こんにちは。
当記事では、TOEIC 400点はやばいのかについて、TOEIC 400点のレベルについて詳しく解説していきます。
結論として、TOEIC 400点は就職や転職の際に履歴書に書かない方がいいレベルです。
TOEICの平均点は約610点であり、400点は平均点を200点も下回るレベルとなります。
TOEIC 400点は英語が苦手なことをアピールしているようなものなので、就職や転職に使えないばかりか、希望の部署に異動できない、昇進できない、海外出張や海外転勤のチャンスを逃すなど、理想のキャリアを実現できない可能性が高まると言えるでしょう。
また、TOEICの点数が低い人は年収が低いという相関データもあり、TOEICの点数が高い人と比べて生涯賃金に1億円以上の差が出る可能性があります。
もちろん、TOEICのスコアがキャリアの全てを左右するわけではありませんが、近年では増々英語力が重要視されるようになっているので、せめて平均スコアのTOEIC 600点は欲しいところです。
この記事では、数ヶ月でTOEICが200点~300点伸びる英語スクールも紹介しますので、本気でTOEICのスコアアップを目指したい方はぜひ参考にしてみてください。
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1.TOEIC 400点は受講者の下位10%レベルでやばい

TOEIC 400点がどれほどやばいのか全体のスコア分布から見てみましょう。
TOEICのスコア分布を調査するにあたり、TOEICを開発しているETS(Educational Testing Service)の実績データが参考になります。
ETSは1947年に設立されたアメリカの会社で、TOEIC・TOEFL・SAT(全米大学入学共通試験)を含む様々なテストを開発している世界最大のテスト開発機関です。
1-① 受験者の平均スコア(2021~2023年)
過去3年間の受験者の平均スコアは次の通りです。
受験者数 | Listening | Reading | Total | |
2021年 | 900,684人 | 331点 | 279点 | 611点 |
2022年 | 784,310人 | 331点 | 277点 | 608点 |
2023年 | 746,178人 | 335点 | 278点 | 612点 |
最新の受験者数は約75万人で平均スコアが612点となっています。
1-② 年齢別平均スコア(2023年)
年齢別にカテゴライズしたTOEIC平均スコアをご参照ください。
受験者割合 | Listening | Reading | Total | |
20歳以下 | 21.3% | 298点 | 233点 | 531点 |
21~25歳 | 43.8% | 343点 | 279点 | 621点 |
26~30歳 | 14.6% | 364点 | 302点 | 666点 |
31~35歳 | 7.2% | 354点 | 298点 | 652点 |
36~40歳 | 4.6% | 338点 | 282点 | 620点 |
41~45歳 | 3.4% | 331点 | 279点 | 609点 |
46歳~ | 5.1% | 332点 | 283点 | 616点 |
TOEICの受験者のボリューム層は20代の学生や社会人で、平均点が最も高いのは26~30歳の年齢層であるとの結果が出ています。
1-③ 受験者のスコア分布
受験者全体のスコア分布を見てみましょう。
人数 | 上位割合 | 偏差値 | |
895点~ | 32,940人 | 4.4% | 67 |
845点~ | 37,564人 | 9.4% | 63 |
795点~ | 51,094人 | 16.2% | 60 |
745点~ | 61,113人 | 24.4% | 57 |
695点~ | 69,803人 | 33.8% | 54 |
645点~ | 77,304人 | 44.2% | 51 |
595点~ | 79,458人 | 54.8% | 49 |
545点~ | 76,739人 | 65.1% | 46 |
495点~ | 68,972人 | 74.3% | 43 |
445点~ | 59,514人 | 82.3% | 41 |
395点~ | 48,915人 | 88.9% | 38 |
345点~ | 37,806人 | 94.0% | 34 |
295点~ | 24,428人 | 97.3% | 31 |
~290点 | 20,528人 | 100% | - |
TOEIC 400点以上は全受講者の下位11.1%にあたります。
偏差値に換算すると約38となり、残念ながら英語レベルは非常に低いと言わざるを得ません。
やばいというのは主観的な評価ではありますが、数字で見ればTOEIC 400点は評価されるレベルではないことは明確です。
1-④ TOEIC 400点は就職や転職には全く使えない
TOEIC公式が調査した結果によると、日本の企業は平均的に新入社員には535点、海外部門の社員には690点というスコアを求めています。
社員・職員に期待するTOEIC平均スコア | |
新入社員 | 535点 |
中途社員 | 560点 |
技術部門 | 560点 |
営業部門 | 575点 |
海外部門 | 690点 |
こちらは選考の必須スコアではありませんが、TOEIC 400点は企業に評価されないことがデータからも示されています。
1-④ TOEIC 400点は昇進に響く可能性
企業が新卒に求めるスコアは最低でも500~600点となり、役職が上がるにつれてTOEICのスコアも上がる傾向にあります。
役職別のTOEIC平均スコア | |
役員 | 683点 |
部長 | 668点 |
課長 | 649点 |
係長 | 617点 |
一般社員 | 628点 |
派遣社員 | 653点 |
近年では昇進・昇格にTOEICのスコアを条件づける企業が増えており、条件にTOEIC 600点以上を求められることも多いです。
中にはTOEIC 800点以上を条件にしている企業もあり、グローバル企業においてTOEICの高スコアは出世のタイミングに大きく関わると言えるでしょう。
残念ながらTOEIC 400点は昇進・昇格に響く可能性が高く、せめてTOEIC 600点~700点は取得したいところです。
2.TOEIC 400点レベルの特徴

次に、TOEIC 400点の英語レベルについて詳しく解説します。
2-① TOEIC 400点は最低限のコミュニケーションができるレベル
TTOEICの公式サイトは、「スコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表」を公表しています。
TOEIC 400点のスコア帯は、レベルdに分類され、通常会話で最低限のコミュニケーションができるレベルと評価されます。
日常英会話において、天気や趣味など簡単な内容ならば、なんとか会話できるでしょう。
ただ、仕事における電話対応や英語の会議などには全く対応できないレベルとなります。
ビジネスで使える英語力ではないことが、この相関表からも言えますね。
2-② TOEIC 400点の英単語は高校1年レベル
TOEIC 400点を取るために必要な英単語の語彙量は、3,000~3,500語と言われています。
この語彙量は高校1年生レベルであり、高校で英語を勉強した人であれば十分に達成できる単語数と言えるでしょう。
日常英会話をするくらいなら十分な語彙量ですが、TOEICで高スコアを達成するためには英単語が不足しています。
参考として、TOEIC 700点を目指すなら約6,000語、800点を目指すなら約8,500語、900点を目指すなら約10,000語、990点満点を目指すなら13,000語の暗記が目安となります。
2-③ TOEIC 400点の文法は中学生レベル
TOEIC 400点は、中学生レベルの文法も完璧ではないレベルです。
TOIECのリーディングセクションのパート5とパート6は特に文法の知識が求められますが、TOEIC 400点レベルの人は文法の問題も多く落としているため、文法の基礎固めが必要となってくるでしょう。
英単語の語彙を増やし、中学生レベルの文法がしっかりと身に付けば、それだけでもTOEIC 500~600点は目指せますので、まずは英単語と文法という英語の基礎をしっかりと勉強するのが肝心です。
2-④ TOEIC 400点は英検準2級レベル
TOEIC 400点は英検の等級に換算すると準2級レベルと言われています。
英検準2級は高校中級程度であり、高校を卒業していれば十分に合格できるレベルの英語力となります。
3.TOEIC 400点の平均年収はやばい?

TOEIC 400点レベルの人は、TOEICが高い人と比較すると年収が低い傾向にあることもデータから明らかとなっています。
3-① TOEICスコアと平均年収の相関性
日系転職版が調査した「大卒年収調査2023」のTOEICのスコアと平均演習の相関性を表すグラフをご参照ください。
スコア | 平均年収 |
900~990点 | 966.0万円 |
800~899点 | 845.1万円 |
700~799点 | 787.9万円 |
600~699点 | 732.5万円 |
500~599点 | 709.8万円 |
~499点 | 688.3万円 |
こちらの調査結果は「日経転職版の会員を対象にした大卒者」の平均年収なので、日本全体の平均年収である約450万円を大きく超える結果となっています。
ただし結果としては、499点以下で平均年収688.3万円である一方、スコアが上がるごとに平均年収も高くなり、900点台では966万円と278万円もの差が開いています。
3-② TOEIC 400点は平均年収が低い
同年代のTOEICスコア別の年収を表したデータも見てみましょう。
スコア | 20代 | 30代 | 40代40 | 50代 |
900~990点 | 530.9万円 | 811.3万円 | 1,047.6万円 | 1,387.5万円 |
800~899点 | 501.7万円 | 707.7万円 | 975.1万円 | 1,149.3万円 |
700~799点 | 482.6万円 | 655.6万円 | 875.6万円 | 1,120.1万円 |
600~699点 | 455.1万円 | 630.5万円 | 845.0万円 | 988.3万円 |
500~599点 | 431.4万円 | 597.3万円 | 772.2万円 | 940.3万円 |
~499点 | 436.2万円 | 567.3万円 | 733.6万円 | 910.3万円 |
たとえば30代の平均年収を見ると、800点台の平均年収は707.7万円である一方、500点以下の人は567.3万円と140万円の差が出ています。
平均年収の差は年代が上がるごとに開いていき、50代で900点台と500点以下の人の年収差は477万円と1.5倍の差が開いているのです。
3-③ 生涯年収が1億円以上差が開く可能性
20代の時点で900点台の人と500点以下の人が、そのままのスコアでキャリアを過ごした場合、退職金や年金などの福利厚生などを考慮すれば、生涯で得られる賃金の差は1億円~1億5千万円ほどの差が生まれるでしょう。
新卒採用や20代~30代の転職時に800~900点を持っていれば、年収が高い一部上場企業に就職できる可能性が高くなり、若いうちから年収1,000万円を突破してきます。30代後半~40代前半で課長以上の役職が付いたり、海外駐在に任命されたりすれば、軽く年収1,500万円を突破するでしょう。
逆にTOEIC 400点レベルの英語力の持ち主は大手企業に就職できなかったり、出世のタイミングが遅れたりして、同年代の平均年収と比べると最終的に450万円以上の格差が生まれる可能性があるのです。
もちろん、年収だけがキャリアの全てを決めるわけではありませんが、重要な要素の一つとしてTOEICのスコアが低い人は明確に平均年収が低くなることを覚えておきましょう。
4.TOEIC 400点の人が600点~700点を達成するのに必要な勉強時間

続いて、TOEIC 400点の人が600点や700点を達成するために必要な勉強時間について見ていきましょう。
4-① TOEIC 400点から600点までの勉強時間は約456時間
University Press(オックスフォード大学出版局)が、現在のスコアと目標スコアからおおよその学習時間を割り出した表を作成しています。
現在 スコア | 目標スコア | ||||||
350点 | 450点 | 550点 | 650点 | 750点 | 850点 | 950点 | |
250点 | 200時間 | 425時間 | 700時間 | 950時間 | 1,150時間 | 1,450時間 | 1,750時間 |
350点 | - | 225時間 | 450時間 | 700時間 | 950時間 | 1,225時間 | 1,550時間 |
450点 | - | - | 225時間 | 450時間 | 700時間 | 975時間 | 1,300時間 |
550点 | - | - | - | 225時間 | 450時間 | 725時間 | 1,050時間 |
650点 | - | - | - | - | 225時間 | 500時間 | 825時間 |
750点 | - | - | - | - | - | 275時間 | 600時間 |
850点 | - | - | - | - | - | - | 325時間 |
参照:A Teacher’s Guide to TOEIC L&R Test Preparing Your Students for Success
縦軸のCurrent score(現状スコア)と横軸のTarget score(目標スコア)の交差点が、あなたが目標スコアを達成するための勉強時間となります。
この表には400点が記載されていないので、現在スコア350点と450点を加重平均して整理した表が以下の通りです。
現在スコア | 勉強時間 |
600点 | 456時間 |
700点 | 700時間 |
800点 | 962時間 |
TOEIC 400点から日本人の平均スコア600点を目指す場合、約456時間の勉強が必要となります。
毎日1時間勉強しても1年半近くかかることから、TOEICのスコアを大きく伸ばすのにはそれなりの時間がかかることがわかりますね。
4-② TOEIC600点を最短で突破する勉強法
続いて、短期間でTOEIC600点を突破できるおすすめの勉強法をご紹介します。
基本的にTOEICの高スコアを取得する勉強法は、目標が600点でも700点でも800点でも変わりません。
スコアの伸びは「勉強時間」×「勉強効率」で決まるため、正しい勉強でTOEIC対策を実施すれば、後は継続して勉強することでスコアはしっかりと伸びていきます。
ただし、英語学習において現在のレベルに適した勉強をすることが非常に重要であるため、いきなり難易度が高いトレーニングに独学で挑戦しても挫折してしまう可能性が高いです。
詳細は以下の記事で解説していますので、ここでは簡単におすすめの勉強法をご紹介します。
-
TOEIC 600点を最短で突破する勉強方法を解説
2025/6/16
-
TOEIC 800点を最短で突破する勉強法を解説
2025/7/5
4-③ 基礎学習(英単語)
TOEICの高スコアを取得するには、基礎的な英単語の記憶量を増やす勉強が必要不可欠です。
単語を効率よく記憶するには「エビングハウスの忘却線」と「遅延効果」を踏まえて、1日に50語や100語などできるだけ多くの英単語を覚えて、毎日繰り返し覚えた単語を思い出すという暗記法が有効です。
忘れかけた記憶を思い出す時に強く脳に定着するため、頑張って覚えた大量の単語に毎日触れて忘れないようにするという勉強法がおすすめとなります。
4-④ 基礎学習(文法)
文法は「認知文法」と「パターンプラクティス」という勉強法が有効です。
文法の勉強法 | 詳細 |
認知文法 | 文法のルールの暗記ではなく、単語が持っている コアイメージを捉える勉強法 |
パターンプラクティス | 基本的な文法表現のパターン = 文法の型を 定着させるトレーニング |
一般的な文法の勉強は参考書を買って文法のルールと一つ一つ覚えていくやり方ですが、このような勉強では文法のルールを大量に覚える必要があったり、覚えていない文法や変則的な文法には対応できずに実力が伸びない可能性があります。
認知文法でコアイメージを定着させて、パターンプラクティスで文法の型を身に付けることで、文法の正確性と理解の瞬発性を高め、リーディング問題を解くスピードと精度が高まったり、リスニングの正確性が高くなり、TOEICのスコアアップに繋がります。
4-⑤ 基礎学習(発音)
リスニングを伸ばすのに重要な発音を身に付けるためには、まずは音声変化のルールを理解するのが肝心です。
内容 | 例 | |
音の連結 (リンキング) | 2つの音が繋がる | what I :「ワット アイ」 ⇒ 「ワッタイ」 |
音の同化 (アシミレーション) | 2つの音が繋がり、 音声変化する | want to:「ウォント トゥ」 ⇒ 「ワナ」 |
音の脱落 (リダクション) | 発音が省略される | good morning:「グッド モーニング」 ⇒ 「グッ モーニン」 |
フラップのt (ら行化) | tの音が「ラ行」や 「ダ行」に変化 | get out:「ゲット アウト」 ⇒ 「ゲッラウト」 |
弱形 | 弱く発音される | him:「ヒム」 ⇒ 「ィム」 |
このような音声変化のルールを把握して、音声変化した発音を身に付けることで、自然な発音の英語を聞き取れるようになります。
さらに、音声変化のルールを勉強した上で、聞き取れていない音声変化を発見する「ディクテーション」や音声変化を身に付ける「シャドーイング」のトレーニングが有効です。
4-⑥【コーチングがおすすめな理由①】言語習得論の専門家による指導
短期間で400点から600点を目指せる勉強法について解説してきましたが、結論として短期間でスコアを伸ばしたい場合はコーチングスクールの受講をおすすめします。
コーチングスクールとは、専属コンサルタントが丁寧に英語学習をサポートしてくれる最新型の英語スクールです。
コーチングスクールについて詳細を知りたい方はこちらの記事(【超本音で語る】英語コーチングおすすめ22社比較ランキング)も参考にしてみてください。
さて、前述の通りTOEICのスコアの伸びは「勉強時間」×「勉強効率」で決まります。
ご紹介した勉強法を実践することで「勉強効率」が上がるため、同じ時間勉強してもよりスコアの伸びが大きくなることが期待できますが、独学で「認知文法」「パターンプラクティス」「音声変化」などのトレーニングを実施することは難しいです。
これらのトレーニングは適切なタイミングで適切な方法で実施しなければ、あまり効果は期待できません。
たとえば、シャドーイングを独学で実施して間違った発音が身に付いてしまったり、認知文法で間違ったコアイメージを持ってしまうと、勉強しているのにスコアが伸びない可能性もあります。
独学では難しいトレーニングだからこそ、言語習得論の専門家が丁寧に指導してくれるスクールを受講することで、「勉強効率」を最大限に上げることができます。
4-⑦【コーチングがおすすめな理由②】課題の発見と解決
英語学習において重要なことの一つは、弱点や課題を発見して、弱点克服・課題解決のための英語学習を継続することです。
なんとなく効果がありそうだからと勉強法を取り入れて闇雲に勉強しても、自分が英語ができていない部分が解決されないとTOEICのスコアは伸びていきません。
コーチングスクールでは言語習得の専門的な知識があるコーチが弱点や課題を正確に分析して、適切な勉強法をアドバイスしてくれるため、常に正しい勉強をすることで短期間でもスコアを伸ばすことが可能になります。
4-⑧【コーチングがおすすめな理由③】英語を話せるようになる
TOEICはリーディングとリスニングの2技能のテストのため、多くの人はリーディングとリスニング対策を実施します。
もちろん、それでもスコアはある程度は伸びますが、最も効率が良い勉強法は先に英語の核を身に付け、リスニング・リーディング・スピーキング・ライティングの4技能のスキルを身に付けた上で、TOEICのスコアが自然に大幅に伸びることです。
たとえば、TOEIC対策おすすめ1位のLiberty English Academyは「グラマーテーブル」という英文法の核を習得してからTOEIC対策に移ることで、効率的なスコアアップを実現します。
おすすめ2位のENGLISH COMPANYも認知文法・英単語トレーニング・発音トレーニングなどの基礎を丁寧に実施することで、4技能全てが伸びる基礎を固めていきます。
結果として、これらのスクールではTOEICのスコアが伸びるだけでなく、英語を話せるようになる上でTOEICのスコアも伸びるという結果を出すことができます。
せっかく英語を勉強するのであれば、ただTOEICのスコアを伸ばすだけでなく、英語の総合力が身に付く環境で勉強をするのがおすすめです。
結局のところ、TOEICのスコアを伸ばすのは単なる目標であり、高スコアを取得して「ビジネスで活躍したい」「英語に関わる仕事に就きたい」「海外支店で働きたい」など目的を実現することが重要です。
TOEICの高スコアを取得して、満足したり自慢するだけでは全く価値がありません。
その先に英語を話せるようになって仕事で活躍したり、より経験豊かな人生を歩みたいという目的があるのですから、英語の総合的な実力が身に付くスクールを早めに受講することをおすすめしています。
5.TOEIC 400点でやばい人と感じている人におすすめのスクール

最後に短期間でスコアが伸びるおすすめの英語スクールをご紹介します。
これらのコーチングスクールは小手先の知識やテクニックでスコアを伸ばすのではなく、「英語が話せるようになるうえで、TOEICのスコアも大幅に伸びる」というコーチングやトレーニングを実施してくれます。
結果としてTOEIC 700~800点といった高スコアを取得できるだけでなく、実際に就職・転職・海外転勤などに成功した後も、英語に困らずにどんどんキャリアアップできる英語力が身に付きます。
気になるスクールがあれば、ぜひそれぞれ無料カウンセリングを受けてみてください。
各スクールのサービス内容や雰囲気を確認した上で、独学でTOEIC対策を進めるのか、格安のオンライン英会話を選ぶのか、コーチングを受けて英会話能力も一緒に身に付けるのか、自分に最も合うやり方でTOEIC対策を進めていきましょう。
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コーチング | 週1回 |
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コーチング・ トレーニング | 【パーソナルトレーニング】 90日間集中 :週2回×90分(計24回) 180日間集中:週1回×90分(計24回) 【セミパーソナル】 |
校舎 | 【東京】新宿・銀座・神田・恵比寿 【大阪】梅田 【兵庫】神戸 【京都】四条烏丸 |
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校舎 | 【東京】新宿・銀座・恵比寿 【大阪】梅田 |
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なお、2024年4月からTOEIC L&R TESTコースが一般教育訓練給付制度の対象講座に認定されたため、社会人は78,320円の給付金が支給されるようになりました。
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期間 | 2ヶ月 |
コーチング | 週1回 |
レッスン | 週2回 |
校舎 | 【東京】 六本木・東京丸の内・新宿三丁目 新宿南口・銀座・日本橋・品川 【神奈川】横浜 【愛知】 名古屋 【大阪】 梅田 【博多】 福岡天神 |
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週1回のコンサルティングで弱点や苦手分野を分析して、オリジナルの学習プランを作成。週2回の個人レッスンでは、英文法やシャドーイングを中心に本質的な英語力を身に付ける指導を実施します。
自主学習時間を1日3時間に設定し、正しい学習方法で必要な量の英語学習をすることにより、受講生は2ヶ月間で平均150点ものスコアアップを達成しています。
プログラムに自信があるからこそ、トライズは最大200点のスコアアップ保証制度を導入しています。
受講前のスコアに応じてスコアアップ目標が設定されており、修了時点で規定スコアに到達しなかった場合は無料で受講期間を1ヵ月延長することが可能です。
また、2025年4月よりTOEIC対策プログラムが一般教育訓練給付制度の対象となりましたので、74,976円の給付金が支給され、実質的に299,904円と割安価格で受講できるようになりました。
公式サイト
本気で英語を話したいなら「トライズ」
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5位 コスパ最強「マネーイングリッシュ」
入会金 | 無料 |
コース | ベーシックプラン プレミアムプラン |
料金 | 【ベーシックプラン】 月額:54,780円(6ヶ月契約) 月額:65,780円(単月契約) 【プレミアムプラン】 |
コーチング | ベーシックプラン:隔週×40分 プレミアムプラン:週2回×40分 |
レッスン | ベーシックプラン:週3回×40分+文法レッスン プレミアムプラン:週5回×40分+文法レッスン |
オンライン | オンライン完結 |
マネーイングリッシュは「英語で未来を強くする」という独自のコンセプトを持ち、英語を身に付けることで自分の価値と年収を上げ、未来をより豊かにすることを目標としています。
年収と英語力の相関性を指摘し、自己投資としての英語学習をサポートするなど現実的な視点を持っており、未来の人生も含めてサポートする意識をコーチ側も共有している点が大きな特徴と言えます。
基本のベーシックプランは入会金無料。隔週のコーチングと週3回のレッスンで月額54,7800円とコーチングスクールの中では最安の部類。
外国人講師によるマンツーマンレッスンで発音や文法を丁寧に学ぶほか、日本人講師による文法・語法のグループレッスンも毎週あり、基礎的なインプット学習を通して「使える英語の知識」を身に付けることが可能です。
日本人コンサルタントは豊富な英語学習経験や海外経験を持ち、採用条件の一つとしている発音はネイティブレベルという特徴もあります。さらに、外国人講師はフィリピンの老舗語学学校から優秀な人材を雇用しているので、講師の質も担保されています。
ちなみに、専属コンサルタントはモチベーションが上がるからと異性の方が付くことが多く、その辺りも含めて現実主義的で本当に裏表のないサービスを提供してくれます。
なお、TOEICコーチング専門のコースはありませんが、高い次元で英語の総合力を身に付けることでTOEICのスコアが伸びると公式サイトで明言していますので、安心して受講を検討してください。
公式サイト
【マネーイングリッシュ】
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6位 初心者に優しい「フラミンゴオンラインコーチング」
入会金 | 55,000円 |
コース | 試験対策コース |
料金・期間 | 4ヶ月:317,900円 8ヶ月:613,800円 年間:920,700円 |
コーチング | 週1回 |
レッスン | なし |
オンライン | オンライン完結 |
フラミンゴは初心者に非常におすすめの英語コーチングスクールです。
フラミンゴは優しく寄り添うコーチングを心掛けており、初心者でも取り組みやすい雰囲気を大切にしています。
TOEIC対策に熟知したバイリンガルの日本人が丁寧にTOEICの学習をサポートしてくれるので、TOEIC初心者でも安心してコンサルティングを受けることができるでしょう。
第二言語習得理論という科学的見地に基づいてカリキュラムを組んでくれるため、初心者でも効率的にスコアを伸ばすことが可能です。
とにかく初心者に優しいスクールですので、TOEIC初心者の方や専属コーチの丁寧なサポートを受けながら着実にスコアを伸ばしていきたい方におすすめです。
公式サイト
フラミンゴのオンライン英語学習コーチング「FOC」
\無料カウンセリング実施中/
予算重視なら「スタディサプリENGLISH パーソナルコーチプラン」
入会金 | 無料 |
コース | パーソナルコーチプラン |
料金・期間 | 3ヶ月: 74.800円 6ヶ月:107,800円 |
コーチング | 週1回 |
レッスン | なし |
オンライン | オンライン完結 |
スタディサプリENGLISHは、英語学習アプリをベースに様々なプランを提供している英語スクールです。
日常英会話・TOEIC対策・ビジネス英語など複数のコースを展開している中、パーソナルコーチングプランはTOEIC対策に特化。コーチングや教材はTOEIC対策専用となるので、TOEICのスコアを上げたい方には間違いないサービスとなります。
特色はアプリをベースにしているため受講料が安いこと。6ヶ月プランは月額17,966円と格安なので、できるだけ予算を抑えたい方におすすめです。
コーチ陣はTOEIC満点取得者やTESOL(英語教授法)修了者など、英語指導の実績も豊富。
その知見を活かしてスコアアップのコツはもちろん、本質的な英語をアドバイスしてくれるので、実力が着実に伸びるプログラムです。チャットツールを通して専属コーチが毎日サポートしてくれるので、日々の学習の質問や疑問をすぐに解消できるのも魅力となります。
TOEIC対策の内容が充実したアプリに加えて、本番形式の実践問題集と人気講師による講義テキスト計8冊を使用して学習することができ、オリジナル教材も魅力的。
7日間無料体験サービスが実施中なので、興味がある方は無料体験でパーソナルコーチングプランを試してみましょう。
公式サイト
業界初・オンライン特化型コーチ スタディサプリENGLISH
\7日間の無料体験実施中/
6.まとめ:TOEIC 400点はやばいレベル
当記事では、TOEIC 400点はやばいのか、400点の英語レベルについて解説してきました。
TOEICの高スコアを取得するためには、英語が苦手な原因の分析と解決するための最適な学習を継続することが大切です。
そのような効果的なトレーニングは独学ではなかなか難しいため、短期間で確実に英語の実力を身に付けてスコアを伸ばしたい方は、ぜひコーチングスクールの受講を検討してみてくださいね。
受講料金が高いスクールも多いですが、なにより大切なのはあなたがTOEICの高スコアを取得して、あなたの理想や目標を達成することです。
せっかく英語を勉強する気持ちがあるのですから、最高の環境で最高の結果を出しましょう。