こんにちは。
当記事では、どうしても英語が話せるようになりたい社会人におすすめの勉強法をご紹介します。
結論として、本気で英語が話せるようになりたい方は、英語指導のプロフェッショナルが丁寧に英語学習をサポートしてくれるコーチングスクールの受講を検討してみてください。
どうしても英語を話せるようになりたいのに、独学で非効率的な勉強をしたり、ネイティブキャンプ・DMM英会話・レアジョブ英会話などの格安のオンライン英会話で時間を無駄にするのはもったいないです。
独学や格安のスクールを選ぶ理由は「お金を節約したいから」という理由が大きいと思いますが、お金を節約した結果、英語をいつまでも話せるようにならないのは本末転倒でしかありません。
当記事では、英会話が苦手な原因やコーチングスクールの受講がおすすめな理由も解説していきますので、どうしても英語が話せるようになりたい方は参考にしてみてくださいね。
なお、先にどうしても英語を話せるようになりたい人におすすめの英語スクールの詳細を知りたい方は、こちらの記事(【超本音で語る】英語コーチングおすすめ22社比較ランキング)を参考にしてください。
1.どうしても英語が話せるようになりたい社会人の失敗例
まず、どうしても英語が話せるようになりたいのに、英語学習に失敗してしまう例について見ていきましょう。
1-① 独学で英語を勉強する
独学で英語を話せるようになる人もいますが、それは一握りの勉強が得意な人に限ります。
大半の日本人は、独学ではなかなか英語を話せるようにはなりません。
その理由は、日本語と英語は言語のルーツが全く異なるため、根本的に言語構造が違うからです。
アメリカ国務省附属機関の調査では、アメリカ人にとって日本語は習得最難関レベルの「super-hard languages」と認定されています。(出典 : Foreign Language Training - United States Department of State)
必要な学習時間 | 言語 | |
Category I | 600-750時間 | デンマーク語・ドイツ語・フランス語・イタリア語 ノルウェー語・ポルトガル語・ルーマニア語 スペイン語・スウェーデン語 |
Category II | 900時間 | ドイツ語・ハイチ語・インドネシア語 マレー語・スワヒリ語 |
Category III | 1,100時間 | その他 |
Category IV | 2,200時間 | アラビア語・中国語・広東語・日本語・韓国語 |
アメリカの外交官というエリート層が日本語を覚えるのに必要な時間は2,200時間とみなされ、ネイティブにとって日本語は習得最難関の言語に分類されています。
裏を返せば、日本語ネイティブにとっても2,200時間の英語学習が必要であり、英語は習得最難関の言語ということになります。
日本人は大学卒業時点で約1,200時間の英語学習をしますので、英語を話せるようになるまでには残り1,000時間の学習が必要となってきます。
ただし、あくまで効果的な勉強を1,000時間すれば英語が話せるようになるわけで、独学で非効率的な勉強をすれば更に長い時間が必要になる可能性があります。
逆に、英語の言語構造を理解し、英語を効率的に身に付ける指導を受けることで、この1,000時間の学習時間を700時間、500時間と短くすることも可能です。
つまり、いつかは独学で話せるようになるにしても、独学では非常に長い学習時間が必要になるため挫折してしまうことが多いのです。
1-② やる気でどうにかしようとする
英語初心者向けに、多くの英語学習サイトでは以下のようなことが書かれています。
- 間違いを気にせず英語をどんどん話そう!
- できるだけ英語をいっぱい聞こう!
- 恥ずかしがらずに大声で話そう!
- 毎日、英語に触れよう!
- 英語を楽しむ気持ちを忘れないように
このようなことがよく言われていますが、残念ながら英語はやる気や気持ちでどうにかなるものではありません。
前述の通り、日本語と英語は言語構造が根本的に異なります。
単語・文法・発音など、英語という言語をしっかり理解する基礎学習を疎かにして、適当に英会話レッスンを繰り返したところで、英会話ができるようにはならないのです。
むしろ、正しい発音や文法を勉強せずに適当な英語を話し続けていると、それがクセになって間違った英語が染みついてしまいます。
たとえば、英語を聞き取れない場合でも、「音声変化の理解不足」「単語の知識不足」「英語の語順に慣れていない」など、様々な原因があります。
音声変化の理解不足の人は発音を身に付ける学習、単語の知識不足の人は単語の暗記、英語の語順に慣れていない人は文法の学習など、人によって英語を聞き取るために重点的に勉強すべき内容が変わってくるわけです。
つまり、自分の英語を聞き取れない原因を特定して、その原因を解決する最適な学習をしなければ、英語はずっと話せるようにはならないということです。
英語はやる気や気持ちでがむしゃらに勉強するものではなく、しっかりと論理的な道筋を辿って勉強するものです。
独学では原因の特定と解決を繰り返す学習が非常に難しいため、いつまでも英語が話せないままというわけですね。
1-③ 格安のオンライン英会話を受講
ネイティブキャンプ・DMM英会話・レアジョブ英会話など、近年では月額1万円以内で毎日レッスンを受けられるオンライン英会話が増えています。
これらの大手オンライン英会話スクールは累計登録者数が100万人を突破しており、非常に人気なスクールです。
しかし、どうしても英語を話せるようになりたい人の多くがオンライン英会話スクールを選んでしまいますが、いくらレッスンを受けても英語が話せるようにはほぼなりません。
なぜなら、格安のオンライン英会話はフリートークがメインだからです。
前述のとおり、英語を話せるようになるためには、英語ができない原因の発見と解決のための最適な学習を継続することが重要なのに、適当にフリートークを続けたところで効果的な英語学習はできません。
おそらく、格安のオンライン英会話スクールの受講を検討している人は、「毎日レッスンを受けよう!」「レッスン以外にも予習復習も頑張ろう!」と張り切っていると思います。
ただ、このようなモチベーションはたいてい1ヶ月も持ちません。
英語が話せない人がオンライン英会話スクールに挑戦したところで、「講師がなにを言っているかわからない」「沈黙がキツい」「講師の話に愛想笑いを浮かべて頷くだけ」といった状況になり、大きなストレスがかかってしまうからです。
そして、英会話レッスンを受けるのが段々と嫌になってきて、仕事が忙しいから、今日は疲れているからとレッスンを先延ばしにしていき、1ヶ月もすれば月額の受講料だけ払っている幽霊会員になってしまう、なんて人が非常に多いのです。
実際、格安のオンライン英会話スクールに挑戦した人の94%が失敗しているというデータがあります。
どれだけ最初はやる気があり、自分は他の人と違って続けられるという根拠のない自信があったとしても、すぐにやる気を失って英語学習から遠ざかってしまう人が94%いるとうことを知っておきましょう。
1-④ お金の節約を優先する
独学や格安のオンライン英会話を選択する最も大きな理由はお金ですよね。
できるだけ節約したいからお金がかからない学習方法を選択するわけですが、基本的にはお金をかけた方が高品質な学習サポートを受けられます。
たとえば、英語のドラマや映画を字幕なしで見る・英語のラジオを聞く・英語学習系のYoutubeを視聴するなど、お金をかけずに勉強することは可能です。
しかし、前述の通り、日本語と根本的に言語構造が異なる英語を話せるようになるためには、英語が話せない原因の特定と解決を繰り返し、適切な英語学習を続ける必要があります。
なんとなく英語を勉強した気分になっても、英語は話せるようにはなりません。
たとえば、ゴルフを始めるのであれば、独学でやるよりもプロのコーチに指導してもらった方が遥かに早く上達するのが分かりますよね。
英語学習も同じで、英語が話せない初心者の状態で自分一人で学習するよりも、英語の知識が豊富で、英語指導が上手いプロの講師に指導してもらった方が遥かに早く英語を話せるようになるのは当たり前です。
もちろん、独学やオンライン英会話スクールを受講して、数年かけて少しずつ英語を勉強するという方法もあります。
ただ、どうしても英語が話せるようになりたいのであれば、素直に英語指導のプロの指導を受けた方が短期間で英語が身に付きますし、確実性があるという話です。
最初に紹介したコーチングスクールの受講料はせいぜい50万円前後の費用。
英語を話せるようになって理想のキャリアを実現する未来と50万円の費用を天秤にかけて、どうしても英語を話せるようになりたいのであればコーチングスクールを受講すれば良いですし、50万円の方が大切なのであれば、独学やオンライン英会話スクールなので時間をかけて勉強すれば良いということです。
その選択を納得して行うためにも、興味があるコーチングスクールの無料体験だけでも受けてみるのがおすすめです。無料体験を受けて自分に合わなそうだと思えば時間をかけるやり方を選び、コーチングサポートが効果的だと感じたら受講して短期間での英語の習得を目指しましょう。
2.どうしても英語を話せるようになりたい社会人が英会話が苦手な理由
日本人は学校や受験勉強で英語を勉強しているのに、なぜが大半の人が英会話が苦手なのか、その理由について見ていきましょう。
2-① 英語と日本語の言語構造の違い
英語はスペイン語・フランス語・イタリア語などと並んでインド・ヨーロッパ語族の「語順支配型」の言語となります。
アルファベットは発音を表す単なる記号で、アルファベットの並びが言葉の意味を表します。
従って、アルファベットで構築された主語・述語・目的語などの単語が並ぶ順番が重要で、この順番が正確でなければ意味が成立しません。
たとえば、「I love you」は通じますが、「Love I you」「I you love」「You love I」と言っても全く意味が伝わらないのです。
一方で、日本語は「てにをは支配型」の言語と呼ばれ、主語・述語・目的語の語順を崩しても、助詞の「てにをは」さえしっかりしていれば、意味が伝わる言語構造です。
たとえば、「私はあなたを愛しています」「愛しています、私はあなたを」「あなたを私は愛しています」「私は愛しています、あなたを」。
どの文章も意味が通じますよね。
単語を適当に並べても意味が成立するのが日本語の特徴です。
2-② 日本人が英語を話すのが苦手な3つの理由
英語と日本語の言語構造が異なることから、日本人が英語が苦手な理由は大きく次の3つと言えます。
- 単語や文法を覚えるのに多大な労力が必要
- 英語の語順に全く慣れていない
- 語順の重要性を認識しておらず、単語を適当に並べて意味を伝えようとする
このように、日本人の私たちはアルファベットという日本語とは全く違う言語を一から学ぶ必要があるため、英語を話すのが苦手なのは当たり前なのです。
3.どうしても英語を話せるようになりたい社会人が英語を聞き取れない理由
次に、日本人が英語を聞き取るのが苦手な理由についても見ていきましょう。
3-① 英語を聞き取るのが苦手な3つの原因
英語が聞き取れない原因を整理すると、大きく3つに分類できます。
症状 | 原因 |
英語を聞き取れない | ネイティブの発音の知識が少ない |
英語を聞き取れるが、 意味が理解できない | 単語や文法の知識不足 |
ゆっくりな英語は聞き取れるが、 長い文章や速い英語についていけない | 脳内処理が追い付いていない |
英語のリスニングが苦手といっても、「英語を聞き取れない」「英語を聞き取れてはいるけど、内容の理解が追い付かない」「ネイティブのスピードについていけない」など、苦手な原因が異なります。
苦手な原因が異なれば、当然ながら原因を解決するための勉強方法も異なります。
つまり、相手が何を言っているのか分からない社会人が最初にやるべきことは、英語が聞き取れていない「原因」を発見することにあります。
3-②【原因①】発音の知識不足
簡単な英語さえ聞き取れない原因は、ネイティブの自然な発音の知識不足です。
ネイティブは英語を話す時に、単語一つひとつをハッキリと話すことはなく、様々な音声の変化があります。
具体的には、音声変化には以下のような細かいルールがあります。
内容 | 例 | |
音の連結 (リンキング) | 2つの音が繋がる | what I :「ワット アイ」 ⇒ 「ワッタイ」 |
音の同化 (アシミレーション) | 2つの音が繋がり、 音声変化する | want to:「ウォント トゥ」 ⇒ 「ワナ」 |
音の脱落 (リダクション) | 発音が省略される | good morning:「グッド モーニング」 ⇒ 「グッ モーニン」 |
フラップのt (ら行化) | tの音が「ラ行」や 「ダ行」に変化 | get out:「ゲット アウト」 ⇒ 「ゲッラウト」 |
弱形 | 弱く発音される | him:「ヒム」 ⇒ 「ィム」 |
学校の英語の授業や受験勉強では音声変化に全く触れないため、リアルな発音の知識を学ぶ機会が非常に少ないのが現状です。
英語を聞き取るためには、ネイティブの自然な発音を正しく覚える必要があるのです。
3-③【原因②】単語・文法の知識不足
相手の英語自体は聞き取れるのに内容が理解できない人は、単語と文法の知識不足が原因です。
たとえば、文章を読んで理解できない英語を聞き取っても理解できるはずがありませんよね。
文章の意味そのものが理解できない場合は、単語・熟語。文法の知識を身に付けることが必要不可欠です。
受験時代に散々勉強したからもう十分だと思うかもしれませんが、単語を見て考えてから思い出すレベルでは英会話にはついていけません。
英会話は流れでするもので、相手が話した英語を瞬時に理解する必要があります。
つまり、英語を聞き取ったに瞬間に意味とイメージが思い浮かぶまで、徹底して単語と文法を暗記する必要があるわけです。
3-④【原因③】脳内処理が追い付いていない
相手が話すスピードが速かったり長かったりする場合に、理解が追い付かなくなってしまう人もいるでしょう。
その原因は、英語を聞き取ってから理解するまでの脳内処理スピードが遅いことに起因しています。
なぜ、その処理スピードが遅いのかと言えば、前述の通り英語と日本語は語順が全く異なるからです。
英語はSVOの語順ですが、日本語の語順はSOVのため、日本語に翻訳する場合は、英語の文章を最後まで聞かなければなりません。
ですが、英会話はどんどん流れていきます。
1つの英文が終わってから頭の中で日本語に翻訳して意味を理解するのでは、英会話の流れに全く追いつけません。
リーディングなら文章を何度も繰り返し確認することができますが、実際の英会話は流れの中ですべて理解する必要があるのです。
つまり、ネイティブの英会話のスピードに付いていくためには、英語の語順のままどんどん理解する処理に慣れることがとても大切なのです。
たとえば、チャンクリーディングという英語を塊(文節)ごとに読解するトレーニングを行い、英語を前から順にパッ、パッと理解できるようになると、英会話でも自然と意味を理解できるようになります。
4.どうしても英語を話せるようになりたい社会人がオンライン英会話で挫折する理由
ここまで、日本人が英語を話せない原因や英語を聞き取れない原因を解説してきました。
社会人が英語を話せるようになるためには、これらの原因を解決するための最適な英語学習が必要となります。
4-① オンライン英会話の挫折率は94%
市場調査のデータを公開しているMMD研究所の調査では、オンライン英会話の利用者のうち、1年以上継続していると回答した人は僅か6%という結果が出ています。
3ヶ月未満 | 25.6% |
3ヶ月以上6ヶ月未満 | 44.8% |
6ヶ月以上9ヶ月未満 | 20.0% |
9ヶ月以上1年未満 | 3.6% |
1年以上 | 6.0% |
近年では、ネイティブキャンプ・DMM英会話・レアジョブ英会話などの月額1万円以内で毎日レッスンを受けられる格安のオンライン英会話スクールが流行っています。
このようなスクールを選ぶ人は、「これから毎日、英会話レッスンを頑張ろう!」と張り切っていて、毎日レッスンすればどんどん英語を話せるようになるという理想を思い描いています。
しかし残念ながら、大半の日本人は英語学習に挫折します。
その理由は、格安のオンライン英会話スクールはフリートークレッスンがメインのため、ここまで解説してきた「英語が苦手な原因を解決する最適な英語学習」を全く実施できないからです。
4-② オンライン英会話は難しすぎる
英語を話せない状態でオンライン英会話に挑戦しても、「講師の英語が聞き取れない」「英語で上手く伝えられない」「沈黙が気まずい」「愛想笑いを浮かべて、相槌を打つだけ」といった状況に陥りがちです。
すると、30分間のレッスン後には精神的に疲れてしまい、段々と次のレッスンを受けるのが億劫に。
そして、仕事が忙しいから、予定があるから、土日にまとめてレッスンを受けるから、などと言い訳を作ってレッスンを先延ばしにして、いつの間にか月額を払うだけの幽霊会員になってしまうわけです。
英語を話せるようになりたいのに、英語を話せることが前提のオンライン英会話を受講しても、難しすぎて挫折するのが当たり前なのです。
5.どうしても英語を話せるようになりたい社会人にコーチングをすすめる理由
本気で英語を話せるようになりたい社会人におすすめなのは、英語コーチングスクールを受講することです。
5-① 英語を話せるようになるには「再現性」がある学習が必要
英語を話せるようになるということは、日本語と親和性がない言語を身に付けるということです。
根本的に言語構造が異なる英語をイチから習得するわけですから、間違った勉強法や効率の悪いやり方で頑張っても、一向に英語が上達することはありません。
言い換えれば、ほとんどの日本人は学校教育からずっと非効率的な英語学習を続けているから、いつまでも英語が話せないのです。
そこで、英語を話せるようになりたい社会人におすすめなのが、専属コンサルタントが丁寧に学習をサポートしてくれるコーチングスクールです。
コーチングスクールでは、英語指導のプロフェッショナルである専属コンサルタントが、「英語習得者の学習方法の再現性」がある指導をしてくれます。
本来、英語は誰でも話せるもの。学び方さえ正しければ、ネイティブレベルは難しくても、コミュニケーションに問題がない英会話力を身に付けることは十分に可能です。
学校教育から続く非効率的な英語学習とは異なり、英語習得者が英語を身に付けた方法を受講生に再現させるのが英語コーチングの最大の魅力なのです。
5-② 適切なPDCAサイクルを回して効率よく学習
コーチングスクールでは、専属コンサルタントのサポートのもと、適切なPDCAサイクルを回すことで効率的に英語を話せるようになることを目指します。
PLAN | レベルや目標に合わせて、最適な学習計画を策定 |
DO | 学習計画をベースに自主学習や英会話レッスンを実施 |
CHECK | 定期カウンセリングや定期テストで進捗状況の確認 課題や弱点の発見・検証 |
ACT | 発見された課題解決・弱点克服のために学習計画を修正 |
コーチングスクールでは、専属コンサルタントがカウンセリングで苦手分野・弱点・課題を分析し、目標達成のための最適なカリキュラムを作成してくれます。
カリキュラムに沿って適切な英語学習を実施し、定期カウンセリングで進捗状況を確認。弱点克服・課題解決のためにカリキュラムを修正し、常に効果的な勉強を続けるサポートをしてくれます。
このように適切なPDCAサイクルを回しつつ、質問や疑問にもいつでも答えてくれるので、短期間でも英語を話せるようになるわけです。
5-③ 科学的理論に基づいた学習メソッド
コーチングスクールの特徴は、第二言語習得論に基づいた科学的なアプローチで英語の効率的な習得を目指すことです。
第二言語習得論
人間がどのように第二言語を習得していくのか、言語学・心理学・認知科学などの科学的観点から追求する学問。
「聞く」「読む」というインプット学習を実施した上で、「書く」「話す」というアウトプット学習を進めることで、効率的な英語習得を実現する。
言語学者のスティーブン・クラッシェンが提唱した「インプット仮説」というものがあります。
インプット仮説は現在よりも一段階レベルの高いインプット学習をすることで、自然に第二言語能力が進歩するという説です。
簡単に言えば、英語が話せるようになるのは、単語や文法などのインプット学習の結果であり、インプット学習を継続すれば自然と英語を話せるようになるということです。
この理論によれば、アウトプットばかりのオンライン英会話をいくらこなしても、英語を話せるようにはなりません。
仮説なので本当にアウトプットが必要ないのか議論はありますが、少なくともインプット学習が非常に重要なのは明らかなのです。
コーチングスクールでは第二言語習得論をベースに、一人ひとりに最適な学習カリキュラムを作成しているので、非常に効果が高いインプット学習を継続できます。
「知っている英語」を「会話で使える英語」に落とし込み、正確な英語が自然と出てくるようになるまで、徹底的に単語・文法・発音などのインプット学習を継続。
言語習得のプロフェッショナルである専属コーチのサポートを受け、英会話に必要な正しい知識を習得し、短期間で英語を身に付けることを可能とするのがコーチングスクールなのです。
6.どうしても英語を話せるようになりたい社会人が自己投資するメリット
ここまで英語を話せるようになりたい社会人にはコーチングスクールがおすすめという話をしてきましたが、コーチングスクールの受講を悩む大きな原因は高額な受講料金だと思います。
ここでは、自己投資のメリットについて解説していきます。
6-① 英語を話せるようになりたい社会人はお金をかけよう
周りで英語を話せる人を思い浮かべてみると、社会人で英語を話せる多くの人が帰国子女や留学経験者だと思います。
帰国子女は子供の頃に海外に住んでいたので言語を話せるのは当たり前ですが、第二言語として英語を修得する多くの日本人は、学生時代にお金をかけて、海外で英語を身に付ける努力をしています。
1年間の留学で300万円以上のお金がかかります。英語を話せる社会人は学生時代に自己投資の重要性を認識していて、数百万円の自己投資をした結果として英語を話せるようになったわけです。
このように留学で数百万円の自己投資をして、努力をしても英語が身に付かない人もいる中で、英語を話せない社会人がお金もかけずに独学で英語を話せるようになるかといえば、現実的に考えて難しいのは明らかですよね。
もちろん、独学でも英語を話せるようになる優秀な人もいますし、お金をかければ必ず英語を話せるようになるわけでもありません。
ただ、本気で英語を話せるようになりたいならば、「英語を話せるようになる最高の環境」で勉強することが最も確実ということです。
英語は現地で学ぶのが最も効率が良いですが、忙しい社会人は留学に行く時間がありません。
そこで、社会人で働きながらでも英語を話せるようになる環境としておすすめなのがコーチングスクールなのです。
6-② コーチングスクールは高コスト・高リターン
コーチングスクールの受講料は、月額5万円~20万円・総額で30万円~60万円程度と高額です。
ネイティブキャンプやレアジョブ英会話などのオンライン英会話スクールは月額1万円前後で受けられますから、大半の人は格安のオンライン英会話を選んでしまいます。
ですが、「英語を話せるようになること」が目的なのに、料金を基準にしてスクールを選ぶのは優先順位が間違っています。
もちろん、受講料が高ければ良い、安ければ悪いというわけではありません。
受講料が高すぎるスクールは避けるべきですし、スクールのコスパの比較は大切です。また、人によって予算が違いますので、受講料が高いスクールが絶対におすすめとも言いません。
ですが、英語を話せるようになれば転職・昇格・海外駐在などで年収が一気に上がります。
英語を話せるようになれば投資した金額をすぐ回収できるはずなのに、目先のお金や節約に囚われて「未来の自分の価値」を上げない選択肢を取るのが正しいのか考えてみましょう。
6-③ 自己投資は「複利」効果がある
投資をしている方なら良く分かると思いますが、株式や国債などの投資をする際の重要な要素は「複利」です。
100万円を10年間、引き出しの中に仕舞っていた場合は、10年後も100万円のままです。
一方、たとえば10%の利息がつく株式に投資していた場合、1年後には110万円、2年後には121万円、3年後には133万円と利息が利息を生み、10年後には259万円になります。さらに、20年後には672万円、30年後には1,745万円にもなります。
100万円をそのまま持っているか、投資するかで、30年で1,645万円も差が出てくる。これが投資の基本の複利効果です。
自己投資も同じで、20歳の時に自己投資をして留学して英語を話せるようになるのと、40歳の時に自己投資をして英語を話せるようになるのと、60歳の時に自己投資をして英語を話せるようになるのでは、生涯賃金や人生で得られる経験が全く異なります。
自己投資は早ければ早いほど良いのは言うまでもありません。
なぜなら、自己投資した結果、英語を話せるようになった自分がその後の人生を進んでいくからです。
成功者が学生時代に借金をしてでもガンガン起業していくのは、行動が早ければ早いほど、後で得られるリターンが大きくなることを理解しているからです。
人生単位で考えれば、50万円・100万円なんて大した金額ではありませんよね。早い段階で自分に投資すれば、何百万、何千万と稼げる金額が変わってきたり、人生の選択肢が広がります。
せっかく英語を勉強したいという気持ちがあるのであれば、英語を学ぶ最高の環境を自分に用意してあげようと考えてみましょう。
7.英語コーチングスクールは高い実績がある
社会人が英語を話せるようになるためにはコーチングスクールがおすすめという話をしてきましたが、「高い受講料を払っても効果が出なかったらどうしよう」という不安がある人もいると思います。
そこで、厚生労働省が公開している一般教育訓練給付制度の実績データを客観的なデータとしてご紹介します。
7-① 英語コーチングスクールの実績データ
一般教育訓練給付制度はキャリアアップを支援する国の制度で、厚生労働大臣が指定する講座を受講した場合、受講料の20%(最大10万円)が給付される制度です。(参考:一般教育訓練給付制度対象のオンライン英会話・TOEIC通信コース)
厚生労働大臣が指定している対象講座は、政府のサイトから実績を閲覧することが可能です。
一部のスクールの実績データを抽出したので見てみましょう。
スクール | 対象講座 | 受講料金 | 目標 | 受験者 | 目標達成率 |
LIBERTY | TOEIC対策 | 476,000円 | TOEIC 895 以上 | 24人 | 79.2% |
TOEIC対策 (オンライン) | 476,000円 | TOEIC 895 以上 | 19人 | 84.2% | |
TOEFL対策 | 476,000円 | TOEFL iBT 100 以上 | 148人 | 87.8% | |
(オンライン) | 476,000円 | TOEFL iBT 100 以上 | 115人 | 84.3% | |
IELTS対策 | 476,000円 | IELTS 7.0 以上 | 58人 | 84.5% | |
IELTS対策 (オンライン) | 476,000円 | IELTS 7.0 以上 | 54人 | 83.3% | |
ミライズ英会話 | スタンダード (6ヶ月プラン) | 171,600円 | TOEIC S 120 以上 TOEIC W 130 以上 | 3人 | 81.7% |
スタンダード (12ヶ月プラン) | 290,400円 | TOEIC S 120 以上 TOEIC W 130 以上 | 71人 | 100% | |
プレゼンス | TOEIC 750点 | 204,200円 | TOEIC 745 - 794 | 80人 | 62.5% |
TOEIC 900点 | 216,400円 | TOEIC 895 以上 | 57人 | 75.4% | |
トライズ | コーチング本科 (6ヶ月) | 621,300円 | Versant 55 - 80 | 37人 | 16.2% |
コーチング本科 (12ヶ月) | 1,199,100円 | Versant 55 - 80 | 673人 | 12.8% | |
プログリット | ビジネス英会話 (3ヶ月) | 499,500円 | Versant 55 - 80 | 983人 | 5.5% |
TOEIC (3ヶ月) | 499,500円 | TOEIC 645 - 694 | 0人 | - | |
ライザップ | 英会話 (3ヶ月) | 535,800円 | Versant 55 - 80 | 7人 | 85.7% |
英会話 (4ヶ月) | 678,800円 | Versant 55 - 80 | 2人 | 100% | |
TOEIC (3ヶ月) | 535,800円 | TOEIC 645 - 694 | 34人 | 76.5% | |
TOEIC (4ヶ月) | 678,800円 | TOEIC 645 - 694 | 8人 | 87.5% | |
English School +200 | TOEIC 650点 | 403,172円 | TOEIC 645 - 694 | 2人 | 100% |
TOEIC 850点 | 336,072円 | TOEIC 795 - 844 | 5人 | 83.3% |
- LIBERTYは入会金無料キャンペーン込みの受講料金
- 参考:教育訓練給付制度[検索システム]
おすすめランキング1位のLIBERTYはTOEIC 895点以上・TOEFL 100以上・IELTS 7.0以上という高い目標の達成率で80%以上を叩き出しています。
トライズやプログリットのVersantのスコア達成率は低いですが、Versant55は英語ネイティブと問題なくコミュニケーションできるレベルなので、相当高い目標設定となっています。
これらのデータは給付金の申請の際に提出する公式の書類がもとになっているので、非常に信頼できるデータです。
7-② 実績からLiberty English Academyがおすすめ
厚生労働省のデータの通り、LIBERTYはTOEIC 895点以上、TOEFL iBT 100点以上、IELTS 7.0の目標達成率が80%超えと実績は圧倒的です。
しかも、月額10万円以上の大手のコーチングスクールと比較して、LIBERTYは受講料が6ヶ月で約48万円・月額約8万円とリーズナブル。
英語ネイティブの教養人が感覚的に身に付けている英語の構造や規則をまとめた「グラマーテーブル」を身に付けるので、資格試験のスコアだけでなく、ビジネス英会話目的の受講者も大勢います。
LIBERTYに取材で話を伺ったところ、地方や海外からオンラインで受講している方も多いとのことで、通学スタイルでもオンライン受講スタイルでも同レベルの結果が出ています。
TOEIC・TOEFL・IELTSの実績から選ぶのであれば、間違いなくLIBERTYがおすすめですので、ぜひ興味がある方は無料カウンセリングを受けて、世界大学ランキングで10位前後を獲得しているコロンビア大学に認められた「グラマーメソッド」を体験してみてください。
LIBERTYを含む英語コーチングスクールの概要は、こちらの記事(【超本音で語る】英語コーチングおすすめ22社比較ランキング)を参考にしてみてくださいね。
8.まとめ:最高の環境で、最高の結果を出そう
当記事では、どうしても英語が話せるようになりたい人におすすめの英語学習方法を解説してきました。
もし本気で英語を身に付けたいならば、コーチングスクールの受講を検討するのがおすすめです。気になるスクールがあれば、無料カウンセリングを体験してスクールの雰囲気やサービス内容を確かめてみてください。
せっかく英語を勉強する気持ちがあるのですから、最高の環境で最高の結果を出しましょう。