツが同じです。
欧州の言語と英語は単語・文法構造・発音などが似ているため、欧州の人は日本人よりも遥かに少ない時間で英語を習得可能なのです。
一方、漢字や平仮名を利用する日本語は英語とは全く異なるルーツの言語です。
日本語と英語は言語の相関性が全くないため、一から英語を学ぶ必要があるので、欧州の人たちよりも遥かに多くの学習時間が必要となってくるのです。
上記の表の学習時間を3.7倍すると、日本人が英語ペラペラまで何年かかるか、目安となる学習時間がわかります。
CEFR | レベル | 学習時間 |
C2 | Proficiency | 3,700 ~ 4,440 |
C1 | Advanced | 2,590 ~ 2,960 |
B2 | First | 1,850 ~ 2,220 |
B1 | Preliminary | 1,295 ~ 1,480 |
A2 | Key | 666 ~ 740 |
A1 | Movers | 333 ~370 |
次に、この表を1日の学習時間で割って、何年かかるか算出していきましょう。
2-② 日本にいながら英語ペラペラまで何年かかるか
英語ペラペラの目標となるCEFR C2、C1、B2のそれぞれのレベルに到達するまでの必要な勉強時間はこちらです。
なお、日本人は中学校・高校・大学で約1,200時間の英語学習をするので、上記の表から1,200時間を差し引いて算出した学習時間が、社会人の方が英語を話せるようになるのに必要な学習時間となります。
CEFR | 総学習時間 | 1日1時間 | 1日2時間 | 1日3時間 |
C2 | 2,500 ~ 3,240 | 2,500 ~ 3,240日 (7~9年) | 1,250 ~ 1,620日 (3.5~4.5年) | 833 ~ 1,080日 (2~3年) |
C1 | 1,390 ~ 1,760 | 1,390 ~ 1,760日 (4~5年) | 695 ~ 840日 (2~2.5年) | 463 ~ 586日 (1.5年) |
B2 | 650 ~ 1,020 | 650 ~ 1,020日 (2~3年) | 325 ~ 510日 (1~1.5年) | 216 ~ 340日 (0.5~1年) |
上記の表から、ビジネスレベルで通用する英会話力=CEFR B2に到達するためには、毎日1時間の英語学習で2~3年、毎日2時間の英語学習で1~1年半、毎日3時間英語学習をしても半年~1年はかかることがわかります。
2-③ 日本にいながら英語ペラペラに必要な時間(アメリカの研究基準)
CEFRの基準の他にもう一つ、アメリカの研究基準で英語ペラペラになるために必要な学習時間を確認してみましょう。
アメリカ国務省附属機関の調査では、アメリカ人にとって日本語は習得最難関レベルの「super-hard languages」と認定されています。(出典 : Foreign Language Training - United States Department of State)
必要な学習時間 | 言語 | |
Category I | 600-750時間 | デンマーク語・ドイツ語・フランス語 イタリア語・ノルウェー語。ポルトガル語 ルーマニア語・スペイン語・スウェーデン語 |
Category II | 900時間 | ドイツ語・ハイチ語・インドネシア語 マレー語・スワヒリ語 |
Category III | 1,100時間 | その他の言語 |
Category IV | 2,200時間 | 日本語・アラビア語・中国語 広東語・韓国語 |
英語ネイティブにとって日本語が習得最難関ということは、日本語ネイティブにとっても英語が習得最難関であることに他なりません。
2,200時間から学生時代の学習時間の1,200時間を差し引くと1,000時間となり、先ほどの表と同じく、毎日3時間の英語学習をしても英語ペラペラになるまで約1年かかることが分かります。
2-④ 日本にいながら英語ペラペラに必要な時間(徳島大学の研究基準)
日本でも英語がペラペラになるために必要な学習時間についての研究が実施されています。
徳島大学国際センターの論文(日本人の英語学習時間について)では、大学卒業後にCEFR C1、B2に到達するための学習時間が以下の通りであるとしています。
- CEFR C1:約1,675時間
- CEFR B2:約935時間
徳島大学の研究でも、CEFR B2に到達するまでに約1,000時間弱の英語学習が必要であることがわかりますね。
以上3つの研究・分析の結果から、ビジネスで通用する英会話力を身に付けるためには、毎日3時間の学習で約1年かかるというのが現実的な目安です。
3.日本にいながら英語ペラペラになる学習方法(リスニング)
さて、日本人が英語ペラペラになるためには、毎日3時間の英語学習をしても約1年間かかることがわかりましたが、具体的にどのような学習が必要になるかも解説していきます。
英語ペラペラになるためには相手の英語を聞き取る必要があるため、まずはリスニングについて見ていきましょう。
3-① 日本人が英語を聞き取るのが苦手な3つの原因
日本人が英語が聞き取れない原因を整理すると、大きく3つに分類できます。
症状 | 原因 |
英語を聞き取れない | ネイティブの発音の知識が少ない |
英語を聞き取れるけど、 意味が理解できない | 単語や文法の知識不足 |
ゆっくりな英語は聞き取れるが、 長い文章や速い英語についていけない | 脳内処理が追い付いていない |
英語のリスニングが苦手といっても、「英語を聞き取れない」「英語を聞き取れてはいるけど、内容の理解が追い付かない」「ネイティブのスピードについていけない」など、苦手な原因が異なります。
苦手な原因が異なれば、当然ながら原因を解決するための勉強方法も異なります。
つまり、英会話の時に相手が何を言っているのか分からない社会人が最初にやるべきことは、英語が聞き取れていない「原因」を発見することにあります。
3-②【解決方法①】自然な発音の習得
簡単な英語さえ聞き取れない原因は、ネイティブの自然な発音の知識不足です。
ネイティブは英語を話す時に、単語一つひとつをハッキリと話すことはなく、様々な音声の変化があります。
具体的には、音声変化には以下のような細かいルールがあります。
内容 | 例 | |
音の連結 (リンキング) | 2つの音が繋がる | what I :「ワット アイ」 ⇒ 「ワッタイ」 |
音の同化 (アシミレーション) | 2つの音が繋がり、 音声変化する | want to:「ウォント トゥ」 ⇒ 「ワナ」 |
音の脱落 (リダクション) | 発音が省略される | good morning:「グッド モーニング」 ⇒ 「グッ モーニン」 |
フラップのt (ら行化) | tの音が「ラ行」や 「ダ行」に変化 | get out:「ゲット アウト」 ⇒ 「ゲッラウト」 |
弱形 | 弱く発音される | him:「ヒム」 ⇒ 「ィム」 |
学校の英語の授業や受験勉強では音声変化に全く触れないため、リアルな発音の知識を学ぶ機会が非常に少ないのが現状です。
英語を聞き取るためには、ネイティブの自然な発音を正しく覚える必要があるのです。
3-③【解決方法②】単語・文法の暗記
相手の英語自体は聞き取れるのに内容が理解できない人は、単語と文法の知識不足が原因です。
たとえば、文章を読んで理解できない英語を聞き取っても理解できるはずがありませんよね。
文章の意味そのものが理解できない場合は、単語・熟語。文法の知識を身に付けることが必要不可欠です。
受験時代に散々勉強したからもう十分だと思うかもしれませんが、単語を見て考えてから思い出すレベルでは英会話にはついていけません。
英会話は流れでするもので、相手が話した英語を瞬時に理解する必要があります。
つまり、英語を聞き取ったに瞬間に意味とイメージが思い浮かぶまで、徹底して単語と文法を暗記する必要があるわけです。
3-④【解決方法③】英語の語順に慣れる
相手が話すスピードが速かったり長かったりする場合に、理解が追い付かなくなってしまう人もいるでしょう。
その原因は、英語を聞き取ってから理解するまでの脳内処理スピードが遅いことに起因しています。
なぜ、その処理スピードが遅いのかと言えば、前述の通り英語と日本語は語順が全く異なるからです。
英語はSVOの語順ですが、日本語の語順はSOVのため、日本語に翻訳する場合は、英語の文章を最後まで聞かなければなりません。
ですが、英会話はどんどん流れていきます。
1つの英文が終わってから頭の中で日本語に翻訳して意味を理解するのでは、英会話の流れに全く追いつけません。
リーディングなら文章を何度も繰り返し確認することができますが、実際の英会話は流れの中ですべて理解する必要があるのです。
つまり、ネイティブの英会話のスピードに付いていくためには、英語の語順のままどんどん理解する処理に慣れることがとても大切なのです。
たとえば、チャンクリーディングという英語を塊(文節)ごとに読解するトレーニングを行い、英語を前から順にパッ、パッと理解できるようになると、英会話でも自然と意味を理解できるようになります。
4.日本にいながら英語ペラペラになる学習方法(スピーキング)
続いて、日本人が最も苦手なスキルであるスピーキングについて解説していきます。
4-① 英語と日本語の違いを理解しよう
なぜ、日本人の大半が英語を全く話せないのか、その理由は英語と日本語の言語構造が全くことなることに起因しています。
英語はスペイン語・フランス語・イタリア語などと並んでインド・ヨーロッパ語族の「語順支配型」の言語となります。
アルファベットは発音を表す単なる記号で、アルファベットの並びが言葉の意味を表すのが英語という言語の本質です。
つまり、アルファベットで構築された「主語」「述語」「目的語」などの単語が並ぶ順番が非常に重要で、この順番が正確でなければ意味が成立しません。
たとえば、「I love you」は通じますが、「Love I you」「I you love」「You love I」と言っても全く意味が伝わらないのです。
一方で、日本語は「てにをは支配型」の言語と呼ばれています。
「主語」「述語」「目的語」の語順を崩しても、助詞の「てにをは」がしっかりしていれば、意味が伝わる言語構造なのです。
たとえば、「私はあなたを愛しています」「愛しています、私はあなたを」「あなたを私は愛しています」「私は愛しています、あなたを」。
どの文章も意味が通じますよね。
単語を適当に並べても意味が成立してしまうのが日本語の特徴なのです。
4-② 日本人が英語を話すのが苦手な3つの理由
英語と日本語の言語構造が異なることから、日本人が英語が苦手な理由は次の通りと言えます。
- 単語や文法を覚えるのに多大な労力が必要
- 英語の語順に全く慣れていない
- 語順の重要性を認識しておらず、単語を適当に並べて意味を伝えようとしてしまう
このように、日本人の私たちはアルファベットという日本語とは全く違う言語を一から学ぶ必要があるため、英語を話すのが苦手なのは当たり前なのです。
日本にいながら英語がペラペラになるためには、適当にオンライン英会話でレッスンを繰り返すのではなく、上記の3つの原因を解決する適切な英語学習が必要となります。
4-③【解決方法①】チャンクリーディングで意味の塊を意識
チャンクリーディングとは、英語を意味の塊で捉えながら読んでいく方法です。
たとえば、It would be great if you could get back to us at your earliest convenience.という例文があるとしたら、It would be great / if you could / get back to us / at your earliest convenience.とチャンク(塊)ごとに意味を捉えながら音読していきます。
そして、さらにレベルを上げて、徐々に空欄を増やしながら音読すると効果的です。
最初はIt would be great if you could get back to us at your earliest convenience.という文章を音読したら、次はIt would be _____ if you could ___ ____ to us at your earliest ___________.と一部が空欄になります。
そのあと、It _____ be _____ if you _____ ___ ____ to us at your ________ ___________. ⇒ It _____ __ _____ __ you _____ ___ ____ to __ at ____ ________ ___________. といった感じで、空欄部分を増やしていき、最後はすべて空欄の状態で英語を話せるようになるまで持っていきます。
このようなトレーニングを実施すると、英語のかたまりが脳にインプットされるので、いちいち文法を考えずにさらっと英語が口から流れるように話すことが可能となります。
4-④【解決方法②】カランメソッドで瞬発力を鍛える
カランメソッドは高速の質疑応答トレーニングです。
コーチからなにか英語で質問されたら、1~2秒以内に英語で回答します。正しい英文法・正しい発音に基づく英語を反復することで、質問を日本語に置き換えるプロセスを排除。伝えたいことを高速で文章化し、ほぼ自動的に英語を発話することを目指します。
英語が話せない人は、英語を聞いた時に脳内で英語から日本語に変換して理解し、日本語で文章を構築してから英語に変換して発話しようとします。
ただ、こうやっていちいち脳内で英語と日本語を変換していると、前述の通り英語と日本語は文法構造が全く異なるので、めちゃくちゃな文法で話してしまいがちです。
たとえば、お気に入りの歌の歌詞って、特に何も考えなくても口から自然と流れますよね。
こんな感じで、英語がほぼ無意識的に自然と口からでるレベルまで徹底的に高速の質疑応答を繰り返すことで、正しい英文法を脳に染み込ませるトレーニングとなります。
4-⑤【解決方法③】瞬間英作文で正しい語順を身に付ける
瞬間英作文はカランメソッドと似たトレーニングで、日本語の文章を瞬時に英文に翻訳したり、流れてくる日本語の音声に対応する英文を瞬時に答えます。
答えられなかった場合は正しい英文を確認し、その英文を複数回リピートして記憶。できるようになるまで日本語から英文を作るという作業を繰り返していきます。
たとえば、テキストを使った瞬間英作文のやり方をまとめると、こんな感じです。
- 左ページの日本語を見て英文を暗唱
- 英文を見て、文法と単語をチェック
- 英文を見ながら複数回、音読
- 日本語を見ながら、英文を複数回、暗唱
- 1ページ終わったら、日本語を見ながら1ページ通して一文ずつ英語で暗唱
この練習を繰り返すと日本語と英語の脳内の回路がつながって、文法の型が頭に入ります。文法の型が定着すれば、記憶している英単語を型に当てはめるだけで話したいことを話せるようになるのです。
5.留学なしで日本にいながら英語ペラペラになる方法
英語ペラペラになるために最も効果的なのは留学です。
英語ペラペラな人の多くは学生自体に留学していますが、社会人になって留学なんて行く時間がありません。
ですが、留学に行かなくても日本にいながら英語ペラペラになることは、コーチングスクールを受講すれば短期間で可能です。
ここで言う英語ペラペラは、前述の通りCEFR B2レベル、すなわち、ビジネスレベルのコミュニケーションは問題なく英語で対応できるレベルです。
5-① 英語がペラペラになるには「再現性」がある学習が必要
英語がペラペラになるということは、日本語と親和性がない言語を身に付けるということです。
根本的に言語構造が異なる英語をイチから習得するわけですから、間違った勉強法や効率の悪いやり方で頑張っても、一向に英語が上達することはありません。
言い換えれば、ほとんどの日本人は学校教育からずっと非効率的な英語学習を続けているから、いつまでも英語が話せないのです。
そこで、英語がペラペラになりたい人におすすめなのが、専属コンサルタントが丁寧に学習をサポートしてくれるコーチングスクールです。
コーチングスクールでは、英語指導のプロフェッショナルである専属コンサルタントが、「英語習得者の学習方法の再現性」がある指導をしてくれます。
本来、英語は誰でも話せるもの。学び方さえ正しければ、ネイティブレベルは難しくても、コミュニケーションに問題がない英会話力を身に付けることは十分に可能です。
学校教育から続く非効率的な英語学習とは異なり、英語習得者が英語を身に付けた方法を受講生に再現させるのが英語コーチングの最大の魅力なのです。
5-② 適切なPDCAサイクルを回して効率よく学習
コーチングスクールでは、専属コンサルタントのサポートのもと、適切なPDCAサイクルを回すことで効率的に英語を話せるようになることを目指します。
PDCAサイクルとは、PLAN(計画)・DO(実行)・CHECK(確認)・ACT(修正)を順番に繰り返して、目標を効率的に達成する仕組みです。
具体的には、専属コンサルタントがカウンセリングで苦手分野・弱点・課題を分析し、目標達成のための最適なカリキュラムを作成(PLAN)。
カリキュラムに沿って適切な英語学習を実施し(DO)、定期カウンセリングで進捗状況を確認(CHECK)。
弱点克服・課題解決のためにカリキュラムを修正し(ACT)、常に効果的な勉強を続けるサポートをしてくれます。
このように適切なPDCAサイクルを回しつつ、質問や疑問にもいつでも答えてくれるので、短期間でも英語を話せるようになるわけです。
5-③ 科学的理論に基づいた学習メソッド
コーチングスクールの特徴は、第二言語習得論に基づいた科学的なアプローチで英語の効率的な習得を目指すことです。
第二言語習得論
人間がどのように第二言語を習得していくのか、言語学・心理学・認知科学などの科学的観点から追求する学問。
「聞く」「読む」というインプット学習を実施した上で、「書く」「話す」というアウトプット学習を進めることで、効率的な英語習得を実現する。
言語学者のスティーブン・クラッシェンが提唱した「インプット仮説」というものがあります。
インプット仮説は現在よりも一段階レベルの高いインプット学習をすることで、自然に第二言語能力が進歩するという説です。
簡単に言えば、英語が話せるようになるのは、単語や文法などのインプット学習の結果であり、インプット学習を継続すれば自然と英語を話せるようになるということです。
この理論によれば、アウトプットばかりのオンライン英会話をいくらこなしても、英語を話せるようにはなりません。
仮説なので本当にアウトプットが必要ないのか議論はありますが、少なくともインプット学習が非常に重要なのは明らかなのです。
コーチングスクールでは第二言語習得論をベースに、一人ひとりに最適な学習カリキュラムを作成しているので、非常に効果が高いインプット学習を継続できます。
「知っている英語」を「会話で使える英語」に落とし込み、正確な英語が自然と出てくるようになるまで、徹底的に単語・文法・発音などのインプット学習を継続。
言語習得のプロフェッショナルである専属コーチのサポートを受け、日本にいながら英会話に必要な正しい知識を習得し、短期間で英語を身に付けることを可能とするのがコーチングスクールなのです。
5-④ コーチングで日本にいながら英語ペラペラになろう
コーチングスクールは受講料が30万円~50万円と高額ですが、日本の英語教室の中では最も質が高い英語教育を受けることができます。
一見すると受講料金50万円は高く思えますが、英語ペラペラの人は300~400万円かけて留学し、1年という時間をかけて英語がペラペラになっています。
最短で英語を身に付けるためには、英語学習に集中できる環境で学ぶことが効率的なのは明らかなのです。
お金がもったいないから独学や格安のオンライン英会話スクールを受けるのではなく、英語を身に付ける最短ルートを選びましょう。
そもそも、留学なしで英語ペラペラになるには、日本にいながら留学と同じレベルの負荷を脳にかける必要があるわけです。
なぜ留学すると英語が話せるようになるのかと言えば、英語を話すしかない状況に追い込まれるからです。
逆に言えば、留学に行っても英語が全く話せない人がかなりの割合でいるのは、留学先で日本人同士でつるむなど、英語の勉強から逃げてしまうからに他なりません。
英語ペラペラになるためには、徹底的に英会話に必要なインプット学習をすることが必要不可欠。
日本にいながらそのような状況を作り出してくれるのが、高品質な英語トレーニングを実施してくれるコーチングスクールなのです。
5-⑤ 英語がペラペラになりたい人におすすめのスクール
日本にいながら英語がペラペラになりたい方は、専属コンサルタントが英語学習を総合的にサポートしてくれる英語コーチングスクールの受講がおすすめです。
具体的にはこちらの記事(【超本音で語る】英語コーチングおすすめ22社比較ランキング)でおすすめのスクールをご紹介しておりますので、本気で英語を話せるようになり方はぜひ参考にしてみてください。
興味があるスクールがあれば、ぜひ無料カウンセリングを受けてみてくださいね。
6.まとめ:英語コーチングで日本にいながら英語ペラペラを目指そう
当記事では、日本にいながら英語ペラペラになる方法について解説し、おすすめの英語スクールをご紹介しました。
もし本気で英語を身に付けたいならば、ぜひコーチングスクールの受講を検討してみてください。そして、気になるスクールがあれば、無料カウンセリングを体験してスクールの雰囲気やサービス内容を確かめてくださいね。
せっかく英語を勉強する気持ちがあるのですから、最高の環境で最高の結果を出しましょう。