こんにちは。
当記事では、日本にいながら英語ペラペラまで何年かかるか解説し、留学なしでもペラペラになる方法をご紹介します。
結論として、日本にいながら英語ペラペラを短期間で目指す場合は英語コーチングスクールの受講をおすすめします。
コーチングスクールは受講生一人ひとりに英語指導のプロが専属コンサルタントとしてつき、目標達成までのロードマップを作成して丁寧に英語学習をサポートしてくれるサービスです。
英語を話せない状態から英語ペラペラを目指す場合、適切な勉強を実施した上で最低でも1年~2年ほどかかります。
独学で間違った勉強法を実践するだけでは、どれだけ勉強しても3年も4年も時間がかかる可能性が高いため、最初にコーチングサービスを利用して正しい勉強法を身に付けることが非常に有効です。
この記事では、日本にいながら英語ペラペラを目指すことができるおすすめスクールもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.英語ペラペラの基準について
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2025/11/30
まずは英語ペラペラの基準について確認しましょう。
1-① 英語ペラペラの基準を明確にする
英語ペラペラと言っても、人によってイメージする英語レベルが異なります。
翻訳や同時通訳が可能であり、ネイティブに近いレベルを想像している方もいれば、仕事で通用する程度のレベルを想像している方もいると思いますが、ネイティブレベルと仕事で通用するレベルでは必要な勉強時間が年単位で変わってくるでしょう。
そのため、最初に目標とするレベルを明確にするために、英語ペラペラの基準を明確にすることが大切です。
客観的な英語ペラペラの基準としては、英検・TOEFL・IELTS・VERSANT・CEFRなどのスピーキングを測定する資格試験のスコアを目標にするのが分かりやすいです。
目標レベルが明確であれば、どのような勉強がどの程度必要なのかがわかり、英語ペラペラになるまで何年かかるかもイメージしやすくなります。
1-② 英語ペラペラの基準がネイティブレベルはやめる
もちろん最終的なレベルは何不自由なく英語を話せるネイティブレベルを目指すのも良いと思いますが、現段階で英語が話せない人がいきなりネイティブレベルを目指すのは避けるのが無難です。
最初から現状とかけ離れた目標を掲げると、たいていの場合は目標が遠すぎてモチベーションが下がってしまい、英語学習に挫折する可能性が高いです。
同時通訳者や翻訳家など日本人としてトップレベルの英語力を持つ人が就く職業を目指すのであれば話は別ですが、おそらく大半の人は仕事で海外の取引先の人たちと商談や雑談などで問題なく意思疎通ができるレベルが現実的な目標ではないでしょうか。
ネイテイブのような自然な発音や流暢さを習得する必要はなく、少なくとも自分が関わる業務や仕事上の話でコミュニケーションができる英会話力が身に付けば、英語力で悩むこともなくなり、自身を持って英語を使う仕事などに取り組むことができるはずです。
1-③ 英語ペラペラの目標設定をする
前述のとおり、同時通訳者や翻訳家などの高度な英語力が必要な職業を目指している人以外であれば、自分が関わる仕事や自分の専門分野の範囲で問題なくコミュニケーションができるレベルの英語力をまずは当面の目標に設定するのがおすすめです。
そのレベルに達した時に更に英語力を伸ばしたいのであれば英語学習を続ければ良いので、まずは現実的な範囲での英語ペラペラを目標レベルにしてみましょう。
ここから具体的にご紹介していきますが、自分に関わる範囲での英語コミュニケーションができるレベルであれば、英語を話せない段階からでも1年で目指すことが可能です。
1-④ 英語ペラペラの具体的な指標
続いて、英語ペラペラの具体的な指標を確認しましょう。
以下の表は文部科学省が公表している英語レベルの比較表です。
| CEFR | TOEIC | 英検 | TOEFL | IELTS |
| C2 | - | - | - | 8.5-9.0 |
| C1 | 945点~ | 1級 | 95-120点 | 7.0-8.0 |
| B2 | 785~940点 | 準1級 | 72-94点 | 5.5-6.5 |
| B1 | 550~780点 | 2級 | 42-71点 | 4.0-5.0 |
| A2 | 225~545点 | 準2級 | - | 3.0 |
| A1 | 120~220点 | 3-5級 | - | 2.0 |
(参考:試験団体のデータによるCEFRとの対照表)
この表だけだと分かりづらいため、詳細を見ていきましょう。
1-⑤ 英語ペラペラの基準(CEFR)
CEFRは非母国語の人の英語力がどれくらいのレベルにあるのか習熟度を示す国際的な指標です。
TOEICや英検は日本で開発され、TOEFLはアメリカで開発され、IELTSはイギリスで開発されているため、今まではスコアを客観的に比較するのが難しいという問題がありました。
そこで様々な英語試験を統一された基準で比較するための指標としてCEFRが開発されたという経緯があります。
CEFRは英会話力をA1~C2の6段階に分類していますので、ここでは簡単に各レベルの英語の運用能力をご紹介します。
| CEFR | レベル | 詳細 |
| C2 | 最上級 | 非ネイテイブとして完全に英語を習得しており、どのような話題でも 自然で流暢かつ正確に自分の考えを伝えることができる |
| C1 | 上級 | 専門的な内容も含めてほぼ完全に英語を理解することができ、 流暢で正確に自己表現することができる |
| B2 | 中上級 | 自分の専門分野であれば流暢かつ自然に意見交換が可能であり、 ネイテイブ相手でも緊張せずにコミュニケーションができる |
| B1 | 中級 | 身の回りの内容であれば意見を伝えることができ、 情報交換をするなど社交的な会話ができる |
| A2 | 基礎 | 日常的な表現や簡単な言い回しで簡単な意見交換ができる |
| A1 | 初級 | 身近な内容について簡単な受け答えがでKる |
こちらの表は簡潔に内容をまとめておりますので、正確な情報を知りたい方はこちらの文部科学省の表(各資格・検定試験とCEFRとの対照表)をご参照ください。
1-⑥ 英語ペラペラはCEFR B2が目安
CEFR C2は非母国語として英語を学ぶ人の中では最高レベルの英会話力であり、1年や2年で到達するレベルでは到底ありません。
CEFR C1も上級レベルに分類され、英検1級・TOEFL 100点・IELTS 7.0と海外の難関大学に留学できる英語レベルであり、専門的でアカデミックな講義を問題なく理解できたり、ネイティブと活発に議論ができるレベルとなります。
CEFR C1やC2は幅広い専門分野において英語ペラペラと評価されるレベルであるため、英語が話せない段階でいきなり目指すのは非常に難しいのが現実的と言えます。
1-⑦ CEFR C1/C2は難しい
CEFR C2は非母国語として英語を学ぶ人の中では最高レベルの英会話力であり、1年や2年で到達するレベルでは到底ありません。
CEFR C1も上級レベルに分類され、英検1級・TOEFL 100点・IELTS 7.0と海外の難関大学に留学できる英語レベルであり、専門的でアカデミックな講義を問題なく理解できたり、ネイティブと活発に議論ができるレベルとなります。
CEFR C1やC2は幅広い専門分野において英語ペラペラと評価されるレベルであるため、英語が話せない段階でいきなり目指すのは非常に難しいのが現実的と言えます。
1-⑧ 英語ペラペラはCEFR B2が目安
CEFR B2は自分の仕事や自分にまつわる専門分野に限れば、ネイテイブとも問題なくコミュニケーションできるレベルです。
もちろん、CEFR B2でも英語が話せない段階から目指すのであれば多くの勉強時間が必要ですが、適切な勉強を実施すれば現実的に手が届くレベルの英会話力です。
CEFR B2に到達すれば、少なくとも日常的な生活や業務においては英語ペラペラであると評価され、普段の仕事で英語が話せないで悩むこともなくなるでしょう。
現時点で英語が話せない方は、まずは現実的な目標としてCEFR B2レベルの到達を目標にするのがおすすめです。
1-⑨ TOEICのスコアは参考に留める
ここまでCEFRを英会話力の指標としてご紹介してきましたが、日本で主に使われる指標はTOEICであることから、TOEICの勉強を優先的にしている方も多いと思います。
実際、TOEICのスコアは就職や転職の際に重視され、キャリアアップのために高スコアの取得を目指すのは非常に大切です。
しかし、TOEICはあくまでリーディングとリスニングを測定するテストであり、TOEICの高スコアを取得したからと言って英語コミュニケーション能力が飛躍的に向上するわけではありません。
TOEIC 900点台の高スコア保持者でもCEFR A2で英語があまり話せない人も多いので、TOEICはあくまで参考程度に留め、英語コミュニケーション能力の指標となるCEFRやTOEFL・IELTSのスピーキングセクションのスコアを目標にするのがおすすめです。
2.日本にいながら英語ペラペラまで何年かかる?

次に、日本にいながら英語ペラペラまで具体的に何年かかるか見ていきましょう。
2-① 英語ペラペラに必要な勉強総時間(CEFR基準・欧州)
ケンブリッジ大学が公表している英語の習熟度と学習時間の関係性を示すデータによると、CEFRの各レベルに到達するために次の学習時間が必要とされています。
| CEFR | レベル | 学習時間 |
| C2 | Proficiency | 1,000 ~ 1,200時間 |
| C1 | Advanced | 700 ~ 800時間 |
| B2 | First | 500 ~ 600時間 |
| B1 | Preliminary | 350 ~ 400時間 |
| A2 | Key | 180 ~ 200時間 |
| A1 | Movers | 90 ~100時間 |
(参考:Guided learning hours – Cambridge English Support Site)
ただし、ケンブリッジ大学の指標は英語と近い言語が母国語の欧州出身の人を基準にしており、英語と言語のルーツが異なる日本人は上記の表の3.7倍の勉強時間が必要とされています。
2-② 英語ペラペラに必要な勉強総時間(CEFR基準・日本)
上記の表の勉強時間を3.7倍すると、日本人が英語ペラペラまで何年かかるか目安となる時間が算出できます。
| CEFR | レベル | 学習時間 |
| C2 | Proficiency | 3,700 ~ 4,440時間 |
| C1 | Advanced | 2,590 ~ 2,960時間 |
| B2 | First | 1,850 ~ 2,220時間 |
| B1 | Preliminary | 1,295 ~ 1,480時間 |
| A2 | Key | 666 ~ 740時間 |
| A1 | Movers | 333 ~370時間 |
仕事で問題なくコミュニケーションができるレベルのCEFR B2を目標とする場合、1,850時間~2,220時間の勉強が必要であることが示されています。
2-③ 英語ペラペラに必要な期間を算出
次に英語ペラペラの目標となるCEFR C2、C1、B2に達する目安の勉強時間を1日あたりの勉強時間で割って、目標達成に必要な期間を算出します。
なお、一般的に日本人は学生時代に約1,200時間の英語学習をすると言われておりますので、上記の表から1,200時間を差し引いて算出した勉強時間が、大人が英語を話せるようになるのに必要な勉強時間となります。
| CEFR | 総学習時間 | 1日1時間 | 1日2時間 | 1日3時間 |
| C2 | 2,500~3,240時間 | 2,500~3,240日 (7~9年) | 1,250~1,620日 (3.5~4.5年) | 833~1,080日 (2~3年) |
| C1 | 1,390~1,760時間 | 1,390~1,760日 (4~5年) | 695 ~ 840日 (2~2.5年) | 463~586日 (1.5年) |
| B2 | 650~1,020時間 | 650~1,020日 (2~3年) | 325~510日 (1~1.5年) | 216~340日 (0.5~1年) |
上記の表を参考にすると、CEFR B2に到達するためには毎日1時間の勉強を続けて2~3年、毎日2時間で1~1年半、毎日3時間で半年~1年ほどの期間が必要であることが分かります。
毎日3時間の勉強を1年ほど続けて「現実的な範囲での英語ペラペラ」に到達すると考えると、妥当な期間だと感じるのではないでしょうか。
2-④ 英語ペラペラに必要な時間(FSI調査)
アメリカ国務省附属機関(The Foreign Service Institute)の調査において、アメリカ人にとって日本語は習得最難関レベルの「super-hard languages」と認定されています。
英語話者にとって日本語が習得最難関であることは言語構造の根本的な違いに起因しているため、逆に日本語話者にとっても英語が習得最難関であることに他なりません。
FSIの調査において英語話者は、正しい日本語教育を受けることを前提に2,200時間の勉強時間が必要と指摘しています。
2,200時間から学生時代の勉強時間の1,200時間を差し引くと1,000時間となり、ケンブリッジ大学の表と同じく毎日3時間の勉強を1年間継続することで英語が話せるようになることが示されています。
なお、この調査において重要なのはしっかりとした日本語教育を受けて2,200時間の勉強が必要であるという点です。
独学などで非効率的な勉強を実施する場合、更に長い勉強時間がかかることも併せて指摘されていることから、英語を話せるようになるためには正しい英語の勉強を継続することが重要であることがわかります。
2-⑤ 英語ペラペラに必要な時間(徳島大学の研究)
日本でも英語がペラペラになるために必要な勉強時間の研究が実施されています。
徳島大学国際センターの論文(日本人の英語学習時間について)では、大学卒業後にCEFR C1に到達するためには1,675時間の勉強が必要であり、B2に到達するためには935時間の勉強が必要であることが示されています。
こちらの研究でもやはりCEFR B2レベルに到達するために約1,000時間の勉強が必要とされています。
以上のケンブリッジ大学・FSI・徳島大学の3つの調査から、ビジネスで通用する英語コミュニケーション能力を身に付けるためには毎日3時間の勉強をして約1年かかるというのが現実的な目安と言えるでしょう。
3.日本にいながら英語ペラペラになる鍵は勉強の習慣化

ここまで、自分が関わる仕事で通用するレベルでの英語ペラペラに到達するためには毎日3時間の勉強を継続して約1年かかることがわかりました。
これがたとえば1日2時間の勉強であれば1年半以上の期間が必要になったり、毎日勉強を続けることができなければ期間がもっと伸びることから、日本にいながらできるだけ短い期間で英語ペラペラになるには勉強の習慣化が非常に大切であると言えます。
3-① 1日1時間~3時間の勉強が目安
留学するなどして周りが全て英語という環境で毎日過ごせない以上、日本で英語ペラペラになるためには机に向かって毎日1~3時間の勉強が必要になってきます。
ただし1日1時間では英語ペラペラになるために2年~3年は必要になることから、できれば毎日2時間や3時間の勉強を目安に続けることが大切です。
3-② 集中して正しい勉強を継続
英語がペラペラになるためにはただ勉強時間を確保するだけでは不十分です。
アメリカのFSIに調査の通り、闇雲に勉強をするだけでは目標達成までの期間が延びてしまうため、正しい英語学習に継続して取り組む必要があります。
特に英語が話せない人は自分に必要な正しい英語学習を実践できないことから英語ペラペラにならずに挫折してしまうことも多いです。
そのため、後ほどご紹介しますが英語コーチングなどを利用して正しい勉強をサポートしてくれるサービスを利用するのがおすすめです。
3-③ 定期的に試験を受けて現状確認
英語の成長具合を確認するために、定期的に試験を受けて現状位置を確認することもモチベアップに繋がるのでおすすめです。
スピーキングの試験はTOEFLやIELTSなどの4技能試験のほか、Versantと呼ばれる実践的な英語コミュニケーション能力を測定する試験があります。
Versantは近年では様々な英語スクールでスピーキングの実力チェックに採用されており、5,400円程度で受験できることから比較的安価にスピーキング能力を確認することが可能です。
1年間英語を勉強するだけではモチベを維持するのが難しいかもしれませんが、定期的にテストを受けて学習効果を数字として可視化できるようになると、スコアの伸びが英語力の伸びとして実感できるでしょう。
3-④ 目標達成まで伴走してくれるコーチングサポート
一人で毎日2~3時間の勉強を正しい方法で継続するのは難しいと感じる方も多いと思います。
ただ勉強に取り組むだけであればまだ可能かもしれませんが、それが適切な勉強の継続になると途端に難しく、何ヶ月も勉強しても学習効果が表れないと挫折してしまう可能性が高いです。
そこでコーチングサービスを利用して専属コーチにサポートを頼めば、目標達成までのロードマップを作成した上で、目標達成まで伴走してくれることから挫折することなく継続学習ができるようになります。
ただ勉強を継続するだけでなく、正しい勉強を継続することが重要なので、独学に自信がない人は英語指導のプロのサポートを受けるようにしましょう。
4.日本にいながら英語ペラペラになるマインドについて

続いて、日本にいながら英語ペラペラになるためのマインド面について見ていきましょう。
4-① 目的意識を持つ
英語がペラペラになりたいのはなぜか、自分の中で理由をハッキリさせて明確な目的意識を持つことで日々の勉強のモチベーションが高まります。
たとえば、今の仕事を楽しんで取り組めるようになるために英語力が必要であったり、キャリアアップのために英語を話せるようになりたかったりと、英語がペラペラになることで何を成し遂げたいのかを明確にすることが大切です。
目的意識があれば主体的に勉強に取り組めるようになり、モチベーションを高く保つことができます。
何のために英語を勉強したいのかという目的意識を具体的に持って、英語学習に取り組むようにしましょう。
4-② 失敗を恐れない(完璧にこだわらない)
英語の継続学習に挫折する要因の一つが失敗を恐れて勉強に前向きに取り組めないことにあります。
たとえばオンライン英会話を利用する際、間違った英語を話して恥ずかしい思いをしてしまったり、英会話のグループレッスンで周りよりも自分の英語が下手だと感じてしまうと、人前で英語を話すのが怖くなって段々と英語学習から疎遠になるというケースが多くあります。
ですが、英語を完璧に話すというのは少なくとも初心者にはまず不可能であり、CEFR C1やC2の上級者でさえ間違うことはあります。
完璧な英語を話せないと恥をかいてしまうという気持ちは捨てて、失敗はむしろ自分の弱点がわかる機会だと捉え、積極的に英語学習に取り組むマインドが大切です。
4-③ 最初はインプット学習を重点的に実施する
英語ペラペラを目指すにあたり、オンライン英会話のネイテイブキャンプやレアジョブ英会話などの利用を検討している方も多いと思います。
あるいは、実際にオンライン英会話を利用して英会話レッスンに挑戦してみたことがある方もいることでしょう。
しかし、オンライン英会話レッスンは英語を話すアウトプット学習の場所として適切なサービスであり、英語の知識が身に付いていない段階で挑戦しても英語を話す知識が不足していることから失敗してしまう可能性が高いです。
オンライン英会話の挫折率が高いのは、英語が話せない段階で挑戦するサービスではないにも関わらず、オンライン英会話を続ければ英語が話せるようになるという勘違いから挑戦する人が多いことに起因しています。
英語がペラペラになるためには、前提として英語を話すための知識の習得が必要不可欠なので、もちろんオンライン英会話を補助的に利用してアウトプットの機会を確保するのは良いのですが、オンライン英会話を主体として勉強をすすめるのは不適切と言えるでしょう。
4-④ 自己投資をする
日本にいながらできるだけ短い期間で英語ペラペラになりたい場合、専属コンサルタントが英語学習をサポートしてくれる英語コーチングの受講がおすすめです。
独学での勉強には限界があり、効率的な英語学習を実施するのは難しいですが、英語指導のプロフェッショナルにサポートしてもらうことで、英語がペラペラになるという目標も現実的なものとして捉えることができます。
英語ペラペラになりたいという気持ちが本物であれば価値のある自己投資として英語コーチングの利用がおすすめですので、こちらの記事(英語コーチングおすすめ22社比較ランキング)も参考にしてみてください。
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【超本音で語る】英語コーチングおすすめ22社比較ランキング
2025/11/30
5.日本にいながら英語ペラペラになる勉強法

正しい方法で英語を勉強するにはコーチングサポートを受けるのがおすすめとご紹介してきましたが、具体的にコーチングサポートを受けることでどのような勉強を実践するのか、具体的にご紹介します。
5-① 英語の音を勉強する
まず英語を聞き取れるようになるために英語の音を勉強する必要があります。
中学校で習う簡単な単語ばかりの英文でもネイテイブが話すと聞き取れなくなってしまうのは、単語を繋げて話すことで音の連結や脱落など様々な音声変化が生じることに起因しています。
コーチングスクールではIPAのような発音記号を丁寧に学んだり、シャドーイングを実践して英語のナチュラルな発音を身に付けるトレーニングを実施したりします。
英語ペラペラになるにあたって英語の聞き取り精度を高めることは非常に大切であり、英語の音に関する勉強は学校教育ではあまり重視されていないからこそ、丁寧に音の勉強に取り組む必要があります。
5-② 語彙力の強化
語彙力の強化も英語ペラペラになるうえで欠かせません。
日常的に使われる単語・表現・フレーズなどを覚えるほか、英語を聞き取ってすぐに理解できるように英単語のコアイメージを掴む勉強も有効です。
英語の聞き取りの際は情報処理スピードを高めるために語彙を聞いた瞬間に意味をイメージできるようになることが大切ですので、コーチングスクールでは毎週単語テストを実施する場合も多く、語彙力の強化も重点的に実施します。
5-③ 文法の理解を深める
文法の理解を深めることは、英語の聞き取りの精度を高めることと、正しい英語を話す事の両方に大きく影響します。
リスニングにおいては単語の意味が分かったとしても文法構造を理解していなければ意味を正確に捉えることが難しく、英語は正確な語順で話さなければ意味が伝わらないことから、正しい文法で話すことが求められます。
たとえば、第二言語習得論において効果的とされる認知文法を学んだり、この記事でもおすすめしているLIBERTYは動詞を中心に文法体系を学ぶグラマーテーブルを取り入れることで、文法構造を正確に身に付けることを目指します。
ただの文法の暗記学習ではなく、リスニングやスピーキングに役立つ形での文法学習が大切となります。
5-④ 専門的なトレーニングの実施
英語コーチングスクールでは、シャドーイング・ディクテーション・瞬間英作文・チャンクリーディングなど様々な英語トレーニングを実施します。
一つ例に挙げると、チャンクリーディングは英語を意味の塊で捉えながら読む方法です。
たとえば、It would be great if you could get back to us at your earliest convenienceという例文があるとしたら、It would be great / if you could / get back to us / at your earliest convenience.とチャンク(塊)ごとに意味を捉えながら音読していきます。
さらにレベルを上げて、徐々に空欄を増やしながら音読すると効果的です。
最初はIt would be great if you could get back to us at your earliest convenience.という文章を音読したら、次はIt would be _____ if you could ___ ____ to us at your earliest ___________.と一部が空欄になります。
そのあと、It _____ be _____ if you _____ ___ ____ to us at your ________ ___________. ⇒ It _____ __ _____ __ you _____ ___ ____ to __ at ____ ________ ___________. と空欄を増やしていき、最後はすべて空欄の状態で話すことを目指します。
このような負荷の高いトレーニングを専門家と一緒に実践し、正しい方法で取り組むサポートを受けられることから、日本にいながら英語ペラペラを目指す場合はコーチングスクールの利用をおすすめしています。
6.日本にいながら英語ペラペラになりたい人におすすめの英語スクール
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年収と英語力の相関性を指摘し、自己投資としての英語学習をサポートするなど現実的な視点を持っており、未来の人生も含めてサポートする意識をコーチ側も共有している点が大きな特徴と言えるでしょう。
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マネーイングリッシュは料金が安いだけではなく、隔週のカウンセリング・週3回の英会話グループレッスン・週1回の文法構文レッスン・週1回の発音(フォニックス)レッスンとサービスが豊富。
さらに、音声トレーニングの発音添削は毎日、英文添削は週3回以上とフィードバックの機会も多く、コストパフォーマンスは非常に高いです。
日本人コンサルタントの採用条件の一つとして発音がネイティブレベルというこだわりがあるほか、コンサルタントの多くは発音指導士の資格を保有しており、英語を音から理解することで飛躍的に英会話力の向上が期待できるスクールです。
ちなみに、専属コンサルタントはモチベーションが上がるからと異性の方が付くことが多く、その辺りも含めて現実主義的であり、本当に裏表のないサービスを提供してくれます。
予算重視の方に特におすすめのスクールですので、料金を安く抑えつつ質の高いコーチングサービスを受けたい人は、マネーイングリッシュの受講を検討してみましょう。
公式サイト
【マネーイングリッシュ】
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5位 高品質なコンサルティング「STRAIL(ストレイル)」
| 入会金 | 55,000円 |
| コース | ビジネス英語コース TOEIC L&R TESTコース |
| 料金 | 336,600円 |
| 期間 | 3ヶ月 |
| コーチング | 週1回×60分 |
| 校舎 | 【東京】新宿・銀座・恵比寿 【大阪】梅田 |
| オンライン | オンライン受講対応 |
ストレイルは、ENGLISH COMPANYと同じくスタディハッカーが運営するコンサルティング特化型スクールです。
ENGLISH COMPANYがトレーニング重視で英語力を伸ばすのに対して、ストレイルは言語習得の専門家によるコンサルティング指導を受けながらの自主学習がメインとなります。
「学びを合理的でクールなものに」というコンセプトは変わらず、毎日の学習時間が1~1.5時間の超高密度学習により、3ヶ月集中で英語力を伸ばすことが可能です。
ストレイルでは英語力をフェーズで捉え、該当するフェーズごとに最適な学習を実施するストレイルメソッドを採用。レベルに見合った段階的な英語学習で効率的に実力を鍛えることができます。
ストレイルはコンサルティングの質が特に評判で、医者が患者の症状から病気の原因を特定して処方箋を決めるように、受講生の英語が苦手な原因をピンポイントで特定して、課題解決に最適な学習方法を提示してくれます。
正確な指導により受講生は常に適切な学習を継続することができるため、短期間で実力を大きく伸ばせるのがストレイルの最大の強みと言えるでしょう。
コンサルティングに特化している分、料金がリーズナブルである上、一般教育訓練給付制度を利用すれば78,320円の給付金が支給されるため、総額313,280円と他のスクールよりも安い価格でコーチングを受けることができます。
予算を安く抑えたい人はもちろん、自分で英語を勉強する力そのものを鍛えて英語力の向上を目指したい人にもおすすめです。
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7.まとめ:日本にいながら英語ペラペラを目指すにはコーチングがおすすめ

当記事では、日本にいながら英語ペラペラになる方法について解説し、おすすめの英語スクールをご紹介しました。
もし本気で英語を身に付けたいならば、ぜひコーチングスクールの受講を検討してみてください。
気になるスクールがあれば、無料カウンセリングを体験してスクールの雰囲気やサービス内容を確かめてくださいね。
せっかく英語を勉強する気持ちがあるのですから、最高の環境で最高の結果を出しましょう。