こんにちは。
当記事では、一から英語を勉強したい社会人の失敗しない勉強法について解説していきます。
結論として、短期間で英語を話せるようになりたい場合は英語コーチングスクールの受講をおすすめします。
英語コーチングスクールでは、英語指導のプロフェッショナルが専属でトレーニングをしてくれるため、短期集中で英会話力を大幅に伸ばすことが可能となります。
独学やオンライン英会話を利用するという勉強法もありますが、勉強法を間違えると英語学習に失敗してしまう可能性がありますので、この記事で解説する英語を話せるようになるためのプロセスを参考にしつつ、コーチングスクールの受講を検討してみてください。
1.一から英語を勉強したい社会人におすすめのスクール
まず最初に、一から英語を勉強したい社会人におすすめの英語スクールをランキング形式でご紹介していきます。
興味があるスクールがあれば、ぜひそれぞれ無料カウンセリングを受けてみてください。
無料カウンセリングを受ければスクールのサービス内容や雰囲気がよく分かりますので、最も自分に合うと感じたスクールを受講するようにしましょう。
やっぱり、自分が納得したスクールを受講するのが最もモチベーションが高まりますから。
1位 言語習得の専門家によるトレーニング「ENGLISH COMPANY」
入会金 | 55,000円 |
コース・期間・料金 | 【パーソナルトレーニング】 90日間集中 :561,000円 180日間集中:679,800円 【セミパーソナル】 |
コーチング・ トレーニング | 【パーソナルトレーニング】 90日間集中 :週2回×90分(計24回) 180日間集中:週1回×90分(計24回) 【セミパーソナル】 |
校舎 | 【東京】新宿・銀座・神田・恵比寿 【大阪】梅田 【兵庫】神戸 【京都】四条烏丸 |
オンライン | オンライン受講対応 |
日本の教育事業の最大手「ベネッセ」のグループ企業であり、「学びを合理的でクールなものに」というコンセプトで運営されているENGLISH COMPANY。
ビジネス英語を超効率的に習得するという点において、全ての英語スクールの中で圧倒的におすすめです。
ENGLISH COMPANYはスパルタな英語学習ではなく、科学的根拠に基づく効率的な学習を実施します。1日3時間の自主学習を求めるコーチングスクールが多い中、ENGLISH COMPANYの目安の学習時間は1日1~1.5時間。
課題・弱点の発見と課題解決・弱点克服のピンポイント学習により、最小限の努力で最大限の成果を出せるため、仕事で忙しい方にこそ非常におすすめなスクールです。
「1日3時間の学習をすれば、誰だってそれなりに英語ができるようになります。ですが、私たちENGLISH COMPANYは、少ない学習時間で英語を身に付けてもらうのが英語コーチングの本質だと考えています。だって、できるなら少ない時間で英語を習得できた方が絶対に良いですよね?」
このように話すENGLISH COMPANYのトレーナー陣は、第二言語習得論・認知言語学・応用言語学・言語心理学など言語習得の学問領域を国内外の大学で修めており、トレーナーの言語習得に関する専門性は他のスクールの追随を許しません。
なお、2024年4月よりパーソナルトレーニングコースが一般教育訓練給付制度の対象講座に認定されたため、社会人は実質的に10万円割引とお得に受講できるようになりました。
また、予算が厳しい方は1クラス最大5人のセミパーソナルコースもおすすめ。最安月額44,000円でENGLISH COMPANYの最高峰のトレーニングを受けられるほか、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨してレベルを高め合うこともできます。
ぜひ無料体験を受けてみて、ENGLISH COMPANYのトレーニングのレベルの高さを実感してみてください。
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【取材】ENGLISH COMPANYは効果なし?|イングリッシュカンパニー
イングリッシュカンパニーの割引・入会金無料キャンペーンについて
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2位 TOEIC・TOEFL・IELTSで圧倒的な実績「Liberty English Academy」
入会金 | 55,000円(最大無料のキャンペーンあり) |
コース | TOEIC対策コース TOEFL iBT/ITP対策コース IELTS対策コース |
料金 | ショート :336,000円 ベーシック:576,000円 アドバンス:792,000円 |
期間 | ショート :3ヶ月(計24回レッスン) ベーシック:6ヶ月(計48回レッスン) アドバンス:9ヶ月(計72回レッスン) |
コーチング | 週1回 |
レッスン | 週2回×90分 |
校舎 | 三田(東京都港区) |
オンライン | オンライン受講対応 |
ENGLISH COMPANYと並んでおすすめなスクールが、英語を最短で完璧にマスターできる「藤川メソッドグラマーテーブル」を生み出した藤川恭宏氏が創設したLiberty English Academy。
TOEIC・TOEFL・IELTSのスコアを伸ばしたい方であれば、ENGLISH COMPANY以上におすすめしたいスクールです。もちろん、ビジネス英会話目的の受講も可能です。
LIBERTYでは、英語ネイティブが感覚的に身に付けている英語の構造や規則をまとめた「グラマーテーブル」という独自の学習メソッドで本質的な英語力を身に付けられます。
「グラマーテーブル」はTESOL(英語を第二言語とする人への英語教授法)の最高峰とされるコロンビア大学ティーチャーズカレッジで独自性が認められるほどの有用性を持ち、外交官や国際弁護士、大学教授が学びに来るほど。
英語の「核」はverbにあり、verbの役割を理解すれば英語4技能すべてが上達するという理論に基づき、週2回のレッスンで本質的な英語力の習得を目指します。
LIBERTYは特に資格試験の実績が圧倒的で、短期間の受講でTOEIC 900点台・TOEFL 100点以上・IELTS 7.0以上の達成者が続出してます。
ハーバード・コロンビア・イエール・スタンフォードなど世界トップ大学・大学院の合格者も多数輩出し、高レベルな英語力を身に付けられることを実績として証明済み。
受講料は6ヶ月間のベーシックコースで入会金を含めて約60万円。社会人は一般教育訓練給付制度を利用できますので、国から10万円が支給されます。
また、無料カウンセリング受ける際に「このブログ(ReLife)の記事を読んで入会金が最大で無料になるキャンペーンがあるって知りました」と忘れずに伝えてください。
入会金最大無料キャンペーンと教育訓練給付制度を利用すれば、総額約48万円・月額約8万円。
この金額が出せるのであれば、間違いなくLIBERTYをおすすめします。50万円くらい就職や転職や昇進すればすぐに取り戻せますし、英語ができるようになれば人生の幅が更に広がるのですから。
無料カウンセリングで「グラマーテーブル」について色々と聞けるので、ぜひ体験してみてください。教養のあるエリートな英語ネイティブが使う英語の本質を分かりやすく伝えてくれますので。
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3位 高品質なコンサルティング「STRAIL(ストレイル)」
入会金 | 55,000円 |
コース | ビジネス英語コース TOEIC L&R TESTコース 初級者コース |
料金 | 297,000円 |
期間 | 3ヶ月 |
コーチング | 週1回×60分 |
校舎 | 【東京】新宿・銀座・恵比寿 【大阪】梅田 |
オンライン | オンライン受講対応 |
ENGLISH COMPANYと同じ経営母体を持つコンサルティング特化型スクール「STRAIL(ストレイル)」。
ENGLISH COMPANYがコーチングとトレーニングの両輪で英語力を伸ばすのに対し、ストレイルは言語習得の専門家によるコンサルティングを受けながらの自主学習がメインとなります。
「学びを合理的でクールなものに」というコンセプトも変わらず、毎日の自主学習時間が1~1.5時間の超高密度学習により、3ヶ月集中で英語力を伸ばすことが可能です。
ストレイルでは英語力をフェーズごとに捉え、該当するフェーズごとに最適な学習を実施するストレイルメソッドを採用。
第二言語習得論に基づいた段階的なインプット学習でリーディングとリスニングを強化し、フェーズが上がってきたらスピーキングとライティングを鍛えていくことで、効率的に英語力を伸ばしていきます。
また、国内外の大学で言語習得の学問を専攻した専門知識を持つコンサルタントが揃っていて、医師が症状から病気の原因を特定して処方箋を決めるように、受講生の英語が苦手な原因をピンポイントで特定し、課題解決に最適な学習方法を提示。
常に最適な学習を継続することで、最短期間で本質的な英語力を身に付けることができるのが大きな魅力です。
コンサルティングに特化している分、月額約10万円と平均的な受講料である上、ビジネス英語コースとTOEICコースは教育訓練給付制度の利用で70,400円の給付金が支給されるため、総額281,600円という格安料金でコーチングを受けることができます。
予算を抑えつつ、効率的にビジネス英語を身に付けたり、TOEICのスコアを伸ばしたい方におすすめのスクールです。
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公式サイト
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4位 1年間で本物の英語力を身に付ける「TORAIZ(トライズ)」
入会金 | 55,000円 |
コース | 英語コーチング本科 英語初心者 ビジネス英語上級 TOEIC対策 TOEFL対策 IELTS対策 英検対策(停止中) 英語プレゼン特化 実践ファシリテーション 発音クリニック インターナショナルスクール対策 ワーホリ準備英語 |
料金 | 337,580~1,695,100円 |
期間 | 3ヶ月~12ヶ月 |
コーチング | 毎週 / 隔週 |
レッスン | プライベート:週0~5回 グループ :受け放題 |
校舎 | 【東京】 六本木・東京丸の内・新宿 銀座・日本橋 【神奈川】横浜 【愛知】 名古屋 【大阪】 梅田 【福岡】 福岡天神 【沖縄】 沖縄 |
オンライン | オンライン受講可能 |
教育事業を手掛けるトライオン株式会社が運営する英語コーチングスクール「トライズ」。
一番人気の英語コーチング本科は1日3時間・1年で1,000時間の学習が目安であり、求める勉強量はコーチングスクールの中でも随一です。
商社・外資系コンサル・IT・メーカー・製薬・医療・金融など幅広い業種のビジネスパーソンが受講しており、ビジネス英語やTOEIC・TOEFL・IELTSなどの試験を集中して学ぶ環境が整っています。
トライズは専属ネイティブ講師によるマンツーマンレッスンを受けられるのも魅力的。ネイティブ講師は大学や省庁で指導実績もあるプロフェッショナルなので、ハイレベルなレッスンを1年間継続することで英語力の向上が見込めます。
また、グループレッスンは受け放題で、実践形式のアウトプット学習が非常に多いのも特徴です。日本人専属コンサルタントが毎日の英語学習を丁寧にサポートしてくれるため、初心者でも1年間でしっかりと英語を話せるレベルまで成長することが可能となります。
割引キャンペーンと教育訓練給付制度を利用すれば、英語コーチング本科の12ヶ月プランは月額約10万円と平均的な料金で受講できます。しかも、日本人の専属コンサルタントとネイティブの専属コーチのサポートを含んだ料金なので、コスパは非常に高いです。
初心者でもネイティブと会話できるまで成長することが可能なスクールなので、本気で英語を話せるようになりたいという強い意志を持っている方は、ぜひトライズを検討してみてください。
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本気で英語を話したいなら「トライズ」
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5位 予算重視なら「フライト英会話」
フライト英会話の口コミや評判は?|恵比寿の英会話スクール
2024/4/17
入会金 | 通学プラン :33,000円 オンラインプラン: 5,500円 |
通学プラン (月額) | ライト(25分) :14,300円 ライト(50分) :26,180円 レギュラー(25分):26,180円 レギュラー(50分):43,780円 プレミアム(25分):54,780円 プレミアム(50分):65,780円 |
オンラインプラン (月額) | ライト(25分) : 7,150円 ライト(50分) :12,650円 レギュラー(25分):12,650円 レギュラー(50分):19,800円 プレミアム(25分):21,890円 プレミアム(50分):27,390円 |
レッスン | ライト : 月4回 レギュラー: 月8回 プレミアム: 1日1回 |
カウンセリング | 定期的 |
校舎 | 【東京】恵比寿 |
オンライン | オンライン受講対応 |
フライト英会話は、恵比寿に校舎を構えるマンツーマンレッスンを主体とする英会話スクールです。
恵比寿駅から徒歩1分と立地が良いため通いやすく、仕事帰りに気軽に通えるのもポイント。通学プランよりも安いオンラインプランもありますので、予算を抑えたい方や恵比寿に通えない方もフライト英会話を受講することが可能です。
フライト英会話の最大の特徴は、日本人のカウンセラーとフィリピン人の講師がチームを組んで英語学習をサポートしてくれる点です。
ネイティブキャンプ・レアジョブ英会話・DMM英会話などの格安のオンライン英会話はフリートークのレッスンを繰り返すだけで、受講者の悩みや不安を解消してくれるサポートがありません。レッスンのみ提供するサービスでは、「英語を話せるようにならない」「英会話レッスンが怖い」「英語学習が続かない」という悩みが解決されないので、大半の人は挫折してしまいます。
ですが、フライト英会話は日本人カウンセラーが丁寧にサポート。カウンセリングで英語学習における目標・悩み・学習経験などのヒアリングが行われ、受講者専用のカリキュラムを作成してくれるため、英語が話せるようになるまでの道筋がハッキリします。
さらに、いつでもカウンセラーに学習相談ができたり、英文の添削などをお願いすることができますので、高いモチベーションを保って英語学習を続けることが可能です。
正確に言えば、フライト英会話はコーチングスクールではありませんが、他のコーチングスクールと比較するとサポート量が少ない分、最安料金で7,150円とコスパは抜群。
高品質なサービスを受けたいけど予算が限られているという方は、フライト英会話の受講を検討してみてください。カウンセラーがいるかいないかで、英語力の伸びは全く異なってくるはずです。
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公式サイト
PHLight(フライト)英会話
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6位 コスパ最高「マネーイングリッシュ」
入会金 | 無料 |
コース | ベーシックプラン プレミアムプラン |
料金 | 【ベーシックプラン】 月額:54,780円(6ヶ月契約) 月額:65,780円(単月契約) 【プレミアムプラン】 |
期間 | 月額制 |
コーチング | ベーシックプラン:隔週×40分 プレミアムプラン:週2回×40分 |
レッスン | ベーシックプラン:週3回×40分 プレミアムプラン:週5回×40分 |
オンライン | オンライン完結 |
マネーイングリッシュは「英語で未来を強くする」という独自のコンセプトを持ち、英語を身に付けることで自分の価値と年収を上げ、未来をより豊かにすることを目標としています。
年収と英語力の相関性を指摘し、自己投資としての英語学習をサポートするなど現実的な視点を持っており、未来の人生も含めてサポートする意識をコーチ側も共有している点が大きな特徴です。
人気のベーシックプランは月額54,780円と、コーチングスクールの中では最安の部類。
週3回の外国人講師によるマンツーマンレッスンで発音や文法を丁寧に学ぶことができるほか、日本人講師による文法・語法のグループレッスンも毎週あり、インプット学習を通して「使える英語の知識」を身に付けることが可能です。
料金に対してレッスンが充実しているスクールで、コスパは非常に優秀なスクールと言えます。
日本人コンサルタントは英語学習経験や豊富な海外経験を持ち、特に採用条件の一つとしている発音はネイティブレベルという特徴もあります。さらに、外国人講師はフィリピンの老舗の語学学校から優秀な人材を雇用しているので、講師の質も担保されています。
ちなみに、専属コンサルタントはモチベーションが上がるからと異性の方が付くことが多く、その辺りも含めて現実主義的であり、本当に裏表のないサービスを提供してくれます。
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【マネーイングリッシュ】
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7位 ビジネス英語習得なら「スマートメソッド」
入会金 | 無料 |
料金 | 594,000円 |
期間 | 16週間 |
コーチング | 合計5回 |
レッスン | 週5回×50分(計80回) |
オンライン | オンライン完結 |
オンンライン英会話のレアジョブが提供する英語コーチングサービス「スマートメソッド」。
TOEICの点数は高かったり、英語の読み書きはできるのに英会話が苦手という方が、ビジネスで不自由なく英語を話せるレベルまで英会話力を伸ばすことが可能なスクールです。ビジネス英語特化型のプログラムで、マンツーマンレッスンをメインに専属講師が英語力を徹底的に鍛えてくれます。
月額148,500円と受講料金は高めですが、1回50分間の英会話レッスンを週5回・合計で80回実施するので、レッスンの量は圧倒的。
レッスンはただ英語を話すのではなく「発話の質 6項目」を大事にし、表現の幅・議論の論理性・意見の一貫性など、ビジネス英語として重要な「自分の意見を論理立てて分かりやすく伝える能力」を強く意識します。
レアジョブの正社員である優秀な講師が弱点や課題を丁寧にフィードバックし、次のレッスンではフィードバックを活かしたレッスンを実施できるので、段階的にビジネス英語を身に付けることができます。
とにかく実践的なレッスンで英会話力を伸ばすプログラムなので、ビジネス英語を習得したい方にスマートメソッドが非常におすすめです。
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公式サイト
【レアジョブ英会話】オンライン完結成果保証型英会話のスマートメソッドR
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2.社会人が一から英語を勉強する効率的な順番
社会人が一から英語を勉強するにあたり、最も重要なことは勉強する順番を意識することです。
この順番が間違っていると、思ったように学習効果が出なかったり、いつまでも英語を話せるようにならずに、英語学習に挫折してしまう可能性があります。
逆に、英語学習を正しい順番で実施した場合は、短期間でも効率よく英語の知識が身に付き、英語を話せるようになるという目標を達成できる可能性が高まります。
せっかく一から英語を勉強しようという気持ちがあるのですから、まずは英語学習の正しい順番について理解を深めましょう。
2-① 大量のインプット学習と少量のアウトプット学習
非母国語を効率よく習得することを研究する学問の「第二言語習得論」によると、第二言語を話せるようになるためには「大量のインプット学習」と「少量のアウトプット学習」が必要であることが明らかになっています。
第二言語習得論
人間がどのように第二言語を習得していくのか、言語学・心理学・認知文法などの観点から追求する学問。
「聞く」「読む」というインプット学習を実施した上で、「書く」「話す」というアウトプット学習を進めることで、効率的な英語習得を実現する。
社会人の多くの方は、英語が話せるようになるためには、たくさん英語を聞いて、たくさん英語を話すレッスンが必要だと考えています。
その結果、ネイティブキャンプ・DMM英会話・レアジョブ英会話などの月額1万円でレッスンを毎日受けられるオンライン英会話が日本では非常に人気を集めています。
しかし、第二言語習得論において、赤ちゃんの頃から身近にある母国語を身に付けることと、大人が新たに非母国を身に付ける過程は全く異なると考えられています。
たとえば、私たちが2歳や3歳の頃、単語帳で日本語を記憶したり、日本語の文法をテキストで勉強したり、日本語の音源を聞いてリスニング学習をしたりしなくても、基本的な会話は自然にできるようになりましたよね。
脳がスポンジのように知識を吸収できる幼少期であれば、英語を聞いて、英語を話すだけで自然と母国語が身に付いていきます。
ですが、日本語の脳が完成している大人が第二言語として英語を身に付ける場合は、このような自然的な英語学習は非常に難しいとされています。
つまり、英語を聞いて、英語を話すことを目的とする英会話レッスンを繰り返しても、英語を話せるようにはなかなかならないのです。
では、日本人が英語という非母国語を身に付けるためにどのような勉強が必要かと言えば、前述のとおり大量のインプット学習と少量のアウトプット学習が必要となります。
2-② インプット学習の重要性
第二言語習得論において、「インプット仮説」と呼ばれる理論があります。
インプット仮説
現在よりも一段階レベルの高いインプット学習を実施することで、自然に第二言語が進歩するという仮説。
単語・文法・発音などのインプット学習を大量に行うことで、自然と英語を話せるようになるという考え。
英語を話すことは、脳内にある知識を発信する行為です。
英語を話せない初心者はそもそも英語の知識が不足しているため、英語を話せないのは当たり前と言えます。
その状態でアウトプット重視の英会話レッスンを繰り返しても英語を話せるようにはならないのは明らかであり、まずは「英語を話すための知識」を増やすインプット学習を先にする必要があるわけです。
つまり、初心者が英語を話せるようになるために大切なのは、英会話レッスンというアウトプット学習ではなく、単語・文法・発音などの基礎学習を徹底して行うこと。
そして、英語を大量に読んだり聞いたりするトレーニングを実施して、英語の知識を増やすことが非常に重要となります。
英語の知識を大量のインプット学習で身に付けた上で、身に付けた知識を発信するアウトプット学習を実践すれば、どんどん英語が話せるようになるというのが第二言語習得論のベースの考え方です。
従って、一から英語を勉強したいと考えている社会人の方は、まずは英語を話すための知識を身に付けるインプット学習を最優先で実施する必要があります。
この順番を間違っていきなりオンライン英会話レッスンに挑戦して挫折する人が非常に多いので注意しましょう。
3.一から英語を勉強する社会人におすすめしない勉強法
社会人が一から英語を勉強するには、大量のインプット学習と少量のアウトプット学習が必要であることがわかりました。
そこで、次に社会人の勉強方法について解説していきます。
3-① 参考書で基礎知識を習得【独学】
独学で勉強を始める場合は、単語帳や文法テキストを使って単語・文法の基礎的な知識をインプットする勉強が必要不可欠です。
英語を話せるようになるためには、少なくとも中学生レベルの文法を完璧に身に付け、語彙量を増やす必要がありますが、独学で単語や文法をただ身に付けるだけでは、「英語を話すための知識」として身に付かない可能性が高いです。
日本人は学生時代に1,200時間程度の英語学習をしており、受験勉強などを通して、そこそこ単語や文法の知識が身に付いているのに、なぜか英語を全く話せませんよね。
その理由は、単語を記憶するにしても、その単語を見た瞬間に意味を瞬時に理解できるようになったり、認知文法と呼ばれるコアイメージを覚えて、いちいち英語を日本語に和訳しなくても意味を理解できるレベルまで定着させる必要があるからです。
つまり、なぜ単語や文法の勉強が必要なのか、英語を話せるようになるためにはどのように単語や文法を身に付ける必要があるのかまで理解して勉強しないと、ただ単語や文法を記憶するだけで、英会話には繋がらない可能性が高いです。
そのため、効率良く英語を話せるようになりたいのであれば、独学は非推奨となります。
詳しくはこちらの記事(イングリッシュカンパニーを初心者におすすめする理由)も参考にしてみてください。
3-② アプリの利用【独学】
単語帳や文法テキストの他に、最近では様々な英語学習のスマホアプリが利用できます。
スマホアプリは、AIと英会話の練習ができたり、シャドーイングやディクテーションといった英語トレーニングを実施することができますが、このようなトレーニングも闇雲に実践しては効果があまり出ません。
たとえば、シャドーイングであれば、ただ音声を真似するだけではなく、ネイティブの発音と自分の発音のどこが違うのか、その違う部分はどのように修正すれば良いのか、リズム・アクセント・イントネーション・音声変化を正しく真似できているかなど、一つひとつ分析した上で、間違っている部分を修正していかないと、いつまでも英語を話せるようにはなりません。
英語学習用のアプリは、コーチングスクールでインプット学習をしっかり学習しながら、補助的に利用するのがおすすめであり、メインの手段として利用するのはおすすめではありません。
3-③ Youtubeなどの動画を利用【独学】
近年では、YouTubeなどの動画配信サービスで、英語学習系の人気チャンネルが数多く設立されています。
Youtubeの動画は英語を面白く学べるという有用性はありますが、あくまで興味を持つきっかけです。
ただYoutubeを見ているだけでは、単語・文法・発音などの基礎学習を網羅的に実施することはできませんので、動画を見て英語を勉強した気持になっているだけという状態には注意しましょう。
3-④ 洋画やドラマで英語を学ぶ【独学】
NetflixやHuluなどの動画配信サービスに加入すれば、月額数千円で洋画や海外のドラマが見放題です。
英語の映画やドラマを字幕なしで見れば英語の勉強に役立ちそうですが、基本的には難しいのが現実です。
その理由は、第二言語習得論によると、インプット学習は自分が理解できるレベルで実践しなければ身に付かないことが示されているからです。
聞いても理解できない英語をなんとなく聞き流したり、読んでも理解できない英文を読み流しても効果的なインプット学習ができないため、ネイティブのスラングや文法が崩れたセリフがどんどん出てくる洋画や海外ドラマを何本も見たところで、レベルが高すぎて英語の知識が身に付きません。
「洋画や海外のドラマを楽しむ」こと自体が目的であれば全く問題ありませんが、そのような英語学習を続けても英語を話せるようになるのは難しいので、まずは丁寧な基礎学習を心がけましょう。
3-⑤ 英語のラジオやニュースを聞く【独学】
前述の通り、インプット学習は現時点で理解できる英語の知識を少しずつ増やしていくことが重要です。
そのため、難しい英語のラジオやニュースを聞き流しても、英語を聞き取れるようにはなりません。
リスニングが上達するためには、英語をたくさん聞く必要があると勘違いしている人も多いのですが、英語を聞き取れるようになるためには、ネイティブが話す自然な発音の学習が必要不可欠となります。
英語をたくさん聞いても「耳が英語に慣れる」ということはありませんので、英語を聞き取れるようになるためには、発音をしっかりと身に付けるためのトレーニングを実施しましょう。
3-⑥ 英会話教室やオンライン英会話を受講
日本に従来存在する英会話教室や、近年では非常に人気のオンライン英会話スクールは、レッスンを提供する学習サービスです。
ですが、ここまで解説してきた通り、英語を話せるようになるためには大量のインプット学習と少量のアウトプット学習が重要となります。
英会話レッスンは英語を話すというアウトプット学習なので、英語を話せない段階で挑戦しても、そもそも英語を話す知識が身に付いていないため、非常に効果が薄い可能性が高くなります。
インプット学習は基本的に自主学習で進める必要がありますが、英会話教室やオンライン英会話では自主学習のサポートもありません。
つまり、社会人が一から英語の勉強を始めるにあたって、最も重要なインプット学習のサービスが全くないため、英会話教室やオンライン英会話の受講もおすすめしません。
もちろん、英会話教室やオンライン英会話のサービスを否定しているわけではなく、一から英語を勉強する場合には非推奨であり、すでにある程度は英語を話せる中上級者であれば、アウトプットをどんどん行える英会話教室やオンライン英会話は十分に効果的です。
4.一から英語を勉強する社会人には英語コーチングがおすすめ
ここまで、一から英語を勉強する社会人におすすめしない勉強法について解説してきましたが、結論としては、一から英語を勉強する場合は、英語コーチングスクールの受講をおすすめします。
コーチングスクールは近年ではビジネスパーソンを中心に人気を集めており、仕事が忙しい中でも短期集中で英語を話せるようになりたい人に適したサービスを提供しています。
ここからは、コーチングスクールの受講をおすすめする理由について解説していきます。
4-① 英語習得の「再現性」がある指導
日本人が英語が苦手な理由は、英語と日本語が根本的に遠く離れた言語であることに起因しています。
アルファベットを使用する英語と漢字や平仮名を使用する日本語は根本的に言語のルーツが異なります。
言語の親和性が全くないため、単語・文法・発音などの基礎のインプット学習が非常に重要となるわけです。
日本語と親和性がない言語を身に付けるわけですから、間違った勉強法で頑張っても英語は上達しません。言い換えれば、ほとんどの日本人は学校教育から非効率的な勉強をしているから、いつまでも英語が話せないのです。
そこでおすすめなのが、英語指導のプロフェッショナルである専属コンサルタントが、「英語習得者の学習方法の再現性」がある指導をしてくれるコーチングスクールです。
日本の従来の非効率的な英語学習とは異なり、日本人バイリンガルが英語を身に付けた方法を受講生に再現させるため、誰でも習得可能な言語を正しい方法で効率的に身に付けることができるのが大きな魅力となります。
4-② PDCAサイクルを回して効率よく学習
コーチングスクールでは、専属コンサルタントのサポートのもと、適切なPDCAサイクルを回すことで効率的に英語を話せるようになることを目指します。
PLAN | レベルや目標に合わせて、最適な学習計画を策定 |
DO | 学習計画をベースに自主学習や英会話レッスンを実施 |
CHECK | 定期カウンセリングや定期テストで進捗状況の確認 課題や弱点の発見・検証 |
ACT | 発見された課題解決・弱点克服のために学習計画を修正 |
英語が話せないといっても、受講生によって「単語の知識不足」「文法の理解不足」「発音が苦手」など弱点や課題が異なります。
そこで、コーチングスクールではカウンセリングやテストで受講生の弱点や課題を分析し、目標達成に最適なオリジナルカリキュラムを作成してくれます。
そして、カリキュラムに沿ってインプット学習を実施し、定期カウンセリングや定期テストで常に進捗状況を確認。弱点克服・課題解決のために学習計画を修正して、日々の学習に落とし込んでいくのです。
このように適切なPDCAサイクルを回しつつ、英語学習に関する疑問や悩みにもいつでも対応してくれるため、モチベーションを保って効率的に英語を身に付けることが可能となります。
4-③ 科学的理論に基づいた学習メソッド
コーチングスクールでは第二言語習得論をベースに、一人ひとりに最適な学習カリキュラムを作成しているため、非常に効果が高いインプット学習を実施できます。
「知っている英語」を「会話で使える英語」に落とし込み、正確な英語が自然と出てくるようになるまで、徹底的に単語・文法・発音などのインプット学習を継続。
言語習得のプロフェッショナルである専属コーチのサポートを受けて、英会話に必要な正しい知識を習得し、短期間で英語を身に付けることを可能とするのがコーチングスクールとなります。
4-④ 短期集中で結果を出す
一から英語を勉強する社会人にコーチングスクールをおすすめするのは、短期集中で結果を出すサービスを提供しているからです。
たとえば、中学生や高校生が一から英語を勉強するのであれば、時間をかけてゆっくり学ぶという方法もありますが、特に社会人の方はすぐにでも英語を話せるようになりたい方が多いと思います。
仕事ですぐに英語を使う必要があったり、英語を使う仕事に転職したい場合は、何年もダラダラと英語学習に時間をかけている暇はありませんよね。
コーチングスクールは受講料金が50万円前後と高額ではありますが、その分、丁寧なサポートを受けられるため、3~6ヶ月の短期集中で結果を出すことが可能となります。
社会人は時間をお金で買うことができるため、できるだけ短期間で効率的に英語を身に付けたい方は、積極的に自己投資をしてコーチングを受講するのがおすすめです。
5.一から英語を勉強する社会人が挫折しないコツ
続いて、一から英語を勉強する社会人が英語学習に挫折しないためのコツを解説していきます。
5-① 目標と目的を明確にする
英語学習に挫折する大きな原因の一つは、目標と目的が明確でないことが挙げられます。
人間は目標と目的がしっかりしていないと動悸が曖昧になり、モチベーションが下がってしまう可能性が非常に高いのです。
ここでポイントとなるのは、目標と目的は異なるということです。
たとえば、「年収が高い憧れの企業に転職する」という目的のために、「採用基準のTOEIC 800点を取得する」という目標を設定するとか、「海外の支店に異動する」という目的のために、「3月までにビジネスレベルの英語を話せるようになる」いう目標を設定するなど、短期的な目標と、その目標を達成することで実現できる目的をハッキリさせるようにしましょう。
言い換えれば、理想のキャリアを明確にして、そのキャリアを実現するためには、どれくらいのレベルの英語を身に付ければ良いのかを明確にすることで、モチベーションが高まります。
5-② 期限を明確にする
目標と目的を達成するまでの期限を明確するのも重要です。
半年後に英語をある程度は話せるようになりたいのか、1年後でも問題ないのか、特に期限を設定する必要はないのか、目標と目的によって変わってきますよね。
いつまでの英語を話せるようになる・TOEIC 900点を取得するなど期限を明確にすることで、毎日の英語学習時間の目安が決まり、1日1日でどれほど勉強を進めていけば良いのかも明確になります。
目標・目的とあわせて期限もハッキリとさせて、毎日やることを明確にすることが、英語学習に挫折しない重要なコツとなります。
5-③ 無理な学習量に設定しない
英語を勉強する目標・目的・期限を決めたはいいものの、短期間で英語を身に付けようとあまりに無茶な英語学習をすると、すぐに挫折してたり、途中で燃え尽きてしまう可能性があります。
とはいえ、英語を身に付けるためには相応の学習時間が必要なため、目標達成期限が期近に迫っている人は、毎日の英語学習は必須です。
そこで英語コーチングスクールの中でも、ENGLISH COMAPANYやSTRAILのような「英語学習の効率化」を実現しているスクールの受講がおすすめです。
普通に英語を勉強するなら1,000時間が必要なところ、ENGLISH COMPANYやSTRAILでは700時間、500時間と短縮してくれる高濃度トレーニングを実施してくれます。
独学の非効率的な勉強では、仕事で忙しい中で毎日3時間の勉強が必要になるとしたら、途中で挫折してしまうのも無理はありません。
一方で、効率的な英語学習を可能とするコーチングスクールを受講することで、毎日1~1.5時間の勉強でも同等以上の結果を出すことができれば、挫折することなく毎日勉強を続けられる可能性が高まります。
5-④ 英語学習の習慣化
人間の脳は覚えた短期記憶を1時間で約54%以上、1日で約76%失うと言われています。
この短期記憶の喪失を防ぐためには、できるだけ短期間で何度も同じ内容に触れる必要があります。
単語を覚えるのであれば、朝に一度単語を覚えて、夜にまたもう一度同じ単語を思い出すというように、繰り返しの英語学習の習慣化が効率的な英語学習につながるわけですね。
休日の土曜日だけ10時間勉強するといった勉強法では効果が出ずに挫折してしまう可能性があります。
毎日1時間だけでも勉強する方が記憶の定着率が遥かに良くなりますので、英語をできるだけ早く話せるようになりたい場合は、毎日の英語学習を習慣化させましょう。
6.一から英語を勉強したい社会人の勉強内容
最後に、一から社会人が英語を勉強する具体的な内容について解説していきます。
6-③ 文法を身に付ける
リーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの全てのスキルに必須なのが文法です。
一から英語を勉強する場合、まずは文法の基礎を丁寧に学習して身に付けることが最重要となります。
ただし、学校の授業や受験勉強のように、文法テキストをこなして文法を覚えるだけでは、英語を話せるための知識としては不足しています。
こちらの記事(イングリッシュカンパニーを初心者におすすめする理由)で解説している認知文法など、文法を使える知識に落とし込むトレーニングをすることが、効率良く英語を話せるようになるために重要となります。
6-③ 単語を記憶する
英単語の記憶も文法と並んで全最初に行うべきインプット学習です。
英単語を覚えないと、リーディングやリスニングなどのインプット学習が進まず、その先にあるライティングやスピーキングの向上には全く辿り着きません。
また、英単語を覚えると言っても、英単語を聞き取ってから何秒も考え込んで意味を思い出すようでは、全く英会話についていけません。
英語を読んだり、聞き取った瞬間に意味がイメージできるまで徹底的に単語を記憶するトレーニングを実施することで、理解可能なリーディングやリスニングが増えていき、インプット学習の質が上がっていきます。
6-③ リーディング学習
基礎的な英文法と単語をある程度身に付けたら、英文を読んでリーディングのスキルを伸ばしていく学習に入ります。
リーディングが向上すると英語を理解する処理能力が早くなり、英語を聞き取ってからすぐに理解する能力が高まる = 英会話を聞き取って理解する力が伸びていきます。
リーディング学習には様々な内容があり、たとえば「多読」「精読」「音読」を繰り返して、理解力を深めていくことが大切です。
多読 | 簡単な英文を大量に読み、英文の内容を大まかに理解する |
精読 | 難しい英文をじっくりと読み、英文の内容を正確に理解する |
音読 | 適度な難易度の英文を声に出して読み、文章の意味を想定しながら読む |
多読・精読・音読のトレーニングはそれぞれやり方がありますので、独学でなんとなく英語を読むのではなく、それぞれのトレーニングで何を身に付けるのかを意識して実践するようにしましょう。
6-④ リスニング学習
リーディング学習と並んで、リスニング学習もライティング・スピーキングに繋がるインプット学習となります。
リスニング学習と言っても、英語の音源を聞いたり、テキストに付属しているCDを聞くだけではなく、英語を聞き取れない原因を発見して、その原因を解決するための具体的なトレーニングを実施することが重要です。
症状 | 原因 |
音声を聞き取れない | ネイティブの発音に関する知識不足 (音の連結・音の脱落・音声変化など) |
音声を聞き取れるが理解できない | 単語や文法の知識不足 |
ゆっくりな音声なら理解できるが、 長い文章・速い音声は厳しい | 脳内処理が追い付いていない |
たとえば、音声が聞き取れないのであれば、発音に関する知識不足が原因と推測できるため、発音を身に付けるための音読やシャドーイングを重点的にする必要があることが分かります。
このように、ただ英語を聞くだけでなく、自己分析をして目的意識を持ったトレーニングを継続するようにしましょう。
6-⑤ 目的意識を持った勉強が重要
上記の通り、社会人が一から英語を勉強すると言っても、ただ文法・単語・リーディング・リスニングというインプット学習をすれば良いわけではなく、英語を話せるようになるための知識を身に付ける方法で勉強しなければなりません。
ただ、英語が苦手な人が、自己分析を正確にして、その時の自分にとって最適な英語学習を選択し、正しいやり方で勉強するというのは非常に難しいです。
そのため、本気で英語を話せるようになりたい方には、この記事で紹介した英語コーチングスクールを受講して、第二言語習得論に精通した英語指導のプロフェッショナルからトレーニングを受けることをおすすめしています。
全ての基礎学習が英会話に繋がっていきます。
一つ一つの英語学習の目的を明確にして、英語を話すための知識に落とし込むことを意識しながら勉強するためにも、短期間で英語を身に付けたい場合はコーチングスクールの受講を検討してみてくださいね。
7.まとめ:最高の環境で最高の結果を出そう
当記事では、一から英語を勉強したい社会人の失敗しない勉強法について解説いたしました。
もし、本気で英語を話せるようになりたい方は、この記事でご紹介した英語コーチングスクールの無料体験をぜひ受けてみてください。
無料体験を受ければスクールの雰囲気やサービス内容がわかりますので、色々と体験してみて、最終的に独学を選ぶのか、スクールを受講するのか、自分が最も納得したやり方で勉強を進めるようにしましょう。