トライズ（TORAIZ）のレッスンプラン・レッスン時間について解説

こんにちは。

当記事では、トライズ（TORAIZ）のレッスン時間について解説していきます。

トライズは公式サイトで英語を話せるようになるために1年間で1,000時間の英語学習が必要と明言しています。

この1,000時間の勉強を達成するためには、トライズのプライベートレッスン・グループレッスンを受けつつ自主学習も進めていく必要がありますが、トライズのプランは少し複雑でどのプランでどれほどのレッスンを受けられるのか分かりづらい部分があります。

そこで、実際にトライズを受講した時のイメージができるよう、トライズの一番人気のスピーキング本科のレッスン時間を中心に詳しく解説していきますので、トライズに興味がある方はぜひ当記事を参考にしてみてください。

　　　　　　

１．TORAIZ（トライズ）の概要・基本料金

　

トライズは日本人の専属コンサルタントとネイティブの専属コーチの複数人体制で英語学習サポートしてくれるコーチングスクールです。

　

1-①　トライズの概要

トライズは2024年に専門家が選ぶ「英会話完全ガイド2024」でコーチング部門で1位を獲得し、丁寧な英語学習サポートが評価されている英語コーチングスクールです。

一般的な英会話教室の最大の違いは、専属コンサルタントが学習プランの作成や日々の勉強内容のアドバイスなど自主学習の質を高めてくれるコーチングを実施してくれることにあります。

ビジネスで通用する英会話力を身に付けるなど高い目標を効率よく達成するプランを提案してくれるため、しっかりと結果を出すことが可能です。

最も人気のプログラムはスピーキング本科の1年コースで、1日3時間・1年間で1,000時間の英語学習を通して、本物の英語力を身に付けることを目指します。

受講生に求める勉強量はコーチングスクールの中でも非常に多いですが、継続率は91.6%と高い実績を維持。

専属コンサルタントのサポートと実力が向上しているという実感がモチベーションを高め、挫折することなく目標を達成できるおすすめの英語コーチングスクールです。

　

1-②　トライズの基本情報・料金体系

トライズの公式サイトに掲載されている基本情報は以下の通りです。

　　

　　

トライズは2025年時点で東京を中心に11ヶ所に教室がありますが、オンライン完結での受講も対応しています。

　

公式サイト

本気で英語を話したいなら「トライズ」

　　

　　　　

２．トライズ（TORAIZ）はレッスン回数により料金プランが異なる

　

トライズのスピーキング本科のレッスンプランを詳しくご紹介します。

なお、2025年1月時点での料金表を基にしており多少の変更があるかもしれませんので、最新料金は公式サイトをチェックしてみてくださいね。

　

2-①　公式サイトの料金表は固定レッスン0回のプラン

公式サイトのスピーキング本科の料金は「3ヶ月432,900円」「6ヶ月607,300円」「12ヶ月986,100円」と記載されていますが、こちらは固定レッスン0回で隔週のコーチングのみのアソシエートプランの料金体系です。

ネイティブコーチのレッスンを受ける場合は異なるプランを選ぶ必要がありますので、実際に無料カウンセリングを受けた際に具体的に教えてもらえる内容をご紹介します。

　

2-②　スピーキング本科の3つのプラン

トライズはレッスン0回のアソシエートプランの他に、レッスン週3回の「プロフェッショナルプラン」とレッスン週5回の「マスタープラン」のがあります。

　

　

トライズの受講生の多くは「プロフェッショナルプラン」を選択しており、週3回のレッスンと隔週のコーチングで勉強を進めていくのがスピーキング本科の基本スタイルとなります。

　

2-③　プライベートレッスンとグループレッスンの回数を選択

プロフェッショナルプランはレッスン週3回で、「プライベートレッスン週3回」又は「プライベートレッスン週2回とグループレッスン週1回」のどちらかを選択できます。

マスタープランはレッスン週5回で「プライベートレッスン週5回」か「プライベートレッスン週4回とグループレッスン週1回」のどちらかを選択できます。

プライベートレッスンは25分ですが講師と1対1で受講でき、グループレッスンは2～4人程度のグループで50分のレッスンを実施します。

徹底的にマンツーマンレッスンを受けたい場合はプライベート、他の人と話す時間を作りたい方は週1回のグループレッスンを取り入れるのがおすすめです。

　

2-④　フリートークグループレッスンは受け放題

トライズではフリートークグループレッスンも開講しており、どのプランを選んでも受け放題となります。

前述のプライべートレッスンやグループレッスンのように講師から英語を学ぶレッスンではありませんが、アウトプットの機会を増やしたい時や実践練習の場として活用することが可能です。

　

2-⑤　スピーキング本科のプランごとの料金表

前述の通り、トライズの公式サイトにはプロフェッショナルプランとマスタープランの料金が記載されていません。

そこで、スピーキング本科の全プランの料金表を載せておきますので参考にしてください。

　　

　　

こちらの金額は、トライズの月ごとの特別割引価格を反映した料金です。

プロフェッショナルプランには3ヶ月コースがないのでご注意ください。

なお、プロフェッショナルコースは一般教育訓練給付制度を利用できるため、社会人2年目以上の方（雇用保険に1年以上加入している方）は10万円の給付金が支給されます。

制度を利用するにあたって事前の手続きは必要ありませんが、トライズ側が修了後に書類を準備する必要があるため、無料カウンセリングを受ける際に制度の利用について確認しておくのがおすすめです。

　　　

公式サイト

本気で英語を話したいなら「トライズ」

　　

　　　　

３．トライズ（TORAIZ）のレッスン時間について

　

続いて、トライズのレッスン時間について具体的に見ていきましょう。

トライズにはアソシエート・プロフェッショナル・マスターの3種類のプランがありますので、それぞれのプラン毎のレッスン時間を解説していきます。

　

3-①　アソシエートのレッスン時間

アソシエートは隔週のコーチングのみで固定レッスンがありません。

フリートークグループレッスンは受け放題ですが、トライズの1日3時間の勉強内容にはフリートークグループレッスンは含まれておらず、特に最初の方はトライズが設定する1日3時間の勉強をこなすだけで精一杯だと思います。

したがって、アソシエートを選択した場合のレッスン時間は基本的にはゼロです。

シャドーイング・瞬間英作文・音読・多読など、専属コンサルタントの指導に従って自主学習で1年間で1,000時間の勉強を目指します。

レッスンがない分受講料金が安くなりますが、アウトプットの機会を確保できないというデメリットに注意しましょう。

　

3-②　プロフェッショナルのレッスン時間

一番人気のプロフェッショナルを選択した場合、週3回のレッスンと自主学習の両輪でバランスよく英語学習を進めていくことになります。

プライベートレッスンのみのパターンと、プライベートレッスンとグループレッスンを組み合わせたパターンの2つがあり、どちらを選ぶかでレッスン時間が変わってきます。

　

　

トライズは1年間で1,000時間の勉強時間を達成するため、1日3時間の勉強を目安にします。

1日3時間の勉強をすると12ヶ月で約1,080時間の勉強量となりますが、アソシエートのレッスン時間は60～80時間です。

つまり、プロフェッショナルを選んだとしても、トライズでは基本的に自主学習メインで勉強していくことになります。

　

3-③　マスターのレッスン時間

最後に週5回レッスンを実施するマスターのレッスン時間について見ていきましょう。

　

　

マスターの場合、12ヶ月で約1,080時間の勉強量のうち、レッスン時間は100時間～120時間となります。

マスターでも1年間で1,000時間の勉強の9割は自主学習で進めていき、残りの1割がレッスン時間であることが分かります。

レッスン時間が少ないと感じる方もいるかもしれませんが、一般的な英会話教室も週1回×40分～50分のレッスンを実施するため、レッスンの総量自体は変わりません。

トライズの本質は、英語を話せるようになる上で欠かせない自主学習の質を最大限に高めるコーチングであり、トライズを受講することで自分一人でも勉強する力が身に付くことから、多くの受講生が1年間で英語を話せるようになるというプログラムとなっています。

　

公式サイト

本気で英語を話したいなら「トライズ」

　　

　　　　

４．トライズ（TORAIZ）のレッスン内容

　

続いて、トライズのレッスン内容を解説します。

　

4-①　プログレスチェック

トライズのサービスは「日本人専属コンサルタントのコーチング」と「ネイティブコーチの英会話レッスン」の大きく2つに分類できます。

アソシエート・プロフェッショナル・マスターの全プランにおいて、専属コンサルタントによるコーチングがメインで英語学習に取り組みます。

隔週でプログレスチェックと呼ばれる面談を実施し「勉強した内容が定着しているか」「正しい方法でトレーニングを実施できているか」「勉強を進めるうちに新たに出てくる課題はなにか」といった確認を細かくしてくれます。

プログレスチェックの度に前の2週間の内容が定着しているかテストし、問題なければ次の勉強範囲に移行することで段階的なレベルアップが期待できます。

　

4-②　プログレスチェックのテストの内容

プログレスチェックでは、主にリスニングとスピーキングの小テストを実施します。

トライズのリスニングテストは、コンサルタントの目の前でシャドーイングを行います。

イヤホンから流れてくる英語を聞きながらその場で復唱し、発音・リズム・イントネーション・アクセントなどが正確か専属コンサルタントが丁寧にチェックしてくれます。

聞き取れていない細かい発音や間違っているイントネーションなどを細かく指摘し、シャドーイングの正しいやり方を指導してくれるため、自分自身の弱点を理解してから次のステップに進むことが可能です。

スピーキングテストは、フレーズを暗記して正確に読み上げます。

隔週で行われる小テストをクリアすると、その分だけ英語が身に付いた実感があるはずです。

このような定期面談を6ヶ月～1年かけて行うことで、英語を聞き取る力と話す力を養っていくのがトライズの基本的な学習スタイルです。

　

4-③　トライズのプライベートレッスン①テーマトーク

ネイティブとマンツーマンで実施するプライベートレッスンは、レッスン毎に予めトピックが設定されています。

そのトピックについて自分の意見を述べたり、コーチからの質問に答えたりするテーマトークが基本的なレッスン内容です。

レッスン前日までにコーチから次のレッスンのトピックが送られてくるので、専属コンサルタントが作成してくれる学習計画の「レッスン予習時間」で、事前に自分の考えをまとめておくことが大切です。

基本的にはコーチから話を振ってくれますが、単純な一問一答では会話が広がらないため、「関連テーマを調べておく」「コーチへの質問を考えておく」など、トピックを深堀りする意識を持って予習を行うとより充実したレッスンとなるでしょう。

　

4-④　トライズのプライベートレッスン②小雑談

レッスンを開始してすぐにテーマトークをするのではなく、「今日は何をしていた？」「仕事の調子はどうだった？」など、リラックスしてレッスンに臨めるようにちょっとした雑談から始めてくれます。

ただし、講師の質問に対して毎回同じ返しをしていると表現力が広がらないので、事前に雑談内容を用意しておいたり、前とは違う表現を使って回答する意識を持つのがおすすめです。

短い時間ではありますが、週3回のレッスンを1年間受講すれば144回のレッスンを実施するため、毎回の雑談を有意義なものにすることで英語コミュニケーション能力は間違いなく向上するでしょう。

　

4-⑤　トライズのグループレッスンの内容

グループレッスンはZoomを利用したオンラインで担当のネイティブコーチ1人と最大4人の受講生でレッスンを実施します。

メンバーのレベルに差が出ないようVERSANTの点数が同じくらいの受講生が集まるので、他の受講生のレベルが高くて物怖じしてしまったり、逆に周りのレベルが低くて不満があるといったことは起こらないようにセッティングしてくれます。

内容はプライベートレッスンと同じくテーマトークで、質問に対してコンサルタントに指名された人が自分の考えを答え、その考えに対する補足や反対意見を出す形でディスカッションを進めていきます。

　

4-⑥　トライズのグループレッスンのメリット

グループレッスンを選ぶメリットは、他の人が使う表現を参考にできたり、他の受講生がいることから緊張感が高まるので予習をしっかりしようとモチベーションが高まる点にあります。

特に英語学習の初めは表現のバリエーションが少なく、例えば「私は考えます」と言いたい場合、「I think」と1つの表現ばかり使ってしまう人が非常に多いです。

ですが、実際は「suppose」「from my perspective」「to my mind」「in my opinion」と様々な表現があります。

ネイティブは同じ表現を何度も使うことに違和感を覚えてしまうため、グループレッスンで他の人の表現を学ぶことで、より自然な会話ができるようになります。

担当コーチがディスカッションの最中に使える表現やイディオムをZoomのチャットにタイピングしてくれるので、その場でどんどん新しい表現を学べるのもポイントです。

　

4-⑦　プライベートレッスンとマンツーマンレッスンのどちらを選ぶか

プロフェッショナルとマスターではプライベートかグループを選択できますが、プライベートは25分と短いものの、1対1でレッスンを実施することから英語を話す時間を最大化することができます。

自主学習で学んだ知識をアウトプットして定着させるためには、プライベートの方がおすすめと言えます。

一方、グループレッスンはより実践的なディスカッションを行えるため、実際の会議や商談に慣れることができるメリットもあります。

基本的には初心者～初級者の方はプライベートで自分専用のレッスンを受け、中級者以上の方はグループレッスンを取り入れるのがおすすめですが、人によって好みもありますので、無料カウンセリングの際にコンサルタントと相談するようにしましょう。

　

公式サイト

本気で英語を話したいなら「トライズ」

　　

　　　　

５．トライズ（TORAIZ）の英会話レッスン特化コース

　

ここまでトライズのスピーキング本科のレッスン形態についてご紹介してきましたが、トライズにはレッスンに特化したプランである「英会話レッスン特化コース」があります。

　　

5-①　英会話レッスン特化コースの特徴

英会話レッスン特化コースは、専属コンサルタントのサポートを最小限に抑えたプランです。

イメージとしては、スピーキング本科のプロフェッショナルとマスターから隔週のプログレスチェックを省いて、英会話レッスンに特化したプランとなります。

コーチングがほぼなくなりますが、月額制で好きな期間受講できるため、短期集中でアウトプットの機会を増やしたい方におすすめのコースと言えるでしょう。

　

5-②　英会話レッスン特化コースの詳細

英会話レッスン特化コースの詳細は次の通りです。

　　　

　

スピーキング本科とは異なり、英会話レッスン特化コースは月額制です。

隔週のプログレスチェックはありませんが、月1回専属コンサルタントと学習相談を実施し、要望などを伝えることができます。

　

5-③　英会話レッスン特化コースの月額は高め

英会話レッスンに特化したコースということで受講料金が安くなりそうですが、実はスピーキング本科よりも月額料金自体が高くなる場合があります。

　

　

受講料が最も安いのは、レッスン週3回のプロフェッショナルで教育訓練給付金を利用した場合で、6ヶ月なら月額115,216円、12ヶ月なら月額104,091円と、どちらも英会話レッスン特化コースの月額118,800円よりも安くなります。

ある程度は長期的に受講する可能性がある場合は、コーチング込みのプロフェショナルコースの方がリーズナブルなので、受講する期間やレッスン回数に応じてお得なコースを選択するようにしましょう。

　　

公式サイト

本気で英語を話したいなら「トライズ」

　　

　　　

６．スピーキング本科以外のレッスンプランについて

　

トライズにはスピーキング本科や英会話レッスン特化コース以外にも様々なプランが用意されています。

最後に簡単に他のコースのレッスンについてもご紹介します。

　

6-①　TOEIC対策プログラムのレッスンプラン

TOEIC対策プログラムは2ヶ月プランのみで、週2回のプライベートレッスンと受け放題のフリートークグループレッスンを受けられます。

スピーキング本科のようにグループレッスンは選択できないので、全てプライベートレッスンでTOEIC対策を進めていきます。

　

6-②　スキル特化コースのレッスンプラン

トライズには「ゼロから始める英語初心者」「ビジネス上級英語」「TOEFL対策」「IELTS対策」「英語プレゼン特化」「実践ファシリテーション」「インターナショナルスクール対策」「ワーホリ準備英語」といったスキル特化コースがあります。

こちらのコースは全て料金体系やレッスン形態がスピーキング本科のプロフェッショナルと同じとなります。

スキル特化コースの料金は公式サイトで「3ヶ月499,900円」「6ヶ月791,300円」「12ヶ月1,349,100円」と記載されていますが、こちらがスピーキング本科の週3回のレッスンプランであるプロフェッショナルプランの料金と同額です。

　

７．まとめ：トライズ（TORAIZ）のレッスンで本質的な英語を身に付けよう

　

当記事ではトライズのレッスン時間について解説いたしました。

トライズは英語コーチングスクールの中でも、インプット学習とアウトプット学習のバランスが優れたスクールです。

1日3時間の英語学習を継続するのが大変かもしれませんが、せっかく英語を勉強したいという気持ちがあるのであれば、最高の環境で最高の結果を出しましょう。

トライズが気になる方は、ぜひ無料カウンセリングを受けてみて、トライズのサービス内容や雰囲気を確かめてみてくださいね。

　　

公式サイト

本気で英語を話したいなら「トライズ」